街を歩いていて「えっ、なんだこれ?」と二度見してしまう銅像に出会ったことはありませんか。世界には、首をかしげたくなる奇妙な銅像やモニュメントが数え切れないほど存在します。
ブリュッセルの小便小僧のように数百年愛されてきた定番から、プラハのテレビ塔を這う不気味な赤ちゃん、オックスフォードの屋根に突き刺さったサメまで、世界の街角は、発想の自由さと芸術家の遊び心であふれています。
この記事では、ヨーロッパ・アメリカ大陸・アジア太平洋・日本から、思わず写真を撮りたくなる世界の変な銅像・面白いモニュメントを30選にして画像付きで徹底解説します。

目次
ヨーロッパの変な銅像・ユニークなモニュメント12選
ヨーロッパは何百年もの歴史を持つ石畳の街角に、観光客がつい笑ってしまう小さな銅像が潜んでいるのが魅力です。ベルギー、スロバキア、チェコ、イギリスなど、国ごとに違うユーモアのセンスが詰まっています。
1. マネケン・ピス(小便小僧/ベルギー・ブリュッセル)

世界で最も有名な「変な銅像」と言えば、ブリュッセル旧市街の角にあるマネケン・ピスでしょう。1619年にジェローム・デュケノワが制作したブロンズ像で、全長わずか55cmしかない小さな噴水です。都市の象徴として愛されており、年に何度も衣装を着替えるのが名物。ブリュッセル市立博物館には1,000着以上の衣装コレクションが保管されています。
2. ジャネケン・ピス(小便少女/ベルギー・ブリュッセル)

マネケン・ピスから徒歩5分、狭い路地ブシェ通りに設置されているのが女の子版のジャネケン・ピスです。1987年の比較的新しい作品で、男性版しかないのは不公平だという発想から作られました。鉄格子で保護されているのは度重なるいたずらを防ぐためで、このちょっとした不遇さもブリュッセルらしい小粋なユーモアを感じさせます。
3. ジネケ・ピス(小便犬/ベルギー・ブリュッセル)

小便三兄弟の末っ子、ジネケ・ピスは1998年に制作された犬の銅像です。ブリュッセル方言で「野良犬」を意味する「ジネケ」が名前の由来で、混血や多文化を象徴しています。街角の柱にちょうど片脚を上げているリアルな仕草がかわいく、写真スポットとして観光客に人気。ただし噴水機能はなく、これだけおしっこは「出ない」設定です。
4. 人魚姫像(デンマーク・コペンハーゲン)

アンデルセン童話の主人公をモデルにした人魚姫像(Den Lille Havfrue)は、1913年にエドヴァード・エリクセンがコペンハーゲン港の岩の上に設置した高さわずか1.25mの銅像です。世界三大がっかり名所としても知られるほど小ぶりですが、第二次大戦後に首や腕を何度も切り落とされる被害に遭い、そのたびに市民の手で修復されてきた復活の象徴でもあります。
5. モリー・マローン像(アイルランド・ダブリン)

ダブリンの伝統民謡「コックルズ・アンド・マッスルズ」の主人公を像にしたもので、胸元が強調された独特のデザインから「脂肪の多い二枚貝(The Tart with the Cart)」という愛称で呼ばれています。1988年に設置されて以降、胸を触ると幸運が訪れるという観光客のジンクスが広まり、銅色の体の一部分だけが金色に光っているのが特徴的です。
6. チュミル(マンホール男/スロバキア・ブラチスラバ)

旧市街の石畳から顔だけを出しているブロンズ作業員、チュミル(Čumil)はスロバキア語で「のぞき見する人」を意味します。1997年にビクトル・フーリックによって制作されました。スカートをのぞき見しているのか、共産主義時代のサボりグセを皮肉っているのか解釈はさまざま。後ろから車に頭をぶつけられて一度壊れたため、現在は「Man at Work」の注意書きが掲げられています。
7. パパラッチ像(スロバキア・ブラチスラバ)

旧市街ラウリンスカー通りの建物角から、カメラを構えて被写体を狙うパパラッチの銅像。2002年にラディスラフ・ポラトカがレストラン「UFO」のプロモーションとして設置しましたが、像だけが残り現在はブラチスラバを代表する人気フォトスポットに。街角で待ち伏せされているような緊張感が絶妙で、記念撮影のモデルとして観光客を迎えてくれます。
8. シェーネ・ナーチ像(スロバキア・ブラチスラバ)

