変わった部活20選!日本の高校・大学にある珍しい部活動を一挙紹介

日本全国の高校・大学には、一般的な野球部やサッカー部とは一味違う、ユニークな部活動が数多く存在します。「え、そんな部活があるの?」と驚くような活動が、実は公式の部として認められているケースも珍しくありません。

こんにちは!今回は「変わった部活」をテーマに、全国の珍しい部活動を20個厳選してお届けします。スポーツ系・文化系・大学限定のものまで、幅広くピックアップしました!

この記事では、スポーツ系・文化系・大学にしかない部活に分けて、それぞれどんな活動をしているのか、どこの学校に存在するのか、何が面白いのかを詳しく解説していきます。新しい趣味を探している方や、部活選びに悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。

変わった部活が増えている理由

部活動の風景

近年、日本の高校や大学で「変わった部活」が増加傾向にあります。その背景には、いくつかの社会的な変化があります。

学校の多様性への取り組み

文部科学省が推進する「個性を尊重する教育」の流れの中で、学校側も従来の部活動だけでなく、生徒の多様な興味に応える姿勢を見せるようになりました。特に私立校では、ユニークな部活動を学校の魅力としてアピールするケースも増えています。「うちの学校にはこんな珍しい部活がある」というのが、入学希望者へのPRポイントになっているのです。

生徒・学生の興味の多様化

インターネットの普及により、生徒たちが触れる情報の幅が格段に広がりました。海外のマイナースポーツやニッチな趣味に興味を持つ若者が増え、「自分たちで新しい部活を作りたい」という声が学校に届くようになっています。実際に、生徒の発案で新設された部活も少なくありません。

SNS・メディアによる可視化

TwitterやYouTubeなどのSNSで、珍しい部活動の活動風景がバズることも増えました。忍者部の練習動画が何百万回も再生されたり、人力飛行機部の挑戦がテレビで取り上げられたりすることで、「自分もやってみたい」と感じる学生が増加しています。メディアの影響力が、マイナーな部活の認知度を一気に押し上げているのです。

MEMO
変わった部活は「遊び」と思われがちですが、全国大会がある競技や、学術的に高い評価を受けている活動も多数あります。見た目のユニークさだけでなく、中身の充実度にも注目してみてください。

スポーツ系の変わった部活7選

まずは、体を動かす系の珍しい部活動を7つご紹介します。「こんなスポーツが部活になっているの?」と驚くものばかりです。

1. クィディッチ部

映画「ハリー・ポッター」シリーズに登場する架空のスポーツを、現実世界で再現した競技です。選手は股にほうき(棒)を挟んだ状態で走り回り、ボールをゴールに投げ入れて得点を競います。もちろん空は飛べませんが、そのぶん地上での激しいフィジカルコンタクトが特徴で、ラグビーやドッジボールの要素が融合したような競技になっています。

日本では2014年頃から大学を中心に広まり、早稲田大学や慶應義塾大学、東京大学などに部やサークルが存在します。国際クィディッチ協会(現在は「International Quadball Association」に改称)が統括しており、ワールドカップも開催されています。日本代表チームも編成されたことがあり、見た目の面白さとは裏腹に、かなり本格的な競技スポーツです。

2. カバディ部

「カバディ、カバディ、カバディ……」と声を出し続けながら相手陣地に攻め込む、インド発祥のチームスポーツです。攻撃側の選手(レイダー)は一息で「カバディ」と唱え続けながら相手にタッチし、息が続くうちに自陣に戻らなければなりません。守備側はレイダーを捕まえて帰さないようにします。

アジア大会の正式種目でもあり、日本にもカバディ連盟が存在します。高校では珍しいですが、大学では筑波大学や大阪大学などにカバディ部があります。ルールがシンプルで道具もほぼ不要なため、部費が安いのも魅力の一つです。日本代表がアジア大会で上位入賞を果たすなど、実は競技レベルも高い部活です。

