
飲み会の場で、学校の教室で、家族との食卓で——場を和ませる一発ギャグとして、ダジャレは昔から日本人に愛されてきました。
「おやじギャグでしょ?」と思うかもしれませんが、実は言葉遊びとしてのダジャレは脳の活性化にも効果があるとされています。同じ音から複数の意味を読み取る作業は、脳にとって立派なトレーニングなのです。
この記事では、食べ物・動物・日常・学校・季節の5ジャンル+上級者向けに分けた合計50個のダジャレを、それぞれ解説付きで紹介します。さらに記事の後半ではダジャレの作り方・コツも伝授するので、ぜひ最後まで読んでみてください。
目次
そもそもダジャレとは?おやじギャグとの違い

ダジャレ(駄洒落)とは、同じ発音や似た発音の言葉を掛け合わせて笑いを生む言葉遊びのことです。「洒落(しゃれ)」に「駄(だ)」がついた言葉で、もともとは「上手くない洒落」という少し自虐的な意味がありました。
一方で「おやじギャグ」は、中年男性が言いそうなベタなギャグ全般を指す言葉です。ダジャレはおやじギャグの一種ですが、おやじギャグにはダジャレ以外のボケ(例:突然の一発芸や身体を張った笑い)も含まれます。
日本語は同音異義語が非常に多い言語です。漢字の読みが重なるケースが多いため、ダジャレが生まれやすい土壌があると言われています。英語の「pun(パン)」も同じ仕組みですが、日本語ほどバリエーションは多くありません。
【食べ物】面白いダジャレ8選

まずは定番中の定番、食べ物にまつわるダジャレから紹介します。食卓や飲み会で使いやすいネタばかりです。
1. カレーが辛え〜(からえ〜)
「カレー」と「辛ぇ〜(からえ〜)」の音が重なる、食べ物ダジャレの王道です。
カレーを食べているシーンで自然に言えるのが強みで、「辛口カレー食べながら言うとリアリティが増す」という声もあります。ダジャレ入門にぴったりの一品です。
2. イクラはいくら?
食材の「イクラ」と値段を聞く「いくら?」が完全に同じ発音。
回転寿司で注文するときに使えるほか、「高級食材だからこそ聞きたくなる」というリアルな状況とマッチしているのがポイントです。お寿司屋さんでぜひ一度は言ってみてください。
3. 梅がうめぇ!
「梅(うめ)」と「うめぇ(旨い)」の掛け合わせです。
梅干しや梅酒を食べたり飲んだりしたタイミングで言えば、不自然さゼロで場に投下できます。シンプルすぎて逆にウケるタイプのダジャレです。
4. スイカは安いかい?
「スイカ」の中に「安いかい?」が隠れているという発見型のダジャレです。
夏のスーパーでスイカを手に取りながら言えば、季節感もあって完璧です。「安い」「買い」と複数の意味を重ねることもできる応用力の高い一品です。
5. アルミ缶の上にあるみかん
「アルミカンの上にある」+「みかん」で、同じ音の連続が生まれるダジャレです。
早口言葉としても使われるほどリズムが良く、声に出して言うとさらに面白さが増します。ダジャレの中でも「芸術的」と評価されることが多い名作です。
6. このイカ、いかがですか?
「イカ」と「いかが(如何)」の音が重なる、買い物シーンにぴったりのダジャレです。
魚屋さんや居酒屋で使える実用性の高さが魅力です。丁寧語の「いかがですか」に食材が溶け込んでいるので、気づかれにくい「ステルスダジャレ」としても優秀です。
7. レモンを持ったら出れもん
「レモン」と「出れもん(出られるもん)」の音が似ている一品です。
「レモンを持ったら出られる」という意味不明な状況設定がシュールで、くだらなさが逆に笑いを誘います。子どもにも人気が高い食べ物ダジャレです。

8. パンはパンでも食べられないパンは? フライパン!
なぞなぞ形式のダジャレで、「パン」の多義性を活かした作品です。
答えは「フライパン」ですが、ほかにも「ジーパン」「ピーターパン」「ジャパン」など派生が無限に広がります。このなぞなぞ型は子どもから大人まで幅広くウケるのが特徴です。
【動物】面白いダジャレ8選

