はい、ウマキです。
今回の記事では、26歳で転職する際に考えるべき事について記載します。26歳はちょうど会社にも慣れてきて、後輩を指導するようになり、様々な仕事を任される年齢となります。その時に、実際に行動に移すかどうかはともかく、おそらく誰もが一度は転職を考えるはずです。
【2019/01/01 追記】
そのように転職で迷っている方に向けて、少しでもこの記事が役立てば幸いです。
以下、簡単な目次となります。
では、いってみましょう!
目次
26歳で転職を考える場合に考えるべきこと6つ!
①:自身が第二新卒に該当するかどうか確認
第二新卒の定義は実は企業によりその受け取り方が違いますが、基本的な定義は以下となります。
学校を卒業後、新卒として企業に就職したが、1~3年以内に離職した人。また、企業により、前職3年以上の経験があっても、25歳以下ならば第二新卒とみる場合があり。
そのため、26歳は微妙な年齢となります。しかし企業によっては20代であれば第二新卒として区別するところもある為、第二新卒枠で転職を考えている26歳の方は、求人要件の募集要項の部分を詳細にチェックしてみましょう。
職種を跨いで転職する気が無い方にとっては、あまり重要な要素ではないかも知れませんが、職種を跨ぎ、未経験として新たな会社で頑張りたいと考えている26歳の人にとっては、第二新卒は大きな肩書になります。
不安な方は第二新卒に特化した転職エージェントなどに相談し、自身が該当するかどうか確認してみましょう!きっと分かりやすい回答を提示してくれるはずです。
②:今後のキャリアプランを考える
今後のキャリアプランニングをする事は、26歳の転職において、まず考えなければならない事の一つです。全く違う業種に転職し一からキャリアを積む場合でも、その後どのようにキャリアを積み、最終的にはどのような人材になりたいのか、マイルストーンを置き、プランニングする必要があります。
資格を取得するタイミングや、スキルを習得する期間など、分かる範囲である程度明確化してみましょう。また、合わせて、何歳までにはどのくらいの年収が欲しいかなど、金銭面に対しても、きちんと考えることをおすすめします。
それらを全てノートに書きだすことで、転職活動だけでなく、あなたの今後の仕事における指針が出来るはずです。そして遠くの目標を設定する事で、自ずと今やるべき事が分かってくるはずです。
③:異動など別手段が無いかも考慮する
他企業に転職する事だけが、転職の選択肢ではありません。熟考の末、転職せずに異動することも、立派な選択肢の一つとなります。転職する事だけに気持ちが向いてしまい、社内異動など全く視野に入っていない方は、一度立ち止まり、現職で異動が可能かどうか確認してみて下さい。
中小企業で異動先がほとんどない場合は流石に考慮する余地は無いですが、大企業であれば、部署が変わればほとんど別会社となる為、選択肢の一つに入れる価値は十分にあります。
④:異業種へ転職希望の方は特に要注意!
26歳で未経験で他職種に転職しようと考えている方は、特に注意してください。年齢的にも、今回の転職がラストチャンスになる可能性があります。それほど30歳間近での異業種への転職は厳しいです。
どうしても現職の業務内容がマッチせず、他に興味のある分野が出てきて、業種を跨いで転職したいと考えている方は、そのことによるリスクを十分に計算しておきましょう。
また、もし文系でSEやNEに転職したいと考えている方は、以下のエントリーに私の体験談も踏まえて詳細な業務内容や、おすすめポイントを記載しています。参考にして頂ければ幸いです。
⑤:お金の事はしっかり考える
お金は生きていくうえで、絶対になくてはならないほど、重要なものです。そのため、転職をする前に、自身の貯蓄を今一度見直してみましょう。
やりがいを求めて転職する26歳の方は、特に給料を軽視しがちですが、上述した様に、賃金は、働く上で非常に重要な要素の一つです。ライフプランを見直す意味も込めて、今後どれほどの支出があり、どれほどの年収が必要か計算してみて下さい。
特に貯金が少ない方は、転職が失敗に終わった場合、後がなくなってしまうため、十分に注意することをおすすめします。 どうしても本業のみでは稼ぐことが出来ない方は、ネットを使った副業などを活用して、貯蓄を増やしていきましょう。
以下のエントリーにおすすめのネット副業をまとめているため、興味がある方は参考にして下さい!
