食べ物クイズ48問!寿司・世界グルメ・野菜・調味料の三択を分野別に解説付きで出題【子供から大人まで】

食べ物クイズ48問のアイキャッチ

「天ぷらの語源は、実は外国語」。こんな話を聞くと、いつもの食事がちょっと面白く見えてきませんか。毎日口にしている食べ物には、名前の由来や発祥、意外な科学など、知れば誰かに話したくなる雑学がぎっしり詰まっています。

この記事では、身近な食べ物にまつわる雑学を全48問の三択クイズにしました。和食・寿司、世界のグルメ、野菜・果物、肉・魚介、調味料・発酵、お菓子・飲み物の6分野に分けて出題します。

すべての問題にくわしい解説と豆知識を付けたので、正解できても外れても「へぇ」と楽しめる内容です。難易度は★から★★★の3段階。家族や友だちと一緒に、何問正解できるか挑戦してみてください。

食べ物クイズは、相手の年齢を問わず盛り上がれる鉄板ジャンルなんですよね。さっそく第1問からどうぞ。

食べ物クイズの遊び方|分野別・三択・全問解説つき

このクイズは、次の6分野からバランスよく出題します。気になる分野から読んでも、最初から順番に解いてもかまいません。

  • 和食・寿司|日本の料理に隠れた意外な雑学
  • 世界のグルメ|海外料理の発祥と名前の由来
  • 野菜・果物|身近な食材の知らない素顔
  • 肉・魚介|食卓の主役にまつわる豆知識
  • 調味料・発酵|うま味と発酵の奥深い世界
  • お菓子・スイーツ・飲み物|甘いものとドリンクの雑学

答えは各問題のすぐ下の色付きボックスに、解説とあわせて載せています。まずは選択肢だけを見て、自分なりの答えを決めてから読み進めるのがおすすめです。

【和食・寿司編】食べ物クイズ8問!日本の料理に隠れた雑学

お皿に並んだ寿司と和食

まずは和食からです。寿司やそば、お弁当など、見慣れた日本の料理にも知らない由来がたくさん隠れています。

第1問:天ぷらの語源になったとされる言語は?(難易度★)

サクサクの衣が魅力の天ぷら。その名前の由来として有力なのはどれでしょう。

①中国語
②ポルトガル語
③オランダ語

答え:②ポルトガル語

天ぷらは16世紀にポルトガル人が伝えた料理が原型とされ、語源もポルトガル語というのが有力な説です。調味を意味する「テンペロ」や、肉を断つ斎日「テンポラ」などが由来とされます。「天麩羅」という漢字は後から当てられたものです。

第2問:土用の丑の日にうなぎを食べる習慣を広めたとされる人物は?(難易度★★)

夏のうなぎでおなじみの「土用の丑の日」。この風習を広めた立役者といわれるのは誰でしょう。

①平賀源内
②杉田玄白
③徳川吉宗

答え:①平賀源内

江戸時代、夏に売れず困っていたうなぎ屋に相談された蘭学者の平賀源内が、「本日土用丑の日」という張り紙を勧めたところ大繁盛したという逸話が有名です。諸説ありますが、丑の日に「う」のつくものを食べると夏負けしないという風習とも結びつきました。

第3問:スパゲッティ・ナポリタンが生まれた国は?(難易度★★)

ケチャップで炒めた喫茶店の定番、ナポリタン。実はある国で誕生しました。

①イタリア・ナポリ
②アメリカ
③日本(横浜)

答え:③日本(横浜)

ナポリタンは、終戦後にGHQへ接収された横浜のホテルニューグランドで、総料理長の入江茂忠が考案した日本生まれの料理です。本場ナポリにこの料理はありません。米兵が食べていたケチャップ和えのスパゲッティを、ホテルらしく仕立て直したのが始まりとされます。

第4問:「すき焼き」の「すき」の由来として有力なのは?(難易度★★)

みんなで囲むすき焼き。その名前の「すき」は何から来ているのでしょう。

①肉が「好き」だから
②よく「すき込む」ように混ぜるから
③農具の鋤(すき)で焼いたから

答え:③農具の鋤(すき)で焼いたから

諸説ありますが、農具である鋤(すき)の金属部分を鉄板代わりにして、肉や魚を焼いて食べたことが語源という説が有力です。江戸時代の文献に登場する「鋤焼き」が、今のすき焼きの原型とされています。

