今回は、大学がだるいと感じる原因やその対処法について紹介していきます。
自ら学びたいと思って選んだ大学でも、実際通ってみると、想像と違う場合が往々にしてあります。
だるいと感じる気持ちを解消するためにも、先ずは、その原因から探してみましょう。
これから紹介する内容を実践することで、大学へ行く楽しさを見つけるお手伝いができれば幸いです!
以下、目次となります。
目次
大学がだるいと感じる9個の原因!
まず、大学がだるいと感じる主な原因を紹介していきます。
だるいと感じる原因や理由は人によって大小ありますが、要因さえはっきりと分かれば、解決の糸口は掴みやすくなります。
自分がどれに当てはまるのかチェックしてみてください。
①:新しい環境に慣れていないから
新しい環境や慣れないリズムが原因で、大学に行くことをだるいと感じることがあります。
例えば、大学生活をスタートさせる人の中には、一人暮らしを始める人がいます。
今までは実家暮らしで、大抵のことを親にして貰っていましたが、一人暮らしとなると、勉強以外にもしなければいけないことが増えてきます。
大学生活に馴染むことで精一杯にも関わらず、それ以外に、掃除や洗濯に料理と、やらないといけないことがあると、気持ちがパンクしてしまい、それが引き金となり、大学自体を億劫に感じます。
②:睡眠不足からくる疲れ
勉強に追われる、バイトやサークルで時間が埋まっているなど、たくさんすることがある大学生は、休む暇がありません。
そのため、睡眠時間が削られ、気が付かないのうちに疲れが溜まってしまうことがあり、それがきっかけで、大学をだるいと感じるようになります。
若さや体力のある内は、少々寝なくても大丈夫と、睡眠をないがしろにしがちですが、それが不足してしまうと、疲れが蓄積され、集中力が無くなり、例えば、講義中に眠気に襲われるなどの弊害を招きます。
講義についていけなくなると、大学がつまらないと感じるようになり、それも合わさって、更に大学から足が遠のきます。
③:友達ができない
学内で友達ができないことも、大学に行くのがだるいと感じる原因の一つとして挙げられます。
もちろん、ひとりが好きという人もいますが、「今日は誰とも話さなかった」では、学内にいること自体がつまらなくなってしまいます。
勉強すること以外にも、楽しいことをたくさん経験できるのが、大学という場所です。
その楽しさを、友達と共有できればより一層楽しくなるのですが、コミュニケーションを取ることが苦手で、友達が少ない方は、どうしても大学へ行くためのモチベーションが下がってしまいがちです。
④:授業についていけない
大学の講義は、専門的なことが多いです。そして、個性的な教授も大勢います。
高校までは教わることがメインであった勉強が、大学は自ら学びたい人がそれを極める場所へと変化します。
そのため、学ぶ意欲がない人や専門分野に興味がない人にとっては、講義についていくことが大変になり、大学に行きたくないという気持ちも生まれやすくなります。
また、授業についていけない場合、それが原因で単位の心配も考えるようになり、その不安から、大学という場所が段々と嫌いになります。
⑤:進路の悩みが引き金となる
大学生は年次が進むと、就職活動が近づき、進路の悩みが具体的になります。そのため、通学が憂鬱になり、億劫に感じる方もいます。
学んでいることが就職活動に役立つのか、どのような職に就けばいいのか、そもそも就職できるのかなど、不安は尽きません。
ネガティブな就職活動についての話題は、先輩からの話だけではなく、ニュースで取り上げられることも多いです。
そのような周りの情報に振り回されて、大学へ行く意味を見失い、将来への不安や迷いから、「大学に通う必要性」を疑問視するようになり、大学へ通うモチベーションを維持できなくなります。
⑥:人間関係に悩んでしまうから
友達以外にも、大学では、様々な人間関係が存在しますが、それらを上手く構築することができず、大学がだるいと感じることが間々あります。
特に、大学生にとって、教授との関係性は重要であり、彼らと相性が悪いと、途端に大学に行く事が苦痛になり、講義も憂鬱なものへと変化します。
しかし、人間関係がイヤだからといって、大学を休み続ければ、単位を落として留年してしまいます。
そのため、行きたくないけれど、行かなければならないという葛藤を抱える方も多く、逃げ場のない状況より、さらに気持ちは暗くなりがちです。
⑦:そもそも大学が嫌いで行きたくない
現在、あなたが通っている大学が、そもそも通いたい大学ではなかった場合があります。
第一志望は別の大学でしたが、その希望が叶わず、仕方なく今の大学に通っているとなれば、入学してから当分の間は、大学に通うこと自体がだるくなってしまっても仕方ありません。
以下の記事に大学に行きたくない人へ向けた対処法などを記載しているので、そちらも合わせて参考にして下さい!
