ネットワークエンジニアの年収・業務・やりがいについて現役が熱く説明!

私は現在、大手通信企業のネットワークエンジニアとして働いています。

そこで今回このちょっとマイナーな職種について、ネットワークエンジニアの年収や業務のやりがい、辛い点について説明をします。

SEは理系の方が有利ですが、ネットワークエンジニアは文系、未経験の方でも、きちんと勉強したら十分通用するので、文系から理系へ転職を考えている方にもおすすめです。 特に未経験の方は、運用から業務に入り、経験を積んだ後、フロント側のネットワークエンジニアとして働くことも出来ます。

【2019/01/29 追記】

皆さんがネットワークエンジニアの事を知る、一つのきっかけになれば幸いです。またIT業界へ転職を考えている方の、選択肢の一つにネットワークエンジニアが入れば嬉しいです。

( SEについては、よく知っている人も多いと思いますが、下位レイヤを扱うネットワークエンジニアについては知らない人が多いと思います。)

今後のネットワークエンジニアの業務が技術の進歩によりどう変化していくか簡単に解説していますので、そちらも参考に!クラウドとSDNが混同している人が多かったので、それも解決するかと思います。

ではいってみましょう!

ネットワークエンジニアについて

ネットワークエンジニアは今回対象とするのは、通信企業NE(ネットワークエンジニア)です。企業には情報システム部にネットワークエンジニアの業務を兼務している方が沢山いますが、今回は通信企業の専業ネットワークエンジニアについて解説します。

※私は社内ではSEと呼ばれており、IT業界でもSE、ネットワークエンジニアの区別がかなり曖昧です。SEが下位レイヤを担当することもありますが、実際のNW構築を行うのはほとんどネットワークエンジニアです。

ネットワークエンジニアの主な業務は、『通信を実現する事』です。

以下、社内メールを使用する例に沿って、簡単に説明します。

会社でPCを利用し、社内メールを送信する時を想像して下さい。その社内メールシステムはSEの手によって作られています。しかし、送信された情報をルーティングプロトコルで制御し、サーバまで届ける作業はルータやスイッチが行っています。その機器の設計をしているのがネットワークエンジニアとなります。

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簡単に言い換えると、システムやアプリ開発はSEの業務、 通信(ネットワーク)はネットワークエンジニアの業務となります。また、業務用スマホやタブレットがセキュアに通信する為に、閉域網に接続する設定等もネットワークエンジニアの業務の一つです。

SEとネットワークエンジニアの業務の詳細な違いが知りたい方は、以下のエントリーを参照下さい。

ネットワークエンジニアのやりがい

以下、私の経験を交えてネットワークエンジニアの業務のやりがいについて記載します。大変な仕事ではありますが、その分やりがいも大きく達成感も大きいです。

Pingが無事に到達した時の達成感

◆Pingとは

ICMPのechoを利用して、指定した相手先に文字列を送信し、その戻りの有無によってネットワークの接続を確認する。 機器が正常に接続されているか、確認するコマンドである。

これはネットワークエンジニアならば、誰しもが感じている事だと思います。大規模な構築や複雑な設定の際に、きちんとPingが到達した時の達成感は、何物にも代えがたいものです。

私が今までの業務で一番達成感を感じた時は、海外100拠点以上の機器切り替えが完了し、最後の拠点のPingが成功した時でした。

PC画面にPingが成功した時に表示される『!』が並んだ時は目頭が熱くなりました。

ネットワークは繋がっている事が当たり前で、例え構築作業が成功したとしても、ユーザーに気づかれる事は殆どありません。

しかし、ユーザーに何も感じさせない事こそネットワークエンジニアの誇りなのです。安定したNWの裏側には様々な人の汗と涙がある事をこの仕事を通して学ぶ事が出来ます。

実際に機器を触れる

ITは目に見えない業務が多い中で、構築作業や検証作業を通して、実際に機器(ルータ、スイッチ)に触る機会が多いことは非常にやりがいになります。

特に検証では自分が疑問に思う事を実機ベースで試せるので、実験が好きな方は間違いなく好きな作業だと思います。

私は現在、フロント側のネットワークエンジニアなので提案活動が多く、最近は検証作業が少ないのですが、入社時はよく検証室にこもり、ルータやスイッチをいじっていました。