3. セパタクロー部

東南アジア発祥の「足のバレーボール」とも呼ばれる競技です。ネットを挟んで3対3で対戦し、足・膝・頭・胸を使ってボール(籐製のボール)を相手コートに返します。手は使えません。アクロバティックなオーバーヘッドキックが飛び出すダイナミックな競技で、見ている側も興奮します。

日本セパタクロー協会が活動を統括しており、全日本選手権も毎年開催されています。大学では法政大学や日本体育大学などに部があり、高校でも少しずつ広がりを見せています。サッカー経験者が転向するケースも多く、足技に自信がある人には特におすすめの部活です。

4. アルティメット部(フリスビー競技)

フライングディスク(フリスビー)を使った7対7のチームスポーツです。パスをつないでエンドゾーンでディスクをキャッチすれば得点になります。アメフトとバスケを組み合わせたようなルールで、スピード感あふれる展開が魅力です。もう一つの大きな特徴は「セルフジャッジ制」で、審判がいません。選手同士が話し合ってファウルを判定するため、フェアプレー精神が非常に重視されます。

日本フライングディスク協会が統括しており、大学では全日本選手権が毎年盛り上がります。慶應義塾大学、東北大学、中央大学など多くの大学に部やサークルがあります。高校でも徐々に部活として認められる学校が増えており、2028年ロサンゼルスオリンピックの追加種目候補にも挙がったことがある注目競技です。

5. ラクロス部

クロスと呼ばれる網のついたスティックでボールを運び、ゴールに投げ入れて得点を競うスポーツです。北米ではメジャースポーツの一つですが、日本ではまだ「珍しい部活」に分類される地域が多いです。特に地方の高校では、ラクロス部があるだけで話題になることもあります。

日本ラクロス協会によると、大学のラクロス部は全国に200チーム以上存在し、大学スポーツとしてはかなりの規模に成長しています。一方で高校のラクロス部はまだ数十校程度で、知名度には地域差があります。男子と女子でルールが大きく異なるのも特徴で、男子は防具を着用したフルコンタクト、女子はほぼノーコンタクトと、同じ競技でも全く違うスポーツに見えるほどです。

ラクロスは大学では人気なのに、高校ではまだまだ珍しい。大学で始める人が多いからこそ、初心者でも入りやすいのが魅力ですね。

6. カヌー部

川や湖でカヌー(カヤック)を漕いで競うスポーツの部活です。オリンピック種目でもありますが、高校のカヌー部は全国的に見てもかなり少数派です。理由は単純で、練習場所として水辺が必要だからです。そのため、川や湖が近くにある学校に集中しています。

インターハイ(高校総体)のカヌー競技には毎年参加校がありますが、その数は野球やサッカーと比べると圧倒的に少ないのが現状です。石川県や長野県、大分県など、自然豊かな地域の学校に多く見られます。大学では、東京大学や京都大学などの名門校にもカヌー部があります。水上で風を感じながらパドルを漕ぐ爽快感は、他のスポーツでは味わえない魅力です。

7. 忍者部(三重大学)

三重大学に実在する「忍者・忍術学研究部」は、日本で最も話題を集めた珍しい部活の一つです。三重県伊賀市は忍者の里として有名で、その地元大学に忍者部が誕生したのは2017年のことです。忍者の歴史研究、手裏剣打ち、忍者走り、薬草の知識など、忍者にまつわるあらゆることを学び実践しています。

活動内容はふざけたものではなく、三重大学には「忍者・忍術学」の正式な講座も開設されており、学術的な裏付けのある研究が行われています。国内外のメディアに何度も取り上げられ、海外からの留学生が「忍者を学びたい」と入部するケースもあるそうです。地域の観光振興にも貢献しており、伊賀市のイベントにも参加しています。忍者文化の継承と研究を担う、ユニークかつ真剣な部活動です。

文化系の変わった部活7選

続いて、文化系のユニークな部活動を7つご紹介します。体を動かさなくても、十分に個性的で面白い部活がたくさんあります。

8. 落語研究会(高校)

