はい、ウマキです!
今回は、PS3(プレステ3)の超おすすめな面白いゲームをランキング形式で紹介します。ジャンルは問わず、RPG、アクション、アドベンチャー、ホラー、FPS、TPS、シミュレーション、何でもありです。
ただ、レースゲームとスポーツゲームは私の守備範囲外なので、そのジャンルの名作ゲームが入っていなくて憤慨する方もいらっしゃるかも知れませんが、その点は大目に見てもらえると幸いです。
【2019/02/18 1選追加・リンク修正】
また以前投稿したPS4の80選のエントリーに登場しているゲームは、重複を防ぐため、今回のランキングに含んでいません。もし名作ゲームがランクインしていなくて気になった方は、以下エントリーも見て下さい!
私はPlayStation3(プレイステーション3)を大学生の時に購入し、受験期に鬱屈された精神を解放させるかの様に、没頭していました。レビューを書いていると、そんな昔の自分を思い出して面白かったです。でも、もうPS3は発売後10年も経過しているんですね・・・、時間が過ぎるのは早いものです。
途中の順位から見たいという方は、下記のリンクからそれぞれの順位に飛べるので、ご活用下さい!
ではいってみましょう!
目次
PS3のおすすめソフトランキング【81位~】
81位 Minecraft(マインクラフト): PlayStation 3 Edition
他ハードでプレイ済みの作品です。本来のゲームの面白さで言えば、もっと上位でも問題なかったのですが、既にPS4やニンテンドースイッチなど多くの機種でプレイできる点を鑑みて、本順位としました。
実際に今からプレイするユーザーは他のハードでプレイするかPC版でのプレイをおすすめします。
ゲーム自体は、私が言うまでもなく、非常に良く出来ており、サンドボックスゲームの金字塔と呼べるに相応しい作品です。
自由度は非常に高く、何をするのもプレイヤーの自由なため、建築に励むことも、炭鉱夫としてひたすら鉱石を掘るのも思いのままです!
自分でプレイする以外にも、youtubeなどに挙げられている、実況動画を見ても面白いですよ!
PS3のおすすめソフトランキング【80位~71位】
80位 El Shaddai ASCENSION OF THE METATRON
『そんな装備で大丈夫か?』『大丈夫だ。問題ない。』
この作品は上の言葉を聞くだけでも購入価値があると思います。
その独特のトレイラーが受け、発売前に異常な盛り上がりと拡散を見せた作品です。私もトレイラーやMADで爆笑し、興味を持って購入しました。
ゲーム自体の総合的な出来としては、佳作です。
グラフィックはPS3の中でも美麗な部類に入ります。幻想的な雰囲気を、独特の描画でうまく表現することが出来ています。しかし、肝心のストーリーが非常に酷く、プレイヤーを置き去りにして進み、私はラストの展開に開いた口が塞がりませんでした。
アクションについても、こちらのコンボ中に敵がスーパーアーマー状態に入ったりする為、不快感がかなりあります。
フルプライスでの購入は絶対におすすめしませんが、現在はかなり価格も下がってきている為、一つのムーブメントを作った作品として、試しにプレイしてみるのも一興かと思います。ゲームの雰囲気は素晴らしいので、それを楽しんでみましょう。
El Shaddai ASCENSION OF THE METATRON
79位 メタルギアソリッド レガシーコレクション
メタルギアシリーズ歴代7作品を詰め込んだ、コレクションゲームです。シリーズファンにとっては垂涎の作品といえるでしょう。私はMGS1から本作品を追っていますが、MSXで発売された初期メタルギアに興味があり購入しました。
シリーズ歴代のポスターやパンフレットを収録したブックレットも同梱されている為、コレクションアイテムとしても必須です!また、本シリーズを未プレイの方で、ストーリーをきちんと追いたいと言う方は、是非購入することをおすすめします。
他ハードをわざわざ引っ張り出さなくても、PS3一台あれば遊べる点もプラスに評価しました。順位はもっと上でも良かったのですが、既に本シリーズを全てプレイ済でアイテム等にも興味がない方にとっては、本作品は価値がないものになってしまうので、この順位としました。
