面白い和製英語40選!海外で通じないカタカナ語を日常・食べ物・ビジネス・ファッション別に紹介

面白い和製英語40選サムネイル

日本では当たり前に使っている「マンション」「テンション」「クレーム」…実はこれ、海外ではまったく通じないんです。今回はそんな面白い和製英語を40個厳選して紹介します!

私たちが日常で何気なく使っているカタカナ語の中には、英語のように見えて実は日本で独自に生まれた「和製英語」がたくさん潜んでいます。海外で使うと笑われる、あるいは全く別の意味に取られてしまうことも。

この記事では、日常生活・食べ物・ビジネス・ファッション・恋愛の5ジャンルに分けて、思わず「えっ、これ英語じゃないの!?」と驚く和製英語を紹介します。正しい英語表現も添えているので、雑学としてはもちろん、英語の勉強にもなりますよ。

英語の辞書と眼鏡

日常生活で使いがちな和製英語10選

毎日のように口にしているあのカタカナ語、実は和製英語かもしれません。まずは日常生活に潜む定番の和製英語から見ていきましょう。

1. コンセント → outlet / socket

日本語の「コンセント」は英語の「consent(同意)」に由来するという説がありますが、壁の差込口という意味では全く通じません。アメリカでは「outlet」、イギリスでは「socket」が正解です。

海外のホテルで「Where is the consent?」と聞いたら、「何に同意するの?」と不思議な顔をされることでしょう。

2. マンション → apartment / condo

日本では普通の集合住宅を「マンション」と呼びますが、英語の「mansion」は大豪邸を意味します。「I live in a mansion.」と言ったら、「この人セレブなの?」と思われること間違いなしです。

正しくは「apartment」(賃貸)や「condominium」(分譲)。日本の1LDKマンションをmansionと呼ぶのは、かなりの誇大広告ですね。

3. ノートパソコン → laptop

英語で「notebook」と言うと、普通のノート(文房具)を想像されます。持ち運びできるパソコンは「laptop(膝の上)」が正解。膝の上で使えるコンピューターというわけです。

最近は「notebook computer」という表現も使われますが、略して「ノート」だけでは絶対に通じません。

4. ホッチキス → stapler

「ホッチキス」は明治時代にアメリカから輸入されたステープラーの商品名(E.H.Hotchkiss社)が定着したものです。英語では「stapler」と言います。

「ホッチキスある?」は英語圏では「ん?Hotchkiss?何それ機関銃の名前?」となる可能性大です(実際にHotchkissは機関銃メーカーでもありました)。

5. クレーム → complaint

日本語の「クレームを入れる」は苦情を言うことですが、英語の「claim」は「主張する」「請求する」が本来の意味。保険の「クレーム(保険金請求)」は正しい使い方ですが、苦情の意味では「complaint」が正解です。

「I want to make a claim」と言うと、苦情ではなく何かを主張したい人だと思われます。

「マンションに住んでる」は海外だと完全にマウント発言になりますね。日本の1Kでmansionは笑えます。

6. サービス(おまけ) → free / on the house

飲食店で「これサービスです」と言われたら無料のおまけのことですが、英語の「service」はサービス業の「奉仕」「接客」という意味。おまけは「It’s free」や「It’s on the house」が正しい表現です。

「This is service!」と言われても、英語話者は「うん、確かにこれはサービスだね(接客だね)」としか思いません。

7. ガソリンスタンド → gas station

「ガソリンスタンド」は一見英語っぽいですが、これも和製英語。アメリカでは「gas station」、イギリスでは「petrol station」と呼びます。

「gasoline stand」と言っても通じなくはないですが、とても不自然な表現として聞こえるでしょう。

8. ペットボトル → plastic bottle

「PET」は素材名(ポリエチレンテレフタレート)の略で、英語でも「PET bottle」と言えば分かってもらえますが、一般的には「plastic bottle」の方がよく使われます。

そもそも素材名で呼ぶのは日本独特の発想。英語話者にとっては「ペットの瓶って何?動物用?」となりかねません。

9. リモコン → remote control

「リモコン」は「remote control」の略ですが、この略し方は日本独自。英語では「remote」と略すか、そのまま「remote control」と言います。

日本人は「リモコン取って」と気軽に言いますが、英語では「Pass me the remote」が自然な表現です。

10. フリーサイズ → one size fits all

「フリーサイズ」と言われると「自由なサイズ」と思いがちですが、英語で「free size」と言っても意味不明。正しくは「one size fits all(すべてのサイズに合う)」です。

