理科クイズ45問!生物・人体・化学・物理・地学の三択を分野別に解説付きで出題【小学生〜大人】

「理科って暗記ばかりでつまらない」と思っていませんか。じつは理科は、身のまわりの「なぜ?」がぎゅっとつまった、いちばん雑学に近い教科です。光ってから遅れて聞こえるカミナリ、植物が酸素を作るしくみ、太陽系の惑星の数。知ってしまえば、空も道ばたの草も、少しちがって見えてきます。

この記事では、理科クイズを生物・人体・化学・物理・地学・天文の6分野に分けて、全45問そろえました。すべて三択で、1問ずつ答えとくわしい解説をつけています。小学生でも解ける初級から、大人でも「えっ」とうなる難問まで、難易度はさまざまです。家族や友だちと出し合っても、ひとりの脳トレにも使えます。

知識を問うだけでなく、「へぇ!」となる豆知識も解説にたっぷり入れました。答え合わせまで楽しんでくださいね。
この記事の遊び方
気になる分野から読んでOKです。問題文のあとの三択を声に出して選び、青いわくの答えを見て答え合わせをしましょう。学校のレクや飲み会、デイサービスの脳トレ、家族の食卓など、声に出して出題すると盛り上がります。難易度は分野の中で少しずつ上がっていきます。

理科クイズ|生物・植物編【全8問】

一面に咲くひまわり畑と青空

まずは生きものと植物の分野から。光合成や昆虫の仲間分けなど、知っていそうで意外とあやふやな問題を集めました。

Q1. 植物が日光を浴びて養分を作るとき、空気中に出す気体は何でしょう?

① 二酸化炭素
② 酸素
③ 水素

正解:② 酸素

植物は日光を使って、水と二酸化炭素から養分(デンプン)を作ります。このとき出てくるのが酸素です。これが光合成です。

わたしたちが呼吸で使う酸素の多くは、陸の植物や海の植物プランクトンが作り出したもの。植物は地球の「酸素工場」なのです。

Q2. 植物が大きく育つために必要なのは、水と空気のほかに何でしょう?

① 日光
② 音
③ 電気

正解:① 日光

植物が育つ三大条件は「水・空気(二酸化炭素)・日光」です。光合成には日光のエネルギーが欠かせません。

日かげの植物がひょろひょろと背だけ伸びるのは、少しでも光に届こうとするため。植物にとって光は食事そのものなのです。

Q3. 植物が空気を出し入れする、葉のうらにある小さな穴を何という?

① 気孔(きこう)
② 葉脈(ようみゃく)
③ 道管(どうかん)

正解:① 気孔(きこう)

葉のうらには気孔という小さな穴がたくさんあり、ここから二酸化炭素を取り入れ、酸素や水蒸気を出しています。

気孔は昼に開き、夜に閉じるものが多いです。葉脈は水や養分の通り道、道管は根から吸った水を運ぶ管で、それぞれ役割がちがいます。

Q4. 子どものときはえらや皮ふ、大人になると肺で呼吸する動物のなかまは?

① は虫類
② 両生類
③ ほ乳類

正解:② 両生類

カエルやイモリのなかまが両生類です。オタマジャクシのときはえらで水中呼吸し、大人になると肺と皮ふで呼吸します。

「両生」は水中と陸上の両方で生きるという意味。子どもと大人で姿も呼吸も変わる、生きものの不思議がつまったなかまです。

Q5. キノコやカビは、植物でも動物でもありません。何のなかま?

① 菌類(きんるい)
② こけ類
③ 藻類(そうるい)

正解:① 菌類(きんるい)

キノコ・カビ・酵母(こうぼ)は菌類というグループです。植物のように光合成はせず、ほかの生きものや落ち葉などから栄養をもらって生きています。

パンやお酒、しょうゆ作りに欠かせない発酵も菌類の働き。地味ですが、自然界の分解者として大切な役目をになっています。

Q6. 植物が根から吸い上げた水を、葉から水蒸気として外に出すことを何という?