海外との連携

ネットワークは日本国内には閉じていません。ネットワークエンジニアの業務は海外とのやりとりも多く行われます。

私は上記で記載した海外多拠点切り替えの際には、アメリカ、タイ、インドネシア、ドイツ、イギリスなど、非常に多くの国の方と連携し作業を進めました。

英語は苦手で、意思疎通に非常に苦労しましたが、その分作業が完了した時は電話越しでお互いに喜びました。様々な国籍の方と通じる事が出来るのは、ネットワークエンジニアの大きな魅力の内の一つです。

巨大なNW(ネットワーク)に関われる

超大規模なネットワークに関われるのも魅力の一つです。 フロント側のネットワークエンジニアがPM(プロジェクトマネージャー)として立ち、設計・構築を行います。

お客様のNWを一手に担う事は責任重大ですが、非常にやりがいもあります。様々な大規模NWに関われることが、ネットワークエンジニアの特権であり、業務の楽しさの一つです。

ネットワークエンジニアの辛い点

業務は良い点だけでなく、もちろん辛い点もあります。 以下に私が仕事を通じて辛いと思った点を記載します。

逃げが通じない、非常に論理的な業務

これは利点でもあり、辛い点でもあります。

前回のエントリーで利点について取り上げたので、今回は辛い点について記載します。

ネットワークエンジニアはルータやスイッチを扱います。機械が相手になるので、『多分』が通用しません。SEは言葉を濁すことも出来ますが、ネットワークエンジニアがお客様から質問を受けた場合は必ず正答を求められます。

常に冷静で、ロジカルな思考が求められ、また様々な機器の知識・ノウハウが問われる仕事となります。例えどんなに勉強したとしても、業務経験が浅いうちはノウハウが足らず失敗する事も多いです。

これはネットワークエンジニアが心を病みやすい理由の一つだと思います。詳しくは以下のエントリーを参照下さい。

土日作業が多い。運用側ネットワークエンジニアの場合はシフト勤務

ワークライフバランスに関連する事項です。

お客様のネットワークが平日に止まるとハレーションが大きいので、基本的に構築作業(新規機器導入・機器リプレイスなど)は土日作業となります。

また、ネットワークエンジニアの業務はフロントとバックに分かれており、ネットワークの保守や運用を行うNEは後者です。

保守や運用は24時間365日必要なので、運用サイドのネットワークエンジニアは基本的にシフト勤務となります。その為シフトによっては祝日や土日も勤務が必要です。土日休みが絶対条件の人にとっては、これは大きなマイナスになるでしょう。

※シフト勤務制なので、よほど大規模な障害が発生しない限りは、そこまで酷い残業はないです。

障害時は復旧があらゆることより優先される

障害が発生し通信が出来なくなると、全ての業務を投げ出し復旧の為に全力を尽くさなければなりません。

基本的に復旧作業は、保守・運用業務がメインとなっているバックヤードのネットワークエンジニアが行いますが、復旧困難な場合、お客様NWを一番よく理解しているフロント側のネットワークエンジニアにエスカレーションが上がります。

頻度はそう多くはありませんが、私は年に何回か、上記復旧作業の為徹夜で業務に当たった事がありました。

ネットワークエンジニアの具体的な業務

ここから具体的な業務の説明に移ります。ネットワークエンジニアの業務は大きく分けて、ヒアリング・提案・設計・構築・保守・運用のフェーズがあります。それぞれ分けて以下に解説します。

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業界内では、提案するネットワークエンジニアと構築するネットワークエンジニアを分けた方が良いという見解と、同一の方が良いという見解があり、企業によって、ヒアリングから構築まで一人の人物が行う業務体系であったり、もしくは別れている体系であったりします。

ヒアリング・提案

主にフロント側のネットワークエンジニアの業務となり、お客様のネットワークに関する要望をヒアリングします。

単純な機器リプレイス*1や新規機器導入の他に、クラウド化の提案などもフロント側のネットワークエンジニアの業務になる為、AWS(Amazon Web Services)、Azure(Microsoft Azure)、自社Cloudなど各社のクラウドサービスについての広い知識が必要になります。また、それ以外にもWAN高速化装置やFW等、NWに全般に関わるもの全てが提案対象になります。