⑧:何のために大学に行くのか不明瞭に感じるから
周りが進学するから、取り敢えず大学を選んだという人も、多いのではないでしょうか。
大学は、自ら学びたいと思う人が通う場所です。
目的も定まらず、何となく選んだ場所では、そもそも勉強内容自体にも興味が持てず、講義にもついていくことが難しくなります。
そのような状態が続くと、そもそも何のために大学へ通っているのか、疑問が生まれ、大学に行く意味さえ不明瞭となります。
以下のエントリーに、大学に行く意味についてまとめているため、そちらも合わせて参考にして頂ければ幸いです。
⑨:なんとなく「だるい」と感じる
なぜだか、「やる気がでない」、「だるい」と感じることはありませんか。
それは、大学生だけではなく、社会人でもそう感じることは、よくあります。
そもそも、だるいと感じる原因は、上記したように単体のものではなく、いくつかの要因が複雑に交わり合っていることがほとんどです。
また、些細なことが引き金となって、だるさを感じることも往々にしてあります。
たとえば、高校生までは、遅刻しそうになると、起こしてくれるご両親がいたとしましょう。
しかし、大学生になると、履修科目により、毎日起床時間が決まっていないことから、朝の時間がバラバラとなり、毎朝起こしてくれていた親も、そこまで気に留めることがなくなります。
そうすると、意志が弱い人は、毎日自分で起きて大学に行くことがだるくなり、大学に行きたくなくなります。
大学がだるいと感じる方に送る10個の対処法!
大学がだるいと感じる原因がわかったところで、次はその対処法について説明していきます!
大学に行くのがだるく、辛いと感じている方は、ぜひ参考にして頂ければ幸いです!
①:まずは思い切り休んで身体を回復させる
新しい環境や、慣れない大学の雰囲気で、疲れてしまうことはよくあります。
そういうときは、思い切って大学を休んでみましょう!
単位が気になり、休むことに抵抗がある方もいるかもしれませんが、短期間であれば、ほとんどの場合、大きな問題にはなりません。
心が疲弊していまっている人は、まずは気持ちをスッキリさせることが、何より重要です。しっかりと休み、身体が回復すれば、活力が生まれ、やる気も戻ります!
②:十分な睡眠をとる
上記したように、まずしっかりと休日を確保することは、大学がだるく辛いと感じる方に向けた第一の対処法となります。
そして、それが達成できた後は、しっかりと睡眠を取るように心がけてみましょう。
睡眠不足の状態が続くと、身体に様々な異常が現れますし、講義に対して集中力を保つことも難しくなります。
最低でも7時間は睡眠時間を確保し、遅くとも0時前には、ベッドに入るように、生活リズムを見直すことも重要です。
③:ひとりの時間や趣味を楽しむ
「大学へ行かなければ」、「勉強しなければ」と考え過ぎて、大学がだるくなってしまっている方は、気持ちを休めるために、ぜひ、一人の時間を取ってみましょう。
一人の時間に行うことは、あなたが好きな事であれば何でも問題ありませんが、思いつかない方は、たとえば、映画や読書を心行くまで楽しんでみて下さい。
それらを行っている時間は、夢中になり、他のことを考えなくて済むため、気持ちを解放しやすく、不安も和らぎます。
以下のエントリーに大学生に向けた趣味もまとめているため、興味がある方は、合わせて参考にして下さい!