① 蒸散(じょうさん)
② 蒸発
③ 光合成

正解:① 蒸散(じょうさん)

植物が葉の気孔から水蒸気を出すことを蒸散といいます。蒸散で葉から水が出ると、その分、根から新しい水が吸い上げられます。

夏の木かげがすずしいのは、葉の蒸散が打ち水と同じように熱をうばってくれるから。大きな木は一日に何百リットルもの水を蒸散させます。

Q7. ダンゴムシは昆虫ではありません。エビやカニと同じ何のなかま?

① 昆虫類
② 甲殻類(こうかくるい)
③ クモ類

正解:② 甲殻類(こうかくるい)

ダンゴムシは足が14本あり、体のつくりがエビやカニに近い甲殻類です。昆虫の足は6本と決まっているので、足の数を数えれば見分けられます。

さわると丸くなるのは身を守るため。落ち葉を食べてふんにし、土を豊かにする「土のおそうじ屋さん」でもあります。

Q8. タネを作らず、胞子(ほうし)でふえるワラビやゼンマイのなかまを何という?

① シダ植物
② 針葉樹
③ 多肉植物

正解:① シダ植物

シダ植物は花をさかせず、葉のうらにできる胞子でふえます。ワラビ・ゼンマイ・スギナ(つくし)などが代表です。

恐竜が生きていた大昔、シダの仲間は今よりずっと大きく、森を作っていました。その一部が地中で長い年月をかけ、石炭になったと考えられています。

植物のふしぎ、いくつ分かりましたか。次は、いちばん身近な自然である「自分の体」に挑戦してみましょう。

理科クイズ|人体編【全7問】

つづいては、いちばん身近な自然である「自分の体」がテーマ。心臓や骨、だ液の働きなど、毎日使っているのに知らないことだらけです。

Q9. 血液を全身に送り出すポンプの役目をする臓器は?

① 心臓
② 胃
③ 肺

正解:① 心臓

心臓はにぎりこぶしくらいの大きさの筋肉のかたまりで、ちぢんだりゆるんだりして血液を全身に送り出します。

その回数は1分間におよそ60〜80回、一日に約10万回。生まれてから一度も休まずに動き続ける、体のなかで最も働き者の臓器です。

Q10. 血液の中で、酸素を全身に運ぶ役目をしている成分は?

① 赤血球(せっけっきゅう)
② 白血球
③ 血小板

正解:① 赤血球(せっけっきゅう)

赤血球にふくまれるヘモグロビンという赤い色素が酸素とくっつき、肺で受け取った酸素を全身へ運びます。血液が赤いのもこのためです。

白血球はばい菌とたたかう係、血小板は出血を止める係。血液は役割のちがう成分が力を合わせたチームなのです。

Q11. 大人の体の骨は、全部でおよそ何本あるでしょう?

① 約106本
② 約206本
③ 約306本

正解:② 約206本

大人の骨はおよそ206本です。おもしろいのは、生まれたばかりの赤ちゃんの骨は約300個もあること。

成長するにつれて、いくつかの骨がくっついて1本にまとまるため、大人のほうが本数が少なくなります。赤ちゃんのほうが骨が多いのは意外ですよね。

Q12. 人間の内臓の中で、いちばん大きいものはどれでしょう?

① 胃
② 肝臓(かんぞう)
③ 肺

正解:② 肝臓(かんぞう)

肝臓は大人で約1.2〜1.5kgもある、いちばん大きい内臓です。栄養をたくわえたり、体に害のあるものを分解したりと、その働きは500種類以上あるといわれます。

「沈黙の臓器」とも呼ばれ、少しくらい傷んでも症状が出にくいのが特徴。一部を切り取っても再生する、タフな臓器でもあります。

Q13. ごはんをよくかむと甘く感じるのは、だ液が何を分解するから?