⑥:ただ「今の仕事を辞めたい」という思いに囚われていないか
転職を考える際には、よりやりがいを求めたり、スキルアップを求めたりするポジティブな動機と、ただ、今の職場が嫌でそこから逃げ出したいというネガティブな動機に分かれます。
特に26歳で転職を考えている方は、後者のネガティブな動機に該当していないか注意してみましょう。
ただ、単純に働きたくないという思いだけで行動しても、転職後長続きはしません。まずは、なぜ仕事を辞めたいのか、働きたくないのか、その感情を整理することから始めてみて下さい。
以下のエントリーに仕事を辞めたい人への解決方法を記載しています。
また、働きたくないと感じている方に向けての対処法も以下にまとめています!
26歳で転職をする際に行動すべきこと5つ!
さて、では26歳で転職を考える際に、実際にどのように行動を起こせばよいのでしょうか。本項では、具体的な行動について詳細に記載していきます!
今の会社の不満点をとにかく紙に全て書き出してみる
転職をしたいと考えている26歳の方は、何かしら現職の会社に不満を持っているはずです。まず、第一の行動として、その不満を全て紙に書きだしてみましょう。些細な不満でも構わないため、とにかく全ての要素を紙に書きだすことをおすすめします。
不満点の一例としては、以下の要素が挙げられます。
- 現職の職場環境が悪い。人間関係に亀裂が入っている。
- 現職では自身のしたい職務が全く出来ない。
- 現職では、スキルアップをする事が出来ない。
他にも職場によって、様々な不満があると思います。それらを全て書き出し、あなた自身の中で何が大きな不満となっているのかを、整理してみましょう。
この整理した事項が、今後、転職活動を進めるにあたり、大きな軸となります。逆にこの不満の整理を怠っていると、何を軸に転職活動を続ければ良いのか曖昧になってしまい、納得のいく転職が出来ません。
一人で決めず必ず第三者に相談する
「自分の人生は自分で決める!」このように書くとどこか響きが良いですが、第三者の視点というのは、非常に重要です。26歳で社会人経験のある方であれば、第三者チェックの重要性は骨身にしみしているはずです。
まず、自身の親しい友人やご両親など、気負いなく話せる方に、転職について相談し、忌憚の無い意見を貰いましょう。もしかしたら、転職について大きく反対されるかも知れませんが、その時は一つの意見としてしっかりと受け止め、自身の中で腹落ちするまで、考える必要があります。
アドバイスを貰ったにも拘わらず、自身の思考を全く曲げないのであれば、それはアドバイスをしてくれた相手に対しても失礼です。転職を成功させるためには、柔軟な思考が何より重要となります。
まずはゼロベースで考え、例え突飛な事を言われた場合でも、まずはその意見を聞き入れ、納得いくまで考えてみて下さい。きっとあなたに近しい人であれば、あなたが気づかなかった良いアドバイスをくれるはずです。
転職コンサルタントに一度は相談する
求人サイトのみで転職活動を進める方がいますが、一度、転職コンサルタントに相談しに行くことを強く推奨します。コンサルタントは多くの転職希望者と相対した実績があり、またナレッジとして、転職に関わる様々な知見を蓄えています。
履歴書や職務経歴書のダブルチェックや、面接対策なども行っており、非公開求人の取り扱いもある為、転職活動を円滑に進める上で、それらを利用しない手はありません。
実際に私が利用した第二新卒の大手への転職の際にお世話になったコンサルタントや、その体験談について、以下のエントリーに詳細を記載している為、興味がある方は参考にして頂ければ幸いです!