④:周囲に振り回されないように心がける
周囲についていこうと必死になり、無理をしてしまって、結果的に大学がだるいと感じてはいないでしょうか。
大学生活を楽しむためにも、友達を作ったり、良い人間関係を構築するのは、素晴らしい事です。
しかし、無理をしないと付き合えない関係は、必ずしも必要ではありません。
あなた自身が負担に感じないように、適切な距離感を保ち、周囲に振り回されないように、上手く過ごす術を身に付けておきましょう!
⑤:懐かしい友達と会う
中学・高校のときの懐かしい友達と会ってみましょう。進学した人、就職した人、夢を追いかけている人、色々な人たちがいます。
懐かしい友達と会うことで、楽しかった時のことを思い出し、気分が晴れます!また、自分だけではなく皆も頑張っているのだと思うと、元気も湧き出てくるはずです。
さらに、気の置けない仲間と気さくに話すことで、「なぜ、今の大学を自分が選んだのか?」など、過去を振り返るきっかけにもなるため、その点でもおすすめの対処法と言えます。
⑥:大学以外で人脈を作る
大学がだるいと感じることが気にならなくなる方法のひとつに、夢中になる場所を大学以外で作るということが挙げられます。
アルバイトでも、ボランティアや趣味の集まりでも、何でも良いです。だるいと思う場所から離れてみることで、気持ちがラクになりますし、また、違う世界の人たちと出会うことは、ひとつの考え方から抜け出せる契機にもなります。
また、趣味の集まりなどに参加することで、気の合う仲間と出会いやすくなり、大学以外での居場所や人脈も広がります。
大学生向けの出会いの場については、以下の記事にまとめているため、そちらも合わせてお読みください!
⑦:好きな講義をたくさん受ける
学びを楽しむことは、大学をだるく感じなくなる最良の方法の一つです!
好きな講義や、興味のある講義があると、大学へ行くことが自体が楽しみになります。
そのため、たとえ自身の学科の単位に必要なくとも、ぜひシラバスを見回し、興味が持てる講義を片っ端からチェックしてみましょう。
総合大学であれば、非常に多くの講義が準備されており、そのどれもが基本的には文系、理系関係なく受講できます。
自身の学科とは関係ない講義に出席する事で、他学部の方と知り合えるなど、学内での人脈も広がるため、ぜひ実践してみて下さい!
⑧:サークルや同好会に入る
何でも良いので、自身が気になるサークルに入ってみましょう!
講義を受ける以外にも、大学へ行く目的と楽しさを見つけることで、だるい状態を脱却するきっかけを掴むことができます。
また、もし興味が持てるサークルが自身の大学にない場合は、同好会を立ち上げるという方法もあります。
気の合う友達、同じ趣味を持っている友達を集め、その趣味を皆で楽しめる場を作ることができれば、大学に行くのが自ずと楽しくなるでしょう!
もし良い同好会の案が思い浮かばなければ、大学へ必ず行くという目的で「学食を毎日一緒に食べる会」でも、「好きなアニメを皆で観る会」でも構いません。
気の合う友達と楽しめる会を、ぜひ作ってみてください!
⑨:好きなものをたくさん食べる
大学に行くことがだるい場合だけでなく、心も体も疲れて、だるさを感じている際に有効な方法です!
好きな物を、美味しくたくさん食べてみましょう!
栄養が偏ったり、不足することで、身体は疲れ、だるさを感じます。そのため、十分な栄養をとり、偏食しないように、日々食生活に気をつけることは大切です。
しかし、それとは別に、栄養のことは気にせず、好きな物をたくさん食べる日を作ることも、実践してみましょう!