続いては動物にまつわるダジャレです。動物の名前は短くてインパクトがあるので、ダジャレの素材として非常に優秀です。
9. ネコがねころんだ
「ネコ」と「寝転んだ(ねころんだ)」が重なる、日本一有名なダジャレの一つです。
「ネコ」の2文字が「寝転ぶ」の頭にそのまま入っている美しさがあります。実際に猫が寝転がっている姿を見たときに言えば、事実とダジャレが一致する奇跡の瞬間を体験できます。
10. イルカはいるか?
「イルカ(動物)」と「いるか?(居るか?)」が同じ発音のダジャレです。
水族館デートで使えるネタとして鉄板です。「イルカショーの前に言う」のがベストタイミングで、相手の反応次第で関係性が試されるという緊張感もあります。
11. サルが去る
「サル(猿)」と「去る(さる)」の同音ダジャレです。
動物園で猿山を見た帰り際に「サルが去るところだね」と言えば完璧です。漢字で書くと「猿が去る」とまったく別の文字になるのに、音は同じという日本語の面白さがよく表れています。
12. カエルに帰る
「カエル(蛙)」と「帰る(かえる)」の掛け合わせです。
「カエルの置物を玄関に飾ると無事帰れる」という縁起物の風習は、まさにこのダジャレから来ています。ダジャレが文化になった珍しい例です。
13. ラクダは楽だ
「ラクダ(駱駝)」と「楽だ(らくだ)」が同じ音というシンプルな一品です。
実際のラクダは砂漠を何十キロも歩く過酷な動物なので、「全然楽じゃない」というツッコミとセットで使うとさらに面白くなります。ボケとツッコミの二段構えができるダジャレです。
14. コンドルが飛んどる
「コンドル」と方言の「飛んどる(飛んでいる)」が重なるダジャレです。
関西弁の「〜とる」を使った方言系ダジャレの代表格で、西日本出身の人なら特にピンとくるはずです。「コンドルは飛んでいく」という有名な曲とも相性が良いネタです。
15. ゴリラがゴリ押しする
「ゴリラ」と「ゴリ押し」の音が重なるダジャレです。
ゴリラの力強いイメージと「ゴリ押し(強引に推す)」という意味がマッチしているので、ダジャレでありながら妙に説得力があります。会議で強引な提案をする人を「ゴリラのゴリ押し」と呼ぶのは、もはやダジャレを超えた比喩表現です。
16. クマが来てくまった
「クマ(熊)」と「困った(くまった)」の音が似ているダジャレです。
実際にクマが出没したら本当に困るので、状況と言葉が完全に一致する「リアリティ系ダジャレ」です。北海道や東北のキャンプ場で言うと笑えるどころか本気で怖いかもしれません。