HD画質でどの作品も、綺麗になっておりますが、やはり旧世代機の画質の粗さは少し気になりました。しかし、改めてプレイし直すと、やはり名作であると再認識できます。
どのゲームからプレイしても問題ないですが、もし気が向いたら、発売順ではなく、時系列順にプレイすると面白いかもしれません。ちなみに時系列は以下になります。
MGS3→PW→MG1→MG2→MGS1→MGS2→MGS4
きっと心躍るスニーキングミッションがあなたを待っているはずです。
78位 BINARY DOMAIN(バイナリー ドメイン)
セガから発売された、国産TPSの良作です。 日本のFPSには少し抵抗があったのですが、価格が非常に安かったので、試しに購入してみました。
ストーリーは意外なほど作り込まれており、王道ですが、しっかりとしたSFになっています。
また敵の装甲が弾け飛ぶなど、アクションとしての爽快感は中々のもので、操作は一部を除いては簡単なものが多いので、FPS初心者の方でも気軽にプレイ出来ると思います。
不満点としては、音声認識システムや、仲間のAIの頭の悪さや、初見殺しの難度の高い緊急入力などが挙げられます。しかし、現在本作品はほとんど投げ売り価格なので、それら不満点を差し置いても十分元が取れる値段だと思います。
もし軽くTPSがしたいなと思った時にでもプレイしてみて下さい。
77位 RESISTANCE(レジスタンス) 人類没落の日
PS3発売初期に発売されたFPSです。あまり有名な作品ではないですが、きちんと作り込んであり、中々ボリュームがあります。
SFをベースにしたごく普通のFPSですが、ゲームとして押さえるべきところはきちんと押さえている為、ストレスなく遊ぶ事が出来ました。また、二人協力プレイが可能なFPSなので、私は大学時代、よく友人とプレイしていました。
正直、他の名作FPSが発売されている中、本作品をプレイする意義は少ないと思いますが、私にとっては、PS3を買い立ての頃に遊んだ思い出の作品だったので、今回ランクインさせました。オンラインについてはサービスが終了しているようなので、その点は注意して下さい。
続編として、『RESISTANCE 2』、『RESISTANCE 3 』が発売されていますので、興味のある方は、是非プレイしてみて下さい。
76位 エンチャント・アーム
フロムソフトウェアから発売された作品と言う事で、興味を持って購入しました。
私は彼らの作る、無慈悲な濃いゲームが好きなのですが、本作品はFFライクなRPGでかなり遊びやすかったです。
戦闘についてもオート機能を搭載しており、誰でも詰まらずに進める事が出来ます。またストーリーについても王道でしたが、丁寧に作ってあり、好感触でした。
最近の小難しいRPGが苦手な方や、気軽にストーリーを楽しみたい方にはおすすめのRPGです。音楽は非常に良いので、暇な時に頭を空にしてゆっくりプレイしてみて下さい。
75位 シンギュラリティ
過去と現在が交錯する島で繰り広げられる戦慄のサバイバルホラー!
ロシア領空内に位置するある島の調査を命じられた、アメリカ空軍偵察部隊に所属するナサニエル・レンコ。上空から秘密裏に行われるはずの偵察は、謎の爆発に巻き込まれ島に不時着するという最悪の事態に・・・。
時を操れるという少し変わった能力を持つ主人公のゲームです。その他は通常のFPSと特に変わらず、ゲームとしては及第点と言ったところでしょうか。物語の長さも丁度いい程度で、飽きずに最後までプレイする事が出来ました。
ホラーゲームとしては、CEROの規制の煽りを大きく受けていて、かなり表現がマイルドになっています。従って、本作品にはゴア表現は望まず、普通のFPSとして楽しむことをおすすめします。
バイオショックが好きな人は、おそらく本作品も楽しめると思うので、気になったら是非チェックしてみて下さい。
74位 TOKYO JUNGLE (トーキョージャングル)
50種類以上の動物でサバイバル!この弱肉強食の地を生きるのは50種類以上の動物たち。プレイヤーはその中から1種類を選択し、生存競争に挑むこととなる。選んだ動物によって異なったプレイスタイルが楽しめる!
