大学に入ってまず立ちはだかる選択が「第二外国語をどれにするか」です。英語以外の外国語を1つ選んで2年間学ぶことになりますが、これが意外と曲者です。
軽い気持ちで選んだ言語が想像以上に難しく、毎週の予習に追われて単位を落としかける人もいれば、なんとなく選んだ言語が一生の趣味になる人もいます。週に2コマ前後を1〜2年続ける科目なので、GPAにも卒業にも直結する大事な選択なのです。
この記事では、大学で選べる第二外国語を全12言語まとめ、難易度・単位の取りやすさ(楽単度)・実用性・将来性という4つの軸で徹底比較します。さらに目的別の選び方、後悔しないための注意点、リアルなあるある、よくある質問まで網羅しました。新入生はもちろん、来年度の履修を考えている人もぜひ参考にしてください。

目次
そもそも大学の第二外国語とは?選択必修と単位の仕組み

第二外国語とは、英語以外に学ぶ外国語科目のことです。多くの大学では1年次(または2年次まで)に必修、もしくは選択必修として設定されており、文系・理系を問わず履修するケースが大半です。
軽視されがちですが、実はかなりの単位ウェイトを占めます。大学設置基準では1単位あたり45時間の学修が必要とされ、卒業には一般的に124単位以上が求められます。第二外国語は週2コマ×通年で履修すると4〜8単位ほどになり、必修であれば「落とすと進級・卒業に響く」科目なのです。
つまり第二外国語は、ただの語学の授業ではなく、最初の1〜2年のGPAと卒業を左右する重要科目です。だからこそ「なんとなく」で選ぶと後悔しやすく、逆にしっかり選べば武器になります。
第二外国語の選び方|後悔しない5つの判断軸
第二外国語の選び方に「絶対の正解」はありません。人によって重視するポイントが違うからです。ここでは判断材料になる5つの軸を整理します。自分がどれを優先したいかを考えながら読み進めてください。
軸1:難易度(日本語話者にとっての習得しやすさ)
同じ初学者向けの授業でも、言語によって日本人にとっての難しさは大きく変わります。文法が日本語に近い韓国語、発音がローマ字読みに近いスペイン語などは取り組みやすく、格変化や特殊な文字を持つロシア語・アラビア語はハードルが高めです。
軸2:単位の取りやすさ(楽単度)
正直なところ、多くの大学生が一番気にするのがここでしょう。一般に履修者が多い言語は過去問や情報が出回りやすく、対策しやすい傾向があります。ただし後述しますが、楽かどうかは最終的に担当教員に大きく左右されるので、楽単度はあくまで目安と考えてください。
軸3:実用性・話者人口
世界でどれくらい使われているかも大事な視点です。話者人口が多い言語ほど、旅行・ビジネス・ネットでの情報収集に役立つ機会が増えます。中国語・スペイン語あたりは話者数が圧倒的です。
軸4:将来性・キャリア
就職や専門分野で活かしたいなら、自分の進路と相性の良い言語を選ぶ手もあります。工学・医学ならドイツ語、国際機関やアフリカ関連ならフランス語、成長市場ならインドネシア語やヒンディー語、といった具合です。
軸5:興味・モチベーション(続けられるか)
意外と軽視されがちですが、最終的に成績を左右するのは「続けられるか」です。好きなアーティストの母国語、旅行で行きたい国の言葉など、興味が持てる言語は勉強が苦になりにくく、結果的に単位も取りやすくなります。