【日常・生活】面白いダジャレ8選
ここからは毎日の生活の中で使えるダジャレを紹介します。日常会話にさりげなく忍ばせてみてください。
17. 布団がふっとんだ
「布団(ふとん)」と「ふっとんだ(吹っ飛んだ)」が重なる、殿堂入りの定番ダジャレです。
「ダジャレといえば?」と聞かれたら多くの人がこれを挙げるほどの知名度を誇ります。強風の日に布団を外に干していたら本当にふっとんだ、というエピソードとセットで語られることも多いです。
18. トイレに行っといれ
「トイレ」と「行っといれ(行っておいで、の方言)」が似ている一品です。
家庭や学校で子どもに「トイレ行っといれ」と言うと、ダジャレなのか本気なのか分からない絶妙なラインになります。無意識に使っている人も多い「天然ダジャレ」の代表です。
19. 電話に出んわ
「電話(でんわ)」と「出んわ(出ないよ)」の掛け合わせです。
留守電が溜まっているときに「電話に出んわ〜」と嘆くと、関西弁のニュアンスも加わって独特の味わいが出ます。現代ではLINEの既読スルーにも応用できそうです。
20. 内容がないよう
「内容(ないよう)」と「ないよう(無いよう)」の完全な同音ダジャレです。
つまらない会議や退屈な話を聞いた後に心の中でつぶやくと、ストレス解消になります。自虐的に「この記事、内容がないよう…」と使うユーモアも見かけます。
21. 廊下を走ろうか
「廊下(ろうか)」と「走ろうか(はしろうか)」の「ろうか」が重なるダジャレです。
学校では「廊下を走るな!」と注意されがちですが、そこに「廊下を走ろうか」というダジャレを重ねる反逆精神が面白さのポイント。先生に怒られるリスクと引き換えの一発ネタです。
22. ダジャレを言うのは誰じゃ?
「ダジャレ」と「だれじゃ(誰じゃ)」の音が似ている、自己言及型のダジャレです。
ダジャレそのものを使ったメタなネタで、「ダジャレについてのダジャレ」という入れ子構造が知的な面白さを生んでいます。ダジャレ大会の冒頭で言うと場が温まります。
23. 傘をかさねて持つ
「傘(かさ)」と「重ねて(かさねて)」の頭の音が一致するダジャレです。
雨の日にビニール傘が何本も増えていく状況で「傘を重ねて持ってきちゃった」と言えば、日常の困りごとをダジャレで昇華できます。地味ながらセンスを感じる一品です。
24. コタツに当たりながら宝くじに当たった
「コタツに当たる(暖まる)」と「宝くじに当たる(当選する)」で、「当たる」の二重の意味を使ったダジャレです。
同じ動詞の異なる意味を一文に詰め込む技法で、ダジャレの中でもやや上級テクニックです。年末ジャンボの季節にコタツの中で言うと、季節感も満点です。
【学校・仕事】面白いダジャレ8選
学校や職場で使えるダジャレを集めました。授業中や会議中の息抜きにどうぞ(ただし使うタイミングは自己責任で…)。
25. 校長先生が絶好調
「校長(こうちょう)」と「好調(こうちょう)」の同音ダジャレです。
朝礼で校長先生の話が長いときに「今日は校長先生、絶好調だね…」とつぶやくと、周りの生徒の共感を得られること間違いなしです。校長先生本人が言ったらさらに好感度が上がります。
26. 教科書を今日書かしょ
「教科書(きょうかしょ)」と「今日書かしょ(今日書きましょう)」の音が似ているダジャレです。
「教科書を開いて…」という先生の声に「今日書かしょ!」と返すと、真面目なのかふざけているのか分からない絶妙なラインが面白いです。方言の「〜しょ」が入ることでほのぼの感も出ます。
27. 会議が長すぎて怪奇現象
「会議(かいぎ)」と「怪奇(かいき)」の音が似ているダジャレです。
終わりの見えない会議を「怪奇現象」と表現することで、退屈さを面白く変換できます。リモート会議でチャットにこっそり打ち込むのが現代的な使い方です。
28. 部長が仏頂面(ぶっちょうづら)
「部長(ぶちょう)」と「仏頂面(ぶっちょうづら)」の音が近いダジャレです。
不機嫌な部長を前にして「部長が仏頂面…」と心の中でつぶやく会社員は多いはず。声に出すと出世に響くので、あくまで心の中のダジャレとして楽しみましょう。
29. 先生が宣誓する
「先生(せんせい)」と「宣誓(せんせい)」が同じ発音のダジャレです。
運動会の宣誓を先生がやることになったら「先生が宣誓!」と言えますが、漢字が違うだけで音は完全に同じなので、文字に書かないと伝わらないという弱点もあります。
30. 図工の時間にずっこけた
「図工(ずこう)」と「ずっこけた」の音が似ているダジャレです。
工作の授業で失敗した場面にぴったりのネタで、実体験と重なることが多い分、妙に共感を呼びます。教科名ダジャレシリーズとして「体育=退屈」と並ぶ人気作です。
31. 体育の授業が退屈
「体育(たいいく)」と「退屈(たいくつ)」の音が似ているダジャレです。
体育が苦手な人にとっては本音でもあるこのダジャレ。「たいいく」と「たいくつ」で母音の並びがほぼ同じなので、声に出すと思った以上に自然に聞こえます。
32. 体操の時間にたいそう疲れた
「体操(たいそう)」と「大層(たいそう=とても)」の同音ダジャレです。
体操の授業で疲れたときに「体操でたいそう疲れた」と言えば、事実の報告とダジャレが同時に成立します。本人は真面目に言っているのに周りが笑う、という展開が理想的です。