人間が姿を消した東京で、どれだけ長く生き残れるかに焦点を当てたゲームです。かなり変わったゲームなので、プレイする人を選びます。
私はバカゲーだと思って購入しましたが、システム的にはかなり硬派なものでした。基本的に操作する動物が死なない限り終わりはなく、アクションアドベンチャーと言うよりは、スコアアタックに近いゲーム性です。
捕食、繁殖、マーキングを繰り返しながら、ゲームは進みます。単純な繰り返し作業が多く、作業ゲーに感じてしまう事が多かったですが、強い動物に遭遇した時は、中々の緊張感がありました。
ゲームの発想自体は斬新ですが、それがゲームの楽しさに繋がっていない、ある意味惜しい作品です。
73位 AQUANAUT’S HOLIDAY 隠された記録
ポリネシアの海、環礁キシラ。この海域で、ひとりの海洋学者が消息を絶った。彼が残した「記録」は、この環礁の「大きな謎」とも関わりがあるという。主人公は、彼の足跡を辿り、謎を解き明かしていく。
『アクアノートの休日』シリーズの第4作目に当たる作品です。ジャーナリストである主人公を操作し、舞台となるキシラ環礁を調査していきます。
映像は非常に美しく、海洋生物のモデリングも丁寧に作られており、動きも秀逸です。メインストーリーについても工夫が凝らされており、没頭するほどプレイヤーを牽引するものではないですが、ゲームにきちんとスパイスを加えています。
サブエピソードも豊富にあるので、クリア後も長く楽しめます。なにより、海中を散歩しているだけでも癒されました。
仕事でちょっと疲れてしまった時、人間関係に嫌気がさした時、頭を空にしてぼーっとプレイしてみましょう。きっといつまでも美しい海があなたを待っているはずです。
72位 SIREN: New Translation
名作ホラーゲーム『SIREN1』のリメイク版になります。舞台は『SIREN1』同様に羽生蛇村になりますが、キャラクターは米国人を主体としています。言い換えるならば、ハリウッド版リメイクの作品といったところでしょうか。
初代は非常に高い難易度でしたが、本作品はかなりそれが調整されており、誰でも遊びやすい難易度まで下がっています。私は原版をクリア済ですが、正直この調整は少しやり過ぎな感じもしました。ゲーム内に漂っている、絶望感がやや欠如してしまった気がします。
しかし、雰囲気自体は非常に良く、PS3のマシンパワーも伴い、グラフィックは美麗です。またストーリーについても、基本的には原版を踏襲していますが、意外なほど変更点があり楽しめました。
カメラワークが悪いのは若干気になりましたが、私はプレイに支障が出るレベルではありませんでした。
PS3のホラーゲームでも良作の部類に入るので、原版をプレイしている方、いない方、どちらにもおすすめ出来る一本です。
71位 Heavenly Sword
ヘブンリーソードを守るある一族のヒロイン、ナリコと、それを手中に収めんとする巨大な帝国との激しい戦いを描いたアクションゲームです。
硬派なアクションが売りの作品であり、1ステージはかなり短めで、ボリュームもやや小さいです。私は初見プレイの時はクリアまで10時間も要しませんでした。
敵は強く、アクションゲームが苦手な人にはやや難しいかもしれませんが、操作が簡単でボタン一つで美麗な技が出せます。またカウンターを取り入れており、タイミングはシビアですが、慣れると非常に爽快です。
ジャンプが無い点については、私は地上での戦闘の幅が広がったと感じましたが、逆にストレスに感じてしまう方もいるかも知れません。
人物の顔が濃い目に感じてしまうのは、洋ゲーならではなので、その点は我慢しましょう。
Heavenly Sword ~ヘブンリーソード~ – PS3
PS3のおすすめソフトランキング【70位~61位】
70位 メダル オブ オナー エアボーン
圧倒的なグラフィックと迫力のサウンドで激戦の欧州戦線を完全再現。
イタリア・オランダ・フランス・ドイツで展開された実在の作戦に参加し、第二次世界大戦を体験できる!