① デンプン
② 脂肪(しぼう)
③ たんぱく質

正解:① デンプン

だ液にふくまれるアミラーゼという消化酵素が、ごはんやパンのデンプンを糖(とう)に変えます。だからかめばかむほど甘く感じるのです。

消化は口の中からもう始まっています。よくかむと消化を助け、満腹感も得られるので、食べすぎ防止にも役立ちます。

Q14. 目に入った光を受け取り、像をうつし出す目のおくにある膜を何という?

① 角膜(かくまく)
② 網膜(もうまく)
③ 虹彩(こうさい)

正解:② 網膜(もうまく)

目はカメラによく似ています。網膜はフィルムやセンサーにあたる部分で、ここにうつった像の情報が神経を通って脳に送られ、はじめて「見えた」と感じます。

角膜は目の表面の透明な膜、虹彩は光の量を調整するしぼり。目はいくつもの精巧な部品でできた、すぐれたカメラなのです。

Q15. 舌の表面にある、味を感じ取る小さな器官を何という?

① 味蕾(みらい)
② 鼓膜(こまく)
③ 網膜

正解:① 味蕾(みらい)

舌の表面のつぶつぶの中に、味蕾という味のセンサーがあります。あまい・すっぱい・しょっぱい・にがい・うまみの5つの基本の味を感じ取ります。

からさ(辛味)は実は「味」ではなく、痛みや熱さに近い刺激として感じています。だからからいものを食べると、ヒリヒリと痛く感じるのです。

理科クイズ|化学・物質編【全8問】

ここからは化学の分野。燃焼、気体の性質、状態の変化など、実験でおなじみのテーマを集めました。理科室を思い出しながら解いてみてください。

Q16. ろうそくやまきが燃え続けるために必要な気体は?

① 酸素
② 二酸化炭素
③ ちっ素

正解:① 酸素

ものが燃える(燃焼する)には酸素が必要です。びんをかぶせて中の酸素を使い切ると、ろうそくの火は消えてしまいます。

てんぷら油の火事に水をかけると危険なのは、水蒸気で油がはねて燃え広がるから。火を消すには酸素をしゃ断するのが基本です。

Q17. ドライアイスは、何という気体を冷やして固体にしたもの?

① 二酸化炭素
② 酸素
③ 水

正解:① 二酸化炭素

ドライアイスは二酸化炭素を冷やして固めたもので、温度はマイナス79度ほど。とけても液体にならず、直接気体にもどります(昇華)。

まわりに出る白いけむりは二酸化炭素そのものではなく、冷やされた空気中の水分が小さな水滴になったもの。雲やきりと同じ正体です。

Q18. 水が氷になると、体積(かさ)はどうなる?

① 増える
② 減る
③ 変わらない

正解:① 増える

水はこおると体積が約1.1倍にふくらみます。氷が水にうかぶのも、こおると軽く(密度が小さく)なるためです。

ペットボトルの飲み物をこおらせると、パンパンにふくらんだり破裂したりするのはこのため。寒い日に水道管が破裂するのも同じ理由です。

Q19. 食塩(しお)の主な成分の名前は?

① 塩化ナトリウム
② 炭酸カルシウム
③ ブドウ糖

正解:① 塩化ナトリウム

食塩の正体は塩化ナトリウムという物質です。海水にとけていて、塩田や工場で取り出されます。

ナトリウムは体に欠かせないミネラルですが、とりすぎは高血圧の原因に。「塩分はほどほどに」と言われるのには、ちゃんと理由があるのです。

Q20. 鉄がさびるのは、空気中の何と結びつくから?

① 酸素
② ちっ素
③ 二酸化炭素

正解:① 酸素

鉄は空気中の酸素や水分と結びついて、赤茶色のさび(酸化鉄)になります。これも酸素と結びつく「酸化」という化学変化の一つです。

使いすてカイロが温かくなるのも、中の鉄粉が酸素とむすびつくときに熱を出すから。さびと同じ反応を、暖をとるのに利用しているのです。

Q21. ある気体を石灰水(せっかいすい)に通すと、白くにごります。その気体は?

