満月の名前一覧!1月ウルフムーンから12月コールドムーンまで意味・由来とブルームーン・スーパームーンも解説

6月になると「ストロベリームーン」という言葉がSNSやニュースをにぎわせます。じつは満月には、月ごとに「ウルフムーン」「スノームーン」「ハーベストムーン」といったロマンチックな英語の呼び名がついているのをご存じでしょうか。

これらの満月の名前は、ネイティブアメリカンや昔のアメリカの農民が、季節の移ろいや暮らしの目印として満月に名づけたものです。狼が遠吠えする冬、イチゴを摘む初夏、収穫に追われる秋。名前を知ると、夜空に浮かぶ満月がぐっと身近に感じられます。

この記事では、1月から12月までの満月の名前と意味・由来を一覧表でわかりやすく整理し、ブルームーンやスーパームーンといった特別な満月、さらに日本ならではの月の呼び名まで、信頼できる情報をもとに徹底解説します。

ストロベリームーンが「イチゴ色に見える月」だと思っていた人は、この記事で目からウロコが落ちますよ。

満月の名前とは?ネイティブアメリカンが生んだ月の呼び名

夕暮れの里に昇る満月

満月の名前とは、1年12回(年によっては13回)めぐってくる満月に、月ごとに与えられた愛称のことです。「フルムーンネーム(Full Moon Names)」とも呼ばれます。

その多くは、北アメリカの先住民であるネイティブアメリカン(とくに北東部のアルゴンキン系の部族)が使っていた呼び名がもとになっています。彼らは文字を持たない文化のなかで、満月を季節のカレンダー代わりにし、「狩りの時期」「種まきの時期」「収穫の時期」を仲間と共有していました。

これらの名前が広く知られるようになったのは、アメリカの暦の本『オールド・ファーマーズ・アルマナック(The Old Farmer’s Almanac)』が20世紀前半からネイティブアメリカンの満月の呼び名を毎号掲載したことがきっかけです。現在使われている名前は、ネイティブアメリカン由来のものに、ヨーロッパからの入植者が持ち込んだ呼び名なども混ざり合ってできています。

つまり満月の名前は、自然とともに生きてきた人々が「いま自然界で何が起きているか」を月に重ねて表現した、季節の言葉なのです。それぞれの名前の背景を知ると、その月の自然の様子まで見えてきます。

満月の名前12ヶ月一覧表【英語・カタカナ・和訳】

クレーターまで見える満月の写真

まずは1月から12月までの代表的な満月の名前を一覧で見てみましょう。同じ月でも別名が複数あるのが特徴で、地域や部族によって呼び方が違いました。下の表に主な名前と意味、代表的な別名をまとめました。

英語名 カタカナ 意味・由来 主な別名
1月 Wolf Moon ウルフムーン 狼が遠吠えする月 オールドムーン/アイスムーン
2月 Snow Moon スノームーン 雪が多く積もる月 ハンガームーン(飢餓の月)
3月 Worm Moon ワームムーン 土からミミズが顔を出す月 クロウムーン/サップムーン
4月 Pink Moon ピンクムーン ピンクの野花が咲く月 エッグムーン/フィッシュムーン
5月 Flower Moon フラワームーン 花が咲き乱れる月 ミルクムーン/コーンプランティングムーン
6月 Strawberry Moon ストロベリームーン イチゴの収穫期の月 ローズムーン/ハニームーン
7月 Buck Moon バックムーン 雄鹿の角が伸びる月 サンダームーン(雷の月)
8月 Sturgeon Moon スタージョンムーン チョウザメがよく獲れる月 グレインムーン(穀物の月)
9月 Corn / Harvest Moon コーン/ハーベストムーン トウモロコシ・収穫の月 バーレイムーン(大麦の月)
10月 Hunter’s Moon ハンターズムーン 冬に備えて狩りをする月 ダイングラスムーン(枯れ草の月)
11月 Beaver Moon ビーバームーン ビーバーが巣ごもりする月 フロストムーン(霜の月)
12月 Cold Moon コールドムーン 寒さが厳しくなる月 ロングナイトムーン(長い夜の月)

こうして並べると、北アメリカの一年がそのまま月の名前になっていることがわかります。冬は狼や雪、春は虫や花、夏は鹿や魚、秋は収穫や狩り。次の章から、それぞれの満月の名前を1つずつ詳しく見ていきましょう。

1月〜6月の満月の名前と由来【ウルフムーン〜ストロベリームーン】

まずは冬から初夏にかけての満月です。寒さの底から生命がよみがえり、花が咲きほこるまでの季節が名前に刻まれています。

1月|ウルフムーン(Wolf Moon)

