英語クイズ47問!語源・ことわざ・世界の英語の三択を分野別に解説付きで出題【中学生〜大人】

「companion(仲間)の語源は、実はパン」。こんな話を聞くと、いつもの英語がちょっと面白く見えてきませんか。普段なにげなく使っている英単語や表現にも、意外な意味の変化や、思わず人に話したくなる物語が隠れています。

この記事では、英語にまつわる雑学を全47問の三択クイズにしました。英単語の語源、ことわざ・イディオム、世界の英語の違い、アルファベット、英語の歴史、身近な略語の6分野から出題します。

すべての問題にくわしい解説をつけたので、正解できても外れても「へぇ」と楽しめる内容です。難易度は★から★★★の3段階。学校で習う英語とはひと味違う、大人も楽しめる英語クイズに、何問正解できるか挑戦してみてください。

英語は、意味や由来を知ると暗記科目から「物語」に変わります。さっそく第1問からどうぞ。

英語クイズの遊び方|分野別・三択・全問解説つき

このクイズは、次の6分野からバランスよく出題します。気になる分野から読んでも、最初から順番に解いてもかまいません。

  • 英単語の意外な意味・語源|知れば忘れない単語の物語
  • ことわざ・イディオム|直訳では分からない英語表現
  • 世界の英語・国による違い|イギリス英語とアメリカ英語
  • アルファベット・スペル・発音|文字にまつわる雑学
  • 英語の歴史・トリビア|英語という言語の成り立ち
  • 身近な英語・日常表現の正体|略語やマークの意味

答えは各問題のすぐ下の色付きボックスに、解説とあわせて載せています。まずは選択肢だけを見て、自分なりの答えを決めてから読み進めるのがおすすめです。

【英単語の意外な意味・語源編】英語クイズ8問

開かれた英語の辞書

まずは英単語の意外な意味や語源からです。毎日のように見る単語にも、知ると忘れられなくなる由来が隠れています。

第1問:別れの挨拶「goodbye」の元になったとされる表現は?(難易度★)

英語の代表的な別れの挨拶「goodbye」。実は、ある祈りの言葉が縮まってできたとされます。元になった表現はどれでしょう。

①Good day(よい一日を)
②God be with ye(神があなたとともにありますように)
③Go on your way(あなたの道を行きなさい)

答え:②God be with ye(神があなたとともにありますように)

goodbyeは、16世紀ごろの別れの言葉「God be with ye(God be with you)」が縮まってできたとされます。「ゴッド・ビ・ウィ・ユー」がしだいに短くなり、goodbyeになりました。godがgoodに変わったのは、good morningなど「good」で始まる挨拶につられたためと言われています。

第2問:英単語「nice」が中世にもっていた意味は?(難易度★★)

今は「すてきな」「親切な」という意味で使う nice。しかし中世の英語では、まるで違う意味でした。元の意味はどれでしょう。

①愚かな・無知な
②美しい
③勇敢な

答え:①愚かな・無知な

niceの語源はラテン語のnescius(無知な)で、昔の英語では「愚かな」「物を知らない」という否定的な意味でした。その後「内気な」「繊細な」「正確な」などをへて、今の「快い」「すてきな」という意味に変わりました。数百年かけて意味がほぼ正反対になった、変化の激しい単語の代表例です。

第3問:「companion(仲間)」の語源にあるものは?(難易度★★)

「仲間・連れ」を意味する companion。ラテン語の語源は「○○を分け合う者」という意味です。○○に入るのはどれでしょう。

①旅
②剣
③パン

答え:③パン

companionは、ラテン語のcom(共に)とpanis(パン)が合わさった語で、「パンを分け合う仲間」を意味します。同じ語源をもつcompany(会社・仲間)も同様です。一緒に食事をする相手こそ仲間、という発想が言葉に残っているのですね。

第4問:「quarantine(隔離・検疫)」の語源になった数字は?(難易度★★★)

感染症対策の「隔離・検疫」を意味する quarantine。語源は、イタリア語のある数字にあります。それはどれでしょう。

①7
②40
③100

答え:②40

quarantineは、イタリア語のquaranta(40)が語源です。14世紀、ペストの流行を受けて、港に着いた船を一定期間沖に留め置く対策がとられました。当初は30日でしたが、のちに40日に延ばされ、これがquarantineの語源になりました。