① 酸素
② 二酸化炭素
③ 水素

正解:② 二酸化炭素

石灰水が白くにごるのは、二酸化炭素を確かめる定番の方法です。二酸化炭素が石灰水と反応し、水にとけない炭酸カルシウムができてにごります。

ストローで息をふきこむと石灰水が少し白くにごるのは、はく息に二酸化炭素がふくまれている証拠。自分の呼吸で実験できます。

Q22. 水を電気で分解すると、酸素とあと一つ、何という気体ができる?

① 水素
② ちっ素
③ 塩素

正解:① 水素

水(H2O)に電気を流すと、水素と酸素に分かれます(電気分解)。できる体積の比は水素:酸素=2:1で、水素のほうが2倍多くできます。

水素は燃やしても二酸化炭素を出さず、水になるだけ。だから次世代のクリーンなエネルギーとして、燃料電池車などで注目されています。

Q23. 砂糖を水にとかして見えなくなると、全体の重さはどうなる?

① 軽くなる
② 変わらない
③ 重くなる

正解:② 変わらない

砂糖は見えなくなっても、水の中に小さな粒のまま散らばっているだけ。なくなったわけではないので、とかす前と後で全体の重さは変わりません。

これは「質量保存の法則」と呼ばれ、約250年前にフランスの科学者ラボアジエが見つけました。化学変化の前後でも、全体の重さは変わらないという大原則です。

ここでちょうど折り返し地点です。後半は物理・地学・天文と、だんだんスケールが大きくなっていきますよ。

理科クイズ|物理・エネルギー編【全8問】

理科室に並ぶビーカーやフラスコなどの実験器具

光・音・電気・力など、物理の分野です。身のまわりの「あたりまえ」のしくみを問う問題が中心。大人でも説明できるとかっこいい内容です。

Q24. 磁石のN極とN極を近づけると、どうなる?

① 引き合う
② しりぞけ合う
③ 何も起きない

正解:② しりぞけ合う

磁石は同じ極どうし(NとN、SとS)だとしりぞけ合い、ちがう極どうし(NとS)だと引き合います。

じつは地球そのものが大きな磁石です。方位磁石のN極が北を指すのは、北極側がS極になっているから。だから引き合って北を向くのです。

Q25. 光の三原色は、赤・緑とあと一つは何色?

① 青
② 黄
③ 白

正解:① 青

光の三原色は赤・緑・青(RGB)です。この3色の光を重ねると白色の光になります。テレビやスマホの画面も、この3色の光の組み合わせで全部の色を作っています。

絵の具の三原色(シアン・マゼンタ・イエロー)とはちがうので注意。絵の具は混ぜるほど黒っぽく、光は混ぜるほど明るくなります。

Q26. 雨上がりに虹が出るのは、太陽の光が空気中の何で曲げられて七色に分かれるから?

① 水滴(すいてき)
② ほこり
③ 氷のかけら

正解:① 水滴(すいてき)

空気中に残った小さな水滴がプリズムの役目をして、白く見える太陽の光を七色に分けます。これが虹の正体です。

虹は太陽を背にしたときに見えます。だから朝の虹は西の空、夕方の虹は東の空に出ます。ホースの水しぶきでも、太陽を背にすれば虹が作れます。

Q27. 雷は、光ってから音が遅れて聞こえます。それはなぜ?

① 光より音のほうが伝わるのが遅いから
② 音より光のほうが遅いから
③ 同時だが耳がおくれて感じるから

正解:① 光より音のほうが伝わるのが遅いから

光は1秒で地球を7周半する速さ(秒速約30万km)ですが、音は秒速約340mとずっとゆっくり。だから遠くの雷ほど、ピカッの後にゴロゴロが大きく遅れます。

光ってから音まで3秒なら、雷はおよそ1km先。「音までの秒数×340m」でだいたいの距離がわかります。覚えておくと役立ちます。

Q28. てこを使って小さな力で重いものを持ち上げるには、支点から手(力点)までをどうする?