1月の満月は「ウルフムーン(狼の月)」です。食べ物が乏しくなる真冬に、空腹の狼の群れが集落の近くまで来て遠吠えする様子から名づけられたと言われています。一年の始まりにふさわしい、力強く野性的な呼び名です。

別名は「オールドムーン(古い月)」「アイスムーン(氷の月)」など。クリスマスのあとに来ることから「ムーン・アフター・ユール(ユールのあとの月)」とも呼ばれました。

2月|スノームーン(Snow Moon)

2月の満月は「スノームーン(雪の月)」です。北アメリカで一年のうち最も雪が深く降り積もる時期であることに由来します。シンプルですが、真っ白な雪原に昇る月が目に浮かぶ美しい名前です。

雪で狩りがうまくいかず食料が不足したことから、「ハンガームーン(飢餓の月)」という切実な別名もあります。

3月|ワームムーン(Worm Moon)

3月の満月は「ワームムーン(芋虫・ミミズの月)」です。雪解けでやわらかくなった土からミミズが這い出し、それを狙って鳥が戻ってくる、春の訪れを告げる月です。少し地味な名前ですが、自然をよく観察していた証拠と言えます。

カラスが鳴き始める「クロウムーン」、樹液が採れる「サップムーン(カエデ樹液の月)」など、春の気配を表す別名も豊富です。

4月|ピンクムーン(Pink Moon)

4月の満月は「ピンクムーン」です。人気の高い名前ですが、ここで大切な注意点があります。月がピンク色に染まるわけではありません。北アメリカで春に咲く「モスフロックス(シバザクラの仲間)」というピンクの野花にちなんだ名前です。

卵を産む季節を表す「エッグムーン」、魚が遡上する「フィッシュムーン」とも呼ばれます。名前の由来が「色」ではなく「自然の出来事」である点は、後ほど解説するストロベリームーンと共通しています。

5月|フラワームーン(Flower Moon)

5月の満月は「フラワームーン(花の月)」です。その名のとおり、さまざまな花がいっせいに咲きほこる季節に由来します。一年でいちばん華やかなイメージの満月の名前かもしれません。

牛がよく乳を出す「ミルクムーン」、トウモロコシの種をまく「コーンプランティングムーン」など、農作業に結びついた別名もあります。

6月|ストロベリームーン(Strawberry Moon)

6月の満月は、日本でいちばん有名な「ストロベリームーン」です。北アメリカで野生のイチゴが収穫期を迎える時期にちなんだ名前で、五大湖周辺に暮らすオジブワ族などが使っていたとされています。

ヨーロッパでは「ローズムーン(バラの月)」や、ハチミツ酒(ミード)を仕込む「ハニームーン」「ミードムーン」とも呼ばれました。なぜ「赤い月」という誤解が広まったのかは、次の専用の章でくわしく解説します。

ピンクムーンもストロベリームーンも、色ではなく「その季節の自然」が名前の由来。ここが満月の名前を理解する最大のポイントです。

7月〜12月の満月の名前と由来【バックムーン〜コールドムーン】

海辺の桟橋の向こうに昇る秋の満月

後半は夏の盛りから真冬まで。実りの秋と、冬支度の季節が満月の名前になっています。一年でもっとも月が主役になる「ハーベストムーン」が登場するのもこの時期です。

7月|バックムーン(Buck Moon)

7月の満月は「バックムーン(雄鹿の月)」です。「バック」とは雄鹿のこと。この時期に雄鹿の角が生え変わって大きく伸びることに由来します。夏の力強い生命力を感じさせる名前です。

夏に雷雨が多いことから「サンダームーン(雷の月)」、干し草を作る「ヘイムーン」とも呼ばれます。

8月|スタージョンムーン(Sturgeon Moon)

8月の満月は「スタージョンムーン」です。スタージョンとはチョウザメ(キャビアで有名な魚)のこと。五大湖などでこの時期にチョウザメがよく獲れたことに由来します。魚の名前がついた、めずらしい満月の呼び名です。

トウモロコシが実る「グリーンコーンムーン」、穀物の収穫が始まる「グレインムーン」という別名もあります。

9月|ハーベストムーン/コーンムーン(Harvest Moon)

9月の満月は「コーンムーン(トウモロコシの月)」、または「ハーベストムーン(収穫の月)」と呼ばれます。ハーベストムーンは「秋分にもっとも近い満月」を指す特別な呼び名で、たいていは9月、年によっては10月になります。