【季節・天気】面白いダジャレ8選

四季のある日本ならではの、季節や天気にまつわるダジャレを集めました。その季節が来るたびに思い出してしまうネタばかりです。
33. 夏が来てなつかしい
「夏(なつ)」と「懐かしい(なつかしい)」の頭の音が重なるダジャレです。
毎年夏が来るたびに「去年の夏がなつかしい…」と言えるので、一年に一度使える季節限定ダジャレです。夏休みの思い出話の導入として使うと自然に聞こえます。
34. 冬は不愉快(ふゆかい)
「冬(ふゆ)」と「不愉快(ふゆかい)」の頭の音が一致するダジャレです。
寒い冬が嫌いな人にとっては本音のこのダジャレ。「冬は不愉快だ」と言い切ることで、季節への不満をユーモアに昇華できます。暖房の前で毛布にくるまりながら言うと絵になります。
35. 秋が来ても飽きない
「秋(あき)」と「飽きない(あきない)」の掛け合わせです。
「秋が来ても飽きないね」と言えば、秋の魅力を語りつつダジャレも成立するという一石二鳥のネタです。紅葉や食欲の秋を楽しんでいるシーンで使えます。
36. 春は気分がはるんるん
「春(はる)」と「ルンルン」を組み合わせた造語ダジャレです。
正統派のダジャレというよりは、音の響きの楽しさで勝負する変化球です。桜が咲いてウキウキする春の気分を表現するのにぴったりで、SNSのハッシュタグにも使えそうな軽さがあります。
37. 雨の日は飴(あめ)をなめる
「雨(あめ)」と「飴(あめ)」の同音異義語を使ったダジャレです。
日本語の「あめ」には2つの意味があるという、外国人も驚く日本語トリビアとしても使えます。「雨」と「飴」はアクセントの位置が違う(雨=頭高型、飴=平板型)ので、厳密には同音ではないのですが、文字にすると同じという面白さがあります。
38. 梅雨はつゆだく
「梅雨(つゆ)」と「つゆだく(牛丼などの汁多め)」の音が重なるダジャレです。
梅雨の時期に「今日は外も中もつゆだくだ」と言えば、雨のジメジメ感と牛丼のイメージが同時に浮かぶシュールな一品です。吉野家の前で言うと効果倍増です。
39. 雪が降って行き(ゆき)場がない
「雪(ゆき)」と「行き(ゆき)場」の音が一致するダジャレです。
大雪で交通機関が止まったときに「雪で行き場がない」と言えば、ダジャレでありながらリアルな困り事の報告にもなります。事実とダジャレが一致する「実用系ダジャレ」の好例です。
40. クリスマスに栗すます
「クリスマス」の中に「栗(くり)」+「すます(済ます)」が隠れているダジャレです。
クリスマスケーキに栗が乗っていたら「クリスマスに栗すました!」と言えます。「クリスマス」という外来語に日本語の意味を見出す発見型のダジャレで、一度気づくとクリスマスのたびに思い出してしまいます。
【上級者向け】センスのいいダジャレ10選

ここからは、聞いた人が「おっ」と唸るようなセンスのいいダジャレを厳選して紹介します。二重の意味や文脈の巧みさが光る上級者向けの作品ばかりです。
41. おそロシア
「恐ろしい(おそろしい)」と「ロシア」を組み合わせた地名ダジャレの傑作です。
テレビ番組やSNSでも頻繁に見かけるこの表現は、もはやダジャレを超えてスラングとして定着しています。「〇〇(国名)」型のダジャレシリーズ(「ドイツもこいつも」等)の中で最も有名な一つです。
42. コーディネートはこーでねーと
「コーディネート」と「こーでねーと(こうじゃないと)」の音が一致するダジャレです。
ファッション誌やバラエティ番組でもよく使われるこのダジャレは、カタカナ語と日本語を掛け合わせる「和洋折衷型」の好例です。実際にコーディネートを褒めるシーンで使えば、おしゃれな会話になります。
43. 紳士が真摯に対応する
「紳士(しんし)」と「真摯(しんし)」が完全な同音異義語であるダジャレです。
「紳士的な対応=真摯な対応」という意味の重なりが美しく、ダジャレでありながらちゃんとした文章としても成立するのが上級ポイントです。ビジネスメールに紛れ込ませても気づかれない「ステルス型ダジャレ」の最高峰です。
44. 蕎麦屋のそばに住んでいます
「蕎麦(そば)」と「傍(そば=近く)」の二重の意味を活用したダジャレです。
「蕎麦屋の傍に住む」は事実を述べているだけなのに、なぜかダジャレになってしまう不思議な一品です。引っ越し先を聞かれたときにさらっと言えたら上級者の証です。
45. 取り皿がとりざたされる
「取り皿(とりざら)」と「取り沙汰(とりざた=話題になる)」の音が近いダジャレです。
居酒屋で取り皿が足りないときに「取り皿の問題がとりざたされている」と言えば、まるでニュースキャスターのような語り口になります。日常の些細なことを大げさに言う面白さがあります。
46. 入れ歯をいればいいのに
「入れ歯(いれば)」と「入れば(いれば=入れれば)」の同音ダジャレです。
「入れ歯を入れればいいのに」と言うと、「いれば」が3回出てくる怒涛の展開になります。言葉のリズムが心地よく、一度聞いたら忘れられないタイプのダジャレです。
47. ステーキって素敵(すてき)!
「ステーキ」と「素敵(すてき)」の音が似ているダジャレです。
カタカナ語と和語の音が偶然一致する「異文化交流型ダジャレ」です。高級レストランでステーキが運ばれてきたときに言えば、場が華やかになります。
48. 隣の家に囲いができたんだって? へぇ〜(塀)
「塀(へい)」と相槌の「へぇ〜」を掛けた古典的なダジャレです。
落語やことわざとしても知られるこの作品は、日本のダジャレ文化の原点ともいえる存在です。短い会話の中に見事にダジャレが仕込まれており、「会話型ダジャレ」のお手本として長年愛されています。
49. ドイツへいつ行くの? どいつもこいつも!
「ドイツ」と「どいつ(どの人)」の音が同じことを利用したダジャレです。
質問に対して「どいつもこいつも!」と怒りの慣用句で返すという展開が予想外で笑いを誘います。「おそロシア」と並ぶ地名ダジャレの名作で、海外旅行の話題で使えます。
50. 一時(いちじ)からずっといちじくを食べていた
「一時(いちじ=1時)」と「いちじく(無花果)」の音が重なるダジャレです。
「1時からずっと」という時間表現と「いちじく」という果物名が自然につながる、知的なダジャレです。さらに「一時間(いちじかん)」も音が近いので、「一時から一時間、いちじくを食べていた」と三段構えにすると芸術的になります。

