ギークリーの評判について!活用した現役エンジニアが体験談を語る!

はい、ウマキです。

今回のエントリーでは、エンジニア向け転職サービスである、ギークリー(GEEKLY)について、現役エンジニアである私が、実際に使ってみた詳細な体験談を記載します。

IT・WEB業界への転職を考えている方や、クリエイター志望の方、ギークリーに関する評判や口コミが気になる方は、是非参考にしてみて下さい!

【2019/12/09 修正・追記】

以下、目次となります。

ギークリーとは

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IT・WEB・ソーシャルゲーム業界に特化した転職支援サービスです。大手企業を中心に、非公開求人、ギークリー独占求人を非常に多く扱っている点が、訴求ポイントになります。

また、リクルートキャリア社が主催する転職エージェントランキングにおいて、『紹介求人案件満足度部門』、『カウンセリング・対応満足度部門』で1位を獲得するなど、エージェントの質が高い事でも有名です。

大手サービスに劣らない、強いサービス力を誇り、 転職希望者のスキルや経験、職種経験をもとに、多角的な分析からマッチングを行える事が、ギークリーの特徴となります。

特化型求人の為、総合型エージェントと異なり、文系向けの求人保有数は少ないため、その点は注意してください。

ギークリー利用の流れ

本項では、ギークリーの利用の流れについて、概要を記載します。本転職エージェントを利用しようと考えている方の参考になれば幸いです。

会員登録

まず、以下より、ギークリーの公式サイトにアクセスし、会員登録を実施します。

氏名や略歴など、簡単な入力事項をフォーマットに記入した後、履歴書と職務経歴書を添付して登録完了となります。登録が完了すると、登録メールアドレスに、完了通知のメールが届く為、メールボックスを確認してみましょう。

もし、履歴書や職務経歴書をまだ準備できていない方は、ワークポート の公式サイトに登録すると使える、『職務経歴書・履歴書テンプレートダウンロード』から、ダウンロードしてみましょう。特に、職務経歴書については、豊富なテンプレートが用意されている為、役立ちます。

面談予約

上記で登録した電話番号宛に、ショートメールが届きます。そのショートメールに面談予約サイトのリンクが添付されているので、そのURLにアクセスし、自身の都合が良い面談日を登録しましょう。

面談日が確定すると、返信メールが送付されます。確定した日時及び、面談場所(ギークリー本社)の記載がある為、住所の確認を行いましょう。ギークリーへのアクセスは、渋谷駅から徒歩5分ほどの場所となっています。

詳細な住所のみを知りたい方は、公式サイトに記載がある為、確認してみましょう。

もし、事前に問い合わせたい事項がある場合は、公式サイト上に記載がある代表電話番号に入電すれば、担当者が対応してくれます。

面談・カウンセリング

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エージェントとの面談を実施します。まず、転職を希望する経緯、自身の経歴や経験、希望する業務のヒアリングが行われます。ミーティングルームが非常に綺麗で、初めて来社した時は、驚きました。

ヒアリング完了後、エージェントは席を外し、転職希望者に合致した幾つかの求人情報を収集し、その場で求職者に提示してくれます。

待機時間は、事前に提出していた履歴書と職務経歴書から、ユーザーはエージェントが用意していた求人に目を通す事になります。

基本的に会話は求人ベースで進んでいく為、かなりスピーディーな印象を受けました。もちろん、疑問に思う点があれば随時質問可能となります。

もし、気になる求人があるのであれば、本面談から、申し込みに向けて動き出すことが出来ます。

求人応募・書類選考・面接対策

面談完了後、登録メールアドレスに進捗管理ページのURLが記載されたメールが送信されます。 合わせて仮パスワードも記載されている為、ログインしましょう。

現在の就職活動の履歴や、選考活動の進捗状況、また、募集中の求人などを確認することが出来ます。書類選考を通過した時点で、面接対策に入り、マニュアル等のダウンロードが可能になります。

