世界三大○○一覧38選!夜景・珍味・美女からがっかり名所まで由来も解説

「世界三大珍味」「世界三大夜景」「世界三大がっかり名所」など、私たちは日常でたくさんの世界三大○○を耳にします。でも、いざ「3つすべて言える?」と聞かれると、意外と最後のひとつが出てこないものですよね。

そこでこの記事では、自然・グルメ・人物・芸術・スポーツ・経済まで、世界三大を中心とした有名な「三大○○」を38種類まとめて一覧で紹介します。それぞれの「3つのメンバー」だけでなく、なぜその3つが選ばれたのかという由来や、知っておくと話のネタになる雑学もあわせて解説していきます。

さらに、実は「世界三大の多くは日本で生まれた言葉」という意外な事実や、覚えるときの注意点、おまけの「日本三大○○」までカバーしました。読み終えるころには、飲み会や雑談でちょっと自慢できる知識がぐっと増えるはずです。

世界三大って、ドヤ顔で語りたいのに3つ目だけ忘れがちなんですよね。この記事で完全制覇しちゃいましょう。

「世界三大○○」とは?実は多くが日本発祥という雑学

「世界三大○○」とは、ある分野で特に有名・優秀とされるものを3つ選んだ言い回しです。世界中で公式に決められたランキングだと思われがちですが、実はそうではありません。

興味深いことに、世界三大と呼ばれるものの多くは日本で考案されたとされています。日本人は古くから「三」という数字を好み、物事を3つにまとめると語呂よく覚えやすいことから、さまざまな「三大」が生まれてきました。海外では通じない「世界三大」も少なくありません。

また、世界三大の中には、観光や業界のPRを目的に主張され始めたものや、明確な出典がなく「なんとなく定着した」ものも多くあります。だからこそ「3つ目は何か」で諸説が分かれるケースが頻繁に起こるのです。

この記事の読み方
それぞれの世界三大には「諸説あり」のものが多くあります。本記事では一般的に広く言われている組み合わせを基本に、有力な別説もあわせて紹介しています。「絶対の正解」ではなく「話のネタ」として楽しんでください。

自然・地理の世界三大一覧【瀑布・夜景・河川】

世界三大瀑布のひとつイグアスの滝

まずは雄大な自然や地理にまつわる世界三大からです。スケールの大きさで選ばれることが多く、写真映えするものぞろいです。

世界三大瀑布(イグアス・ヴィクトリア・ナイアガラ)

世界三大瀑布は、南米のイグアスの滝、アフリカのヴィクトリアの滝、北米のナイアガラの滝の3つです。いずれも国境にまたがる巨大な滝で、それぞれ別の大陸にあるのが特徴です。

中でもイグアスの滝は最大幅約4kmにおよび、初めて見た人が「かわいそうなナイアガラ」とつぶやいたという逸話が残るほどの迫力で知られています。3つの滝はいずれも世界遺産に登録されています。

世界三大河川(アマゾン・ナイル・ミシシッピ)

世界三大河川は、一般的にアマゾン川(南米)・ナイル川(アフリカ)・ミシシッピ川(北米)を指します。長さや流域面積で世界を代表する川を、大陸ごとに1本ずつ選んだ形です。

ただし、長さで比べるとナイル川とアマゾン川が世界1位2位を争い、3番目に長いのは中国の長江です。そのため「ミシシッピではなく長江を入れるべき」という説もあり、ここでも諸説が分かれます。

世界三大夜景/世界新三大夜景(函館・長崎ほか)

従来から日本でよく言われる世界三大夜景は、函館(日本)・香港ナポリ(イタリア)の3都市です。山や港から見下ろす立体的な光の広がりが評価されてきました。

一方で、長崎で開かれた夜景サミットでは「世界新三大夜景都市」が選定されています。2012年には長崎・香港・モナコが選ばれ、2021年の再認定ではモナコ・長崎・上海が選ばれました。新旧で顔ぶれが違うので、会話のときは「どちらの話か」を意識すると間違えません。

世界三大美港(ナポリ・シドニー・リオデジャネイロ)

世界三大美港は、ナポリ(イタリア)・シドニー(オーストラリア)・リオデジャネイロ(ブラジル)の3つの港を指します。湾の形の美しさや、街と海と山が一体になった景観の良さで選ばれています。