非常にリアルな戦闘が楽しめるFPSの佳作です。プレイヤーは空挺師団に所属しており、作戦開始時にパラシュートで降下します。
シンプルでクラシックな操作感のFPSですが、押さえるべきところは押さえており、不満点はありませんでした。
また、戦闘においては、遮蔽物に身を隠さないと、敵の弾幕に容赦なく被弾してしまうなど、リアリティが高く、細部まで緻密に作り上げられている事が、プレイを通して実感できます。
FPSとしての難易度はやや高めだったので、初心者の方には少し間口が狭く感じるだろうと思い、この順位としました。グラフィックは及第点レベルなので、CoDシリーズのような 美麗グラフィックスを期待していると肩透かしを喰らうかも知れません。
69位 真・北斗無双
原作漫画が好きだったので購入しました。
原作の物語を丁寧に描いており、ファンであれば間違いなく懐かしい気持ちになると思います。ストーリー自体のボリュームもかなりあり、その点は大満足でした。
アクションについても、なかなかスピーディーでコマンド入力も簡単なので、アクションが苦手な方でも手軽に爽快感を味わえる仕上がりになっています。またプレイアブルキャラもかなり多い為、操作に飽きることもありません。
キャラゲーの中ではかなりの良作の部類に入ります。北斗の拳が好きな方は、是非プレイしてみて下さい。
68位 塊魂TRIBUTE(トリビュート) PlayStation3 the Best
PS2の頃から気になっていた作品ですが、中々プレイするタイミングを掴めず、本作品が初めてのプレイとなります。
塊を転がして色々な物を巻き込むだけのゲームですが、そのシンプルさゆえ私はハマりました。何より塊を大きくしていくと、建造物や島、果ては惑星まで巻き込めてしまうという、とんでもないゲームです。
色々なステージが用意されており、中には難易度の高いものも多数存在しましたが、私は楽しんでプレイする事が出来ました。
シュールな外観に反する、練り込まれたゲーム性にあなたも転がしたくなること間違いなしです。シリーズ未プレイの方は是非一度プレイすることをおすすめします!
67位 ドラゴンズクラウン
2Dゲームの老舗ヴァニラソフトが贈る、ベルトスクロールアクションの良作です。
ヴァニラソフト独特の繊細な2D描写、モンスターやエフェクトはプレイヤーを魅了します。
操作はシンプルで、往年のベルトスクロールアクションを彷彿させます。物語もしっかり作られており、世界観等も高いレベルで構築されていると感じました。
しかし、私がプレイしていて、一番欠点に感じたところは、混戦時、自キャラの判別が難しくなる点です。ゲームをプレイ中に自キャラを見失い、何をしているか分からなくなる時は想像以上に不快感を感じたので、その点はマイナスとしました。
オンラインについては過疎が進んでいますが、まだプレイヤーは残っていますので、全くマッチングしないという事はないと思います。中古価格も安い為、ファイナルファイトが好きな方は、是非プレイしてみて下さい。美しく、幻想的な世界があなたを待っています。
66位 二ノ国 白き聖灰の女王
ジブリのアニメーションがリアルタイムで動くグラフィックスは、それだけでプレイ価値があると思えるほど感動しました。久石譲の音楽も非常に耳触り良く、ゲームに良く馴染んでいました。
グラフィックと音楽、この2点のみでここまでプレイヤーを惹きつけるゲームはかなり珍しいです。
しかし、肝心の脚本については、私は及第点以下であると感じました。ジブリ映画のような年齢に関係なく感動出来る物語を期待していたのですが、完全に小学生向けの陳腐な内容でした。
また、戦闘システムについても、味方AIの頭が悪く非常に不快感が溜まるものでした。
このグラフィックと『ポポロクロイス物語2』のレベルのストーリーであったならば、間違いなくJRPGの傑作と言える神ゲーになったはずです。本当に惜しい佳作と言えるでしょう。
65位 アサシン クリード リベレーション
ステルスゲームの名作シリーズです。
本ゲームは『アサシンクリード2』、『アサシンクリードブラザーフット』に続く物語で、主人公エツィオのストーリーの完結編になります。
基本的なゲームシステムは前作を踏襲している為、本シリーズをプレイ済の方はすんなり操作をする事が出来るでしょう。初心者の方でも慣れれば爽快なアクションを楽しむ事が出来ます。私は特に本作から導入されたフックブレードが気に入りました。