銀色のスーツとシルクハットをまとい、通行人に優雅にお辞儀をしている紳士像。モデルは20世紀前半に実在した「イグナーチ・ラマール」という人物で、精神疾患を抱えながらもいつも晴れ着を身にまとい、女性に「Küss die Hand(お手にキスを)」と丁寧にお辞儀していた街の名物でした。2006年に設置された銅像は、街のシンボルとして市民に愛されています。
9. バビーズ(這う赤ちゃん/チェコ・プラハ)

高さ216mのプラハ・ジシュコフテレビ塔にへばりつく、顔のない巨大な赤ちゃんたち。チェコの現代アーティスト、ダヴィド・チェルニーが2000年に設置した計10体の作品です。バーコード模様の顔を持つ赤ちゃんが塔を這い上がる姿は、社会主義時代の監視社会や個性の喪失を風刺しているとされ、見る人に強烈な違和感と不気味さを与えます。
10. ヘディントン・シャーク(イギリス・オックスフォード)

オックスフォード郊外の閑静な住宅街、ニュー・ハイ・ストリートに突然現れる異様な光景。民家の屋根に全長約7.6mのグラスファイバー製サメが真っ逆さまに突き刺さっているのです。1986年8月9日、家主ビル・ハイネがアーティストのジョン・バックレーに依頼して設置しました。広島原爆記念日に合わせた作品で、核の恐怖と無力感を象徴しています。現在はB&Bとして宿泊可能。
11. エンジェル・オブ・ザ・ノース(イギリス・ゲーツヘッド)

イングランド北部の丘の上にそびえる、両翼54m、高さ20mの巨大な鋼鉄天使像。1998年に彫刻家アントニー・ゴームリーが制作した現代アートで、閉山した炭鉱の鉱夫たちの魂を象徴しています。飛行機の主翼のように水平に広がった両腕は、イングランド北部の荒涼とした丘に不思議な安心感を与え、年間90万人以上が訪れる観光名所に。
12. アナザー・プレイス(イギリス・クロスビー・ビーチ)

リヴァプール近郊のクロスビー・ビーチに、3kmにわたって100体の鋳鉄製の裸の男たちが海を向いて立ち尽くしています。作者は同じくアントニー・ゴームリーで、2005年に恒久設置されました。潮の満ち引きで顔が海に沈んだり浮かんだりする仕掛けで、人間の孤独や存在の不確かさをテーマにしています。夕暮れ時の光景は息を呑むほど神秘的です。

アメリカ大陸の奇抜な銅像・モニュメント6選
アメリカ大陸の変なモニュメントはスケールが違います。都市の公園に鏡面の巨大な豆があったり、砂漠から巨大な手が突き出していたり、発想も造形もとにかく大胆。現代アートのスターたちが腕を振るった名作を紹介します。
13. クラウド・ゲート(アメリカ・シカゴ)

シカゴのミレニアム公園にある全長20m、高さ10m、重量100トンの巨大な鏡面ステンレスの豆。アニッシュ・カプーアが2006年に設置した現代彫刻で、表面にシカゴのスカイラインと観光客の姿が歪んで映り込む様が幻想的です。通称「ビーン(豆)」と呼ばれ、下に潜り込むと内側のへこみ(オンファロス)で自分の姿が渦巻き状に反射する体験ができます。
14. スプーンブリッジ・アンド・チェリー(アメリカ・ミネアポリス)

ミネアポリス彫刻公園にある、全長15mの巨大スプーンに真っ赤なチェリーが乗った噴水彫刻。1988年にポップアート界の巨匠クラス・オルデンバーグと妻クージェ・ヴァン・ブラーゲンが制作しました。チェリーの茎から水が噴き出す仕掛けがあり、冬には雪に埋もれたさくらんぼが絶景に。アメリカのポップアートを象徴する作品で、市民のアイデンティティとなっています。
15. シカゴ・ピカソ(アメリカ・シカゴ)