【一覧比較表】第二外国語おすすめ全12言語を難易度・楽単度で比較

まずは全体像をつかむために、大学で選べる代表的な第二外国語12言語を一覧表にまとめました。難易度は日本語話者にとっての習得しやすさ(★が多いほど難しい)、楽単度は一般的な単位の取りやすさ(◎○△)の目安です。話者数は諸説ありますが、母語+第二言語のおおよその概数を載せています。
| 言語 | 話者数(概数) | 難易度 | 楽単度 | 主な強み・向いている人 |
|---|---|---|---|---|
| 中国語 | 約11億人 | ★★★ | ◎ | 漢字が読める・実用性最重視 |
| 韓国語 | 約8000万人 | ★★ | ◎ | 文法が楽・K文化が好き |
| スペイン語 | 約5.5億人 | ★★ | ◎ | 発音が楽・話者数も多い |
| フランス語 | 約3億人 | ★★★★ | ○〜△ | 文化・国際機関志向 |
| ドイツ語 | 約1.3億人 | ★★★★ | △ | 理系・医学・哲学志向 |
| イタリア語 | 約6500万人 | ★★★ | ○ | 音楽・芸術・料理が好き |
| ロシア語 | 約2.5億人 | ★★★★★ | △ | 希少価値・骨太に学びたい |
| ポルトガル語 | 約2.6億人 | ★★★ | ○ | ブラジル・少人数希望 |
| アラビア語 | 約4億人 | ★★★★★ | △ | 挑戦したい・希少価値 |
| インドネシア語 | 約2億人 | ★★ | ◎ | 隠れ楽単・成長市場 |
| ヒンディー語 | 約6億人 | ★★★★ | △ | インド市場・希少価値 |
| ラテン語 | 古典語(母語話者なし) | ★★★★ | △ | 語源・西洋古典が好き |
ここから先は、それぞれの言語を1つずつ詳しく見ていきます。気になる言語があれば、その項目をじっくり読んでみてください。
第二外国語おすすめ12言語を1つずつ徹底解説
ここでは全12言語について、特徴・難易度・楽単度・実用性・どんな人に向いているかを統一フォーマットで解説します。比較表だけでは伝わらないリアルな部分も書いていきます。
1. 中国語|実用性で選ぶなら最有力の第二外国語
第二外国語の中でも特に人気が高いのが中国語です。多くの大学で履修者数トップクラスで、迷ったらこれを選ぶ人も少なくありません。
難易度:漢字を使うため、単語の意味が推測しやすいのが日本人の大きなアドバンテージです。一方で、声調(4つの音の高低)と発音は日本語にない要素で、ここでつまずく人が多いのが実情です。
楽単度:履修者が多いぶん過去問や情報が豊富で、対策はしやすい部類です。漢字のおかげで筆記試験は得点しやすく、総合的には取りやすい言語と言えます。
実用性・将来性:話者数は世界最多クラスで、ビジネスでの需要も高い言語です。経済・貿易系の進路を考えているなら強い武器になります。
こんな人におすすめ:実用性を最重視する人、漢字の読み書きが得意な人、人数の多い活気あるクラスが好きな人。
2. 韓国語|文法が日本語そっくりで単位を取りやすい第二外国語
「とにかく楽に単位を取りたい」という人によく挙がるのが韓国語です。日本語との相性の良さは全言語中でもトップクラスです。
難易度:語順や文法が日本語とほぼ同じで、助詞の使い方まで似ています。最初にハングル(文字)さえ覚えてしまえば、あとは比較的スムーズに進められます。
楽単度:文法学習の負担が小さいため、楽単として挙げられる定番です。K-POPやドラマで耳が慣れている人なら、さらに有利に進められます。
実用性・将来性:地理的に近く、エンタメ・旅行・コスメなど身近な場面で使えます。学んだ成果をすぐ試せるのも魅力です。
こんな人におすすめ:楽に単位を取りたい人、韓国の文化やエンタメが好きな人、語学にあまり自信がない人。
3. スペイン語|発音が楽で話者数も多いバランス型の第二外国語
難易度と実用性のバランスが良く、万人におすすめしやすいのがスペイン語です。「楽だけど役にも立つ」という欲張りな条件を満たします。
難易度:基本はローマ字読みに近く、書いてある通りに発音できるので、読み・聞き取りのハードルが低めです。動詞の活用は多いものの、規則的なので慣れれば対応できます。
楽単度:発音と読みが楽なぶん、初学者でも得点しやすい言語です。履修者も比較的多く、対策情報も集めやすい傾向です。
実用性・将来性:話者数は中国語に次ぐ規模で、スペインだけでなく中南米の広い地域で公用語になっています。世界を相手にしたい人に向いています。
こんな人におすすめ:楽さと実用性を両立したい人、サッカーや中南米の文化が好きな人、発音の良さで自信をつけたい人。
4. フランス語|文化と国際性に強い王道の第二外国語
おしゃれなイメージで根強い人気を誇るのがフランス語です。ただし、見た目の華やかさとは裏腹に、学習難易度はやや高めです。
難易度:つづりと発音のルールが独特で、読まない文字が多くあります。名詞に性があり、動詞の活用も複雑なので、コツコツ暗記する姿勢が必要です。
楽単度:担当教員によって差が大きい言語です。発音や文法でつまずく人も出るため、楽単度は中〜やや低めと見ておくのが無難です。
実用性・将来性:国連をはじめとする国際機関の公用語であり、アフリカ大陸でも広く使われています。国際協力や文化・芸術系の進路と好相性です。
こんな人におすすめ:文化や芸術、ファッションに興味がある人、国際機関や留学を視野に入れている人、難しくてもやり切れる人。
5. ドイツ語|理系・学術に強い硬派な第二外国語
かつては医学部の必修としても知られ、学術の世界と縁が深いのがドイツ語です。論理的でかっちりした言語を好む人に向いています。
難易度:名詞に3つの性があり、格変化(語形が役割で変わる仕組み)もあるため、文法の暗記量は多めです。一方で発音はローマ字読みに近く、読むこと自体はそれほど難しくありません。
楽単度:文法の負担が大きいため、楽単度は低めに見ておきましょう。ただし規則性が高いので、まじめに積み上げれば着実に得点できます。