期待していたメインストーリーはかなり短く、脚本の出来も微妙だったので私はシリーズファンとして、かなりがっかりしました。また、途中急にシミュレーションモードになる『アジト防衛戦』にも辟易します。大半のプレイヤーは、おそらく本シリーズにシミュレーション要素は求めていない為、その点はマイナスとしました。
64位 ルーンファクトリー オーシャンズ
村人との交流や恋愛、モンスターとのアクション戦闘などRPG要素を持った箱庭系シミュレーションゲーム。
『牧場物語』の新たなシリーズとして展開されているゲームです。私は本作品で初めてルーンファクトリーシリーズをプレイしました。
戦闘システムはシンプルかつ誰でも容易にプレイ出来るものですが、意外なほど爽快感があり飽きません。
ややチュートリアルが足りない部分もあり、私はゲームを始めた頃は戸惑いましたが、慣れてくると、まったりと楽しむ事が出来ました。
住人達も、実際にゲーム内で生活しているかのように仕事をしたり遊びに行ったりしています。感覚的にはどうぶつの森に近い感じでした。しかし、テキスト量やボイス量などは多くはない為、プレイしていて若干飽きてくるのはマイナスです。
グラフィックスはかなり粗いので、その点が気にならない人であれば、長く楽しめる良作ゲームだと思います。
63位 悪魔城ドラキュラ Lords of Shadow 2
私は悪魔城シリーズは『月下の夜想曲』からハマりました。その耽美な世界観や高く爽快なアクション性、探索の面白さの虜になり、PS版については、ディスクが擦り切れるほどプレイした記憶があります。
本作品はヴァンパイアハンターが主人公ではなく、ドラキュラの視点より物語が進行します。『ロードオブシャドウ』シリーズの完結作となる作品です。
往年の横スクロール2Dアクションではなく、本ゲームは視点変更自由な、3Dゲームとなっています。 重量感のあるアクションでコンボ攻撃も出しやすく、移動や回避も素早い為、アクションゲームとしては及第点以上の仕上がりになっています。
ストーリーはかなり突っ込み突っ込みどころ満載なので、その点は残念でした。グラフィックは細部まで作り込まれ非常に美しいですが、往年の耽美なドラキュラの世界を期待していると、世界観に違和感を感じるかもしれません。
総じて、爽快感のある硬派なアクションゲームを探している方であれば、購入して損のない作品です。もし、本作を気に入った人で有れば、前作『キャッスルヴァニア ロードオブシャドウ』も是非プレイしてみて下さい。
62位 メタルギア ライジング リベンジェンス
『メタルギア ソリッド 4 ガンズ・オブ・ザ・パトリオット』の数年後の未来を描いた作品です。『メタルギアソリッド 2 SUBSTANCE』の雷電が主人公となっています。
どんな角度からでも、敵を切り刻む事の出来る『自由切断』のシステムが本ゲームのセールスポイントです。操作に慣れるまでにやや時間を要しましたが、敵を切り刻む爽快感はかなり大きいです。
しかし、本ゲームはメタルギアと銘打っていますが、ステルス要素はほとんどなく、純粋な斬撃アクションゲームとして成り立っています。
往年のメタルギアファンであれば、もしかしたら本作品に違和感を覚えてしまうかもしれませんが、冷静に一つのアクションゲームとして見るならば、グラフィックは非常に美しく、また操作性は爽快で、良作の部類に入るでしょう。
今は価格がかなり下落しているので、買って損する事は絶対にないと言える作品です。
メタルギア ライジング リベンジェンス スペシャルエディション – PS3
61位 エクストルーパーズ
カプコンが贈る新作、新感覚「マンガチック爽快アクション」!
ストーリーは、熱血主人公ブレンが巫女のティキや仲間達と出会い、惑星に迫る危機に立ち向かっていく、少年少女のSF冒険活劇!
ライトでポップな世界観のアクションゲームです。
主人公は熱血で、少し子どもっぽいと感じる部分もありますが、どのキャラクターもきちんと立っており、漫画調の熱い演出も相まって、物語に引きずり込まれました。惜しい点は、ストーリーがかなり短い点です。
アクションは洗練されており、かなりシンプルですが操作性が抜群に良く、たっぷりと爽快感を堪能出来ます。
カジュアルな作りのゲームの為、TPSの入門編の作品に適していると言えるでしょう。 それほど売れなかった作品なので期待は薄いですが、私は本作品の続編を期待するほどこのゲームが好きになりました。
きっと漫画のように楽しい世界があなたを待っています!