「free」に「無料」のイメージが強い英語話者には「タダでもらえるサイズ?」と勘違いされるかもしれません。

食べ物・飲み物の和製英語8選

日本の寿司料理

実は食べ物の世界にも和製英語がたくさん。レストランやカフェで使っているあの言葉、海外では全然通じないかもしれません。

11. フライドポテト → French fries / chips

「fried potato」と言っても間違いではないですが、一般的には通じにくい表現です。アメリカでは「French fries」、イギリスでは「chips」と呼びます。

ちなみにイギリスで「chips」はフライドポテトですが、ポテトチップスは「crisps」。ややこしいですね。

12. アメリカンコーヒー → drip coffee / black coffee

「アメリカンコーヒー」は和製英語で、アメリカに行って「American coffee」と注文しても通じません。薄めのコーヒーは「regular coffee」、エスプレッソをお湯で薄めたものは「Americano」が正解です。

アメリカ人が自国のコーヒーを「アメリカン」と呼ぶことは一切ないというのが面白いポイントです。

13. バイキング(食べ放題) → buffet / all-you-can-eat

食べ放題の意味で「バイキング」と言うのは完全に日本だけの用法です。英語の「Viking」は北欧の海賊のこと。「buffet」や「all-you-can-eat」が正しい表現です。

この和製英語が生まれた由来は、1958年に帝国ホテルが始めた食べ放題レストラン「インペリアルバイキング」。当時上映されていた映画「バイキング」の豪快な食事シーンにちなんで名付けたそうです。

14. モーニングサービス → breakfast special

喫茶店の「モーニングサービス」は完全な和製英語。英語で「morning service」と言うと「朝の礼拝」という宗教的な意味になります。

朝のお得なセットメニューは「breakfast special」「breakfast deal」が正解。「モーニングサービスください」と海外で言ったら、教会に案内されるかもしれません。

15. シュークリーム → cream puff

「シュークリーム」の「シュー」はフランス語の「chou(キャベツ)」から来ています。英語で「shoe cream」と言うと「靴磨きクリーム」になってしまうので要注意。正しくは「cream puff」です。

パティスリーで「シュークリームください」と言ったら、靴のお手入れ用品を勧められるかもしれません。

「バイキング」の由来が帝国ホテルだったとは驚きですよね。北欧の海賊と食べ放題、よく結びつけたものです。

16. ソフトクリーム → soft serve

「soft cream」は英語として文法的にはおかしくないですが、ソフトクリームの意味では通じません。英語では「soft serve(ice cream)」と呼びます。

「cream」だけだとただのクリーム(生クリーム)を連想されてしまいます。

17. ミルクティー → tea with milk

「milk tea」は最近ではタピオカブームもあって海外でも通じるようになってきましたが、伝統的な英語では「tea with milk」が標準的な言い方です。

イギリスでは紅茶にミルクを入れるのが当たり前なので、わざわざ「ミルクティー」と強調する必要がないという文化的な背景もあります。

18. レトルト食品 → instant food / ready-made meal

「retort」は英語で「反論する」「切り返す」という意味の動詞。レトルトパウチは日本語では一般的ですが、英語では「instant food」「ready-made meal」「microwaveable meal」などと表現します。

「I ate a retort for dinner」と言ったら、「夕食に反論を食べた?」と哲学的な解釈をされそうです。

ビジネスシーンの和製英語8選

実はビジネスの現場にも和製英語が蔓延しています。海外との会議やメールで使うと恥をかくかもしれない要注意ワードを紹介します。

19. サラリーマン → office worker / employee

「salary man」は英語としては通じなくもないですが、非常に日本的な表現です。英語では「office worker」「employee」「white-collar worker」などが一般的。

ちなみに「OL(オフィスレディ)」も和製英語。英語では性別を特定しない「office worker」を使います。

20. テンション → energy / excitement

「テンション高い!」は日本語では褒め言葉ですが、英語の「tension」は「緊張」「不安」「張り詰めた空気」というネガティブな意味。「You have high tension」は「あなた緊張してるね」と伝わります。

「テンション上がる!」は英語では「I’m so excited!」「I’m pumped up!」が正解です。

21. キャリアアップ → career advancement

「career up」という表現は英語にはありません。「career advancement」「career development」「career growth」が正しい表現です。