入念に企業を調べる
26歳の転職において、転職先の選択に失敗してしまうと、年齢的にも次の転職が厳しくなってしまいます。そのため、転職を希望する企業に対して、様々な角度から、入念に下調べする事をおすすめします。
企業理念は何か、従業員数はどのくらいか、平均勤続年数はどのくらいか、外部の口コミや評判はどうなっているかなど、多面的な角度から、ポジティブな点も、ネガティブな点もそのどちらも情報を集めてみましょう。
もし現職が忙しく、情報収集をする時間が十分に取れない方は、上述した転職コンサルタントを上手く活用してみて下さい。実際に現場に出入りしている優秀なコンサルタントもいる為、企業の内部情報まで詳細に聞くことが出来ます。
フリーランスも一度は考慮してみる
特に、エンジニアの方であるならば、転職活動の際に一度はフリーランスの選択肢も考慮しておいた方が良いでしょう。フリーランスというと、自宅で作業して、チャットや電話でクライアントと作業する光景を思い浮かべがちですが、エンジニアであれば、お客様先に在中して業務を行う事が主になります。
一度フリーランスを志望する方向けの無料説明会などに参加してみると、具体的にどのように仕事が行われているのか理解することが出来、フリーランスに対する見方も変わってくると思います。
特化型エージェントで、合わせてフリーランスの紹介も行っているレバテックのような転職サイトもある為、是非参考にしてみて下さい!
26歳の転職で失敗しないために必要な7つのこと
自己分析をしっかりと行う
これは、26歳の転職だけでなく、転職活動全般に於いて最も重要な事項の一つです。自己分析を入念に行い、自分が何をしたいのか、仕事に何を求めているのか、真摯に向き合る必要があります。
以下のエントリーに私が実際に行った自己分析の方法について、詳細に記載している為、中々上手く自己分析が捗らない方は、是非参考にして頂ければ幸いです。
自分の心の奥底まで問いかけ、その真意を問うには、意外なほど時間がかかります。転職で失敗しやすい方の傾向として、やはりこの自己分析を怠っている方が大半なので、是非時間をかけてじっくりと自身と向き合ってみて下さい。
過信しすぎない
自分の能力や経験を過信しすぎない様にして下さい。26歳であれば、ちょうど現職の仕事にも慣れてきて、自身の能力を過大評価しがちな年齢となります。しかし、自身の能力を客観視出来ない方は、自己評価と採用担当者の評価が食い違い、うまく転職活動を進めることが出来ません。
その為、自分自身の力を過信しすぎない事が何より重要で、上述した様に第三者も交えて、自身のキャリアを客観視する必要があります。
過信は驕りと同義です。そして無暗に驕る人を企業は嫌います。そのことを念頭に置いて、転職活動を進めれば、少なくとも無駄な反感を買う事は無いはずです。
確認を怠らない
社会人経験がある26歳の方であれば、確認の重要性は前職の会社にて嫌というほど理解しているはずです。転職をする際にも確認は非常に重要な事項の一つであり、何度確認しても、し過ぎるといったことはありません。
転職先の給与の確認、ボーナスの確認、休暇制度の確認、有休取得率の確認など、確認しなければならない要素は多岐にわたります。企業に対して、一つ一つ確認する事は非常に骨が折れる為、転職コンサルタントなどを用いて、効率良く確認する事を心掛けましょう。
私と同様にエンジニアの方であれば分かるかと思いますが、臆病である事は、それは一つのスキルです。勝手に大丈夫だと思い、確認していないのに突き進む事は、ある種の勇敢ではありますが、それは転職には通じない事を肝に銘じておきましょう。
転職する際のリスクを洗い出す
例えどんなに用意周到に転職の準備をしようと、転職には必ずリスクが伴います。 その為、一体どんなリスクが考えられるのか、まずは考えられるパターン全てを網羅的に紙に書きだして、洗い出してみましょう。
例えば、26歳の転職であれば、以下のようなリスクが考えられます。