① 長くする
② 短くする
③ 長さは関係ない

正解:① 長くする

支点から手までのきょりを長くするほど、小さな力で重いものを動かせます。長い棒を使って岩を持ち上げるのがよい例です。

せんぬきやはさみ、つめ切りもてこの仲間。身のまわりには、小さな力を大きくする「てこの知恵」がたくさんかくれています。

Q29. 音が速く伝わるのは、空気の中と水の中のどちらでしょう?

① 空気の中
② 水の中
③ どちらも同じ

正解:② 水の中

音は物のつぶの振動が伝わる現象なので、つぶがぎっしりつまった水の中のほうが速く伝わります。空気中は秒速約340m、水中は約1500mと4倍以上の速さです。

クジラやイルカが水中で遠くの仲間と「会話」できるのもこのおかげ。鉄などの固体の中では、音はさらに速く伝わります。

Q30. 電車が急に止まると、体が前にかたむきます。物が今の運動を続けようとするこの性質を何という?

① 慣性(かんせい)
② 重力
③ 摩擦(まさつ)

正解:① 慣性(かんせい)

動いている物は動き続けようとし、止まっている物は止まり続けようとします。この性質を慣性といいます。電車が止まっても体は前に進み続けようとするので、つんのめるのです。

シートベルトは、この慣性から体を守るための装置。だるま落としで下のコマだけ飛んでも上が落ちないのも、慣性のしわざです。

Q31. 豆電球2個を1本の道すじにつなぐ「直列つなぎ」にすると、明るさは1個のときと比べてどうなる?

① 明るくなる
② 暗くなる
③ 変わらない

正解:② 暗くなる

豆電球を直列につなぐと、電流が流れにくくなり、1個あたりに流れる電流が減るため暗くなります。電球が増えるほど一つひとつは暗くなります。

いっぽう「並列つなぎ」なら、それぞれの明るさは変わりません。家のコンセントが並列なのは、一つの電気製品を消しても、ほかが暗くならないようにするためです。

理科クイズ|地学・気象編【全7問】

大地や天気の分野です。地震・火山・台風など、日本でくらすうえで知っておきたい自然のしくみがテーマ。防災にも役立つ知識です。

Q32. 日本で地震のゆれの強さを表す「震度」は、いちばん大きくていくつ?

① 震度7
② 震度10
③ 震度20

正解:① 震度7

気象庁の震度階級は0・1・2・3・4・5弱・5強・6弱・6強・7の10段階で、いちばん大きいのが震度7です。

よく混同される「マグニチュード」は、地震そのものが出すエネルギーの大きさを表す別のものさし。震度は場所ごとのゆれの強さなので、同じ地震でも場所によって震度は変わります。

Q33. 火山が噴火するとき、地下から出てくるどろどろにとけた高温の岩を何という?

① マグマ
② コンクリート
③ コークス

正解:① マグマ

地下で岩がとけたものをマグマといいます。これが地表に流れ出ると「溶岩(ようがん)」と呼び名が変わります。同じものでも、地下か地上かで名前が変わるのです。

日本は世界有数の火山国で、活火山が111もあります。温泉が多いのも、地下のマグマが地下水を温めてくれるおかげです。

Q34. 地層の中から見つかる、大昔の生物の死がいや生活のあとを何という?

① 化石
② 鉱石
③ 宝石

正解:① 化石

大昔の生物の体や、足あと・巣穴などのあとが地層の中に残ったものを化石といいます。化石を調べると、その時代の環境や生物の姿がわかります。

地層からよく見つかるアンモナイトや三葉虫は、大昔の海の生きもの。山の上で貝の化石が見つかれば、そこが大昔は海だった証拠になります。

Q35. 台風の中心にある、雲が少なく風が比較的おだやかな部分を何という?