第5問:「muscle(筋肉)」の語源になった生き物は?(難易度★★)

筋肉を意味する muscle。実はラテン語で、ある小さな生き物にちなんでいます。何の生き物でしょう。

①ネズミ
②ウサギ
③カエル

答え:①ネズミ

muscleは、ラテン語のmusculus(小さなネズミ)が語源です。力こぶが盛り上がって動くようすが、皮膚の下をネズミが動くように見えたことに由来するとされます。ちなみに二枚貝の「ムール貝(mussel)」も、同じ語源から来ています。

第6問:「breakfast(朝食)」の本来の意味は?(難易度★)

朝食を意味する breakfast。2つの英単語が組み合わさってできています。その本来の意味はどれでしょう。

①軽く速く食べる
②一日を始める食事
③断食(fast)を破る(break)

答え:③断食(fast)を破る(break)

breakfastは、break(破る)とfast(断食)が合わさった語で、「夜の間の絶食を破る食事」という意味です。fastには「速い」のほかに「断食」という意味があり、ここではこちらが使われています。眠っている間の長い空腹を、最初に破るのが朝食というわけです。

第7問:「disaster(災害)」の語源にある意外なものは?(難易度★★★)

大惨事を意味する disaster。語源は昔の占星術に関係し、「悪い○○」という意味です。○○に入るのはどれでしょう。

①星
②夢
③風

答え:①星

disasterは、dis(悪い)とaster(星)が合わさった語で、「不吉な星回り」を意味します。昔は天体の配置が人の運命を左右すると信じられており、災いは「星の巡り合わせが悪いせい」と考えられていました。asterは、記号の「アスタリスク」や星の花「アスター」とも同じ語源です。

第8問:「December」がラテン語で「10」なのに12月なのはなぜ?(難易度★★)

12月を表す December。語源はラテン語の decem(10)です。なぜ「10」なのに12月なのでしょう。

①昔は1年が10か月しかなかったから
②古代ローマの暦では3月始まりで、10番目の月だったから
③10年に一度の特別な月だったから

答え:②古代ローマの暦では3月始まりで、10番目の月だったから

古代ローマの暦は3月から始まり、Decemberはちょうど10番目の月でした。のちに年の初めに2つの月(今の1月と2月)が加わったため、2つ後ろにずれて12月になりました。9月September(7)、10月October(8)、11月November(9)も、同じ理由で語源の数字と2つずれています。

語源を知ると、単語が「丸暗記するもの」から「意味のある物語」に変わりますね。続いてはことわざ・イディオム編です。

【ことわざ・イディオム編】英語クイズ8問

カラフルなアルファベットの立体文字

次は、英語のことわざやイディオム(慣用表現)です。単語の意味は分かっても、直訳ではたどりつけない表現ばかりを集めました。

第9問:「It’s raining cats and dogs.」が表す天気は?(難易度★)

英語の天気の表現「It’s raining cats and dogs.」。これはどんな状態を表すでしょう。

①猫も犬も外に出たがらない天気
②変わりやすい不安定な天気
③激しい土砂降り

答え:③激しい土砂降り

「猫と犬が降る」と書いて、バケツをひっくり返したような激しい土砂降りを表す有名なイディオムです。由来には諸説あり、昔の家の茅葺き屋根にいた動物が大雨で落ちてきたから、などと言われますが、はっきりとはわかっていません。

第10問:「It’s a piece of cake.」の意味は?(難易度★)

「It’s a piece of cake.」と言われたら、どんな意味でしょう。

①ちょっとしたごほうび
②とても簡単なこと
③ほんの少しだけ

答え:②とても簡単なこと

「一切れのケーキ」と書いて、「朝飯前」「とても簡単」という意味になります。ケーキをひと切れ食べるくらい楽ちん、というイメージです。同じ「簡単」を表す表現にeasy as pie(パイのように簡単)もあり、英語ではなぜか甘いものが「簡単」のたとえに使われます。

第11問:舞台に出る人へ贈る「Break a leg!」の意味は?(難易度★★)