簡単に言い換えますと、お客様の悩みを聞き、そのソリューションとして数あるNW機器やサービスの中から、最適解を導き出しお客様に提案するフェーズとなります。

無理難題を言われる事もありますが、この段階で金額感も決まる為、ここで失敗すると後のフェーズに響いたり、無償対応が増えたりしますので、慎重に行います。

設計・構築

お客様から発注を頂くと、設計・構築フェーズに移行します。

実際に機器を導入するに当たって、スケジューリングや、機器の納期管理、そしてどのような手順で導入するかを記した作業手順書の作成や検証作業がメインの業務になります。

実際に機器をお客様先に導入し、正常に動いているか確認の為のテストを実施します。

簡単に書いていますが、複雑な要件の構築作業の場合、百ページを超す資料の作成が必要になります。機器導入時の確認テストも、大幅な設定変更の場合、確認項目は多数に及びます。

※しかし、お客様のNWを止め確認試験を行う時間は限られているので、データセンターに2日間籠りっぱなしでテストを実施するなど、たまに無茶な業務も有ります。

運用・保守

構築が完了し、機器の導入が無事に終了すると、引き続き保守・運用フェーズに入ります。この時点でフロント側のネットワークエンジニアの役目は終了し、バック側に引き継がれます。

24時間365日体制にて、お客様NWを見守ります。その為、バックヤード側は基本的にシフト勤務の体制を取っています。

お客様から機器故障のアラートを検知したら、リモートにて機器にログインし故障原因を調べ、迅速な復旧を目指します。

このフェーズに入った段階で、基本的に機器に故障が発生した場合は、フロント側のネットワークエンジニアではなく、バックヤード側のネットワークエンジニアにまず連絡が届く体制になっています。(フロント側のネットワークエンジニアは通常勤務であり、24時間365日対応出来ない事が理由です。)

ネットワークエンジニアの将来や今後の展望

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前回のエントリーにて、クラウドとSDNが混同しており、ネットワークを良く理解出来ていない方が多く見られました。

現在、クラウド化によりネットワークエンジニアの仕事は減っているのではなく、更に範囲が広くなり複雑化しています。フロント側のネットワークエンジニアについてはお客様への提案の際に求められる知識も増え、提供している多種多様なサービスについて、詳細な仕様を覚える必要が出てきました。

以下、クラウドとSDNに分けて解説します。

クラウドの普及に伴う業務増加

現在多くの企業でクラウド化が進んでおり、オンプレミス*2のサーバの移行が進んでいます。

ここで、各会社に接続されていMPLS網とクラウドを接続するのはネットワークエンジニアの業務になります。

※サーバ移行前 

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※サーバ移行後

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お客様企業の要望は基本的には、現状のオンプレミスよりも安価に、しかしセキュアな環境を守りたいという事が殆どです。その為閉域網と直接接続できるサービスの紹介等もフロント側ネットワークエンジニアの業務になります。

また、クラウドと同様普及しているCDN*3などのサービス紹介、導入・構築もネットワークエンジニアの業務になります。

このように新しいソリューション提案の為、ネットワークエンジニアは常にアンテナを立てる必要がありますし、サーバ関連の知識習得も必要になるなど、業務の幅も大きく増えています。

SDNの普及に業務変化

サーバやストレージの仮想化と同様にネットワークにも仮想化技術が導入されてきています。

現状のサーバ構成は仮想基盤がほとんどで、柔軟に対応できるのにも関わらず、NWは機器の物理的な制約に縛られていました。 それを解決するのが『SDN(Software Defined Network)』 となります。以下の図を用いて簡単に説明します。

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図の様に、既存ルータをSDN機器に切り替える事により、以下のメリットが得られます。

  • ソフトウェア制御により、設定変更を簡易に実施出来る
  • データ転送処理と経路制御の機能分離により、複数のNW機器を制御出来る
  • 管理の容易化、コスト削減、WAN帯域の有効活用

確かにいい事ばかりですが、現在はまだ導入がほとんど進んでおらず、企業は依然として既存のルーターやスイッチを使い続けています。

要因は様々ありますが、まとめると以下になります。

  • 既存ネットワークのナレッジやトラブルシューティングの豊富さに、CDNが遠く及ばないこと
  • 様々な機器ベンダが、商機を狙いSDN関連の機器を市場に投入しており、現状は様子見しているお客様が多い
  • 長期的に見ればコストメリットがあるが、初期投資が巨額となる場合が多い