ナポリは夜景でも名前が挙がる景勝地で、「ナポリを見て死ね」ということわざがあるほど。3都市とも、港から眺める景色がそのまま観光名所になっています。

世界三大珍獣(パンダ・オカピ・コビトカバ)

世界三大珍獣は、ジャイアントパンダオカピコビトカバの3種です。生息数が少なく、発見が比較的新しいなど「珍しさ」で選ばれた動物たちです。

オカピは「森のキリン」とも呼ばれ、20世紀に入ってから西洋に知られた幻の動物でした。3種とも上野動物園で過去に飼育例があり、日本で実物を見るチャンスがあったのも親しまれる理由です。

建造物・遺跡・宗教の世界三大【美術館・陵墓・仏教遺跡】

世界三大仏教遺跡のひとつアンコール・ワット

続いては、人類が築いてきた建造物や遺跡、そして宗教にまつわる世界三大です。歴史の重みを感じる顔ぶれが並びます。

世界三大宗教(キリスト教・イスラム教・仏教)

世界三大宗教は、キリスト教イスラム教仏教の3つです。民族や国家を超えて世界中に広まった「世界宗教」であることが選ばれた理由です。

信者数だけで見ればヒンドゥー教も多いのですが、特定の地域・民族に集中しているため三大には数えられません。「世界中に広がったかどうか」が線引きのポイントになっています。

世界三大美術館(ルーヴル・エルミタージュ・メトロポリタン)

世界三大美術館は、フランスのルーヴル美術館、ロシアのエルミタージュ美術館、アメリカのメトロポリタン美術館の3館です。収蔵品の質と量、そして建物そのものの壮麗さで世界をリードしています。

ルーヴルの「モナリザ」をはじめ、いずれも一生かけても見きれないほどの名品を所蔵しています。なお、スペインのプラド美術館を加える説もあります。

世界三大陵墓(クフ王のピラミッド・始皇帝陵・大仙陵古墳)

世界三大陵墓(墳墓)は、エジプトのクフ王のピラミッド、中国の始皇帝陵、そして日本の大仙陵古墳(仁徳天皇陵とされる)の3つです。権力者が築いた巨大な墓という共通点があります。

面積で比べると、大仙陵古墳は底面積で世界最大級ともいわれます。日本の古墳が世界三大に名を連ねている点は、意外と知られていない雑学です。

世界三大仏教遺跡(アンコール・ワット・ボロブドゥール・バガン)

世界三大仏教遺跡は、カンボジアのアンコール・ワット、インドネシアのボロブドゥール、ミャンマーのバガンの3つです。いずれも東南アジアにあり、密林や平原に広がる壮大な宗教建築です。

アンコール・ワットはもともとヒンドゥー教寺院として建てられ、のちに仏教寺院へと変化した歴史を持ちます。バガンには無数の仏塔が平原に林立し、朝霧に浮かぶ姿は息をのむ美しさです。

世界三大運河(スエズ・パナマ・キール)

世界三大運河は、エジプトのスエズ運河、中米のパナマ運河、ドイツのキール運河の3つです。海と海をつなぎ、船の航路を劇的に短縮した点で世界の物流を支えています。

スエズ運河は地中海と紅海を、パナマ運河は太平洋と大西洋を結びます。通航量ではキール運河が世界トップクラスで、知名度のわりに「縁の下の力持ち」として活躍しています。

日本の古墳が「世界三大陵墓」に入ってるの、地味にすごくないですか?教科書ではあまり強調されないんですよね。

グルメの世界三大一覧【珍味・スープ・料理】

世界三大珍味のトリュフ・キャビア・フォアグラ

ここからは食いしん坊にはたまらない、グルメ系の世界三大です。レストランのメニューやワインの会話でも役立つ知識ばかりです。

世界三大珍味(キャビア・フォアグラ・トリュフ)

世界三大珍味は、チョウザメの卵キャビア、ガチョウなどの肥大した肝臓フォアグラ、香り高いキノコトリュフの3つです。希少で独特の風味を持ち、高級食材の代名詞になっています。

日本では、からすみ・このわた・うにを「日本三大珍味」と呼びます。世界と日本で「珍味」の中身がまったく違うのも面白いポイントです。

世界三大スープ(ふかひれ・ボルシチ・トムヤムクン)