舞台に出る人に「Break a leg!」と声をかけることがあります。どんな意味でしょう。

①頑張って・成功を祈る
②落ち着いて・力を抜いて
③気をつけて・無理をするな

答え:①頑張って・成功を祈る

「足を折れ」と書きますが、本番前の役者に贈る「頑張って」「成功を祈る」という応援の言葉です。「幸運を祈る(good luck)と直接言うと、かえって不運を招く」という演劇界の縁起かつぎから、わざと逆のことを言うようになったとされます。

第12問:「I’m feeling under the weather.」の意味は?(難易度★★)

「I’m feeling under the weather.」と言われたら、どんな意味でしょう。

①天気に気分を左右されやすい
②ひどく落ち込んでいる
③体調がすぐれない

答え:③体調がすぐれない

「天気の下にいる」と書いて、「体調がすぐれない」という意味です。船乗りが由来とされ、悪天候で船が揺れて気分が悪くなった船員が、甲板の下(天候の下)で休んだことから来たと言われます。風邪気味のときなどに使える便利な表現です。

第13問:「It costs an arm and a leg.」の意味は?(難易度★★)

「It costs an arm and a leg.」はどんな意味でしょう。

①大けがをする
②とても高価である
③とても手間がかかる

答え:②とても高価である

「腕と脚の代償を払う」と書いて、「とても高価」「大金がかかる」という意味です。腕や脚を差し出すほど高い、という大げさなたとえです。日本語の「目玉が飛び出るほど高い」に近い感覚で使われます。

第14問:「once in a blue moon」が表す頻度は?(難易度★★)

「once in a blue moon」は、どんな頻度を表すでしょう。

①ごくまれに
②毎晩決まって
③不規則に何度も

答え:①ごくまれに

「青い月のときに一度」と書いて、「ごくまれに」という意味です。blue moon(ブルームーン)は、ひと月に2回目の満月が来る珍しい現象のこと。めったに起きないことのたとえに使われます。「I see him once in a blue moon.(彼にはたまにしか会わない)」のように使います。

第15問:「Don’t spill the beans!」の意味は?(難易度★★★)

「Don’t spill the beans!」と言われたら、どんな意味でしょう。

①食べ物を粗末にするな
②余計な口出しをするな
③秘密をばらすな

答え:③秘密をばらすな

「豆をこぼす」と書いて、「秘密をうっかり漏らす」という意味です。古代ギリシャで、白と黒の豆を使って投票したとき、容器をひっくり返すと結果が早く見えてしまったことが由来、という説があります。

第16問:「When pigs fly!」が表す気持ちは?(難易度★)

何かを頼んで「When pigs fly!」と返されたら、どんな気持ちを表すでしょう。

①もうすぐ実現しそうだ
②そんなことは絶対に起こらない
③信じられないほどうれしい

答え:②そんなことは絶対に起こらない

「豚が空を飛ぶときにね」と書いて、「そんなことは決して起こらない」という強い否定を表します。豚は飛べないので、「ありえない」という皮肉です。日本語の「あいつが謝るなんてありえない」のような場面で使える、ユーモラスな言い回しです。

イディオムは、直訳と本当の意味のギャップが面白いところです。次は世界の英語、国による違いを見ていきましょう。

【世界の英語・国による違い編】英語クイズ8問

ロンドンの赤い電話ボックスと街並み

ここからは、同じ英語でも国によって変わる単語の話です。イギリス英語とアメリカ英語では、同じものを別の言葉で呼ぶことがよくあります。

第17問:「soccer」はもともと何という言葉が縮まったもの?(難易度★★)

アメリカなどで使う soccer。実はイギリス生まれの言葉です。何という言葉が縮まったものでしょう。

①sock and ball(靴下とボール)
②考案者ソッカー氏の名前
③association football(アソシエーション・フットボール)

答え:③association football(アソシエーション・フットボール)

soccerは「アソシエーション・フットボール(association football)」の「soc」に、当時オックスフォード大学ではやった語尾「-er」を付けてできた言葉です。同じ流儀でラグビーは「rugger」と呼ばれました。つまりsoccerはイギリス発祥の言葉なのに、今ではアメリカ英語の代表のように思われている、面白い単語です。

第18問:「エレベーター」をイギリス英語では何と言う?(難易度★)