電気のなかった時代、農民はこの明るい満月の光を頼りに夜遅くまで収穫作業を続けました。一年でもっとも実用的に役立った満月と言えるでしょう。

10月|ハンターズムーン(Hunter’s Moon)

10月の満月は「ハンターズムーン(狩人の月)」です。収穫を終え、葉が落ちて見通しがよくなった野山で、冬に備えて獲物を狩る時期にちなみます。ハーベストムーンの次に来る満月、という位置づけです。

草が枯れる「ダイングラスムーン」、移動の季節を表す「トラベルムーン」とも呼ばれました。

11月|ビーバームーン(Beaver Moon)

11月の満月は「ビーバームーン」です。ビーバーが冬ごもりの前にせっせとダムを作り巣にこもる時期であること、また人々がビーバーの毛皮を獲るために罠を仕掛けた時期であることに由来します。

霜が降り始める季節なので「フロストムーン(霜の月)」とも呼ばれます。

12月|コールドムーン(Cold Moon)

12月の満月は「コールドムーン(寒さの月)」です。冬の寒さが本格的に厳しくなる時期そのままの、ストレートな名前です。一年をしめくくる満月にふさわしい呼び名と言えます。

夜がもっとも長くなる季節なので「ロングナイトムーン(長い夜の月)」、冬至の前後に当たることから「ムーン・ビフォア・ユール」とも呼ばれます。

ストロベリームーンは赤い月じゃない?よくある誤解を解説

ここで、満月の名前にまつわる最大の誤解を正しておきましょう。日本では「ストロベリームーンは月がイチゴのように赤く(ピンク色に)見えるからその名がついた」と説明されることがありますが、これは誤りです。

国立国会図書館のレファレンス事例や『ナショナル ジオグラフィック』によれば、ストロベリームーンの名前はあくまで「6月がイチゴの収穫期だから」というネイティブアメリカン(オジブワ族)の風習に由来するものであり、月の色とは関係がありません。

では、なぜ誤解が広まったのでしょうか。日本では2010年代後半からメディアやSNSで盛んに取り上げられるようになり、その際に「恋愛運が上がる赤い月」といったロマンチックな演出とともに、色が由来だという話が広まったと考えられています。

豆知識:月が赤っぽく見えること自体はある
6月の満月は、北半球では空の低い位置をゆっくり通ります。月が地平線の近くにあると、大気の層を斜めに長く通り抜けるため、青い光が散らばって赤やオレンジっぽく見えることがあります(夕日が赤いのと同じ理由です)。色が見えること自体は本当ですが、それは「名前の由来」ではない、という点が大切です。

ピンクムーンが「ピンク色の月」ではないのと同じで、満月の名前は基本的に「色」ではなく「その季節の自然や暮らし」を表しています。これを知っておくと、ニュースの解説が正しいかどうかも見分けられるようになります。

ブルームーン・スーパームーン・ブラッドムーンとは?特別な満月の呼び名

大きく明るく輝くスーパームーン

12ヶ月の名前のほかにも、珍しい現象として知られる満月の呼び名があります。ブルームーン、スーパームーン、ブラッドムーンなど、ニュースでよく耳にする名前の正しい意味を整理しましょう。

ブルームーン(Blue Moon)|じつは2つの意味がある

ブルームーンには2つの定義があります。本来の意味は「1つの季節に満月が4回あるとき、その3回目の満月」。もう1つは「1か月のうちに満月が2回あるとき、その2回目の満月」で、現在はこちらのほうが一般的です。

じつは後者は誤用から広まったものです。1946年にアメリカの天文雑誌『スカイ・アンド・テレスコープ』が本来の定義を読み違えて「ひと月に2回目の満月がブルームーン」と書いてしまい、それが世界中に定着しました。なお名前に反して月が青く見えるわけではなく、英語の「once in a blue moon(ごくまれに)」という慣用句のとおり、めったに起きない満月を指します。

スーパームーン(Supermoon)|実は天文学の言葉ではない

スーパームーンは「一年でもっとも大きく見える満月」として人気ですが、じつは天文学の正式な用語ではありません。国立天文台も「定義がはっきりしないため、次のスーパームーンがいつかには答えられない」という立場をとっています。

この言葉を最初に使ったのは、アメリカの占星術師リチャード・ノルで、1979年に占星術雑誌『デル・ホロスコープ』で提唱しました。月が地球に近い軌道上で満月になると、遠いときに比べて見かけの大きさが最大で約14%大きく、明るさは約30%増すと言われています。