世界三大スープは、中国のふかひれスープ、ロシアやウクライナのボルシチ、タイのトムヤムクンがよく挙げられます。これにフランスのブイヤベースを加えて「世界四大スープ」とする数え方もあります。

トムヤムクンは世界三大スープの中でも特に有名で、酸味・辛味・うま味が一体になった複雑な味わいが特徴です。どれを3つに数えるかは人によって分かれます。

世界三大料理(フランス・中華・トルコ)

世界三大料理は、フランス料理中華料理トルコ料理の3つです。長い歴史と体系化された調理技術、豊かなバリエーションを持つことが共通点です。

「あれだけ世界中で人気の日本料理やイタリア料理が入っていないの?」と驚く人も多いはず。実は宮廷料理として発展した歴史の深さが、選定の大きな基準になっているのです。

世界三大穀物(米・小麦・トウモロコシ)

世界三大穀物は、小麦トウモロコシの3つです。世界中で大量に生産・消費され、人類の食を支える主食という共通点があります。

この3つで世界の穀物生産の大部分を占めます。なお大豆を加えて語られることもありますが、大豆は分類上は豆類のため、三大穀物には含めないのが一般的です。

世界三大嗜好飲料(コーヒー・茶・ココア)

世界三大嗜好飲料は、コーヒーココア(カカオ)の3つです。いずれもカフェインやテオブロミンを含み、世界中で愛飲されてきました。

3つとも、もとは薬や儀式に使われていた歴史を持ちます。今では日常の癒やしとして欠かせない存在になっているのが面白いところです。

世界三大ブルーチーズ(ロックフォール・ゴルゴンゾーラ・スティルトン)

世界三大ブルーチーズは、フランスのロックフォール、イタリアのゴルゴンゾーラ、イギリスのスティルトンの3つです。青カビによる独特の風味と塩味が魅力で、チーズ好きあこがれの存在です。

ロックフォールは羊乳を使い、洞窟で熟成させる伝統製法で知られます。クセは強めですが、はちみつやワインと合わせると驚くほど上品な味わいになります。

世界三大紅茶(ダージリン・ウバ・キーマン)

世界三大紅茶は、インドのダージリン、スリランカのウバ、中国のキーマン(祁門)の3つです。それぞれ産地ならではの香りを持ち、紅茶通に珍重されています。

ダージリンは「紅茶のシャンパン」と呼ばれるマスカットのような香りが、キーマンはバラや蘭にたとえられる東洋的な香りが特徴です。飲み比べると個性の違いがよくわかります。

世界三大貴腐ワイン(ソーテルヌ・トカイ・トロッケンベーレンアウスレーゼ)

世界三大貴腐ワインは、フランスのソーテルヌ、ハンガリーのトカイ、ドイツのトロッケンベーレンアウスレーゼの3つです。貴腐菌のはたらきで糖度が極端に高まったブドウから造る、とろりと甘い極甘口ワインです。

どれも霧が発生しやすい川沿いの産地で生まれます。蜂蜜のような濃厚な甘さで、デザートワインの最高峰として世界中のワイン愛好家を魅了しています。

人物・教養の世界三大【美女・発明・幸福論】

続いては、歴史に名を残した人物や、知っておくと教養が光る世界三大です。

世界三大美女(クレオパトラ・楊貴妃・小野小町)

日本で言う世界三大美女は、エジプトのクレオパトラ、中国の楊貴妃、そして日本の小野小町の3人です。ただし、これは日本独自の数え方です。

世界的には小野小町の代わりに、トロイ戦争の原因となったギリシャ神話のヘレネーを挙げるのが一般的です。「世界三大」と言いつつ、自国の美女を入れているあたりに日本らしさが表れています。

世界三大発明(火薬・羅針盤・活版印刷術)

世界三大発明(ルネサンスの三大発明)は、火薬羅針盤活版印刷術の3つです。いずれもヨーロッパ社会を大きく変え、近代の幕開けを後押ししました。

もともと火薬と羅針盤は中国で生まれた技術で、これに紙と印刷を加えたものを「中国の四大発明」と呼びます。どこを起点に数えるかで呼び名が変わる、奥深いテーマです。

世界三大幸福論(ヒルティ・アラン・ラッセル)

世界三大幸福論は、スイスのヒルティ、フランスのアラン、イギリスのラッセルがそれぞれ著した『幸福論』を指します。生きるうえで誰もが悩む「幸福とは何か」に、立場の違う3人が答えを示しました。