ダジャレの作り方・コツ

「ダジャレを言いたいけど思いつかない…」という方のために、ダジャレを作るための基本テクニックを紹介します。以下の方法を覚えれば、日常の中からダジャレのネタを見つけられるようになります。
コツ1:同音異義語を探す
ダジャレの基本中の基本は、同じ発音で違う意味を持つ言葉を見つけることです。
例えば「はし」なら「箸・橋・端」の3つの意味があります。「このお箸、端から使う? それとも橋の上で使う?」というように、一つの音から複数の意味を展開させるのがコツです。
日本語は同音異義語が非常に多いので、ふだん使っている言葉を「別の漢字で書けないか?」と考えるだけでネタが見つかります。
コツ2:音の一部が重なる言葉を組み合わせる
完全に同じ音でなくても、音の一部が重なっていればダジャレは成立します。
例えば「カレー → 辛え〜」「ゴリラ → ゴリ押し」のように、頭の2〜3文字が共通していれば十分です。身の回りの物の名前を声に出して、「この音に似た別の言葉はないかな?」と探してみましょう。
コツ3:状況とダジャレを一致させる
ダジャレの面白さは、言うタイミングと状況がマッチしたときに最大化されます。
例えば、カレーを食べているときに「カレーが辛え〜」と言うから面白いのであって、何もないときに突然言っても効果は半減します。「今の状況をダジャレで表現できないか?」と常にアンテナを張ることが上達への近道です。
コツ4:外来語×日本語の組み合わせを狙う
カタカナの外来語は、日本語に置き換えると意外な意味になることが多いです。
「コーディネート → こーでねーと」「ステーキ → 素敵」「クリスマス → 栗すます」のように、外来語を日本語の音として捉え直すと新しいダジャレが生まれます。街中のカタカナ看板を見るたびに「日本語に聞こえないかな?」と考えてみましょう。
コツ5:「かかっている言葉の意味の距離」を意識する
上手いダジャレとそうでないダジャレの差は、掛けている2つの言葉の「意味の距離」にあります。
音が同じでも意味が近すぎると「それ、そのままじゃん」と思われてしまいます。逆に、音は同じなのに意味がまったく違う世界の言葉を組み合わせると「おっ、うまい!」と感じてもらえます。
例えば「紳士が真摯に」は「人柄」と「態度」という異なる概念が同じ音で重なるから面白いのです。意味の距離を意識すると、ダジャレのクオリティが一段上がります。
- 同音異義語をストックしておく
- 完全一致でなくても「音の一部が重なればOK」と考える
- タイミングと状況が合った瞬間に言う
- カタカナ語を日本語の音で聞き直してみる
- 掛けている言葉の「意味の距離」が遠いほどセンスが良い
まとめ
この記事では、食べ物・動物・日常・学校・季節・上級者向けの6ジャンルから合計50個のダジャレを、それぞれ解説付きで紹介しました。
ダジャレは「寒い」と言われがちですが、センスのいいダジャレは立派なコミュニケーションツールです。場の雰囲気を和ませたり、会話のきっかけを作ったり、脳のトレーニングになったりと、実はメリットだらけの言葉遊びなのです。
この記事で紹介したダジャレの中からお気に入りを見つけて、ぜひ日常会話で使ってみてください。最初は「寒い…」と言われるかもしれませんが、何度も使ううちに周りが「待ってました!」と笑ってくれるようになりますよ。