PS3のおすすめソフトランキング【60位~51位】
60位 ドラゴンズドグマ
非同期MMORPGの名作です。プレイヤーは他プレイヤーからポーンと呼ばれるキャラクターを借りてパーティーを組む事が出来ます。
他プレイヤーがポーンを操作している訳ではないので、疑似的なオンライン要素を楽しむことが出来るのが本作品の魅力です。私は、MMORPGは苦手なので、このゆるく繋がるマルチ要素が非常にしっくりきました。
アクションについても、オープンワールド系のゲームとしては、派手で爽快感が高いです。また、ストーリーは深く、楽しめる物語でしたが、周回を前提として作られている為、やや短めな所が難点でした。
洋ゲーのキャラデザインのセンスがどうしても受け付けないという方も、本作品であればかなり美系のキャラクターが作成出来ますので、問題ないと思います。徒歩での移動時間が多い事が玉に瑕でしたが、硬派なオープンワールドRPGを探している方であれば、まず買って損の無い作品だと思います。
59位 Silent Hill: Homecoming
名作ホラーシリーズの続編で、海外版のみの発売となります。
グラフィックはかなり美麗であり、陰鬱で恐怖が粘着しているような雰囲気を上手く醸成しています。また切断された死体などもあり、旧作と比較すると、ややゴア表現が強めになっています。
肝心のストーリーですが、往年のサイレントヒルを彷彿させる作りになっており、非常に良かったです。クリア後に考察を熟読して、再びプレイするとまた違った感触を得る事が出来ました。
ストーリーを理解する為には英語がある程度理解出来る方でないと難しい為、この順位としました。私は業務で英語を使っている為、ある程度理解する事が出来ますが、英語が全く出来ない方は本作をプレイする事は難しいでしょう。
もし、どうしても日本語でプレイしたい場合はPC版『Silent Hill Homecoming 』でなら日本語化MODを導入出来るようなので、検討してみて下さい。
また、ボタンバグという致命的なバグがある為、プレイ前はwikiを参照し、設定変更し直してからプレイする事を強くおすすめします。
58位 プリンス・オブ・ペルシャ
プリンスとエリカの2人が、悪の神によって汚された世界を浄化するために様々な土地を冒険する3Dアクションゲーム。フリーパスデザインにより、同じ目的地に行く場合でも無数の道筋がある。
有野課長がSFC版の旧作品をやっているのを見て、このシリーズを初めて知りました。本作品は中古で安く売っていたので、興味を持って購入しました。
まず、油絵の様な独特なグラフィックは、特徴的ですが非常に美しいです。まるでアールヌーヴォーを彷彿させるような仕上がりになっています。
本ゲームの変わった点の一つとして、アクションゲームであるのにゲームオーバーが無い点が挙げられます。アクションが苦手な人であれば嬉しい配慮ですが、逆に硬派なアクションを求めている方にとっては難点でしかない為、ここは評価が分かれるところだと感じました。
操作性はシンプルですが、華麗なアクションが可能な為、プレイしていて中々飽きがきません。
すこし飛躍するかもしれませんが、『大神』や『ワンダと巨像』が好きな方であれば是非プレイして貰いたい作品です。きっと幻想的で神秘的な世界があなたを待っています。
57位 キャッスルヴァニア ロードオブシャドウ
マシンスペックを最大限に生かしたポリゴン技術で現代的なACTスタイルを構築し、シリーズ最古の中世ヨーロッパを舞台に愛妻を惨殺された主人公ガブリエル・ベルモンドの壮絶な復讐劇を描く。
中世ヨーロッパの雰囲気をマシンパワーを存分に使い描き出しており、グラフィックはPS3の中でも、かなり美麗だと思いました。また、悪魔城シリーズで魅力の重厚なストーリーは本作品でも健在で、ゴシックホラーの世界を堪能出来ます。