第5問:日本で初めて「お子様ランチ」を出したとされる場所は?(難易度★★)

子どもたちのあこがれ、お子様ランチ。日本で最初に登場したのはどこでしょう。

①日本橋三越
②帝国ホテル
③上野動物園

答え:①日本橋三越

1930年、日本橋三越の食堂主任だった安藤太郎が「御子様洋食」として考案したのが始まりとされます。世界恐慌の暗い時代に、子どもに楽しい気持ちになってほしいという思いが込められていました。「お子様ランチ」という名前自体は、翌年に松坂屋上野店で生まれたといわれます。

第6問:「幕の内弁当」の名前の由来は?(難易度★★)

俵形のご飯とおかずが詰まった幕の内弁当。その名前はどこから来たのでしょう。

①幕府が広めたから
②芝居の幕間(幕の内)に食べたから
③弁当箱に幕のような仕切りがあるから

答え:②芝居の幕間(幕の内)に食べたから

江戸時代、芝居の幕と幕の間、つまり「幕間(まくのうち)」に観客が食べた弁当が由来とされています。手早く食べられるよう、俵形のご飯と少しずつのおかずを詰めた形式が定着しました。

第7問:「もりそば」と「ざるそば」の一般的な違いは?(難易度★)

そば屋で迷う「もり」と「ざる」。今の一般的な区別はどれでしょう。

①つゆの濃さ
②刻み海苔がのっているか
③そばの太さ

答え:②刻み海苔がのっているか

もともとはつゆや器の違いでしたが、現在は刻み海苔がのっているのが「ざるそば」、のっていないのが「もりそば」という区別が一般的です。かつてはざるのほうが上等なつゆを使っていたとも言われます。

第8問:「たくあん」の名前の由来になったとされる人物は?(難易度★★)

ご飯のお供の定番、たくあん漬け。その名前の由来とされる人物は誰でしょう。

①一休さん
②千利休
③沢庵和尚

答え:③沢庵和尚

江戸初期の禅僧、沢庵宗彭(たくあんそうほう)が考案した、あるいは彼にちなんで名付けられたという説が有力です。徳川家光がこの漬物を気に入り「沢庵漬け」と呼ぶよう命じたという逸話も伝わっています。

和食は身近なだけに、由来を知ると「へぇ」が止まりませんね。続いては世界のグルメ編です。

【世界のグルメ編】食べ物クイズ8問!海外料理の発祥と由来

テーブルに並んだ世界各国の料理

次は世界の料理です。パスタやピザ、サンドイッチなど、名前の意味や発祥を知ると外食がもっと楽しくなります。

第9問:パスタの「アルデンテ」の意味は?(難易度★)

パスタの茹で加減でよく聞く「アルデンテ」。どんな状態を指すでしょう。

①少し芯が残る歯ごたえ
②くたくたに柔らかい状態
③冷たく締めた状態

答え:①少し芯が残る歯ごたえ

アルデンテはイタリア語で「歯に(当たる)」という意味です。麺の中心にわずかに芯が残る、噛みごたえのある茹で加減を指します。茹ですぎず、しっかりした食感を残すのがイタリア流とされています。

第10問:ピザ「マルゲリータ」の名前の由来は?(難易度★★)

トマトとモッツァレラの定番ピザ、マルゲリータ。その名前は何にちなむでしょう。

①考案した職人の娘
②ナポリの地名
③イタリアの王妃の名前

答え:③イタリアの王妃の名前

1889年、ナポリの職人がイタリア王妃マルゲリータに献上したピザが由来とされています。トマトの赤、モッツァレラの白、バジルの緑がイタリア国旗の三色を表していて、王妃に喜ばれたと伝えられています。

第11問:「サンドイッチ」の名前の由来は?(難易度★)

片手で食べられる便利なサンドイッチ。その名前はどこから来たのでしょう。

①パンの産地
②イギリスの伯爵の名前
③「挟む」という意味の古い言葉

答え:②イギリスの伯爵の名前

18世紀イギリスのサンドイッチ伯爵が、賭け事や仕事に熱中しながらでも片手で食べられるよう、パンに具を挟ませたという逸話が有名です。そこから挟んだ料理を「サンドイッチ」と呼ぶようになりました。