シカゴ市内のデイリー・プラザに立つ高さ15mの謎めいた鉄製モニュメント。制作者のパブロ・ピカソが1967年に寄贈した抽象彫刻で、正式な作品名はなく「アンタイトルド(無題)」。犬なのか女性なのかヒヒなのか、見る角度で違う生き物に見える奇妙なデザインが特徴で、建設当初は「子どもを怖がらせる」と非難轟々でしたが、今ではシカゴの誇りになっています。
16. LOVE像(アメリカ・フィラデルフィアほか)

真っ赤な「LO」の上に青い「VE」が乗り、Oが斜めに傾いた超有名なデザイン文字彫刻。ポップアーティストロバート・インディアナが1966年にデザインしたのが原型で、1976年からフィラデルフィアのJFKプラザに立っています。NY、上海、シンガポールなど世界各地にも同モデルが設置され、SNS映えするフォトスポットとして世界中の恋人たちに人気です。
17. 砂漠の手(チリ・アタカマ砂漠)

世界一乾燥したアタカマ砂漠のど真ん中に、地面から突き出す高さ11mの巨大な右手。1992年にチリの彫刻家マリオ・イラッラサバルが設置したコンクリート彫刻で、軍事政権下の孤独や無力感、自然の前での人間の小ささを表現しています。周囲には道路以外に何もなく、ただ砂漠と手だけが広がる光景はシュールそのもの。サンティアゴから車で1日かけて訪れる観光スポットです。
18. 海の手(ウルグアイ・プンタ・デル・エステ)

同じくマリオ・イラッラサバルが1982年に制作した「海の手」。プンタ・デル・エステのブラバ海岸に、5本の指だけが砂浜から生えたように伸びています。高さ約3m、作者曰く「海で溺れる人々へのメッセージ」とされ、水難事故から身を守るためのモニュメントという意味も込められています。手のオブジェは現在ウルグアイ観光の象徴で、世界中からの撮影ポイントに。

アジア・太平洋の巨大で奇妙な銅像6選
アジア太平洋エリアの特徴は、とにかく「でかい」こと。宗教と伝説が融合した巨像や、謎めいた古代モアイ、どこから見ても違和感たっぷりの巨大動物像など、スケールと奇抜さが両立しています。
19. マーライオン(シンガポール)

ライオンの頭に魚の尾という架空生物の噴水像で、シンガポールの国のシンボル。1972年にマリーナベイに設置された高さ8.6mの初代像はアザラシ似と酷評されましたが、観光客には大人気。世界三大がっかり名所の常連にも挙げられるものの、夜にライトアップされて口から勢いよく水を噴く様子は映画的で、年間5,000万人以上が訪れる国家的なフォトスポットです。
20. 統一の像/スタチュー・オブ・ユニティ(インド・グジャラート州)

高さ182mで自由の女神像(93m)の約2倍、世界最大の像としてギネス世界記録に認定された巨像。モデルはインド独立運動の立役者サルダール・ヴァッラブバーイー・パテールで、2018年にインド政府が総工費約440億円をかけて完成させました。中には153mの展望デッキがあり、眼下には800kmの水路が広がる壮大な眺めを楽しめます。
21. 楽山大仏(中国・四川省)

8世紀の唐の時代から90年かけて彫られた、高さ71mの世界最大級の石刻大仏。三川の合流地点で岷江の氾濫を鎮めるために制作され、足の爪1枚に3人座れるほどの大きさです。1996年にユネスコ世界遺産に登録されました。近年は酸性雨や風化でお顔がボロボロになる危機に直面しており、修復作業が繰り返されています。
22. ワット・ポーの涅槃仏(タイ・バンコク)

バンコクで最古の寺院ワット・ポーにある、全長46m、高さ15mの寝転がる金色の巨大仏像。釈迦が入滅する直前の姿を表しており、1832年にラーマ3世が建立しました。足の裏には真珠母貝で象嵌された108の仏教図像が描かれ、訪問者はお堂内に置かれた108個の銅鉢に硬貨を落としながら歩くのが参拝作法になっています。
23. モアイ像(チリ・イースター島)

南太平洋のイースター島に散らばる、高さ3〜10mの石像約900体。1000〜1600年代にラパヌイ族が制作したとされ、先祖や部族の首長を表すとされています。「どうやって海辺まで運んだのか」「なぜ製作が突然中止されたのか」など未解明の謎が多く、長い耳と突き出した顎、へそを備える独特の顔立ちは一度見たら忘れられないインパクトです。
24. ビッグ・メリノ(オーストラリア・グルバーン)