プロの落語家を目指すわけではありませんが、古典落語や新作落語を練習して校内や地域で披露する部活です。高座(専用の台)に座り、扇子と手ぬぐいだけで何役もの登場人物を演じ分ける日本の伝統話芸を、高校生が真剣に取り組んでいます。

全国高等学校落語選手権「落語甲子園」が毎年開催されており、レベルの高い高校生落語家が競い合います。東京・大阪の高校に多いイメージですが、全国各地に落語研究会は存在します。話術やプレゼン能力が自然と鍛えられるため、就活にも役立つと言われています。一人で完結する芸なので、チーム競技が苦手な人にも向いています。

9. マジック部

トランプマジック、コインマジック、ステージイリュージョンなど、手品の技術を練習して発表する部活です。文化祭での公演が最大の見せ場で、観客を驚かせる快感は他の部活では味わえません。テーブルマジック(近くで見せる手品)からステージマジック(舞台で演じる大がかりなもの)まで、幅広いジャンルに取り組みます。

高校だけでなく大学にも多く存在し、大学のマジックサークルは全国大会も開催されています。プロマジシャンの中にも、学生時代のマジック部がきっかけだった人は少なくありません。手先の器用さだけでなく、人前で堂々と演技する度胸や、観客の心理を読む力が身につきます。コミュニケーション能力が上がるという声も多い部活です。

マジック部の文化祭公演は本当に盛り上がるんですよね。タネを知らないと「プロ?」と思うレベルの学生もいて驚きます。

10. クイズ研究会

テレビ番組「東大王」や「高校生クイズ」の影響で近年注目度が急上昇しているクイズ研究会です。知識を蓄え、早押しボタンを使った対戦形式で腕を磨きます。問題を作る側の技術(出題力)も重要で、良い問題を作れる人はチーム内でも一目置かれます。

全国高等学校クイズ選手権(高校生クイズ)はもちろん、大学では「abc」(初心者向け大会)や「EQIDEN」(駅伝形式のチーム戦)など多彩な大会があります。早押しボタンを自作する部員がいたり、何万問もの問題データベースを管理していたりと、知識だけでなくITスキルも求められます。近年はオンライン対戦も盛んで、全国の仲間とつながれるのも魅力です。

11. 鉄道研究部

通称「鉄研(てっけん)」。鉄道模型の制作・運転、鉄道写真の撮影、乗り鉄(鉄道旅行)、鉄道に関する研究発表など、鉄道にまつわるあらゆる活動を行う部活です。文化祭で巨大なジオラマ(鉄道模型のレイアウト)を展示するのが定番で、その精巧さには鉄道ファンでなくても感動します。

開成高校、灘高校、麻布高校など、進学校に名門の鉄道研究部が多いのも特徴です。部誌(活動記録冊子)のクオリティが非常に高く、商業出版物と見間違えるほどの完成度を誇る学校もあります。大学では東京大学や早稲田大学の鉄道研究会が有名で、OBにはJRや私鉄各社に就職した人も多いそうです。趣味と将来のキャリアが直結する可能性がある珍しい部活です。

12. ボードゲーム部

人生ゲームやモノポリーから、カタンやドミニオンなどのユーロゲーム、将棋・囲碁・チェスといった古典的なボードゲームまで、あらゆるアナログゲームを楽しむ部活です。近年のボードゲームカフェブームに伴い、高校や大学で新設されるケースが急増しています。

ただ遊ぶだけではなく、戦略的思考力やコミュニケーション能力を養う場として評価されています。大会に出場する部もあり、カタン日本選手権やドミニオン日本選手権などでは学生プレイヤーが上位に入ることも珍しくありません。また、オリジナルゲームを制作して文化祭で販売する部もあります。ゲームデザインには論理的思考力と創造力の両方が必要で、理系・文系問わず楽しめる部活です。