第12問:カレーが日本に伝わった主な経路は?(難易度★★)

今や国民食のカレーライス。インド生まれですが、日本へはどこを経由して来たでしょう。

①イギリス経由
②インドから直接
③中国経由

答え:①イギリス経由

カレーの発祥はインドですが、日本へは明治時代にイギリス海軍を経由して伝わりました。そのため日本のカレーは、小麦粉でとろみをつけた欧風スタイルに進化し、本場インドのカレーとはひと味違う料理になっています。

第13問:「天津飯」が生まれた国は?(難易度★★)

かに玉に餡をかけた天津飯。中国の地名がついていますが、発祥はどこでしょう。

①中国・天津市
②台湾
③日本

答え:③日本

天津飯は日本で生まれた「和製中華」で、本場中国にこの料理はありません。東京の来々軒、大阪の大正軒など発祥には諸説あります。天津産の米を使った、あるいは天津の港にちなんだなど、名前の由来にもいくつかの説が伝わっています。

第14問:フランスパンの「バゲット」はフランス語で何の意味?(難易度★★)

細長いフランスパン、バゲット。この言葉はどんな意味でしょう。

①小麦
②棒・杖
③朝食

答え:②棒・杖

バゲット(baguette)は、フランス語で「棒」や「杖」を意味します。あの細長い形がそのまま名前になりました。フランスパンは形によって呼び名が変わり、丸いものは「ブール」、太いものは「バタール」などと呼ばれます。

第15問:世界三大珍味に含まれないものは?(難易度★★)

高級食材の代名詞、世界三大珍味。次のうち、三大珍味に入らないのはどれでしょう。

①エスカルゴ
②キャビア
③トリュフ

答え:①エスカルゴ

世界三大珍味は、フォアグラ・キャビア・トリュフの3つです。エスカルゴ(食用カタツムリ)はフランス料理の名物ですが、三大珍味には含まれません。フォアグラはガチョウなどの肥大した肝臓のことです。

第16問:タピオカの原料は?(難易度★★)

もちもち食感が人気のタピオカ。あの黒い粒は何から作られるでしょう。

①海藻
②大豆
③キャッサバという芋

答え:③キャッサバという芋

タピオカは、キャッサバという芋の根からとれるデンプンを丸めたものです。それ自体はほとんど味がなく、もちもちの食感とドリンクの味を一緒に楽しむものです。黒いタピオカは、カラメルなどで色をつけたものが多いです。

【野菜・果物編】食べ物クイズ8問!身近な食材の知らない素顔

かごに盛られた新鮮な野菜と果物

続いては野菜と果物です。スーパーでおなじみの食材も、由来や育ち方を知ると見方が変わります。

第17問:トマトがヨーロッパに伝わった当初の扱いは?(難易度★★)

今では料理に欠かせないトマト。ヨーロッパに伝わった当初はどう扱われていたでしょう。

①すぐに人気の食材になった
②毒があると思われ観賞用だった
③家畜のエサにされていた

答え:②毒があると思われ観賞用だった

16世紀にトマトが伝わった当初、ヨーロッパでは同じナス科の有毒植物に姿が似ていたことから、毒があると恐れられました。そのため長い間、食べずに観賞用として育てられ、食用が広まったのは18世紀ごろからとされています。

第18問:「パイナップル」の名前の由来は?(難易度★)

南国フルーツの代表、パイナップル。その名前はどんな意味からできたでしょう。

①松ぼっくり(pine)とりんご(apple)
②南の島の地名
③発見した人の名前

答え:①松ぼっくり(pine)とりんご(apple)

見た目が松ぼっくり(パイン)に似ていて、りんご(アップル)のように甘い果実だったことから「パイナップル」と名付けられました。pineは英語で松を意味します。果実が松かさそっくりなのも納得ですね。

第19問:とうもろこしの「ひげ」の正体は?(難易度★★)

とうもろこしの先から出ているふさふさのひげ。あれは植物の何にあたるでしょう。

①根の一部
②葉が変化したもの
③めしべ(の一部)

答え:③めしべ(の一部)