「I want to career up」と言ったら、英語話者には意味不明な文章に聞こえるでしょう。

22. コストパフォーマンス(コスパ) → value for money

「cost performance」は経済用語としては存在しますが、日本語で言う「コスパがいい」のニュアンスでは使いません。「good value for money」「worth the price」が自然な表現です。

日本では略して「コスパ」とまで言いますが、これは完全に日本限定の表現です。

23. アポ(アポイントメント) → appointment

「アポを取る」の「アポ」は「appointment」の略ですが、この略し方は日本語独自のもの。英語では「appointment」をそのまま使うか、「set up a meeting」と言います。

ちなみに「appointment」自体は正しい英語なので、略さずに使えば問題ありません。

ワンポイント
ビジネスの和製英語は特に要注意です。海外の取引先との会議で和製英語を使うと、プロフェッショナルな印象が損なわれる可能性があります。事前に正しい英語表現を確認しておくと安心です。

24. スキルアップ → improve skills

「skill up」は日本語としては定着していますが、英語では「improve my skills」「develop my skills」「upskill」と言います。

「upskill」は比較的新しい英語表現で、日本語の「スキルアップ」に近いニュアンスがあります。

25. リストラ → layoff / downsizing

「restructuring(リストラクチャリング)」は英語では会社の「再編」「組織改革」という意味で、必ずしもクビを意味しません。日本語では「リストラ=解雇」ですが、英語で解雇は「layoff」「downsizing」と言います。

「Our company is restructuring」は「うちの会社は組織改革中」であって、「みんなクビ」という意味ではありません。

26. ベテラン → experienced / veteran

英語の「veteran」はおもに「退役軍人」を指す言葉です。仕事のベテランには「experienced worker」「seasoned professional」を使います。

「He is a veteran」と言ったら、「彼は退役軍人なんだ」と解釈されるのでご注意を。

ファッション・美容の和製英語7選

ファッション店の衣料品

おしゃれの世界にも和製英語は多数。ショッピング中に当たり前のように使っている言葉が、実は海外では通じないかもしれません。

27. ワイシャツ → dress shirt

「ワイシャツ」は「white shirt(白いシャツ)」が訛ったものとされていますが、英語では「dress shirt」と呼びます。白以外のシャツも「ワイシャツ」と呼ぶのは日本だけ。

「Y-shirt」と表記されることもありますが、Yの形をしているからではなく、whiteの訛りです。

28. パーカー → hoodie

「パーカー」は英語の「parka」が元ですが、英語の「parka」はフード付きの防寒ジャケット(アウター)を指します。日本で言うパーカーは「hoodie」が正解。

冬にユニクロで買うあのフリースのパーカーは、英語では「hoodie」です。「parka」を着ていると言ったら、もっとゴツいアウターを想像されます。

29. ピアス → earrings

「ピアス」は英語の「pierce(穴を開ける)」という動詞から来ていますが、アクセサリーとしてのピアスは英語で「earrings」と言います。穴を開けるタイプもクリップタイプもまとめて「earrings」です。

「I have piercings」と言うと、「体のどこかに穴を開けてるんだ」と解釈され、耳とは限らないニュアンスになります。

30. チャック / ジッパー → zipper

「チャック」は完全に日本語。「巾着(きんちゃく)」に由来するという説があります。「ジッパー」は英語の「zipper」に近いのでまだ通じますが、「チャック閉めて」は海外では意味不明です。

「Your chuck is open」と言っても「チャックって誰?」となるだけです。

「パーカー」と「parka」が別物だとは。日本人がhoodieのつもりで「parka着てる」と言ったら、かなりのアウトドア派だと思われますね。

31. スキンシップ → physical affection

「skinship」は完全な和製英語で、英語圏では通じません。英語では「physical affection」「physical contact」「physical intimacy」などと表現します。

「Let’s have some skinship」と言ったら、かなり怪しい雰囲気になること間違いなしです。

32. ネイルサロン → nail salon

実はこれは正しい英語です。ただし「ネイル」だけで「爪の装飾」を意味するのは和製英語的な使い方。英語の「nail」は単に「爪」か「釘」のこと。「I got my nails done」が英語的に自然な言い方です。