実用性・将来性:工学・医学・哲学・音楽など、専門分野の文献で強みを発揮します。ヨーロッパ経済の中心地の言語でもあります。
こんな人におすすめ:理系で専門に進みたい人、論理的な言語が好きな人、コツコツ暗記が苦にならない人。
6. イタリア語|音楽・芸術好きが楽しめる第二外国語
音楽用語や料理の言葉でおなじみのイタリア語は、親しみやすさが魅力です。陽気な文化に惹かれて選ぶ人が多くいます。
難易度:発音はローマ字読みに近く、聞いた通りに読めるのが利点です。動詞の活用は多いものの、スペイン語と似た感覚で学べます。
楽単度:発音の取り組みやすさから、初学者でも入りやすい言語です。履修者数は中程度で、クラスの雰囲気は和やかなことが多いようです。
実用性・将来性:料理・ファッション・美術・音楽の分野で生きる言語です。クラシック音楽を学ぶ人には実用度が一気に上がります。
こんな人におすすめ:音楽や芸術、料理が好きな人、明るい雰囲気の言語を学びたい人、スペイン語と迷っている人。
7. ロシア語|希少価値が高い骨太な第二外国語
難易度の高さで知られるロシア語ですが、その分だけ習得したときの希少価値は抜群です。あえて茨の道を選ぶ猛者向けの言語です。
難易度:まずキリル文字という見慣れない文字を覚える必要があります。さらに格変化が6種類あり、文法の難しさは第二外国語の中でも屈指です。
楽単度:難易度が高いため、楽を求める人にはおすすめしにくい言語です。ただし履修者が少なく少人数授業になりやすいので、手厚く面倒を見てもらえる利点もあります。
実用性・将来性:資源・エネルギー分野や専門研究で需要があります。話せる日本人が少ないため、極めれば大きな差別化になります。
こんな人におすすめ:難しい言語にあえて挑戦したい人、希少価値を求める人、文学や歴史に興味がある人。
8. ポルトガル語|ブラジルにつながる穴場の第二外国語
スペイン語の陰に隠れがちですが、実は穴場なのがポルトガル語です。話者数も多く、コストパフォーマンスの良い選択肢です。
難易度:スペイン語と文法・単語が近く、ローマ字読みに比較的近いので入りやすい言語です。鼻にかかる独特の発音にだけ慣れが必要です。
楽単度:履修者が少なめで少人数になりやすく、丁寧な指導を受けられることが多い言語です。基礎は取り組みやすい部類です。
実用性・将来性:ブラジルという巨大市場の公用語であり、在日ブラジル人コミュニティでも使われています。中南米に関心がある人に向いています。
こんな人におすすめ:ブラジルや中南米に興味がある人、少人数でじっくり学びたい人、スペイン語と差をつけたい人。
9. アラビア語|最難関に挑む人のための第二外国語
第二外国語の中でも最高難度とされるのがアラビア語です。覚悟が必要ですが、その希少性とスケールの大きさは唯一無二です。
難易度:右から左に書く文字、日本語にない喉を使う発音など、最初のハードルがとにかく高い言語です。文法も独特で、本気で取り組む姿勢が欠かせません。
楽単度:正直に言って楽ではありません。楽単目的の人にはおすすめできませんが、少人数で先生との距離が近く、やる気があれば応えてもらえる環境です。
実用性・将来性:中東・北アフリカの広い地域で使われ、国連公用語でもあります。資源外交や国際関係の分野で極めて高い希少価値を持ちます。
こんな人におすすめ:難関にこそ燃える人、中東地域や国際関係に関心がある人、人と違う言語で勝負したい人。
10. インドネシア語|知る人ぞ知る隠れ楽単の第二外国語
開講している大学は限られますが、選べるなら狙い目なのがインドネシア語です。「簡単なのに役立つ」という理想的な特徴を持っています。
難易度:アルファベットを使い、ローマ字読みでほぼ通じます。動詞の活用や時制の変化が少なく、文法が非常にシンプルで、世界的に学びやすい言語とされています。
楽単度:文法の負担が軽いため、隠れ楽単として挙げられることがあります。履修者が少なく、アットホームな雰囲気で学べるのも魅力です。
実用性・将来性:東南アジアの成長市場の言語で、マレー語ともほぼ通じます。親日的な国でもあり、ビジネスや観光での需要が伸びています。
こんな人におすすめ:楽に単位を取りつつ実用性も欲しい人、東南アジアに興味がある人、シンプルな文法が好きな人。
11. ヒンディー語|成長市場インドにつながる第二外国語
開講校は多くありませんが、将来性で注目されるのがヒンディー語です。人口大国インドの主要言語として、長期的な価値が期待されています。
難易度:デーヴァナーガリーという独特の文字を覚える必要があり、文法もやや複雑です。最初の文字習得を乗り越えられるかが分かれ目になります。
楽単度:難易度が高めなので楽単とは言いにくいものの、履修者が少なく少人数で手厚く学べる環境がほとんどです。
実用性・将来性:インドは世界有数の人口と成長率を誇る国です。IT・ビジネスでの需要が伸びており、話せる日本人の希少価値は非常に高いです。
こんな人におすすめ:インド市場やIT分野に関心がある人、長期的な希少価値を狙う人、新しい文字に挑戦したい人。
12. ラテン語|語源と教養が身につく古典の第二外国語
現代では話し言葉として使われない古典語ですが、知的好奇心を満たしてくれるのがラテン語です。学問の土台を作りたい人に支持されています。
難易度:格変化が複雑で暗記量は多めですが、会話やリスニングがないぶん、読解に集中できます。コツコツ覚えるのが得意な人なら攻略可能です。
楽単度:暗記中心のため、地道な努力が点数に直結します。サボると一気に置いていかれるので、楽というより「努力が報われやすい」タイプです。
実用性・将来性:英語・フランス語・スペイン語など多くの言語の語源であり、学ぶと他言語の理解が深まります。法律・医学・生物学の専門用語にも強くなれます。
こんな人におすすめ:語源や西洋古典に興味がある人、会話より読解が好きな人、教養として深く学びたい人。