もちろん、暴飲暴食はいけませんが、気持ちが落ち込んでいるときは、栄養のことは忘れて、とにかく好きなものを美味しく食べてみて下さい。
完食後は、気持ちが落ち着き、だるい状態が回復していることに気づけるはずです!
⑩:意識的に身体を動かし気分転換する
だるいと感じている時は、意識的に身体を動かし、気分転換することも有効です。
身体を動かすことは、健康維持の他にも、何かをしたいという意欲が生まれるのがメリットとして挙げられます。
運動での適度な疲れで、十分な睡眠をとることもできます。また、運動を始めたことがきっかけで食事を気にするようになり、自炊をすることで、料理という新しい趣味ができるかもしれません。
もし、自分一人で運動することに抵抗がある方は、大学の運動部などに参加すれば、身体を動かすのと同時に友達も増えるため、一石二鳥です!
もちろん、疲れがたまり過ぎている場合は、身体を動かすことが逆効果のときもあるため、その時は無理をせずゆっくりと休んでください!
大学がだるい方が注意するべきこと!してはいけないこと!
大学は、学ぶ場所であり、将来のための準備をする場所でもあります。
そのため、大学がだるいと感じている方は、ぜひ以下のことには最低限注意を払い、しないように気を付けましょう!
①:一人で気持ちを抱え込むこと
大学がだるいと感じている方は、その鬱屈した気持ちを、ひとりで抱えこまないようにしましょう。
ひとりで悩んでいても、解決は難しい場合がほとんどです。どんどん悩みは重くなり、家から出ることすら辛くなってしまいます。
そのため、ぜひ自分の周りの信頼できる方に積極的に相談するようにしましょう!
だるいという気持ちを、分かち合える友人を見つけることができれば、お互いに気持ちを吐き出すことができ、楽になれるはずです!
②:何もせず時間が過ぎるのをひたすら待つ
だるいという気持ちから、何もしなくなる人が往々にしています。
もちろん、だるい時には、何もせずゆっくりと休むことは必要です。しかし、それが行き過ぎてしまうと、そもそも気力すら消失し、何かすること自体がイヤになってしまいます。
③:サボる癖がつくこと
サボることと、休むことには区別をつけましょう。
心身ともに休むためには、上記したように、必要十分な休息をとることは良いことです。
しかし、ただ大学をサボり、だらだらとするだけでは、身体の疲労は抜けず、ますます大学に行くことが辛くなります。
特に、夜型の生活を行っている大学生は、サボり癖がつきがちなので、十分に注意し、自身の生活習慣を見直すように心がけましょう。
④:大学よりもバイトを優先することは避ける
学費や生活費などの金銭的不安から、大学よりもバイトの時間の方が長くなっている人はいませんか。
しかし、あくまでも本業は大学生です。バイトなどに夢中になり過ぎて、そもそも大学へ行く時間がないという状態は極力避けましょう。
学業と、バイトのバランスが取れていない状態が続くと、大学に行くことがだるくなってしまい、単位を落とすなどの弊害も発生します。
⑤:突発的に大学を辞めること
たとえ、大学がだるく、通うのが辛い場合でも、衝動的に大学を辞めないようにしましょう。
大学を辞めること自体は、その方の考えや、家庭の事情、金銭的な問題もあるため、一概に止めるべきことではありません。
しかし、単に大学へ行くのが苦痛で、突発的に辞めようとしているのであれば、一旦立ち止まってみて、大学を辞める理由を、改めて自分に問いかけてみましょう。
そして、辞めた後に、何をするのか、目的が定めて下さい。
それさえ、きちんと定めておけば、大学を辞めた際の後悔も少なくなります。
まとめ
ここまでお読み頂き、本当にありがとうございました。大学がだるいと感じる原因や対処法についてご紹介しました。
本エントリーを通して、だるいと感じていた大学を、少しでも楽しいと感じることができれば、これ以上嬉しいことはありません!
本記事については、随時追記中なので、まただるさを感じた際に有効な対処法があれば、記載します!
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