建物の「エレベーター」を、イギリス英語では何と言うでしょう。

①lift(リフト)
②elevator(エレベーター)
③escalator(エスカレーター)

答え:①lift(リフト)

アメリカ英語ではelevatorですが、イギリス英語ではlift(リフト)と言います。「持ち上げる」という動詞liftが、そのまま名詞になったものです。同じものでも国によって単語が違うのは、英語の面白いところです。

第19問:季節の「秋」をアメリカ英語でよく言う語は?(難易度★★)

季節の「秋」を、アメリカ英語ではよく何と言うでしょう。

①autumn(オータム)
②fall(フォール)
③harvest(ハーベスト)

答え:②fall(フォール)

イギリス英語ではautumnですが、アメリカ英語ではfallもよく使います。木の葉が「落ちる(fall)」季節だからです。もともとはイギリスでも「fall of the leaf」と言っていた名残で、古い言い方がアメリカに残った形です。

第20問:車の「ガソリン」をイギリス英語では何と言う?(難易度★★)

車の「ガソリン」を、イギリス英語では何と言うでしょう。

①petrol(ペトロル)
②gas(ガス)
③oil(オイル)

答え:①petrol(ペトロル)

アメリカ英語ではgas(gasoline)ですが、イギリス英語ではpetrol(ペトロル)と言います。petroleum(石油)から来た言葉です。給油所も、アメリカでgas station、イギリスでpetrol stationと呼び方が変わります。

第21問:イギリスの「fish and chips」の chips とは?(難易度★★)

イギリスの名物料理「fish and chips」。この chips とは、何のことでしょう。

①薄い袋菓子のポテトチップス
②細かいパンくず
③太めのフライドポテト

答え:③太めのフライドポテト

イギリス英語でchipsは、太めのフライドポテトのことです。アメリカ英語のfries(フレンチフライ)にあたります。一方、袋菓子のポテトチップスは、イギリスではcrisps(クリスプス)と呼びます。同じchipsでも国によって指すものが変わるので、注意が必要です。

第22問:「色」のイギリス式のつづりはどっち?(難易度★)

「色」を表す英単語。color と colour、イギリス英語のつづりはどちらでしょう。

①color
②colour
③coler

答え:②colour

イギリス英語ではcolour、アメリカ英語ではcolorとつづります。同じようにfavourite/favorite、centre/center、theatre/theaterなど、イギリスとアメリカでつづりが違う単語はたくさんあります。アメリカ英語のほうが、発音に近い簡単なつづりに整理された傾向があります。

第23問:ロンドンの地下鉄の愛称は?(難易度★★★)

ロンドンの地下鉄は、地元で親しみを込めて何と呼ばれているでしょう。

①the Tube(ザ・チューブ)
②the Metro(メトロ)
③the Subway(サブウェイ)

答え:①the Tube(ザ・チューブ)

ロンドンの地下鉄は正式にはthe Underground、愛称でthe Tube(チューブ=管)と呼ばれます。トンネルが筒状なのが由来です。ちなみにアメリカでsubwayは地下鉄ですが、イギリスでsubwayは歩行者用の「地下道」を指すことが多く、ここでも意味が食い違います。

第24問:アメリカ英語で「1階」はどれ?(難易度★★★)

建物の「1階」を、アメリカ英語では何と言うでしょう。

①the ground floor(グラウンド・フロア)
②the first floor(ファースト・フロア)
③the base floor(ベース・フロア)

答え:②the first floor(ファースト・フロア)

アメリカでは1階をthe first floorと言いますが、イギリスでは1階をthe ground floor(地上階)と呼び、その上をthe first floor(日本の2階)と数えます。つまりイギリスの「first floor」は日本の2階にあたります。海外のホテルやデパートで迷いやすい違いです。

日本で使われるカタカナ英語の中には、海外ではまったく通じないものもたくさんあります。あわせて読むと、英語の奥深さがもっと分かります。

同じ英語でも、海をひとつ越えると単語が変わるのは面白いですね。続いてはアルファベットにまつわる雑学です。

【アルファベット・スペル・発音編】英語クイズ8問

アルファベットの文字が書かれたタイル

続いては、アルファベットやスペル、発音にまつわる雑学です。26文字のアルファベットにも、知られざる豆知識がたくさんあります。

第25問:英語で最もよく使われるアルファベットは?(難易度★)