とうもろこしのひげは「絹糸(けんし)」と呼ばれるめしべです。ひげ1本が粒1つにつながっているので、ひげの本数と粒の数はほぼ同じになります。ひげが多くて茶色いものほど、よく実が詰まって熟しているサインとされています。

第20問:ブロッコリーとカリフラワーの関係は?(難易度★★)

形が似たブロッコリーとカリフラワー。この2つはどんな関係でしょう。

①同じ野生のキャベツから生まれた仲間
②まったく別の科の植物
③カリフラワーは外国だけの野菜

答え:①同じ野生のキャベツから生まれた仲間

どちらも野生のキャベツ(ケールの仲間)から品種改良されて生まれた、アブラナ科の親戚同士です。キャベツや芽キャベツ、ケールも同じ祖先を持ちます。カリフラワーは、ブロッコリーが突然変異で白くなったものが固定されたとされています。

第21問:「無花果(いちじく)」という漢字が表す意味は?(難易度★★)

いちじくを漢字で書くと「無花果」。この字にはどんな意味があるでしょう。

①花が10個ある
②花が無いように見える
③花が苦い

答え:②花が無いように見える

いちじくは花が実の内側に咲くため、外からは花が見えません。そこから「花の無い果実」と書いて無花果となりました。実は私たちが食べているあの部分の中に、小さな花が無数に詰まっているのです。

第22問:ホワイトアスパラとグリーンアスパラの違いは?(難易度★)

白と緑のアスパラガス。この色の違いは何から生まれるでしょう。

①まったく別の品種
②収穫する季節の違い
③日光に当てて育てるかどうか

答え:③日光に当てて育てるかどうか

実は同じ品種でも、土をかぶせて日光を当てずに育てると白く、日光を浴びて光合成すると緑になります。つまり色の違いは育て方の差で、品種そのものは同じです。ホワイトアスパラは手間がかかるぶん、高級とされます。

第23問:「かぼちゃ」の名前の由来とされる地名は?(難易度★★)

煮物やスープでおなじみのかぼちゃ。その名前は、ある地名がなまったものとされます。

①カンボジア
②ポルトガル
③カボベルデ

答え:①カンボジア

16世紀にポルトガル人が「カンボジア産の瓜」として日本に伝えたことから、なまって「カボチャ」になったとされています。関西などで使われる「なんきん(南京)」という呼び名も、伝来のルートにちなんだものです。

第24問:「ゴーヤ」の標準和名は?(難易度★)

苦味が特徴のゴーヤ。これは沖縄での呼び名ですが、標準和名は何でしょう。

①アオウリ
②ニガウリ(ツルレイシ)
③ナツウリ

答え:②ニガウリ(ツルレイシ)

ゴーヤは沖縄の呼び名で、標準和名は「ツルレイシ」または「ニガウリ」といいます。あの苦味成分はモモルデシンと呼ばれ、食欲を増進させる働きがあるとされ、夏バテ対策の食材として親しまれています。

野菜や果物は、育ち方や分類を知るほど奥が深いですね。前半戦、ここまでお疲れさまでした。

【肉・魚介編】食べ物クイズ8問!食卓の主役にまつわる豆知識

盛り付けられた肉料理と新鮮な魚介

ここからは後半戦、肉と魚介のクイズです。お肉やお魚の名前や格付けには、知ると食事が楽しくなる豆知識が隠れています。

第25問:成長とともに名前が変わる魚を何という?(難易度★)

ブリのように、大きくなるにつれて呼び名が変わる魚があります。こうした魚を何と呼ぶでしょう。

①回遊魚
②変名魚
③出世魚

答え:③出世魚

ブリは、ワカシ、イナダ、ワラサ、ブリと成長段階で呼び名が変わる代表的な出世魚です。出世していくように名前が変わることから縁起がよいとされ、お祝いの席で好まれます。スズキやボラも出世魚として知られています。

第26問:フグ料理を「てっちり」「てっさ」と呼ぶのはなぜ?(難易度★★)