① 台風の目
② 台風の口
③ 台風の芯

正解:① 台風の目

強い台風の中心には「目」と呼ばれる、雲がうすく風雨の弱い部分ができます。目のまわりではいちばん激しい風雨がうずをまいています。

台風の目に入ると一時的に晴れて静かになりますが、これは中休み。すぐにまた反対側の暴風雨が来るので油断は禁物です。

Q36. 空に雲ができるのは、空気中の水蒸気が上空で冷やされて何に変わるから?

① 小さな水滴や氷のつぶ
② 酸素
③ ちっ素

正解:① 小さな水滴や氷のつぶ

あたたかい空気が上空へ運ばれて冷やされると、ふくまれていた水蒸気が小さな水滴や氷のつぶに変わります。これが集まったものが雲です。

雲のつぶが大きく重くなって、空気中にうかんでいられなくなると、雨や雪になって落ちてきます。雲と雨は地続きの現象なのです。

Q37. 地震のとき、最初に来る小さなゆれ(初期微動)を伝える波を何という?

① P波
② S波
③ M波

正解:① P波

地震では、速いP波が先に届いて小さなゆれ(初期微動)を起こし、遅れて来るS波が大きなゆれ(主要動)を起こします。

緊急地震速報は、先に届くP波をすばやくとらえ、大きなS波が来る前に知らせるしくみ。わずかな時間差が、身を守る行動につながります。

理科クイズ|天文・宇宙編【全7問】

天の川がかかる満天の星空

最後は宇宙のスケールの大きな問題です。太陽系や星のふしぎは、大人でも「そうなんだ!」と驚くものばかり。ロマンを感じながら解いてみてください。

宇宙の話をもっと楽しみたい方は、以下の記事もあわせてどうぞ。

Q38. 太陽系の惑星(わくせい)は、全部でいくつ?

① 7つ
② 8つ
③ 9つ

正解:② 8つ

太陽に近い順に、水星・金星・地球・火星・木星・土星・天王星・海王星の8つです。「すい・きん・ち・か・もく・どっ・てん・かい」と覚えます。

かつて9番目の惑星とされた冥王星(めいおうせい)は、2006年に「準惑星」という別のグループに分類されました。それ以来、惑星は8つになっています。

Q39. 太陽の光が地球に届くまで、およそどれくらいの時間がかかる?

① 約8秒
② 約8分
③ 約8時間

正解:② 約8分

太陽と地球は約1億5000万kmはなれています。光は秒速約30万kmと宇宙でいちばん速いですが、それでも届くのに約8分19秒かかります。

つまり、いま見ている太陽は約8分前の姿。もし今この瞬間に太陽が消えても、わたしたちが気づくのは8分後ということになります。

Q40. 太陽系の惑星の中で、いちばん大きいのはどれ?

① 地球
② 木星
③ 土星

正解:② 木星

木星は太陽系最大の惑星で、直径は地球の約11倍。地球が1300個以上入ってしまうほどの大きさです。ガスでできた巨大な惑星です。

表面に見える大きな赤い模様「大赤斑(だいせきはん)」は、地球がすっぽり入るほど巨大な嵐。数百年も吹き続けているといわれます。

Q41. 新月から次の新月まで、月の満ち欠けはおよそ何日で一周する?

① 約15日
② 約30日
③ 約60日

正解:② 約30日

月の満ち欠けは約29.5日で一周します。これがほぼ「ひと月」のもとになりました。昔のこよみ(旧暦)は、この月の満ち欠けを基準に作られていました。

新月→三日月→半月→満月→半月→新月とすがたを変えるのは、太陽の光を受ける月を、地球からちがう角度で見ているためです。

Q42. 地球に春夏秋冬の四季があるのは、地球が何をかたむけたまま太陽のまわりを回っているから?