オーストラリア東部グルバーンの国道沿いに立つ、高さ15mの巨大メリノ羊の像。毛織物産業で栄えた街のシンボルとして1985年に建造されました。愛称は「ランボー(Rambo)」。内部には博物館とギフトショップがあり、羊の「目」の部分から外の景色を眺められます。オーストラリアの「ビッグ・シングス(Big Things)」文化を代表する一つで、巨大バナナや巨大エビなど全国150以上の巨像文化の先駆け的存在です。
日本の奇抜で面白い銅像・モニュメント6選
日本にも忠犬物語の象徴から巨大仏、アニメヒーローの実物大立像まで、バラエティ豊かな銅像があります。外国人観光客が「え、こんなの置いてあるの?」と驚く、日本ならではの奇像を厳選しました。
25. 忠犬ハチ公像(東京・渋谷)

渋谷駅前の象徴、秋田犬ハチを記念する銅像。1934年に安藤照が制作した初代像は戦時中の金属供出で失われ、1948年に二代目が現在の場所に設置されました。主人である東大教授・上野英三郎博士の亡き後も10年間、毎日渋谷駅で主人を待ち続けた忠犬の物語は映画化もされ、世界中に知られています。待ち合わせの定番スポットとして毎日多くの人が集う、日本で最も有名な動物銅像です。
26. 牛久大仏(茨城県牛久市)

茨城県牛久市の田園地帯に突如現れる、高さ120mの世界最大級のブロンズ大仏。1993年に浄土真宗東本願寺派の本山・東本願寺派本山東本願寺によって建立され、1995年にはギネス世界記録に認定されました。奈良の大仏(15m)の約8倍という規模で、身長120mの巨体の中に展望階段があり、胸のあたりから関東平野を一望できます。特に田んぼ越しに見る姿が超シュールで、初見インパクト絶大です。
27. 信楽焼のタヌキ像(滋賀・甲賀市)

滋賀県甲賀市の信楽町は、鎌倉時代から続く日本六古窯の一つ「信楽焼」のタヌキ像が並ぶ町。笠をかぶり、お腹を出した愛嬌たっぷりのタヌキは全国の飲食店や家の玄関でも見かけるおなじみの縁起物です。タヌキの8つの体のパーツには「笠・目・顔・腹・通帳・徳利・金袋・尾」それぞれに商売繁盛や家内安全の意味が込められています。駅や商店街の至るところに並ぶ光景は、異国情緒さえ感じる日本的奇景。
28. 桃太郎像(岡山駅前)

岡山駅前広場でキジを肩に乗せ、日本刀を構えて立つ桃太郎の銅像。1965年に彫刻家・大沢昌助が制作し、岡山が桃太郎伝説発祥の地であることをアピールするシンボルとして親しまれています。少年にしては筋骨たくましく、鋭い表情で鬼ヶ島を見据える姿は迫力満点。岡山を訪れたら必ず記念撮影する定番スポットで、お供のキジが肩に止まっているのがアクセントです。
29. ユニコーンガンダム立像(東京・お台場)

お台場ダイバーシティ東京プラザの前に立つ、高さ19.7mの実物大ユニコーンガンダム立像。2017年に初代RX-78-2から差し替えられ、1日4回のタイミングで頭部のツノが開いて「デストロイモード」に変形するイベントが行われています。アニメが国境を越えて「日本文化」として認知されるきっかけにもなり、外国人観光客の聖地巡礼スポットに。夜には機体全体がライトアップされ、ミニシアター上映まで楽しめます。
30. 草間彌生のカボチャ像(直島ほか各地)