13. ジャグリング部

ボール、クラブ(棍棒型の道具)、ディアボロ(中国ゴマ)、デビルスティックなど、さまざまな道具を使った曲芸の技術を磨く部活です。大道芸やサーカスでおなじみの技を、学生が本格的に練習しています。

日本ジャグリング協会(JJA)が主催する「日本ジャグリングフェスティバル(JJF)」では、学生部門のコンテストもあり、レベルの高いパフォーマンスが披露されます。大学では東京大学、京都大学、大阪大学などにジャグリングサークルがあります。高校でも文化祭のステージで人気の部活で、練習すればするほど目に見えて上達するのが楽しいと部員たちは口を揃えます。一人でも練習できるので、自分のペースで取り組めるのも魅力です。

14. 料理部(男子校の料理部)

料理部自体は珍しくありませんが、男子校の料理部は独特の存在感を放っています。家庭科の延長ではなく、「美味しいものを本気で作る」というスタンスで、時にはプロ顔負けの料理を作り上げるのが特徴です。

開成高校や武蔵高校など、名門男子校の料理部は文化祭の目玉になっていることが多く、行列ができるほどの人気です。ラーメンを一から出汁を取って作ったり、本格的なフレンチコースを再現したりと、そのこだわりは半端ではありません。「料理男子」が注目される時代背景もあり、入部希望者が増加傾向にあるそうです。料理のスキルは一生モノなので、実用性という意味では最強クラスの部活かもしれません。

男子校の料理部は本当にレベルが高いと聞きますね。文化祭の模擬店で「えっ、これ高校生が作ったの?」と驚かれることも多いとか。

大学にしかない変わった部活6選

ここからは、高校にはなく大学にだけ存在するユニークな部活動をご紹介します。大学ならではの自由な校風と、充実した設備が生み出す独自の部活ばかりです。

15. 探検部

文字通り「探検」をする部活です。洞窟探検(ケイビング)、沢登り、離島探索、海外遠征など、フィールドワーク系の活動を幅広く行います。未踏の洞窟に入ったり、前人未到のルートを開拓したりと、冒険心をくすぐる活動内容が魅力です。

早稲田大学探検部は1958年創部の名門で、南極やアマゾンへの遠征実績があります。慶應義塾大学、東京大学、京都大学にも探検部があり、OBには冒険家や研究者として活躍している人もいます。活動にはリスクが伴うため、安全管理や救急法の講習も重要なカリキュラムです。普通の旅行では行けない場所に足を踏み入れる経験は、人生観を変えるほどのインパクトがあると部員たちは語ります。

16. 人力飛行機部(鳥人間コンテスト出場)

読売テレビ主催の「鳥人間コンテスト」への出場を目標に、人力飛行機を設計・製作・操縦する部活です。機体の設計には航空工学の知識が必要で、製作には炭素繊維やバルサ材などの専門素材を使います。1年かけて機体を製作し、夏の本番に琵琶湖で飛行に挑みます。

東北大学の「Windnauts」、日本大学の「NASG」、東京工業大学、大阪公立大学など、多くの大学チームが参加しています。人力プロペラ機部門では40km以上飛行した記録もあり、そのレベルは非常に高いです。工学系の学生だけでなく、パイロット(操縦者)はアスリート的な体力も求められるため、文理を問わず多様な人材が活躍しています。チームで一つの機体を作り上げる達成感は、他のどの部活でも味わえないものです。

17. ロボコン部

NHK主催の「ロボットコンテスト(ロボコン)」をはじめとする各種大会への出場を目指して、ロボットの設計・製作・プログラミングを行う部活です。毎年変わるお題(課題)に対して、チームでアイデアを出し合い、最適なロボットを作り上げます。

NHK学生ロボコンでは、東京大学、東京工業大学、豊橋技術科学大学、長岡技術科学大学などが常連校として知られています。高専(高等専門学校)のロボコンも有名で、15歳から本格的なロボット製作に取り組む学生もいます。機械設計、電子回路、プログラミングなど幅広いスキルが求められるため、就職活動でも非常に高く評価される部活の一つです。ロボコン出身のエンジニアは企業からの引き合いが強いとも言われています。