ヒルティは信仰に支えられた穏やかな幸福を、アランは「意志で機嫌よくあれ」という前向きな姿勢を、ラッセルは外へ関心を向け行動することの大切さを説きました。落ち込んだときに読むと、自分に合う一冊が見つかるはずです。

世界三大数学者(アルキメデス・ニュートン・ガウス)

世界三大数学者は、古代ギリシャのアルキメデス、近代科学の父ニュートン、そして「数学の王」と呼ばれたガウスの3人です。それぞれの時代に、数学の常識を塗り替える業績を残しました。

アルキメデスは「アルキメデスの原理」、ニュートンは万有引力と微積分、ガウスは整数論や統計の基礎を築きました。分野を超えて影響が及んでいる点が、3人に共通する偉大さです。

幸福論、3冊とも「読んだ気」になりがちですけど、実際に開くと意外と刺さるんですよね。落ち込んだ夜におすすめです。

音楽・芸術の世界三大【テノール・名器・バレエ】

芸術分野にも、世界三大はたくさんあります。クラシックやエンタメの会話で知っていると一目置かれる顔ぶれです。

世界三大テノール(パヴァロッティ・ドミンゴ・カレーラス)

世界三大テノールは、イタリアのルチアーノ・パヴァロッティ、スペインのプラシド・ドミンゴ、同じくスペインのホセ・カレーラスの3人です。20世紀後半を代表する、圧倒的な歌唱力のオペラ歌手たちです。

1990年のサッカーW杯イタリア大会に合わせて行われた「3大テノール」の共演コンサートは世界的な話題となり、クラシックを一般層にまで広げました。

世界三大映画祭(カンヌ・ヴェネツィア・ベルリン)

世界三大映画祭は、フランスのカンヌ国際映画祭、イタリアのヴェネツィア国際映画祭、ドイツのベルリン国際映画祭の3つです。芸術性の高さで作品を評価する、権威ある映画の祭典です。

最高賞はカンヌが「パルム・ドール」、ヴェネツィアが「金獅子賞」、ベルリンが「金熊賞」と呼ばれます。アカデミー賞とはまた違う基準で、世界中の名作が選ばれてきました。

世界三大歌劇場(スカラ座・ウィーン国立歌劇場・メトロポリタン歌劇場)

世界三大歌劇場は、イタリアのスカラ座、オーストリアのウィーン国立歌劇場、アメリカのメトロポリタン歌劇場の3つです。歴史・規模・上演水準のいずれも世界最高峰とされます。

歌手にとっては、これらの舞台に立つことが大きな名誉とされています。アルゼンチンのコロン劇場を加える説もあります。

世界三大交響曲(運命・未完成・新世界より)

世界三大交響曲は、ベートーヴェンの「運命」、シューベルトの「未完成」、ドヴォルザークの「新世界より」を指します。いずれもクラシック入門にぴったりの、親しみやすい名曲です。

実はこのくくりは日本でよく使われるもので、海外で「世界三大交響曲」と言っても通じにくいといわれます。それでも名曲ぞろいであることは間違いありません。

世界三大ピアノ(スタインウェイ・ベーゼンドルファー・ベヒシュタイン)

世界三大ピアノは、アメリカのスタインウェイ、オーストリアのベーゼンドルファー、ドイツのベヒシュタインの3ブランドです。それぞれ音色に明確な個性があり、ピアニストが好みで弾き分けます。

スタインウェイは華やかで力強い音、ベーゼンドルファーは深く落ち着いた音、ベヒシュタインは透明感のある音と評されます。コンサートホールの多くはスタインウェイを採用しています。

世界三大バイオリン(ストラディバリウス・グァルネリ・アマティ)

世界三大バイオリン(弦楽器の名器)は、いずれもイタリアのクレモナで生まれたストラディバリウスグァルネリアマティです。数百年を経た今も、最高の音色を奏でる楽器として珍重されています。

製作者をたどると、アマティの弟子がストラディバリで、そのライバルがグァルネリという関係でした。名器ストラディバリウスは1挺数億円で取引されることもあります。

チャイコフスキー三大バレエ(白鳥の湖・くるみ割り人形・眠れる森の美女)