関西でフグ鍋を「てっちり」、フグ刺しを「てっさ」と呼びます。この「てつ」の由来はどれでしょう。

①毒に「当たると死ぬ」のを鉄砲にかけたから
②鉄の鍋で煮るから
③大阪の鉄砲町が発祥だから

答え:①毒に「当たると死ぬ」のを鉄砲にかけたから

フグの毒に「当たると死ぬ」ことを、鉄砲で撃たれて当たることに例え、フグを「鉄砲」と呼んだのが由来です。そこからフグ鍋が「てっちり」、フグ刺しが「てっさ」になりました。おもに関西で使われる言い回しです。

第27問:「サーロイン」の名前の由来として有名な説は?(難易度★★)

ステーキの王様、サーロイン。その名前には、ある有名な逸話があります。

①フランスの村の名前
②国王がおいしさに感動して「サー」の称号を与えた
③切り分ける道具の名前

答え:②国王がおいしさに感動して「サー」の称号を与えた

イギリス国王が腰肉(ロイン)のおいしさに感動し、「サー(Sir)」の称号を授けたという逸話が有名です。ただしこれは言語学的には俗説で、実際はフランス語の「surlonge(腰肉の上部)」が語源とされます。話としては面白いので、雑学ネタにぴったりです。

第28問:牛肉の格付け「A5」の「A」が表すものは?(難易度★★★)

高級牛肉の代名詞「A5ランク」。このうち「A」は何を表しているでしょう。

①脂のうまさ
②安全性
③取れる肉の量(歩留まり)

答え:③取れる肉の量(歩留まり)

「A」は、1頭からどれだけ多く肉が取れるかを示す歩留等級(AからCの3段階)で、Aが最良です。数字の「5」が肉質等級(1から5)を表します。つまりA5は「味」そのものの評価ではなく、取れ高と肉質の組み合わせを表す記号なのです。

第29問:数の子は何の魚の卵?(難易度★)

お正月のおせちでおなじみの数の子。これは何という魚の卵でしょう。

①ニシン
②サケ
③タラ

答え:①ニシン

数の子はニシンの卵です。ニシンを「カド」と呼んだことから「カドの子」が変化して「かずのこ」になったとされます。たくさんの卵が集まっていることから、子孫繁栄を願う縁起物として食べられます。

第30問:「ししゃも」の語源とされるアイヌ語の意味は?(難易度★★★)

焼いて丸ごと食べられるししゃも。漢字では「柳葉魚」と書きます。その語源とされるアイヌ語の意味はどれでしょう。

①小さな魚
②柳の葉
③川の宝

答え:②柳の葉

ししゃもはアイヌ語の「ススハム」が語源で、スス(柳)とハム(葉)で「柳の葉」を意味します。漢字の「柳葉魚」もここから来ています。神が柳の葉から作って川に流した魚だという、アイヌの言い伝えにもとづく名前です。

第31問:江戸時代、マグロのトロはどう扱われていた?(難易度★★)

今では高級なマグロのトロ。冷蔵庫のなかった江戸時代には、どう扱われていたでしょう。

①最高級品として珍重された
②薬として扱われた
③脂が傷みやすく下等な部位とされた

答え:③脂が傷みやすく下等な部位とされた

冷蔵技術のなかった江戸時代、脂の多いトロは傷みやすく、「猫もまたいで通る」と敬遠されました。当時人気だったのは、赤身を醤油に漬けた「ヅケ」です。トロがもてはやされるようになったのは、保存技術が発達した近代以降のことです。

第32問:「板」についている練り物はどれ?(難易度★)

練り物にはいろいろありますが、木の板にのっているのはどれでしょう。

①かまぼこ
②ちくわ
③はんぺん

答え:①かまぼこ

板にのっているのが板かまぼこです。実はもともと「かまぼこ」は、竹に魚のすり身を巻いて焼いた、今のちくわのような形でした。その竹に巻いた輪の形から「竹輪(ちくわ)」の名前が生まれ、板にのせたものがかまぼことして分かれていきました。

【調味料・発酵編】食べ物クイズ8問!うま味と発酵の世界

さまざまな調味料と発酵食品

続いては調味料と発酵食品です。日本が世界に広めた「うま味」など、台所の名脇役にも面白い物語があります。

第33問:昆布だしの「うま味」の正体を発見した日本人科学者は?(難易度★★)