目的別・タイプ別におすすめの第二外国語を紹介

言語ごとの特徴がわかっても、結局どれにするか迷ってしまう人は多いはずです。そこで、よくある目的・タイプ別におすすめの第二外国語を整理しました。自分に近いものを参考にしてください。
とにかく楽に単位を取りたい人
単位最優先なら、韓国語・スペイン語・インドネシア語あたりが定番の候補です。韓国語は文法、スペイン語とインドネシア語は発音と文字のハードルが低く、初学者の負担が小さめです。中国語も漢字のおかげで筆記で稼ぎやすく、楽単として人気があります。
就活・キャリアで活かしたい人
実用性とビジネス需要で選ぶなら中国語が筆頭です。市場規模が大きく、企業からの需要も安定しています。理系・専門職ならドイツ語、国際機関や協力分野ならフランス語も選択肢になります。ただし大前提として、就活の主役はあくまで英語+専門性であることは忘れないでください。
留学・旅行で実際に使いたい人
現地で使う体験を重視するなら、行きたい国・地域の言語を選ぶのが一番です。ヨーロッパ周遊ならフランス語やイタリア語、中南米ならスペイン語、近場で気軽に試すなら韓国語が向いています。学んだ言葉が通じる喜びは、モチベーションを大きく上げてくれます。
文化・趣味として楽しみたい人
成績よりも楽しさを取りたいなら、自分の「好き」に直結する言語が正解です。音楽や芸術ならイタリア語、エンタメなら韓国語、文学や歴史ならロシア語、語源マニアならラテン語、といった具合に、興味があれば勉強も続きます。
文系・理系別の傾向
文系では、文化や国際性に直結するフランス語・スペイン語・中国語が人気です。理系では、専門文献との相性からドイツ語が選ばれることがある一方、負担を抑えたい人が中国語・韓国語を選ぶケースも目立ちます。学部の必修指定がある場合もあるので、まずはシラバスを確認しましょう。

第二外国語の選び方で後悔しないための注意点
言語そのものの特徴だけでなく、見落としがちな現実的なポイントもあります。ここを押さえておくと、履修後の「こんなはずじゃなかった」を減らせます。
担当教員によって難易度は激変する
何度も触れていますが、これが最重要ポイントです。同じ言語でも、出席と平常点で優しく評価する先生と、毎回の小テストと厳しい期末で淡々と落とす先生がいます。言語選びと同じくらい、誰が担当かを調べることが大切です。
対面かオンラインかも確認する
語学は発音や会話の練習が肝心なので、授業形態も成果に影響します。オンラインだと気軽な反面、緊張感を保ちにくい人もいます。自分の性格に合った形態を選べると理想的です。
クラスの人数・雰囲気も意外と大事
第二外国語のクラスは少人数で固定メンバーになることが多く、友達ができやすい場でもあります。人数の多い言語はにぎやかで気楽、少人数のマイナー言語は密で手厚い、とそれぞれ良さがあります。どんな環境で学びたいかもイメージしておきましょう。
履修後の変更は難しいことが多い
多くの大学では、一度決めた第二外国語を途中で変えるのは簡単ではありません。最初の選択がそのまま2年間続くと考え、慎重に決めることをおすすめします。
大学の第二外国語あるある8選