水玉模様の女王と呼ばれる現代美術家草間彌生が手がける、等身大から巨大サイズまで作られるカボチャの立体作品群。特に香川県の直島に設置された黄色い水玉カボチャは瀬戸内国際芸術祭のシンボルで、潮の香りの中に突如現れる明るい黄色が印象的。黒や赤バリエーションもあり、ニューヨーク、シンガポール、福岡など世界中の美術館・公共空間に設置され、ポップで親しみやすい現代アートの代表作となっています。
世界の変な銅像を見るときの楽しみ方
制作年・作者・意味を知って2倍楽しむ
同じ「変な銅像」でも、数百年前に作られた歴史的遺物と、現代アーティストが制作した新作では意味合いがまったく違います。マネケン・ピスが1619年の作品であるのに対し、チェルニーのバビーズは2000年の現代美術。背景を知ると、ただの珍スポットではなく「時代が生んだ問題意識の表現」として深く味わえるようになります。
SNSで映える撮影アングルを探す
ブラチスラバのチュミルは、手前から狙って頭だけをフレームに入れるとマンホールから覗く意外性が強調されます。砂漠の手は朝夕の低い太陽光で影が長く伸びる時間帯が最も神秘的。ユニコーンガンダムは変形イベントの瞬間を狙うと躍動感あふれる写真になります。現地の観光案内所でベスト撮影スポットを確認しましょう。
周辺の関連スポットも合わせて訪問する
マネケン・ピスの近くにはジャネケン・ピス、ジネケ・ピスの小便三兄弟が徒歩圏内に集結しています。ブラチスラバ旧市街ではチュミル・パパラッチ・シェーネ・ナーチの3像を1時間で回れるウォーキングルートが整備されています。現代彫刻好きならシカゴのクラウド・ゲート→スプーンブリッジ(ミネアポリス)→シカゴ・ピカソをセットで巡る米中西部ツアーもおすすめです。
世界の変な銅像についてよくある質問(Q&A)
Q1. 世界で最も有名な「変な銅像」は?
圧倒的知名度を誇るのは、ベルギー・ブリュッセルのマネケン・ピス(小便小僧)です。1619年制作でわずか55cmながら、年間1,000着以上のコスチュームに衣替えする世界的アイドル。コペンハーゲンの人魚姫像、シンガポールのマーライオンとあわせて「世界三大がっかり」と呼ばれることもあります。
Q2. 世界で一番高い銅像はどこ?
インド・グジャラート州のスタチュー・オブ・ユニティ(統一の像)で、高さ182mとギネス世界記録に認定されています。日本の牛久大仏(120m)、自由の女神像(93m)の2倍近いサイズです。2位は中国の中原大仏(128m)で、上位には巨大な仏教像が並んでいます。
Q3. 日本で一番変わっている銅像はどれ?
人によって意見は分かれますが、牛久大仏は多くの人が「初見インパクトNo.1」に挙げる存在です。田園風景の中に120mもの巨大ブロンズ大仏が突如現れるシュールさは日本随一。また、信楽焼のタヌキが街中に大量に並ぶ甲賀市の光景も海外から見るとかなり奇抜に映るでしょう。
Q4. なぜ街にわざと「変な銅像」を置くの?
主に3つの理由があります。①観光資源としての集客効果(ブラチスラバのチュミル等)、②都市のアイデンティティ形成(シカゴのピカソやミネアポリスのチェリー等)、③社会風刺やメッセージ発信(チェルニーのバビーズ、ゴームリーのアナザー・プレイス等)。「普通の銅像ではない」こと自体が、記憶と会話を生む都市戦略になっているわけです。
Q5. 変な銅像を巡る世界一周ツアーはある?
特定のパッケージツアーは少ないですが、旅行会社各社が「ヨーロッパ奇景銅像ツアー」「現代アート都市ツアー」などの特集を組むことがあります。個人で計画する場合は、ブリュッセル+ブラチスラバ+プラハの中欧コース、シカゴ+ミネアポリスの米中西部コース、パリ+ロンドン+オックスフォードの英仏コースが効率的。事前に制作年・場所を観光公式サイトで確認しましょう。
まとめ・世界の変な銅像は観光と芸術の交差点
今回は、世界の変な銅像・ユニークなモニュメント30選をヨーロッパ・アメリカ大陸・アジア太平洋・日本の4地域別に画像付きでご紹介しました。
街角にひっそり立つ小さな銅像から、高さ120m超えの巨像まで、それぞれが土地の文化・歴史・ユーモアを映し出す鏡になっています。ブリュッセルの小便小僧のように400年以上愛され続けているものもあれば、プラハのバビーズのように現代社会を皮肉る作品もあり、見方次第で旅の楽しみがぐっと深まります。
海外旅行や国内観光を計画する際は、王道の名所だけでなく、こうした「変な銅像」スポットにも立ち寄ってみてください。写真映えはもちろん、現地の人のユーモアセンスに触れる最高の機会になるはずです。