「ネイルした」という日本語表現は英語にはなく、「I got a manicure」が正解です。

33. マフラー → scarf

防寒用の首巻きは英語では「scarf」。英語の「muffler」は自動車の排気管の消音装置を指します。

「Nice muffler!」と褒めたつもりが、「いい排気管だね!」と車の話をしていると思われるかもしれません。

恋愛・人間関係の和製英語7選

恋バナにも和製英語が登場します。外国人の恋人とのコミュニケーションで使ったら大変なことになるかもしれない表現を紹介します。

34. スタイルがいい → have a nice figure

「She has a good style」と言っても、英語では「ファッションセンスがいい」「生き方のスタイルがいい」と解釈されます。体型を褒めたいなら「She has a nice figure」「She’s in great shape」が正解です。

「スタイルいいね」と言ったつもりが「服のセンスいいね」と伝わるのは、悪くないけどちょっと違いますよね。

35. ナイーブ → sensitive / delicate

日本語の「ナイーブ」は「繊細」「感受性が強い」というニュアンスですが、英語の「naive」は「世間知らず」「単純」「未熟」というかなりネガティブな意味です。

「You’re so naive」は褒め言葉ではなく、「あなたって世間知らずだね」という失礼な表現。繊細な人に向かって言ったら逆効果です。

36. プレイボーイ → womanizer

「playboy」は英語でも「遊び人」の意味がありますが、日本語ほど頻繁には使われません。「He’s a player」「He’s a womanizer」の方が自然です。

また「Playboy」はアメリカの有名な雑誌名でもあるため、そちらを連想する人も多いです。

37. フィーリング → chemistry / vibe

「フィーリングが合う」は日本語ではよく使う表現ですが、英語の「feeling」は「感情」「気持ち」であって、相性の意味はありません。「We have good chemistry」「Good vibes」が正解です。

「We have the same feeling」だと「同じ感情を持っている」になってしまいます。

38. マイペース → go at one’s own pace

「my pace」は英語としては不完全な表現。「He goes at his own pace」「She does things in her own time」が正しい言い方です。

「マイペース」は日本語としてはとても便利な言葉ですが、英語にはぴったりくる一語の表現がありません。

「ナイーブ」が英語だとネガティブな意味だったとは。「あなたってナイーブだね」を英語で言ったら、褒めるどころかケンカになりそうです。

39. ハイタッチ → high five

「ハイタッチ」は日本語として定着していますが、英語では「high five」が正解。「High touch」と言うと、何か意味深なボディタッチを連想されてしまいます。

「Give me a high five!」は英語圏のスポーツや日常で頻繁に使われる表現です。

40. アットホーム → cozy / homey / welcoming

「at home」は英語で「自宅で」「くつろいで」という意味があり、「アットホームな雰囲気」のような形容詞的な使い方は和製英語です。英語では「cozy」「homey」「welcoming atmosphere」と表現します。

「This restaurant is very at home」だと「このレストランはとても自宅です」という不思議な文になってしまいます。

和製英語はなぜ生まれるのか?

ここまで40個の和製英語を見てきましたが、そもそもなぜこんなにたくさんの和製英語が日本には存在するのでしょうか。

日本語の「略す」文化

日本語は長い言葉を省略する文化が非常に強いです。「リモートコントロール」→「リモコン」、「アポイントメント」→「アポ」のように、英語をそのまま略して独自の言葉にしてしまいます。この略し方は英語話者には理解されません。

英語以外の言語も混ざっている

「アルバイト」はドイツ語の「Arbeit(仕事)」、「シュークリーム」はフランス語の「chou(キャベツ)」が由来です。このように英語以外のヨーロッパ言語が日本語に取り込まれ、英語っぽく聞こえるけど英語ではない、という独特の状況が生まれています。

日本独自の概念を新しい言葉で表現

「スキンシップ」「コスパ」「アットホーム」など、日本語として便利だから生まれた表現もあります。既存の英単語を組み合わせて、日本独自のニュアンスを持つ新しい言葉を作り出すのは、日本語の柔軟さの表れとも言えます。

まとめ

面白い和製英語40選を、日常生活・食べ物・ビジネス・ファッション・恋愛の5ジャンルに分けて紹介しました。

私たちが何気なく使っているカタカナ語の中に、こんなにたくさんの和製英語が隠れていたのは驚きではないでしょうか。知っておけば海外旅行やビジネスシーンで恥をかかずに済みますし、友達との雑学トークのネタにもなります。

ぜひ「これも和製英語だったの!?」という驚きを周りの人にもシェアしてみてください。

和製英語を知れば知るほど、日本語の面白さと柔軟さに気づかされます。海外に行く前にチェックしておくと、恥ずかしい思いを避けられますよ!