担当者とのやり取りについては、基本的にメールを使って行います。求人応募については、平均約30社ほど目安で応募する様に指導を受けました。

面接日調整・面接・内定

書類変更通過後、面接に入ります。担当エージェントから詳細な面接対策情報が展開される為、しっかりと頭に入れ、面接に臨みましょう。基本的に、1次面接、最終面接の2回の面接の後、内定が出されることが一般的です。

内定保留期間については、ある程度期限が設けられている為、内定決定後も考え直した場合、辞退する事も可能となります。入社決意が固まった後は、現職に従事している方は、退職交渉に入ります。

職務によっては、交渉が難航する場合もありますので、その際のサポートも含め、エージェントが対応してくれます。現職の企業とエージェントが直接交渉する事は不可能ですが、実績から、円満退社の方法を提示してくれるようです。

また、退職をする場合は、最低でも2ヶ月前から申し出する事を強く推奨されました。

ギークリーのメリット

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本項では、実際に私が利用して感じた、ギークリーのメリットについて記載します。エンジニア特化型の転職サイトの為、今後のキャリアをIT業界で積みたいと考えている方にとっては、様々なメリットがあると感じました。

業界特化型求人

他、総合型の就職エージェントと比較し、専門特化型の為、エージェントの造詣が深く、技術的な話についても、きちんと理解して頂きました。

また、特化型の為、企業とのリレーションも強く、エージェント自身が頻繁に担当企業に顔を出している様で、面談の際には、詳細な内部の事情や、雰囲気を共有頂けた点が好印象でした。

企業と関係が深い為、年収交渉やポストの交渉もエージェントを通して行いやすい点がメリットとなります。

紹介可能求人数が多い

IT・Web・ゲーム業界に関しては、非常に多くの求人数を保持しています。私は現職はネットワークエンジニアですが、実際に面談の際に紹介された、SIerやNE関連の求人数は、他エージェントと比較しても多かったです。

公開・非公開求人を問わず、幅広く企業を俯瞰出来る点は、求職者にとって企業の選択肢が広がる為、大きなメリットとなります。

サポート体制が整っている

履歴書、職務経歴書の添削、レジュメの代行作成など、転職活動者が面倒に感じる部分のほとんどを代行してくれます。

また、1次選考確約サービスという独自のサービスを提供しており、職務経歴を求人企業の採用担当者が閲覧できるデータベースにアップロードする事が可能です。アップロードに承諾した場合、データベース上で採用担当が書類選考を実施し、志望者は、初めから1次面接に挑む事が出来ます。

上記より、求職者は他エージェントと比較し、円滑で素早い転職活動を進める事が可能となります。

10年以上のサポート実績がある

10年以上の転職サポート実績を持つため、採用側企業からの信頼も厚く、転職活動時の面接対策や、書類選考対策のノウハウも多くあります。

その為、実績値として、他社よりも転職成功率が高く、年収アップの確率も高い傾向にあります。実際に利用してみると、特に面接対策において、様々な知見を提供してくれる点が好印象でした。

Geekly Mediaで様々な情報を閲覧できる

Geekly(ギークリー)が運営するGeekly Mediaで、技術やテクノロジー関連の様々なエントリーやコラム記事を読むことが出来ます。

例えば、「エンジニアになった方の事例の紹介記事」であったり、「IT企業へのインタビュー記事」であったりと、多種多様です。

特に後者のインタビュー記事については、長文でかなりしっかりと書き込まれているため、その企業のカラーが分かり、転職活動の手助けになるかもしれません。

以下、Geekly Mediaの公式ページのため、興味がある方は、ぜひ目を通してみて下さい!