最後に、第二外国語を履修した大学生なら思わずうなずいてしまう「あるある」を集めました。これから選ぶ人も、こんな未来が待っているとイメージしながら読んでみてください。
1. 楽そうという理由だけで選んで普通に苦戦する
楽単のはずが担当教員が当たりではなく、毎週の課題に追われる。第二外国語あるあるの王道です。
2. クラスで一番友達ができる
少人数で週に何度も顔を合わせるため、第二外国語のクラスが一番仲良くなれた、という声は本当に多いです。
3. 2年後にはほとんど忘れている
あれだけ覚えた活用も、授業が終わると驚くほど抜けていきます。あいさつと数字だけ残る、というのが定番です。
4. フランス語選択者のおしゃれ意識が高い
なんとなくですが、フランス語クラスには雰囲気のある人が多い気がする、という偏見めいたあるあるです。
5. テスト前に過去問が一斉に出回る
履修者が多い言語ほど、試験前になると先輩経由の過去問がLINEで回ってきます。これも単位の取りやすさの一因です。
6. 発音練習が地味に恥ずかしい
慣れない音を声に出すのは、最初はかなり照れます。みんな同じく恥ずかしいので、開き直った者勝ちです。
7. マイナー言語選択者は妙な団結力がある
履修者の少ない言語ほどクラスの結束が固く、独特のコミュニティが生まれます。これはマイナー言語ならではの魅力です。
8. 単位のために選んだのに普通にハマる人がいる
最初は楽さ目当てだったのに、気づけばその国の文化にどっぷり。第二外国語が人生の趣味になる人も意外といます。

第二外国語のおすすめについてよくある質問(Q&A)
最後に、第二外国語選びでよく聞かれる質問にまとめてお答えします。迷っている人は参考にしてください。
Q1. 結局いちばん楽な第二外国語はどれですか?
一般には韓国語・スペイン語・中国語・インドネシア語あたりが楽単として挙げられます。ただし楽かどうかは担当教員に大きく左右されるので、言語+教員の両方で判断するのが正解です。
Q2. 就活で有利になる第二外国語はありますか?
ビジネス需要なら中国語が有力です。ただし第二外国語が直接の決め手になることはまれで、就活の軸はあくまで英語と専門性です。第二外国語は「会話のきっかけ」「教養」くらいの位置づけで考えましょう。
Q3. 特に興味がない場合はどう選べばいいですか?
興味がないなら、楽単度・友達と同じ言語・時間割の組みやすさで選ぶのが現実的です。クラスで友達ができると出席も続きやすく、結果的に単位も安定します。
Q4. 第二外国語は将来本当に役立ちますか?
多くの人は卒業後に細かい文法を忘れますが、文化への理解や語学を学ぶ素地は確実に残ります。旅行や趣味のきっかけになることも多く、学んで損になることはほぼありません。
Q5. 英語が苦手でも第二外国語は大丈夫ですか?
問題ありません。第二外国語はみんな初学者からのスタートなので、英語の得意・不得意はあまり関係しません。むしろ日本語に近い韓国語などは、英語が苦手な人ほど取り組みやすいと感じることもあります。
まとめ|大学の第二外国語選びを振り返って
大学の第二外国語は、最初の1〜2年の成績と卒業に直結する大事な科目です。だからこそ「なんとなく」ではなく、自分なりの軸を持って選びたいところです。
楽に単位を取りたいなら、韓国語・スペイン語・中国語・インドネシア語が定番の候補です。
実用性やキャリアを重視するなら中国語、文化や国際性ならフランス語、理系の専門ならドイツ語が向いています。
そして忘れてはいけないのが、楽かどうかは最終的に担当教員次第だということです。言語の特徴に加えて、シラバスや先輩の情報も合わせて判断してください。
どの言語を選んでも、新しい言葉を学ぶ経験はあなたの世界を確実に広げてくれます。この記事が、後悔のない第二外国語選びの助けになればうれしいです。

第二外国語が関わる単位制度の詳しい仕組みは、以下の大学設置基準(公式の法令)で確認できます。