英語の文章で、最もよく使われるアルファベットはどれでしょう。

①A
②T
③E

答え:③E

英語で最も多く使われる文字はEで、全体の約12%を占めるとされます。次いでT、A、O、Iと続きます。逆に最も使われないのはZやQです。この出現頻度のかたよりは、暗号解読やキーボードのキー配置の研究にも使われてきました。

第26問:主要な辞書に載る「最も長い英単語」(45文字)の意味は?(難易度★★★)

主要な英語辞書に載る「最も長い単語」は45文字もあります。それは、どんな意味の言葉でしょう。

①ある肺の病気(じん肺の一種)
②宇宙でいちばん遠い星
③世界一高い山の名前

答え:①ある肺の病気(じん肺の一種)

その単語はpneumonoultramicroscopicsilicovolcanoconiosis(45文字)で、火山などの細かいケイ酸のちりを吸い込んで起きる肺の病気を指します。じん肺(silicosis)を、わざと長く言いかえて作られた言葉です。長さを競う目的で生まれた側面もある、ユニークな単語です。

第27問:「&」の英語での正式な呼び名は?(難易度★★)

文章でよく使う「&」の記号。英語の正式な名前は何と呼ぶでしょう。

①アスタリスク(asterisk)
②アンパサンド(ampersand)
③ハッシュ(hash)

答え:②アンパサンド(ampersand)

「&」はアンパサンド(ampersand)と呼びます。これはラテン語のet(=and)の文字を組み合わせてできた記号です。名前は「and per se and(&、それ自体が and である)」という言い回しが縮まったもの。かつてはアルファベットの27番目の文字のように扱われた時期もありました。

第28問:26文字の中で「最も新しく加わった文字」は?(難易度★★★)

26文字のアルファベットの中で、最後に仲間入りした「最も新しい文字」はどれでしょう。

①Z
②X
③J

答え:③J

最も新しい文字はJです。もともとはIと同じ文字で、Iの変種として書かれていました。JがIと区別され、独立した文字として定着したのは比較的新しく、数百年前のことです。見慣れたアルファベットも、長い歴史の中で少しずつ形を変えてきたのです。

第29問:「The quick brown fox jumps over the lazy ___.」に入る語は?(難易度★★)

有名な英文「The quick brown fox jumps over the lazy ___.」。最後に入る単語はどれでしょう。

①dog
②cat
③fox

答え:①dog

正解はdogで、「すばしっこい茶色のキツネが、のろまな犬を飛び越える」という意味です。この一文には、aからzまで26文字すべてが使われています。こうした文を「パングラム」と呼び、フォントの見本やタイピング練習でよく使われます。

第30問:英単語でQの次にほぼ必ず来る文字は?(難易度★)

英単語では、Qの次にほぼ決まった文字が来ます。それはどれでしょう。

①A
②U
③I

答え:②U

英語では、Qの後はほとんどの場合Uが続きます(queen、question、quickなど)。これはラテン語由来のつづりの名残です。Uを伴わないQの単語はごくわずかで、その多くはQatar(カタール)など、ほかの言語から入った外来語に限られます。

第31問:次のうち母音字(a・i・u・e・o)を1つも含まない単語は?(難易度★★★)

次の英単語のうち、母音字(a・i・u・e・o)を1つも含まないのはどれでしょう。

①rhythm(リズム)
②music(音楽)
③ocean(海)

答え:①rhythm(リズム)

正解はrhythmで、a・i・u・e・oをひとつも含みません。代わりにyが母音の役割を果たしています。同じようにmyth(神話)、gym(ジム)、crypt(地下室)なども母音字なしの単語です。yは半分母音、半分子音のように働く、面白い文字です。

第32問:「knife」で発音されない文字は?(難易度★★)

英単語 knife(ナイフ)には、つづりにあるのに発音されない文字があります。それはどれでしょう。

①n
②f
③k

答え:③k

knifeの先頭のkは、発音されない「黙字」です。同じようにknow(知る)、knee(ひざ)、knock(ノック)のkも読みません。昔は実際に「クナイフ」のように発音していた名残で、つづりだけが当時のまま残っています。英語のつづりと発音がずれる原因のひとつです。