ギークリーのデメリット

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メリットのみではなく、他転職エージェントと比較し、デメリットに感じた点も、もちろんありました。以下、ギークリー利用の際に不満に感じた点について記載します。

キャリアの棚卸にはやや不向き

エージェントの特色として、非常に転職サポートに積極的な為、求人の紹介や、年収交渉、面談対策などはしっかりと行って頂けましたが、その反面、単純に現在のキャリアを振り返りたい場合などの相談については、やや消極的に感じました。

転職を深くは考えておらず、自身の市場価値やキャリアの棚卸を一度行ってみたいと考えている方は、別エージェントの方が向いていると感じました。

特化型の為、営業職などは不向き

特化型転職支援サービスの為、上述したIT・Web・ゲーム業界以外については、支援が難しい点をデメリットとしました。

そのため、経理や事務などの文系職での転職を志望している方は、総合型の別エージェントを使うことをおすすめします。

本エージェントを利用する方のほとんどはIT業界志望の為、このデメリットについては問題ない事項ですが、大きな視野で見た場合、IT業界以外とのリレーションが少ない点はマイナスの為、本項目に記載しました。

東京以外の求人が弱い

ギークリーは東京23区内の求人が主になっています。そのため、地方へのUターン就職を考えるエンジニア向けの求人はほぼない点が、大きなデメリットと言えます。

その分、東京向けの求人については、コンサルタントの知見も深く、細かなサポートが期待できますが、働く場所に対して、選択肢の幅が狭まると言う点では、マイナスに感じる方もいるでしょう。

もし、地方への就職を考えているエンジニアであれば、他の大手求人サイトの利用を強く推奨します。

ギークリーのエージェントの質

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本項については、ギークリーの転職エージェントの質について記載します。私自身全てのエージェントと面談したわけではない為、ある程度偏った情報になってしまいますが、参考にして頂ければ幸いです。

スピードが速い

他エージェントと比較して、担当者のレスポンスが速いです。夜遅くに連絡した場合でも、返信が来たことがあり、少々驚きました。

また、求人ベースで話が進むため、転職活動の進捗も早いです。急な事態に入り、素早く良い求人を探したい方には、非常におすすめなエージェントとなります。

求人紹介が積極的

担当者が非常に積極的で、様々な求人を紹介されました。進捗状況についても確認の連絡が多く入り、密接な連携の元、就職活動を進める事が出来ます。

ガツガツとした印象を受けたため、期間を定めずゆっくりと転職活動を進めたい方にとっては、やや煩わしく感じてしまう面もあります。しかし、しっかりと転職活動をサポートしてもらい、早期に転職先を見つけたい方にとっては、非常にマッチしたエージェントと言えます。

IT関連知識が深い

上記のメリットの項で触れたように、特化型の為、エージェントのIT関連知識が深い点が特徴です。

かなり技術的な話はやはり通じませんでしたが、表面的な技術の話に関しては十分に対応可能で、専門用語や略語についても理解して頂くことが出来ました。

総合型の転職エージェントの場合、担当者により、微妙に得意分野が異なってしまうため、ミスマッチが発生する可能性がありますが、その心配がない点は好印象でした。

専門分野に詳しい担当者から、自身を客観的かつ多角的に分析してもらい、マッチングを行って頂けるのはギークリーならではです。

紹介求人の質について

本項では、実際に紹介された求人の質について、説明していきます。具体的な社名を挙げる事は避けますが、東証一部上場の大企業から、中小まで、私にマッチした企業を多数紹介頂きました。

求人の年収について

紹介を受けた求人の平均値は大凡600~800万円程度でした。最大の数値であれば、年収1,500万円の求人もあり、多種多様です。基本的に記載がある年収については、そこから求職者の質により、調整可能なようですが、大凡現在の年収の1割から2割アップに落ち着く場合が多いそうです。

職種の幅について

非常に多い印象でした。他転職エージェントから紹介された案件と被っている求人もありましたが、大手メーカーなども網羅しており、私のようなSIer志望の方や、インフラエンジニア志望の方も満足できる企業数であると思います。