マイクロムーン(Micromoon)|一年で一番小さい満月

スーパームーンの反対が「マイクロムーン」です。月が地球からもっとも遠いタイミングで満月になると、いつもより小さく暗く見えます。スーパームーンほど話題になりませんが、写真で並べて比べると大きさの違いがよくわかります。

ブラッドムーン(Blood Moon)|皆既月食の赤い月

皆既月食で赤銅色に染まったブラッドムーン

ブラッドムーン(血の月)は、皆既月食のときに月が赤銅色に染まる現象です。太陽・地球・月が一直線に並び、地球の影に月がすっぽり入ると、地球の大気を通り抜けたわずかな光だけが月を照らします。

このとき、青い光は大気で散らばり、赤い光だけが屈折して月に届くため、月が赤く見えるのです。夕焼けが赤いのとまったく同じしくみで、こちらは名前のとおり実際に色が変わる、数少ない満月です。

ハーベストムーンとハンターズムーンの特別ルール

前章で触れたハーベストムーンは「秋分にもっとも近い満月」を指すため、月の名前のなかで唯一、特定の月に固定されていません。秋分の日次第で9月にも10月にもなり、その場合は前後の月の名前がずれます。ハンターズムーンは、そのハーベストムーンの次の満月を指します。

「スーパームーンっていつ?」と聞かれた国立天文台が「答えられません」と返すの、ちょっと面白いですよね。正式な天文用語ではないからなんです。
2026年の注目の満月
2026年は、複数の暦サイトや天文情報によると1月3日・11月24日・12月24日の満月が地球に近い「スーパームーン」とされ、とくに12月24日は最接近の満月になると紹介されています(観測日時は情報源により前後する場合があります)。気になる満月の日は、国立天文台の暦などで確認してみてください。

日本の月の呼び名|十五夜・十三夜と「月待ち」の文化

歌川広重が描いた山あいに昇る満月の浮世絵

ここまでは英語圏の満月の名前を見てきましたが、日本にも美しい月の呼び名がたくさんあります。日本では満月そのものより、「月の満ち欠けの形」や「お月見」に名前をつけてきたのが特徴です。

もっとも有名なのが、旧暦8月15日の満月「十五夜(中秋の名月)」です。さらに旧暦9月13日の月を愛でる「十三夜」は、じつは日本で生まれた独自の風習で、「栗名月」「豆名月」とも呼ばれます。十五夜と十三夜の両方を見ると縁起がよいとされてきました。

満月を過ぎてからの月にも、昔の人は風流な名前をつけました。月の出を今か今かと待つ気持ちが、そのまま呼び名になっています。

  • 十六夜(いざよい):満月の翌晩。月の出が少し遅くなるのを「ためらっている(いざよう)」と見立てた名前です。
  • 立待月(たちまちづき):17日目。立って待つうちに出る月です。
  • 居待月(いまちづき):18日目。座って待つほど月の出が遅い夜です。
  • 寝待月(ねまちづき):19日目。寝て待つくらい遅く出る月です。
  • 更待月(ふけまちづき):20日目。夜が更けてようやく出る月です。

電気のない時代、月明かりは夜の大切な灯りでした。だからこそ人々は月の出を待ちわび、その心情を「立待・居待・寝待」という言葉に込めたのです。英語の満月の名前が「自然の出来事」を表すのに対し、日本の月の名前は「人の気持ち」を映しているのが面白いところです。

月にちなんだ和の言葉や、旧暦と季節のしくみについては、こちらの記事もあわせてどうぞ。

満月の名前にまつわる雑学・豆知識

最後に、知っているとちょっと自慢できる満月の名前の雑学を集めました。会話のネタにもぴったりです。

「ハネムーン」は6月の満月から生まれた?

6月の満月の別名「ハニームーン」は、新婚旅行を意味する「ハネムーン(honeymoon)」の語源だという説があります。ヨーロッパでこの時期にハチミツ酒を仕込んだことや、結婚に縁起のよい月とされたことが背景とされますが、語源には諸説あり、はっきりとは分かっていません。

満月が地平線近くで大きく見える「月の錯視」

昇ったばかりの満月が、空高くにあるときより大きく見えた経験はありませんか。これは「月の錯視」と呼ばれる目の錯覚で、月が実際に大きくなっているわけではありません。地上の建物や山と比べることで、脳が大きく感じると考えられています。本当に大きくなるスーパームーンとは別の現象です。

満月の英語と「月曜日」のつながり

英語で月は「ムーン(moon)」、月にまつわる言葉は「ルナ(luna)」に由来します。そして「月曜日(Monday)」は、もともと「Moon’s day(月の日)」という意味です。日本語でも「月曜日」と書くように、洋の東西を問わず一週間の始まり近くに月が割り当てられているのは、興味深い一致です。