- 転職先の職場の人間関係が劣悪であった。
- 転職後、急遽、希望した部署では無い部署に異動になった。
- 賃金が想定よりも安かった。
他にも転職先の職場環境や、転職者によって、かなり内容は変わってきます。それら全てのリスクを把握した後、その対処法についても併せて記載しましょう。
適当に転職して、偶然良い職場に当たったとしても、それは単に運が良かっただけの話です。社会人経験があるのであれば、リスクヘッジの重要性は十分に分かっているはずなので、絶対に怠らない様にしましょう。
一度寝て心を落ち着かせる
転職は様々な負担を伴います。特に現職と並行して転職活動を行う際は、多すぎるタスクに、頭が混乱してしまう事もあるでしょう。そのような場合は、まず一度心を落ち着かせる必要があります。
心が焦った状態では、とても冷静な判断など出来ません。自身の気持ちが逸っていると感じた方は、まずは十分に睡眠をとって、心の平穏を取り戻すよう努力しましょう。ゆっくりと休養を取り、精神を落ち着かせれば、自ずと自身の進むべき道とすべき事がみえてくるはずです。
特化型の転職コンサルタントを上手く活用する
もし次の転職先の職種が決まっている方であれば、是非特化型の転職エージェントの利用を検討しましょう。特化型のエージェントは、エンジニアやゲーム業界など特定の分野に特化している為、その業種の造詣が深く、企業との深い繋がりもあります。
総合型の場合幅広く職種を見れますが、コンサルタントは、各業種についてそこまで深く知識があるわけではありません。これは実際に面談に行けば、その知識量の違いが明確に分かるはずです。
私はネットワークエンジニアなので、実際に利用した際は、エンジニア特化型の転職エージェントを多く活用しました。以下のエントリーで実際の体験談も踏まえて、おすすめのIT転職エージェントについて記載しているので、興味のある方は参考にして頂ければ際話です。
就活に失敗する理由を知っておく
就活でうまくいかないパターンは人それぞれだと考えている方が多いかも知れませんが、実は事前の準備不足や、情報を集めるのを怠っていたなどの原因が殆どです。
そのため、まず、なぜ就活で失敗してしまうのかを理解し、それを避けるように転職活動を行うことで、より成功へと近づけます。
以下のエントリーに就活で失敗する原因や、その対処方法について、私の体験談を交え詳細に記載しているので、興味がある方は、ぜひ一読してみて下さい!
ただ単純に仕事をやめたいという思考に囚われていないか
26歳で転職を考えている方は、ただ単純に仕事辞めたいという思考に囚われていないか、今一度確認してみて下さい。仕事を辞めること自体は簡単です。辞表を提出すればそれで事が済みます。
しかし、仕事を辞めた後もあなたの人生は長く続きます。26歳であれば、まだ人生の折り返し地点にも到達していない為、まだまだ長く仕事を続けなければいけません。
ただ、単純に仕事を辞めたいという、後ろ向きな理由で転職する場合、転職した先にも同様に仕事が待っている為、長続きしない可能性が高くなります。
現職の仕事が辛く仕事を辞め、転職したいと考えている方は、転職する前に、まずはしっかりと休養を取り、心身の回復に努めた方が建設的でしょう。
転職を決めた26歳の方は、今一度自身の転職を振り返り、後ろ向きな理由がない事を確認してみて下さい。きっとその方が、より有意義な転職活動を送れるはずです!
まとめ
ここまで読んで頂き、ありがとうございました!
26歳で転職を考える際に留意すべき点について、様々な項目をまとめてみました。この中に一つでもあなたの為になる事項があれば、これ以上嬉しい事はありません。
本エントリーは随時追記予定の為、気が向いた時に見て頂ければ幸いです!
26歳のあなたの転職活動が上手くいくことを、心より願って。
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