甘味・酸味・塩味・苦味に次ぐ第五の味「うま味」。その正体を突き止めた日本人は誰でしょう。

①北里柴三郎
②池田菊苗
③高峰譲吉

答え:②池田菊苗

1908年、化学者の池田菊苗が、昆布だしのうま味の正体がグルタミン酸であることを発見しました。これがきっかけで、甘味・酸味・塩味・苦味に次ぐ第五の基本味「うま味(UMAMI)」が世界に知られるようになりました。今では世界共通の言葉になっています。

第34問:「みりん」はもともと何だった?(難易度★★)

煮物に欠かせないみりん。実はもともと、調味料ではない使われ方をしていました。

①甘いお酒(飲み物)
②酢の一種
③ただの砂糖水

答え:①甘いお酒(飲み物)

みりんは戦国から江戸時代にかけて、甘いお酒として飲まれていました。やがて料理のうま味やつやを出す調味料として使われるようになりました。今でもアルコールを含む「本みりん」は、酒税の対象になっています。

第35問:英語の「サラリー(給料)」の語源になったとされる調味料は?(難易度★★)

給料を意味する英語サラリー。その語源になったといわれる調味料はどれでしょう。

①砂糖
②胡椒
③塩

答え:③塩

古代ローマでは、兵士の給料の一部が塩(ラテン語でsal)で支払われた、あるいは塩を買うための手当が出されたとされます。この「塩の手当(salarium)」が、英語のsalary(給料)の語源になったといわれています。塩がいかに貴重だったかがわかります。

第36問:「マヨネーズ」の名前の由来になった地名は?(難易度★★★)

食卓の人気者マヨネーズ。その名前は、ある港町に由来するとされます。

①フランスのマイヨ村
②スペイン・メノルカ島のマオン
③イタリアのマヨーレ島

答え:②スペイン・メノルカ島のマオン

18世紀、スペインのメノルカ島の港町マオンで食べたソースを、フランス軍の公爵が気に入ってパリに持ち帰ったとされます。「マオンのソース(マオネーズ)」がやがてマヨネーズになったというのが、有力な語源説です。卵黄と油、酸味を混ぜて作ります。

第37問:「タバスコ」の名前の由来は?(難易度★★)

ピザやパスタに欠かせない辛味調味料タバスコ。その名前はどこから来たでしょう。

①メキシコのタバスコ州
②開発者の名前
③唐辛子の品種名

答え:①メキシコのタバスコ州

タバスコの名前は、原料の唐辛子の産地にちなんだメキシコのタバスコ州に由来します。アメリカのマキルヘニー社が製造する登録商標でもあり、世界中で同じレシピのものが親しまれています。

第38問:中世ヨーロッパで金や銀と同じくらい高価だったとされる香辛料は?(難易度★)

大航海時代を動かした香辛料があります。金銀と同等の価値があったとされるのはどれでしょう。

①砂糖
②こしょう
③わさび

答え:②こしょう

中世ヨーロッパで、こしょうは肉の保存や調理に欠かせず、金や銀と同じ重さで取引されたほど高価でした。こしょうなどの香辛料を求める動きが、ヨーロッパの大航海時代を後押しする原動力の一つになりました。

第39問:「ウスターソース」の「ウスター」の由来は?(難易度★★)

とんかつや揚げ物にかけるウスターソース。この「ウスター」とは何でしょう。

①開発した料理人の名前
②「薄い」という意味
③イギリスの地方の名前

答え:③イギリスの地方の名前

ウスターソースは、イギリスのウスターシャー地方で生まれたことが名前の由来です。野菜や果実、香辛料を熟成させて作る、さらりとした調味料です。日本では独自に進化し、中濃ソースや濃厚ソースなどに枝分かれしました。

第40問:納豆のあのネバネバの主な正体は?(難易度★★)

混ぜるほど糸を引く納豆のネバネバ。あの粘りの主な正体は何でしょう。

①ポリグルタミン酸
②でんぷん
③コラーゲン

答え:①ポリグルタミン酸

納豆の粘りは、うま味成分のグルタミン酸が鎖のようにつながった「ポリグルタミン酸」と、糖が主な成分です。納豆菌が大豆を発酵させる過程で作り出します。よく混ぜるほど糸がきめ細かくなり、うま味も増すといわれています。