① 地軸(ちじく)
② 赤道
③ 月

正解:① 地軸(ちじく)

地球は地軸(自転の軸)を約23.4度かたむけたまま、1年かけて太陽のまわりを回っています。このかたむきのおかげで、季節ごとに太陽の高さと昼の長さが変わり、四季が生まれます。

もし地軸がまっすぐだったら、季節の変化はほとんどなくなります。北半球が夏のとき南半球は冬と、地球の裏側で季節が逆になるのも、このかたむきが理由です。

Q43. 太陽をのぞいて、地球の夜空でいちばん明るく見える星(恒星)はどれ?

① シリウス
② 北極星
③ ベテルギウス

正解:① シリウス

おおいぬ座のシリウスは、太陽以外で全天いちばん明るく見える恒星です。冬の南の空でひときわ青白くかがやき、冬の大三角の一つにもなっています。

道しるべで有名な北極星は、じつは2等星でそれほど明るくありません。「いちばん明るい星=北極星」と思われがちですが、これはよくある勘ちがいです。

Q44. 夜空をスーッと流れる「流れ星」の正体は何でしょう?

① 星そのものが落ちている
② 宇宙のちりが大気で光っている
③ 飛んでいる人工衛星

正解:② 宇宙のちりが大気で光っている

流れ星の正体は、宇宙をただよう数mm〜数cmほどの小さなちりです。これが地球の大気にものすごい速さで飛びこみ、空気とこすれて高温になって光ります。

星そのものが落ちているわけではありません。たくさんの流れ星が一度に見える「流星群」は、すい星がまき散らしたちりの帯に地球がつっこむことで起こります。

Q45. 月の表面に見える、丸いくぼみのあとを何という?

① クレーター
② カルデラ
③ オアシス

正解:① クレーター

月の表面のたくさんの丸いくぼみはクレーターといい、いん石がぶつかったあとです。月には空気がほとんどなく、風や雨で地形がけずられないため、大昔のあとがそのまま残っています。

地球にもいん石は落ちますが、空気や水のはたらきでけずられ、あとが消えていきます。月は「太陽系の歴史を記録したアルバム」ともいえる天体なのです。

理科クイズをもっと楽しむコツと作り方

理科クイズは、ただ解くだけでなく、自分で作って出題するともっと楽しめます。作り方のコツを紹介します。

身のまわりの「なぜ?」をクイズにする

「氷はなぜ水にうくの?」「なぜ空は青いの?」など、ふだんの疑問はそのままクイズになります。答えを調べる過程で、自分の理解も深まります。難しい言葉は使わず、小学生にも伝わる言い方にするのがコツです。

三択は「もっともらしいハズレ」を混ぜる

正解だけが明らかに浮かないよう、ハズレの選択肢も「ありそうな答え」にすると、一気にクイズらしくなります。たとえば「酸素」が正解なら、ハズレに「二酸化炭素」「ちっ素」など、本物の気体の名前を並べると迷わせることができます。

解説に「へぇ」を一つ添える

答えを言うだけでなく、「実はね」と豆知識を一つ付け加えると、聞いた人の記憶に残ります。この記事の解説もそれを意識して書いています。出題する人の知識も自然と増える、一石二鳥の遊びです。

作ったクイズを家族や友だちに出すと、思わぬ盛り上がりになります。ぜひオリジナル問題にも挑戦してみてください。

まとめ|理科クイズで身のまわりの「なぜ」を楽しもう

理科クイズ全45問、何問正解できたでしょうか。

生物・人体・化学・物理・地学・天文と、理科は身のまわりのあらゆる「なぜ?」につながっています。植物が酸素を作り、骨が成長とともに減り、雷の音が遅れて届き、いま見る太陽が8分前の姿だと知ると、毎日の景色が少しちがって見えてきます。

クイズで「へぇ」と思った分野があれば、そこがあなたの知的好奇心のスイッチです。ぜひもう一歩ふみこんで調べてみてください。

家族や友だちと出し合えば、世代をこえて楽しめるのも理科クイズのよいところ。この記事の45問を、ぜひ出題ネタとして活用してくださいね。

最後まで挑戦してくれてありがとうございました。ほかの分野のクイズもそろえているので、よければあわせて楽しんでください。
参考サイト