アルファベットひとつとっても、奥が深いですね。ここまでで半分以上。後半もぜひ挑戦してください。

【英語の歴史・トリビア編】英語クイズ8問

本棚に並ぶ英語の古い書物

ここからは、英語という言語そのものの歴史やトリビアです。英語がどのように生まれ、広まってきたのかを知ると、英語の存在感にも納得がいきます。

第33問:1066年に英語へ大量のフランス語が流入した出来事は?(難易度★★★)

1066年、英語に大量のフランス語が流れ込むきっかけになった出来事は何でしょう。

①産業革命
②ノルマン・コンクエスト(ノルマン征服)
③百年戦争

答え:②ノルマン・コンクエスト(ノルマン征服)

1066年、フランスのノルマンディー公ウィリアムがイングランドを征服しました(ノルマン・コンクエスト)。これにより支配階級の言葉がフランス語になり、1万語ともいわれる大量のフランス語が英語に流入しました。今の英語に同じ意味の単語がいくつもあるのは、この歴史の名残です。

第34問:英語が属する言語グループ(語派)は?(難易度★★)

英語は、どの言語グループ(語派)に属しているでしょう。

①ラテン語派(ロマンス諸語)
②スラブ語派
③ゲルマン語派

答え:③ゲルマン語派

英語は、ドイツ語やオランダ語と同じ「ゲルマン語派」に属します。be動詞や基本的な単語にその名残があります。一方で、ノルマン征服でフランス語(ラテン系)が大量に入ったため、語彙にはラテン系の単語も非常に多く、二重構造になっているのが英語の特徴です。

第35問:英語を母語とする人が世界で最も多い国は?(難易度★★)

英語を母語(第一言語)として話す人が、世界でいちばん多い国はどこでしょう。

①アメリカ合衆国
②イギリス
③インド

答え:①アメリカ合衆国

英語を母語とする人が最も多い国はアメリカです。人口が多いため、母語話者の数ではイギリスを大きく上回ります。インドも英語を話す人が非常に多い国ですが、その多くは第二言語としての使用です。英語は今や、発祥の地イギリス以外で広く使われる国際語になっています。

第36問:英語の文章で最も頻繁に登場する単語は?(難易度★)

英語の文章で、最も頻繁に登場する単語はどれでしょう。

①I
②the
③and

答え:②the

英語で最もよく使われる単語はtheです。名詞につく冠詞で、ほとんどの文章に何度も登場します。次いでbe動詞のbe、of、and、aなどが続きます。意味の薄い「機能語」ほど高い頻度で使われるのは、多くの言語に共通する特徴です。

第37問:7月「July」の名前の由来になった人物は?(難易度★★)

7月 July の名前は、ある歴史上の人物にちなんでいます。誰でしょう。

①ユリウス・カエサル
②コロンブス
③ナポレオン

答え:①ユリウス・カエサル

7月Julyは、古代ローマの政治家ユリウス・カエサル(ジュリアス・シーザー)にちなんで名付けられました。彼が暦を改革し、自分の生まれ月に名を残したのです。ラテン語の彼の名「Julius」が由来になっています。

第38問:8月「August」の名前の由来になった人物は?(難易度★★)

8月 August の名前の由来になった人物は、誰でしょう。

①アレクサンドロス大王
②哲学者アウグスティヌス
③初代ローマ皇帝アウグストゥス

答え:③初代ローマ皇帝アウグストゥス

8月Augustは、初代ローマ皇帝アウグストゥスにちなみます。先にカエサルが7月に名を残したのにならい、自分の名も暦に刻みました。「7月が31日なら自分の8月も31日に」と日数まで調整したという逸話も伝わっています。

第39問:「アルファベット」という言葉自体の由来は?(難易度★★)

「アルファベット(alphabet)」という言葉そのものの由来は、何でしょう。

①ラテン語の「文字の列」
②ギリシャ文字の最初の2文字「アルファ+ベータ」
③発明者アルファ氏の名前

答え:②ギリシャ文字の最初の2文字「アルファ+ベータ」

alphabetは、ギリシャ文字の最初の2文字「α(アルファ)」と「β(ベータ)」を合わせた言葉です。日本語で文字を「いろは」と呼ぶのに似ています。ギリシャ文字はさらにさかのぼるとフェニキア文字にたどり着き、世界の多くの文字の祖先になっています。