調味料や発酵食品は、日本人の知恵がたっぷり詰まっていますね。いよいよ最後の分野です。

【お菓子・スイーツ・飲み物編】食べ物クイズ8問!甘いものとドリンクの雑学

色とりどりのお菓子と飲み物

ラストはお菓子と飲み物です。スイーツやコーヒー、お酒の名前には、世界の歴史や地名が隠れています。

第41問:「バウムクーヘン」はドイツ語でどんな意味?(難易度★)

切り口が年輪のようなバウムクーヘン。ドイツ語ではどんな意味でしょう。

①祝いのパン
②木のケーキ
③丸いお菓子

答え:②木のケーキ

バウムクーヘンは、ドイツ語で「Baum(木)」と「Kuchen(ケーキ)」を合わせた言葉で、「木のケーキ」という意味です。切り口の同心円が木の年輪に似ていることから名付けられました。年輪が長寿や繁栄を連想させるため、縁起物としても人気です。

第42問:「金平糖(こんぺいとう)」の語源は?(難易度★★)

星のような形のかわいい砂糖菓子、金平糖。その語源はどれでしょう。

①中国語の「金平」
②砂糖を表す古い日本語
③ポルトガル語の「コンフェイト」

答え:③ポルトガル語の「コンフェイト」

金平糖は16世紀にポルトガルから伝わった砂糖菓子で、語源はポルトガル語の「コンフェイト(砂糖菓子)」です。漢字は当て字です。あの独特の突起(角)ができる仕組みは、今でも完全には解明されていない、奥の深いお菓子です。

第43問:「シャンパン」と名乗れるのはどんなお酒?(難易度★★)

お祝いの定番シャンパン。実は「シャンパン」と名乗れる条件があります。どれでしょう。

①フランスのシャンパーニュ地方で造られた発泡ワイン
②世界中の発泡ワイン全般
③フランス産の白ワイン全般

答え:①フランスのシャンパーニュ地方で造られた発泡ワイン

厳しい基準を満たし、フランスのシャンパーニュ地方で造られた発泡ワインだけが「シャンパン」を名乗れます。産地や製法が違うものは、同じ発泡ワインでも「スパークリングワイン」などと呼ばれます。スペインのカバ、イタリアのスプマンテも仲間です。

第44問:「ボジョレー・ヌーボー」とは何のこと?(難易度★)

毎年秋に話題になるボジョレー・ヌーボー。これは何を指す言葉でしょう。

①50年以上熟成させたワイン
②その年に収穫したブドウで造る新酒
③ボジョレー地区の最高級ワイン

答え:②その年に収穫したブドウで造る新酒

ボジョレー・ヌーボーは、フランスのボジョレー地区でその年に収穫したブドウ(ガメイ種)で造る新酒です。ヌーボーは「新しい」という意味。その年の出来を確かめる意味合いもあり、解禁日は11月の第3木曜日と決められています。

第45問:「生ビール」の「生」が意味するものは?(難易度★★)

居酒屋でおなじみの生ビール。この「生」は何を表しているでしょう。

①無添加であること
②できたてであること
③加熱殺菌をしていないこと

答え:③加熱殺菌をしていないこと

生ビールとは、酵母を加熱殺菌(熱処理)せず、ろ過などで取り除いたビールのことです。「生」は鮮度や注ぎ方ではなく、熱処理をしていないという意味です。そのため、缶や瓶のビールでも非加熱であれば「生ビール」と表示できます。

第46問:高級コーヒー「ブルーマウンテン」の主な産地は?(難易度★★)

コーヒーの王様とも呼ばれるブルーマウンテン。その主な産地はどこでしょう。

①ジャマイカ
②ブラジル
③オーストラリア

答え:①ジャマイカ

ブルーマウンテンは、カリブ海の島国ジャマイカにあるブルーマウンテン山脈で栽培される高級コーヒーです。霧の多い斜面でゆっくり育ち、バランスのよい上品な味わいから「コーヒーの王様」とも呼ばれています。

第47問:紅茶の「ダージリン」とは何のこと?(難易度★)

紅茶の銘柄でよく聞くダージリン。これは何を指す言葉でしょう。

①茶葉の品種名
②インドの産地(地名)
③イギリスの紅茶ブランド

答え:②インドの産地(地名)