クラシックバレエの名作として有名なのが、チャイコフスキーが作曲した「白鳥の湖」「くるみ割り人形」「眠れる森の美女」の三大バレエです。美しい旋律と物語性で、バレエを知らない人でも一度は耳にしたことがあるはずです。

「くるみ割り人形」はクリスマスシーズンの定番演目で、「花のワルツ」などの曲は単独でもよく演奏されます。3作ともバレエ団の看板レパートリーになっています。

エンタメ・スポーツの世界三大【ギタリスト・名レース】

世界三大カーニバルのリオのカーニバル

もっと身近なエンタメやスポーツの世界にも、知ると盛り上がる世界三大があります。

世界三大ギタリスト(クラプトン・ベック・ペイジ)

世界三大ギタリストは、エリック・クラプトンジェフ・ベックジミー・ペイジの3人です。3人とも、イギリスのバンド「ヤードバーズ」に在籍した経歴を持つのが面白い共通点です。

クラプトンはブルース、ベックは超絶技巧、ペイジはレッド・ツェッペリンでのハードロックと、それぞれ違う方向で歴史を作りました。ロック好きの間では今も語り草の3人です。

世界三大喜劇王(チャップリン・キートン・ロイド)

世界三大喜劇王は、サイレント映画時代に活躍したチャールズ・チャップリンバスター・キートンハロルド・ロイドの3人です。セリフのない時代に、体の動きと表情だけで世界を笑わせました。

チャップリンの放浪紳士、キートンの無表情な体当たり芸、ロイドのビルからぶら下がる名場面は、今見ても色あせません。現代のコメディの原点ともいえる存在です。

世界三大スポーツイベント(五輪・W杯・ツール・ド・フランス)

世界三大スポーツイベントは、オリンピックサッカーワールドカップに、自転車ロードレースのツール・ド・フランスを加えた3つがよく挙げられます。観客動員や注目度の高さが選定の理由です。

ただし3つ目については諸説あり、ラグビーワールドカップやF1グランプリを推す声もあります。ツール・ド・フランスは3週間にわたる過酷な長距離レースで、沿道の観客数は群を抜いています。

世界三大レース(モナコGP・インディ500・ル・マン24時間)

自動車競技の世界三大レースは、F1のモナコグランプリ、アメリカのインディ500、フランスのル・マン24時間レースです。性格の異なる3レースをすべて制すると「トリプルクラウン(三冠)」と呼ばれます。

この三冠を達成したドライバーは、歴史上グラハム・ヒルただ1人だけです。市街地・オーバル・耐久と求められる技術がまったく違うため、達成の難しさがよくわかります。

世界三大カーニバル(リオ・ヴェネツィア・トリニダードトバゴ)

世界三大カーニバルは、ブラジルのリオのカーニバル、イタリアのヴェネツィアのカーニバル、カリブ海のトリニダード・トバゴのカーニバルの3つです。いずれもキリスト教の祝祭に由来する、華やかなお祭りです。

リオは「地上最大のショー」と呼ばれるサンバの祭典、ヴェネツィアは仮面と中世衣装が幻想的なお祭りです。日本ではニースのカーニバルと混同されがちですが、三大に入るのはトリニダード・トバゴです。

世界の変わったお祭りそのものに興味がわいた方は、以下の記事もあわせてどうぞ。

経済とちょっと意外な世界三大【通貨・がっかり名所】

最後は、お金にまつわる世界三大と、思わずクスッとしてしまう意外な世界三大です。

世界三大通貨(米ドル・ユーロ・円)

世界三大通貨は、米ドルユーロ日本円の3つです。国際的な取引や各国の外貨準備で広く使われる、信頼度の高い通貨という共通点があります。

日本円が世界三大通貨に入っているのは、日本の経済規模と通貨の安定性が世界的に評価されてきた証です。為替ニュースを見るときに思い出すと、理解が深まります。

世界三大格付け会社(S&P・ムーディーズ・フィッチ)

世界三大格付け会社は、S&Pグローバルムーディーズフィッチ・レーティングスの3社です。企業や国の「借金を返す力」を評価し、ランク付けを公表しています。

これらの格付けが下がると、その国や企業はお金を借りにくくなります。3社の判断は世界経済を動かすほどの影響力を持っているのです。

世界三大投資家(バフェット・ソロス・ロジャーズ)