私の場合、提案から構築まで関われる社内エンジニアかメーカー系のエンジニアを志望していましたが、大手を含む数多くの選択肢を提示されました。

もちろん、上記デメリットで記載した様に、一般職や経理などの文系向け求人については殆ど用意されていない為、その点は注意して下さい。

正社員・ホワイト求人が多い

紹介頂いた求人は、福利厚生が整っており、正社員かつホワイトな職場の求人ばかりでした。求職者のスキルにより、紹介出来る求人は異なる為、全ての方にマッチ出来る求人を用意出来るわけではないと思いますが、基本的に用意いただく求人の多くは正社員の様です。

ブラック求人が多いような口コミをネットで見かけましたが、私は少なくともそのように感じた事はありませんでした。

求職者によりブラックの判断基準が異なる為、一概には言えませんが、頂いた求人の多くは大企業であり、福利厚生の面は拡充していました。残業時間についても事前にエージェントからヒアリング出来たので、19時以降残業禁止を徹底している企業など、長時間労働が無い職場の紹介もありました。

他エンジニア向けおすすめ転職エージェント

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本項では、他エンジニア特化型の転職エージェントについて紹介します。もし、ギークリーがあまり肌に合わないと感じた方は、検討してみて下さい。

ワークポート

ワークポートについては、個人的に、おすすめの転職サイトの一つです。もし、早期で転職を考えているわけではなく、自身のキャリアパスの見直しや、市場価値を知りたい方は、是非一度エージェントと面談しに行くことをおすすめします。

私の場合は初回の面談で2時間以上時間を取って頂き、真剣に将来のキャリアについて相談に乗って頂きました。

私の要望に沿って求人ベースではなく、もっと大きな枠組みで、エンジニアとしての、キャリアの組み立て方について語って頂きました。

また、『現職に残る事も、転職活動の一つの選択肢。』と言われた事は、本エージェント以外では無く、利用者にとって本当に最適な選択肢について、例え自社の利益にならない事項でも提案して頂ける点は、非常に好印象でした。

元々IT業界特化型の転職エージェントでしたが、現在は総合型としても活動している為、文系の方も気軽にキャリア相談をしてみましょう。

以下エントリーにてワークポートについて詳細な体験談を記載しているので、興味がある方はチェックしてみて下さい。

登録及び面談については、以下公式サイトを参考にして頂けると幸いです。

レバテック

レバレジーズ株式会社が運営する、転職支援サービスです。エンジニアの転職支援のレバテックキャリア、フリーランス支援のレバテックフリーランスなど、様々なサポート体制があり、求職者がそれらを自由に利用できる点がポイントです。

ギークリーと同様に紹介求人の質も良く、コンサルタントの対応も丁寧だったため、もし、ギークリーの支援体制やエージェントに不満を持った場合は、レバテックの利用を検討してみても良いでしょう。

個人的な意見としては、早期で転職を決めたい方であれば、ギークリーを、腰を据えて、キャリアの棚卸をしつつ転職を進めたいのであれば、レバテックを利用することをおすすめします。

以下の記事に私が実際にレバテックを利用した体験談や、評判について詳細に記載している為、興味がある方はぜひ一読下さい!

また、より詳細な情報については、以下のレバテックキャリア の公式サイトを参考にして下さい!

まとめ

ここまで読んで頂き、ありがとうございました。IT業界やゲーム業界への転職を考えている方の一助になれば幸いです。

私自身、ネットワークエンジニアとしてのキャリアも長くなり、一度自身の市場価値を見返したいと思い、現在様々な転職エージェントにコンタクトをとっています。

他エージェントについても、利用レビューのエントリーを投稿予定ですので、興味がある方は、是非覗いてみて下さい!

転職エージェントについては、担当者との相性に依存する部分も大きい為、 例え同じ会社のエージェントを利用していても、担当者の対応によって、評価が大きく変わるという特徴を持っています。

その為、どうしても自分に合わないと感じるエージェントの場合は、多少手間ですが、他転職エージェントの活用も視野に入れた方が、よりスムーズにストレスフリーで転職活動が進むと思います。

興味がある方は、是非下記公式サイトよりコンサルタントや、求人情報を検索してみましょう。

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ウマキ