1年に満月が13回ある年もある

満月から次の満月までは約29.5日です。1年は365日なので、満月は12回ではわずかに余り、数年に一度、1年に13回満月がめぐる年があります。このときに生じる「あまりの満月」が、前に紹介したブルームーンというわけです。

次の満月の夜は、ぜひ「今月は何ムーンかな?」と思い出してみてください。いつもの月が少し特別に見えてきますよ。

満月の名前クイズ5問【初級〜上級】

ここまでの内容が身についたか、クイズで確認してみましょう。答えは各問題のすぐ下にあります。

第1問(初級)

6月の満月の呼び名は次のうちどれでしょう?
①ウルフムーン ②ストロベリームーン ③コールドムーン

正解:②ストロベリームーン
北アメリカでイチゴの収穫期にあたることに由来します。色が由来ではありません。

第2問(初級)

1月の満月「ウルフムーン」の名前の由来は?
①狼が遠吠えするから ②狼の毛が白いから ③おおかみ座が見えるから

正解:①狼が遠吠えするから
食料の乏しい真冬に、空腹の狼が遠吠えする様子にちなみます。

第3問(中級)

「スーパームーン」という言葉を最初に提唱したのは誰でしょう?
①天文学者 ②占星術師 ③宇宙飛行士

正解:②占星術師
1979年にアメリカの占星術師リチャード・ノルが提唱しました。天文学の正式な用語ではありません。

第4問(中級)

皆既月食で月が赤く見える「ブラッドムーン」。月が赤くなる理由は?
①月が燃えているから ②地球の大気を通った赤い光が届くから ③火星の光が反射するから

正解:②地球の大気を通った赤い光が届くから
夕焼けが赤いのと同じしくみです。青い光は散らばり、赤い光だけが月に届きます。

第5問(上級)

本来の意味での「ブルームーン」とは?
①青く見える満月 ②1つの季節に満月が4回あるときの3回目 ③一年で最初の満月

正解:②1つの季節に満月が4回あるときの3回目
「ひと月に2回目の満月」という意味は、1946年の雑誌の誤読から広まった用法です。

満月の名前に関するよくある質問(FAQ)

Q. 満月の名前は世界共通ですか?

いいえ。今よく使われているのは主にネイティブアメリカン由来の英語の呼び名で、ヨーロッパや他の地域では別の名前があります。日本のように、満月よりも月の満ち欠けの形に名前をつける文化もあります。

Q. ストロベリームーンを見ると恋が叶うって本当ですか?

恋愛のジンクスは近年広まった俗説で、科学的な根拠はありません。名前の由来もイチゴの収穫期であって、恋愛とは関係ありません。とはいえ、好きな人と同じ月を見上げるのは、素敵な思い出になりますね。

Q. スーパームーンは肉眼でわかるほど大きいですか?

普通の満月と並べて比べないと、大きさの違いを実感するのは難しいと言われています。ただし地平線近くでは「月の錯視」も加わるため、より大きく感じられることがあります。

Q. ハーベストムーンはいつも9月ですか?

「秋分にもっとも近い満月」を指すため、たいていは9月ですが、年によっては10月になります。その場合、10月の満月がハーベストムーン、9月の満月がコーンムーンと呼ばれます。

Q. 満月の名前は誰が決めたのですか?

特定の誰かが定めたわけではなく、ネイティブアメリカンや入植者が代々使ってきた呼び名を、アメリカの暦の本『オールド・ファーマーズ・アルマナック』がまとめて広めたものです。そのため一つの月に別名が複数あります。

まとめ|満月の名前で夜空を見上げよう

満月の名前は、自然とともに生きてきた人々が、季節の移ろいを月に重ねて表現した季節の言葉です。1月のウルフムーンから12月のコールドムーンまで、それぞれの名前には、その月の自然や暮らしの様子が刻まれています。

ストロベリームーンもピンクムーンも、色ではなく「その季節の出来事」が由来であること。スーパームーンが天文学の用語ではないこと。これらを知っておくと、ニュースやSNSの情報を一歩深く楽しめます。

日本には十五夜や十三夜、月待ちの文化という独自の月の呼び名もあります。英語の名前と日本の名前、両方を知って、次の満月の夜はぜひ空を見上げてみてください。いつもの月が、きっと少し特別に見えるはずです。

満月の名前は12個もありますが、まずは今月のひとつを覚えるだけで十分。少しずつ夜空を見上げる楽しみが増えていきますよ。