お馴染みの鞭を使ったアクションも爽快感が高く、一撃に迫力と手ごたえを感じ巨大なボスとの戦闘は手に汗握りました。
不満点を上げるとするならば、視点変更の機能が無い点とQTEがやや多めな点です。固定視点については3D酔いしやすい人にとっては良いかもしれませんが、 私は少し窮屈に感じました。
総合的に見て、アクションゲームの良作と言える作品です。現在はかなり値崩れしている為、価格以上の価値は間違いなくあると断言できます。本シリーズ未プレイの方は一度手に取ってみることをおすすめします。
56位 ファイナルファンタジーXIII
グラフィックは本当に美しいです。また浜渦正志の生み出す音楽は素晴らしく、往年のFFシリーズのアレンジ曲も聞く事が出来、非常に満足出来ました。私は『サガフロンティア2』から彼の音楽のファンなので、贔屓目になってしまうかも知れませんが、PS3作品の中でも音楽に関しては随一の出来だと思っています。
戦闘もFFシリーズの中ではかなり高難度ですが、私はやり応えがあると感じました。システム回りは丁寧に作り込んであり、その点も好印象でした。
しかしそれら全てを覆すほど、シナリオは過去最低レベルでした。一体どのような考えで、FFという長年続くブランドのナンバリングタイトルとして本作を発表したのか、甚だ疑問なほど酷い出来でした。私はライターに殺意を覚え、プレイ中に何度も腹が立ちました。
正直FFを追っているプレイヤーで、本作を未プレイの方は、この作品はスルーしても構わないと思います。ゲーム、音楽、戦闘の3点は良く出来ていたのでこの順位としましたが、私は2度とプレイする事はないと断言できる作品です。
ちなみに続編として、『ファイナルファンタジーXIII-2』、『ライトニング リターンズ ファイナルファンタジーXIII』が発売されていますが、私はどちらも未プレイです。
55位 レッドファクション ゲリラ
大破壊を楽しめるストレス解消ゲームです。私は本作品ほど、純粋に壊す事を楽しめるゲームを他に知りません。
操作感も良く、システムも丁寧に作られている為、プレイヤーは余計な事に気を紛らわせる事なく、破壊と蹂躙をただひたすらに堪能する事が出来ます。個人的にはハンマーが非常に気に入りました。
本ゲームにとって、ストーリーは飾りの様なものなので、その内容の薄さについては私はそこまで気になりませんでした。グラフィックも美麗で、『コール オブ デューティ4 モダン・ウォーフェア』、『Fallout 3』が好きなら、まず間違いなくハマると思います。
頭を空っぽにして、嫌な事を忘れて、破壊を楽しみたい時に是非プレイしてみて下さい!あまり知られていない作品ですが、箱庭ゲームの秀作と言えるでしょう!
54位 テイルズ オブ グレイセス エフ
『守る強さを知る』をテーマに人気を博したRPG『テイルズ オブ グレイセス』が新要素を収録してPS3に登場!最大の特徴は、本編ラストから半年後の世界を描いた新ストーリーが新たに収録されている点である。
Wii版は未プレイです。私はテイルズシリーズについては、全作品を追っているファンと言う訳ではないですが、いくつかの作品はプレイ済みです。
テイルズシリーズについて、私はいつも戦闘の楽しさ、シナリオの面白さ、そしてキャラクターの魅力を期待していますが、本作品はそのどれもが高水準で纏められているJRPGの良作でした。
特にシナリオについては、シリーズ随一の完成度で、『絆』をテーマに進む物語に、私は時折涙腺が緩んでしまうほど感動しました。
本来ならもう少し高い順位でもいいのですが、原版がWiiという事もありグラフィックがかなり残念なので、この順位としました。
もし、RPGにそこまで綺麗なグラフィックを求めていない方であれば、本作は間違いなくプレイ価値があります!シリーズ未経験者の方も是非試しにプレイしてみて下さい!