世界三大投資家は、ウォーレン・バフェットジョージ・ソロスジム・ロジャーズの3人です。投資で莫大な資産を築き、その手法が世界中で研究されています。

長期保有を貫くバフェット、大胆な勝負を仕掛けるソロス、自分の足で世界を見て回るロジャーズと、スタイルは三者三様です。同じ「成功」でも道筋がまったく違うのが学びになります。

世界三大がっかり名所(人魚姫像・小便小僧・マーライオン)

世界三大がっかり名所は、コペンハーゲンの人魚姫の像、ブリュッセルの小便小僧、シンガポールのマーライオンがよく挙げられます。「期待して行ったら意外と小さかった」という観光客の声から生まれた、ユーモラスな三大です。

もちろん実際に訪れる価値は十分にありますが、写真のイメージとのギャップが「がっかり」と言われる理由です。なお3つ目をシドニーのオペラハウスとする説もあります。

がっかり名所、実際に行くと「これはこれで味があるな」って思えるんですよね。話のネタとしては最高です。

おまけ:覚えておきたい日本三大○○一覧

「三」好きの日本には、世界三大だけでなく日本三大○○もたくさんあります。旅行先選びにも役立つ、定番をいくつか紹介します。

日本三景(松島・天橋立・宮島)

日本三景は、宮城の松島、京都の天橋立、広島の宮島(厳島)です。江戸時代の儒学者・林春斎が著書で「日本三処の奇観」と記したのが由来とされています。

日本三名園(兼六園・後楽園・偕楽園)

日本三名園は、金沢の兼六園、岡山の後楽園、水戸の偕楽園です。広さ・静けさ・眺めなど、名園に求められる要素を兼ね備えた大名庭園として知られます。

日本三名泉(草津・有馬・下呂)

日本三名泉は、群馬の草津温泉、兵庫の有馬温泉、岐阜の下呂温泉です。これも林羅山が挙げた温泉が由来とされ、いずれも全国屈指の人気を誇ります。

日本三大祭(祇園祭・天神祭・神田祭)

日本三大祭は、京都の祇園祭、大阪の天神祭、東京の神田祭です。歴史が古く規模が大きい、都市を代表するお祭りが選ばれています。

日本三大がっかり名所(札幌時計台・はりまや橋・守礼門)

世界版と同じく、日本にも「がっかり名所」があります。よく挙げられるのは、札幌時計台、高知のはりまや橋、沖縄の守礼門です。こちらも諸説あり、訪れる価値はしっかりあります。

世界三大を覚えるときの注意点【諸説あり】

ここまで世界三大を中心に38種類の「三大○○」を見てきましたが、覚えるうえで知っておきたい注意点があります。

第一に、世界三大の多くは明確な出典や公式な選定機関がありません。「世界新三大夜景」のように国際会議で正式に選ばれたものもありますが、大半は「いつの間にか定着した」ものです。

第二に、観光地や業界のPRから広まったものが多く、3つ目で諸説が分かれるケースが頻繁にあります。「世界三大スープ」「世界三大美術館」などは、人によって挙げる顔ぶれが違います。

第三に、すでに紹介したとおり、世界三大の多くは日本生まれです。海外の人に「世界三大○○って知ってる?」と聞いても、通じないことが少なくありません。

豆知識として楽しもう
世界三大は「絶対の正解」ではなく、あくまで「広く言われている目安」です。会話のネタとして使うときは、「諸説あるけど」と一言添えると、物知りな印象になりますよ。

まとめ:世界三大○○で雑学の引き出しを増やそう

今回は、自然・グルメ・人物・芸術・スポーツ・経済まで、世界三大を中心とした「三大○○」を38種類まとめて紹介しました。

世界三大の多くは日本で生まれた言葉で、明確な出典がないものも多くあります。だからこそ「3つ目で諸説が分かれる」面白さがあるのです。

瀑布や夜景のように雄大なものから、がっかり名所のようにクスッと笑えるものまで、世界三大の世界は実に多彩です。気になったものは、ぜひ自分でも深掘りしてみてください。

知っているだけで、飲み会や雑談での話のネタがぐっと増えます。覚えた世界三大を、さっそく誰かに話したくなったのではないでしょうか。

全部覚えるのは大変なので、まずは「お気に入りの三大」を3つだけ持っておくと、いざという時にサッと出せて便利ですよ。

「世界新三大夜景」の選定について、より詳しく知りたい方は以下の公式サイトが参考になります。