ダージリンは、インド北東部の高地にある地名で、その地域で採れる紅茶を指します。独特の華やかな香りから「紅茶のシャンパン」とも呼ばれます。アッサムやセイロン(スリランカ)も、同じく産地の名前がそのまま紅茶の名前になっています。

第48問:日本でクッキーとビスケットを分ける主な基準は?(難易度★★★)

クッキーとビスケット、似ているようで日本では区別があります。その主な基準はどれでしょう。

①焼く温度
②形の違い
③糖分と脂肪分の合計が40%以上か

答え:③糖分と脂肪分の合計が40%以上か

日本では1971年に業界団体が、糖分と脂肪分の合計が全体の40%以上で、手作り風のものを「クッキー」と定義しました。これは日本独自の区別で、海外ではこうした分け方はなく、イギリスではどちらも「ビスケット」と呼ばれます。

全48問、おつかれさまでした!何問正解できたか、ぜひ数えてみてくださいね。

覚えた雑学を会話やイベントで盛り上げるコツ

覚えた食べ物クイズは、出し方しだいでもっと盛り上がります。ちょっとしたコツを紹介します。

まず、食事や飲み会の場で、実物が目の前にあるときに出すのが効果的です。「このサーロイン、名前の由来って知ってる?」と料理を指しながら問いかけると、相手もイメージしやすく、答えを聞いたときの驚きが大きくなります。

次に、難易度を相手に合わせて選ぶことです。お子さんがいる場ではやさしい問題を、雑学好きの仲間とは★★★の難問を中心にすると、ちょうどよい盛り上がりになります。

そして、正解・不正解だけで終わらせず、解説の豆知識まで添えるのがポイントです。「実はね」と一言加えるだけで、ただのクイズが記憶に残る話のネタに変わります。

出題のワンポイント
諸説あるネタは「一説では」と前置きすると角が立ちません。サーロインの国王伝説のように「有名だけど実は俗説」という話は、オチとして特に盛り上がります。

食べ物の雑学そのものをもっと知りたい方は、クイズ形式ではない解説記事もあわせてどうぞ。

食べ物クイズについてよくある質問(Q&A)

食べ物クイズにまつわる、よくある疑問をまとめました。

Q1. 何人くらいで遊ぶのがおすすめですか?
2人でも大人数でも楽しめます。家族の食事なら出題役を交代で回すと盛り上がり、大人数のイベントならチーム対抗の三択クイズにすると一体感が出ます。本記事の48問をそのまま使ってもかまいません。
Q2. 子ども向けにはどの問題がおすすめですか?
難易度★の問題が分かりやすくおすすめです。「パイナップルの名前の由来」や「とうもろこしのひげの正体」など、見た目の意外性がある問題は、子どもが驚いて覚えてくれます。実物を見せながら出すとより効果的です。
Q3. クイズの答えが「諸説あり」なのはなぜですか?
食べ物の由来や発祥は、古い時代の話で記録が残っていないものも多く、複数の説が伝わっているためです。本記事では有力とされる説を答えにしつつ、ほかの説があるものは解説でそのことに触れるようにしています。
Q4. オリジナルの食べ物クイズを作るコツはありますか?
身近な食材を一つ選び、「名前の由来」「発祥」「分類」「色や形の理由」のどれかを切り口にすると作りやすいです。正解以外の2つの選択肢は、ありそうで違うものにすると、ほどよい難しさになります。
Q5. もっといろいろなジャンルのクイズに挑戦したいです。
この記事の最後に、雑学・動物・理科・歴史・音楽など、さまざまな分野のクイズ記事へのリンクをまとめています。気になるジャンルから挑戦して、知識の幅を広げてみてください。

まとめ|クイズで毎日の食事をもっと楽しく

身近な食べ物にまつわる雑学を、6分野48問の三択クイズで紹介してきました。

天ぷらやナポリタンのように、名前や発祥に意外な物語があるものがありました。

サーロインやA5ランクのように、「有名だけど実はちょっと違う」という奥の深いネタもありました。

食べ物の世界は、知れば知るほど次の食事が楽しみになります。お気に入りの問題を覚えて、家族や友だちとの会話でぜひ出題してみてください。

今日の食卓から、さっそく一問出してみてくださいね。きっと盛り上がりますよ。