第40問:世界で最も多くの国・地域で公用語とされている言語は?(難易度★)

世界で最も多くの国・地域で公用語とされている言語は、どれでしょう。

①英語
②中国語
③スペイン語

答え:①英語

英語は、世界で最も多くの国・地域で公用語とされている言語です。かつてイギリスの植民地だった国々を中心に、世界各地で使われています。母語話者の数では中国語が最多ですが、「使われる国の数」と「国際共通語としての広がり」では英語が群を抜いています。

月の名前と同じように、曜日の名前にも神話や天体にちなんだ由来があります。言葉の成り立ちが好きな方は、こちらもどうぞ。

言葉の歴史を知ると、英語がぐっと身近になりますね。いよいよ最後の分野、身近な略語の正体です。

【身近な英語・日常表現の正体編】英語クイズ7問

英文の書類と万年筆

ラストは、身近なのに意外と意味を知らない略語やマークです。実は英語ですらないものも混じっています。

第41問:時刻のA.M.・P.M.に共通する「M」が表すものは?(難易度★★)

時刻のA.M.・P.M.は、実はラテン語の略です。共通する「M」が表すものは何でしょう。

①朝
②時間
③正午

答え:③正午

A.M.はante meridiem(正午より前)、P.M.はpost meridiem(正午より後)というラテン語の略です。共通するM=meridiemは「正午」を意味します。つまりA.M./P.M.は「正午の前/後」という意味で、英語ではなくラテン語から来ているのです。

第42問:英文でよく見る「e.g.」の意味は?(難易度★★)

英文でよく見かける「e.g.」。どんな意味でしょう。

①たとえば(例を挙げる)
②すなわち(言い換える)
③など(その他)

答え:①たとえば(例を挙げる)

e.g.は、ラテン語のexempli gratiaの略で、「たとえば」という意味です。例を挙げるときに使います。よく似たi.e.(id est=すなわち)と混同されがちですが、e.g.は「例示」、i.e.は「言い換え」と役割が違います。

第43問:英文の「i.e.」の意味は?(難易度★★★)

では、英文で使う「i.e.」の意味は何でしょう。

①たとえば
②すなわち・言い換えると
③〜を参照せよ

答え:②すなわち・言い換えると

i.e.は、ラテン語のid estの略で、「すなわち」「つまり」という意味です。前に述べたことを、別の言葉で言い換えて説明するときに使います。「例を挙げる」e.g.との違いを押さえておくと、英文をぐっと正確に読めるようになります。

第44問:「など」を表す「etc.」は何の略?(難易度★)

リストの最後につける「など」の意味の「etc.」。これは何という言葉の略でしょう。

①extra count(追加の数)
②end of the contents(内容の終わり)
③et cetera(エト・セトラ)

答え:③et cetera(エト・セトラ)

etc.は、ラテン語のet ceteraの略です。et(=and)とcetera(残りのもの)で、「その他もろもろ」という意味になります。読むときは「エトセトラ」で、「アンド・エトセトラ」と言うのは and が重複するため誤りです。

第45問:世界で使われる「OK」の語源として有力な説は?(難易度★★★)

世界中で使われる「OK」。その語源として有力とされるのは、次のうちどれでしょう。

①oll korrect(all correct のふざけたつづり)
②0 killed(死者ゼロ)
③ドイツ語の ohne Korrektur(訂正なし)

答え:①oll korrect(all correct のふざけたつづり)

OKは、1839年のアメリカの新聞で、all correct(すべて正しい)をわざと崩した「oll korrect」の略として登場したという説が有力です。翌年の大統領選では、候補者のあだ名「Old Kinderhook」の頭文字とかけて一気に広まりました。今や世界一有名な略語のひとつです。

第46問:手紙の最後に書き足す「P.S.」は何の略?(難易度★★)

手紙の最後に書き足す「P.S.」。これは何という言葉の略でしょう。

①please send(送ってください)
②postscript(追って書き=追伸)
③personal signature(自筆の署名)

答え:②postscript(追って書き=追伸)