18. 裁判傍聴サークル

裁判所の傍聴席に座り、実際の裁判を傍聴するサークルです。殺人事件などの刑事裁判から、企業間の民事裁判まで、さまざまな裁判を傍聴して記録・議論します。法学部の学生が多いですが、他学部の学生も参加しています。

裁判の傍聴自体は誰でも無料でできますが、どの裁判が面白いか、どの裁判官が個性的かといった情報は、サークルならではのノウハウです。傍聴後に部員同士で判決の妥当性を議論したり、法律の問題点について考えたりする活動も行います。早稲田大学や中央大学など法学部が有名な大学に存在するケースが多いです。法律を教科書の中だけでなくリアルな現場で学べるため、法律への理解が格段に深まるという声があります。

豆知識
裁判の傍聴は18歳以上であれば誰でも可能です。身分証明書も不要で、裁判所に行けば当日の裁判スケジュールが掲示されています。興味がある方はサークルに入らなくても一度体験してみてはいかがでしょうか。

19. うどん部(香川大学)

「うどん県」として知られる香川県にある香川大学には、うどん部が実在します。その活動内容は本格的で、小麦粉からうどんを手打ちし、だしの取り方にもこだわり、究極の一杯を追求しています。活動は調理だけにとどまらず、県内のうどん店巡りや、うどんの歴史・文化の研究も行っています。

香川大学のうどん部は2012年に設立され、メディアにも何度も取り上げられました。地域の食文化を大学生が守り発展させるという意味で、地元からも応援されています。オリジナルレシピの開発や、学園祭での手打ちうどんの販売は毎回大盛況だそうです。食品科学的なアプローチでうどんの美味しさを研究する部員もいるなど、趣味と学問が融合した活動を行っています。

20. 探偵部・推理小説研究会

推理小説を読み解くだけでなく、オリジナルのミステリー作品を執筆したり、学内で謎解きイベントを企画したりする部活です。論理的思考力と創造力の両方が求められ、文学部以外の学生にも人気があります。

京都大学の推理小説研究会は特に有名で、OBには綾辻行人さん、我孫子武丸さん、法月綸太郎さんなど、日本ミステリー界を代表する作家が名を連ねています。東京大学にも推理小説研究会があり、長い歴史を持っています。作品の合評会(お互いの作品を批評し合う会)や、実際の事件の推理分析なども行い、知的好奇心を存分に満たせる部活です。プロの作家への登竜門としても知られています。

変わった部活に入るメリット5選

「珍しい部活って楽しそうだけど、実際にメリットはあるの?」と思う方のために、変わった部活ならではの利点を5つご紹介します。

メリット1:自己紹介で話のネタになる

「部活何やってるの?」と聞かれたとき、「忍者部です」「うどん部です」と答えるだけで、確実に会話が盛り上がります。就活の面接でも、珍しい部活の経験はアイスブレイクとして抜群の効果を発揮します。面接官の印象に残りやすく、「あの忍者部の子」と覚えてもらえる可能性が高いです。人と違う経験をしている、というだけで大きなアドバンテージになります。

メリット2:始める人が少ないからこそ上達しやすい

メジャーなスポーツや文化部と違い、変わった部活は経験者がほとんどいません。つまり、全員がほぼ同じスタートラインから始めることになります。野球やサッカーのように、幼少期からの経験の差に圧倒されることがありません。努力次第で短期間に上達し、大会で結果を出せる可能性も十分にあります。

メリット3:マイナー競技だからこそ全国大会に出やすい

競技人口が少ないマイナースポーツの場合、全国大会への出場ハードルがメジャースポーツよりも低くなります。例えばカバディやセパタクローでは、大学から始めて数年で日本代表クラスまで到達する人もいます。「全国大会出場」「日本代表候補」といった実績を手に入れやすいのは、変わった部活ならではの大きなメリットです。