実際私が担当しているお客様でも、SDNに興味はありますが、導入には積極的でないお客様が大半です。SDN導入にはネットワークの大改編が必要となり、まだどの企業も様子見段階です。

米ZK Researchの主席アナリスト ズース・ケラバラ氏「SDN市場を野球の試合に例えると、ピッチャーがウォームアップをしているところ。企業がSDNのメリットを実感するようになるのは、まだかなり先の話だ」

上記引用の通り、今後フロント側のネットワークエンジニアとして、ルータ・スイッチのコンフィグではなくOpen flow(Open flowコントローラー、Open flowスイッチ)の知識の習得が必要となってきます。

ネットワークエンジニアの年収・勤務状況

資格ごとの年収を記載

以下はCisco社が公式で出している、NW関連資格毎の年収の詳細です。

CCIE 業務経験 4年以上 年収 645 – 900万円
CCNP 業務経験 3年以上 年収 496 – 701万円
CCNA 業務経験 2年以上 年収 404 – 578万円

http://www.cisco.com/web/JP/learning/certifications/shared/docs/2013-JapanSalarySurvey.pdf

CCIEの資格取得は非常に難しいですが、CCNA・CCNPであれば未経験者でもかなり簡単に取得する事が出来ます。 私はNWについて初学者だった時にCCNAを取得しましたが、勉強期間はたった2週間でした。

CCNPの方はもう少し時間がかかりますが、CCNA取得後であればNWの基礎は出来ているので、取得にそれほどの苦労は伴いません。

私は現在20代後半でCCNPの資格を取得済みですが、年収はおよそ700万程です(業務経験3年以上)。

ネットワークエンジニアの関連資格は?

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ネットワークエンジニアの関連資格は様々ありますが、SEが求められる「基本情報技術者試験」のような国家資格ではなく、基本的には各ベンダが取り仕切っているベンダ資格が主に必要なものとなります。

その中でも、上記した様にCisco社が提供している、CCNAやCCNPなどの資格はネットワークエンジニアにとってはほぼ必須となります。

以下、それらの資格について簡単に説明します。

①:CCNA

Cisco Certified Network Associate の略称であり、ルーティングやスイッチングの初歩的な技術を問う資格です。

基本的に本資格を取得していれば、ネットワークエンジニアの基礎は出来ていると把握されるため、この業界に興味がある人は、まず取得を目指すべき資格になります。

難易度的にはそれほど難しいものではないため、OSI参照モデルなど、本当に基本的なところすら理解できていない方でも、1ヶ月も勉強すれば十分に合格に手が届く資格になります。

CCNAのより詳しい説明については、以下にまとめてあるため、興味がある方は参考にして下さい。

②:CCNP

Cisco Certified Network Professional の略であり、CCNAから一歩進み、より詳しいネットワークの知識を問う資格です。

ROUTE、SWITCH、TSHOOTの3科目に分かれており、それら全てに合格する事で晴れてこの資格を取得することができます。

難易度的にはCCNAよりも遥かに高いため、周到な準備が必要になりますが、ネットワークエンジニアが本業の方であれば、実際に業務で使っている知識も多いため、それほど勉強に時間を取られることもありません。

CCNPのより詳細な情報については、以下のエントリーにまとめているため、ぜひ参考にして頂ければ幸いです。

まとめ

本エントリをまとめます。

ネットワークエンジニアの業務のやりがいは以下です。

  • Pingが無事に到達した時の達成感
  • 機器に触れる楽しさ
  • 海外と広く連携できる
  • 巨大NWに関われ、業務規模が非常に大きい

また、業務上辛い点は以下です。

  • 逃げが通じない、非常に論理的な業務が多い
  • 障害時は復旧があらゆる事より優先される

ネットワークエンジニアの業務はヒアリング・提案・設計・構築・保守・運用のフェーズに分かれており、構築までの業務をフロント側が、保守・運用をバック側のエンジニアが行うことが一般的です。

NEの今後の展望として、SDNの本格導入はまだ先になりますが、Open flow(Open flowコントローラー、Open flowスイッチ)の関連知識が必要になってきます。