P.S.は、ラテン語のpost scriptum 由来のpostscriptの略で、「後に書かれたもの=追伸」を意味します。本文を書き終えたあとに付け足す一言です。さらに書き足したいときは、P.P.S.(追々伸)と重ねていきます。

第47問:招待状にある「R.S.V.P.」が求めていることは?(難易度★★★)

パーティーや結婚式の招待状によくある「R.S.V.P.」。これは何を求める表現でしょう。

①ドレスコードを守ってください
②時間どおりに来てください
③出欠の返事をください

答え:③出欠の返事をください

R.S.V.P.は、実は英語ではなくフランス語のRépondez s’il vous plaît(どうぞお返事ください)の略です。出欠の返事を求めるときに使われます。英語圏の招待状にフランス語の表現が残っている、おしゃれな慣習です。

全47問、おつかれさまでした!何問正解できたか、ぜひ数えてみてくださいね。

英語クイズを会話や学びに生かすコツ

覚えた英語の雑学は、ちょっとした工夫でさらに役立ちます。コツを紹介します。

まず、語源や由来はセットで覚えると忘れにくくなります。「companionはパンを分け合う仲間」のように、物語ごと記憶すると、単語の意味が自然と頭に残ります。丸暗記より、ずっと楽で確実です。

次に、覚えた雑学は誰かに話してみることです。「OKってもともと何の略か知ってる?」と問いかけると、自分の記憶も定着し、会話のちょっとしたネタにもなります。

そして、イギリス英語とアメリカ英語の違いは、海外旅行や映画鑑賞で役立ちます。「lift」と書いてあればイギリス式だな、と気づけるだけで、英語の世界がぐっと立体的に見えてきます。

覚え方のワンポイント
語源が「諸説あり」のものは、無理にひとつに決めず「こんな説がある」と楽しむのがコツです。サーロインの国王伝説のように、有名でも実は俗説、という話は会話のオチにもぴったりです。

言葉の由来そのものをもっと楽しみたい方は、世界の国名の由来を集めた記事もあわせてどうぞ。

英語クイズについてよくある質問(Q&A)

英語クイズにまつわる、よくある疑問をまとめました。

Q1. 英語が苦手でも楽しめますか?
はい。この記事は英単語のテストではなく、英語にまつわる雑学クイズです。答えと解説はすべて日本語なので、英語が苦手な方でも「へぇ」と楽しめます。難しい問題は★★★の目印で分かるようにしています。
Q2. 何人くらいで遊ぶのがおすすめですか?
1人の腕試しでも、家族や友だちとの出題ごっこでも楽しめます。大人数なら、3つの選択肢を手で示してもらう三択クイズにすると盛り上がります。47問を区切って、分野別に出題するのもおすすめです。
Q3. 子ども向けにはどの問題がおすすめですか?
難易度★の問題が分かりやすくおすすめです。「breakfastの本来の意味」や「Qの次に来る文字」など、ルールや仕組みに気づく問題は、子どもが驚いて覚えてくれます。英語学習のきっかけにもなります。
Q4. 解説が「諸説あり」なのはなぜですか?
言葉の語源や由来は、古い時代の話で記録が残っていないものも多く、複数の説が伝わっているためです。本記事では有力とされる説を答えにしつつ、ほかの説があるものは解説でそのことに触れるようにしています。
Q5. もっといろいろなジャンルのクイズに挑戦したいです。
この記事の最後に、雑学・地理・歴史・理科・音楽・食べ物など、さまざまな分野のクイズ記事へのリンクをまとめています。気になるジャンルから挑戦して、知識の幅を広げてみてください。

まとめ|英語クイズで言葉の世界をもっと楽しく

英語にまつわる雑学を、6分野47問の三択クイズで紹介してきました。

companionやquarantineのように、語源を知ると意味がすっと腑に落ちる単語がありました。

liftやfallのように、同じ英語でも国によって単語が変わる面白さもありました。

OKやR.S.V.P.のように、身近なのに意外な正体を持つ略語もありました。

英語は、単語や表現の由来を知るほど、暗記科目から「物語」に変わります。お気に入りの雑学を覚えて、英語の学びや会話にぜひ生かしてみてください。

気になった単語は、ぜひ自分でも由来を調べてみてください。英語がもっと好きになりますよ。