メリット4:ユニークなコミュニティが得られる

変わった部活に集まる人たちは、好奇心旺盛で個性的な人が多い傾向があります。普通の環境では出会えないタイプの仲間と深いつながりを築けるのは、大きな財産です。マイナーな趣味を共有できる仲間は、卒業後もずっと付き合いが続くことが多いと言われています。同じ「変わったことが好き」という価値観を持つ仲間との出会いは、人生を豊かにしてくれます。

メリット5:主体性とリーダーシップが身につく

変わった部活は、活動内容やルールが確立されていないケースも多いです。そのため、自分たちで練習メニューを考え、大会を探し、活動場所を確保するなど、主体的に動く力が自然と身につきます。既存の枠組みに乗るのではなく、ゼロから作り上げる経験は、社会に出てからも大いに役立ちます。

「珍しい部活だから就活で不利」というのは完全な誤解です。むしろ、面接官は「なぜその部活を選んだのか」「何を学んだのか」に強く興味を持ちます。主体的に選んだ経験は大きな武器になりますよ。

変わった部活に関するQ&A

ここでは、変わった部活についてよくある疑問にお答えします。

Q1. 変わった部活は内申点や就活で不利になりませんか?

結論から言うと、不利になることはほとんどありません。内申点は部活動の種類ではなく、活動の取り組み姿勢や実績で評価されます。就活でも同様で、企業が見ているのは「何をしたか」ではなく「どう取り組んだか」です。珍しい部活ほど面接で質問されやすく、自分をアピールするチャンスが増えるとも言えます。

Q2. 変わった部活を自分で作ることはできますか?

学校によりますが、多くの高校・大学には「同好会」や「サークル」を新設する制度があります。一般的には、一定数(5〜10人程度)の部員を集め、顧問の先生を見つけ、活動計画書を学校に提出すれば認められるケースが多いです。最初は同好会としてスタートし、実績を積んで正式な部に昇格する、というパターンもよくあります。

Q3. マイナー部活は部費や活動費が高いのでは?

競技によります。カバディのように道具がほとんど不要な競技は部費が安い傾向にあります。一方、人力飛行機部やロボコン部は材料費がかかるため、部費が高くなることがあります。ただし、大学の部活の場合は大学からの活動費補助や、企業スポンサーを獲得している部もあるため、一概には言えません。入部前に確認するのがおすすめです。

Q4. 変わった部活の情報はどこで調べられますか?

最も確実なのは、志望校の公式サイトの「部活動・サークル一覧」ページを見ることです。大学の場合は、学園祭のパンフレットやサークル紹介冊子にも詳しい情報が載っています。また、TwitterやInstagramで「○○部」「○○サークル」と検索すれば、各部活の公式アカウントが見つかることも多いです。

まとめ

今回は、日本の高校・大学にある変わった部活動を20個ご紹介しました。改めて一覧にまとめると、以下のとおりです。

スポーツ系:クィディッチ部、カバディ部、セパタクロー部、アルティメット部、ラクロス部、カヌー部、忍者部

文化系:落語研究会、マジック部、クイズ研究会、鉄道研究部、ボードゲーム部、ジャグリング部、料理部(男子校)

大学限定:探検部、人力飛行機部、ロボコン部、裁判傍聴サークル、うどん部、推理小説研究会

どの部活にも共通しているのは、「好きなことに真剣に取り組んでいる人がいる」ということです。珍しい部活だからといって遊びの延長ではなく、全国大会で真剣に競い合ったり、学術的な研究を行ったり、プロへの道を切り開いたりしている人がたくさんいます。

「普通の部活がしっくりこない」と感じている方は、ぜひ今回紹介した変わった部活をチェックしてみてください。きっと、自分にぴったりの居場所が見つかるはずです!

部活選びで大切なのは、「周りにどう思われるか」ではなく、「自分が本当に楽しめるかどうか」です。変わった部活に飛び込む勇気が、かけがえのない経験と仲間をもたらしてくれるでしょう。

参考文献