今回はNW機器全般を扱うNEの視点から書きましたが、企業の情報システム部に在籍するインフラエンジニアでは、また見方が変わってきます事をご留意下さい。

通信企業に従事している、NEと企業の情報システム部のNEとでは、同様にネットワークを扱いますが、業務内容が大きく異なります。前者は、ネットワークを主体としてそれに付随するサービスを考えますが、後者については、企業内ネットワークの最適化及び、費用削減を主体に考えます。

ネットワークエンジニアにおすすめのサービス

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本項では、現役ネットワークエンジニアである私が使っているおすすめサイトについて、紹介します。

レバレジーズ株式会社が提供する、teratailというQ&Aサービスです。簡単に言いますと、エンジニア専用のYahoo知恵袋のようなサイトであり、ユーザー同士で質問をしたり、それに回答出来るサービスです。

PHP、Ruby、Java、Androidなど、上位レイヤに関する質問が多めですが、インフラ系である、ルーターやスイッチなどに関する回答も用意されています。

回答者はScoreを獲得する事が出来、自身のスキルを見える化出来る点も非常に良いポイントです。また、質問回答率も90%以上と非常に高く、回答時間平均も約90分とかなりスピーディーです。

『15分調べても分からないことは、質問しよう!』

が本サイトの売り文句となっており、質問する事も、回答する事もきっとあなたのスキルアップに繋がります。

実際に私も業務でお世話になっているサイトなので、まだチェック出来ていない方は、是非確認してみましょう。

ネットワークエンジニアへの転職を考えている方へ

現在、まだ企業のほとんどは物理的なルータやスイッチを使っており、仮想化技術であるSDN導入はされていません。その為、ここ何年かでNWの勉強を行い、実務経験を積めば、ルータからSDNへの変換に間に合い、SDN切り替え作業の経験を積む事が出来ます。

私も一度職場の待遇に不満を持ち就職活動した事があります。その際に、キャリアの棚卸も兼ねて様々な転職エージェントを利用しました。以下、おすすめのエージェントについて紹介します。

どのエージェントもエンジニア業界特化型であり、担当者は非常に深い知見を持っていました。20代であれば、未経験者のエンジニアへの転職相談も積極的に、受け付けています。

1位.ワークポート

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私が利用した転職エージェントの中でも一押しが、ワークポート です!

担当者は非常に丁寧で、初回面談では、2時間以上時間をかけ、ゆっくりとキャリアの相談に乗って頂くことが出来ました。

また何より、『転職をしないという事も、転職の一つの選択肢である。』と言われた事が非常に印象に残っています。

エージェントは売り上げの為に、基本的には求人を積極的に紹介してくる事が多いですが、その中でも、ワークポートは転職希望者と同じ位置に立って、本当に良い選択肢を包括的に提案してくれるエージェントでした。

また、本業界で10年以上の実績を持ち、エージェントと採用企業も太いリレーションを持っている為、IT業界に興味がある多くの方が利用しているエージェントです。

キャリアの相談、棚卸にも積極的なので、キャリアパスについて悩みがある方は、是非利用してみましょう。

また、より詳細な利用体験談については、以下エントリーを参照してください。

2位.ギークリー

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ワークポート同様、IT業界に強い転職エージェントです。求人紹介にかなり力を入れており、私が利用した時は、非常に多くの会社を紹介されました。

じっくりと転職活動を進めたい方にとっては不向きですが、早期に内定を決めたい方にとっては、非常に向いているエージェントの為、今回選出しました。

紹介頂いた求人は全て正社員の求人で、福利厚生が整っており、年収も申し分ない物でした。また、担当エージェントとLINEを用いてスピーディーにやり取り出来る点も大きな魅力です。

より詳細な利用体験については、以下のエントリーを参考頂ければ幸いです。

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他、仕事関連記事は以下をご参照ください。

ウマキ

*1:古くなった機器を新しい機種に置換する作業

*2:企業の業務システムなどで、自社で用意した設備でソフトウェアなどを導入する事

*3:コンテンツ・デリバリー・ネットワーク(Contents Delivery Network)の略で、ウェブコンテンツを配信するのに最適化されたネットワークのことを意味します。