53位 INFAMOUS 悪名高き男
荒廃した街のオープンワールドマップを舞台に、超自然能力を持ったヒーローの活躍が描かれるサードパーソンアクションゲーム。TPSと同様の操作でゲームは進行するが、攻撃は全て電気の超能力である。
あまり知られていない作品ですが、個人的に好きな作品で、現在でもたまにプレイしているので、今回ランクインさせました。
主人公の善行か悪行で、他人のリアクションが変化する様が面白く、またサブストーリーも楽しんで進める事が出来ました。また、アクションについても良く仕上げられており、電撃技で障害物を巻き込みながら、敵を殲滅出来る爽快感はかなりのものです。
広大な箱庭を縦横無尽に駆け巡る楽しさを味わう事が出来る作品です。微妙なサブタイトルで購入を躊躇してしまうかも知れませんが、見落としていた方は是非プレイをおすすめします。
52位 デウスエクス
日本では知名度は低いですが、海外で高い評価を受けている、FPSステルスアクションゲームの名作です。
近未来の世界が緻密に描写されており、攻殻機動隊などのSF的な世界観が好きな方であれば、間違いなく本作も気に入ると思います。しかし、あまりに細か過ぎて、ゲーム内で登場する資料などのテキスト量はかなり膨大で、読むのにやや苦労しました。
主人公は貧弱である為、必然ステルスを余儀なくされますが、回避ルートや透明化などのスキルにより、理不尽に感じる事はありませんでした。また、グラフィックに関しても美しく、非常に臨場感があり満足できました。
日本語ローカライズはかなり丁寧に行われており、ほぼ全てのキャラクターがフルボイスで喋る事に感動しました。ステルスゲームが好きな方ならば、購入して損の無い良作と言えるでしょう。
51位 The Last Guy(ザ ラストガイ)
PS3の描画能力を最大限活用して表現された、超高精細航空写真の実在都市を舞台とし、ゾンビが蔓延る街から、住民達を率いて救い出す大行列アクションゲーム。
バカゲーをやりたいと思いプレイしました。確かに、 奇妙なナレーションやら、シュールなゲーム性やらでバカゲーっぽい雰囲気ですが、シンプルながらも地味に楽しいゲーム性で熱中度はその外観からは想像出来ないほど高いです。
ルールは非常にシンプルで、豆粒のような主人公を操作して、人を集め行列を作り、特定の場所へ連れて行きます。しかし、きちんと攻略方法を考えて挑まないと中々クリア出来ないような難易度に調整されており、歯ごたえのあるものになっています。
「PS3パワーのムダ使い!?」というキャッチコピーがまさにぴったりの作品ですが、パズルゲーム好きな方であれば、一度はプレイして損はないでしょう。噛めば噛むほど味が出るスルメゲーの佳作です。
PS3のおすすめソフト【50位~41位】
50位 バイオハザード リベレーションズ アンベールド エディション
その先に潜むのは、恐怖か、真実か。 「バイオハザード」の系譜を埋める、新たなリベレーションズ登場。
サバイバルホラーの傑作です。私はバイオシリーズでは4が一番好きですが、それに勝るとも劣らないほど秀逸な作品でした。
本作品は3DSで発売された原版の移植作ですが、単純なグラフィックのHD化ではなく、モデルの形状やテクスチャーについてもきちんと修正されており、PS3に相応しい美麗なグラフィックに変化しています。
ゲーム内には常に緊張感が漂い、その恐怖やおぞましさは、まさしく原点回帰そのものでした。先に進むのが躊躇われるような陰鬱で腐敗した空気感は、初期のバイオを彷彿とさせます。
私は3DS版もプレイ済ですが、今作から用意された超高難易度の「INFERNAL」は非常にやりがいがありました。TPS操作のバイオに興味がないという方も、是非遊んでもらいたい作品です。
ゲーム単体でみるともっと高順位でも良いのですが、PS3というより、既に3DSでプレイした方が多いと思い、この順位としました。
49位 ヒットマン アブソリューション
親友であり、無二の存在であるダイアナの暗殺以来から事は始まる。いつものように仕事を完璧にこなした47だが、ダイアナの最期の依頼により、エージェンシーを抜ける決意をする。ダイアナに託された少女に隠された秘密とは?己のプライドを賭けた戦いが今始まる。
ステルスゲームの良作です。
私は本作品がヒットマンシリーズ初プレイでしたが、プレイヤー自身が頭を使い、様々な方法で暗殺出来るシステムに魅力を感じました。
ただ、不満点を述べるならば、潜伏する為の方法の一つとして変装をする事が出来るのですが、その方法の使い勝手が悪い事です。変装をするくらいであれば、銃撃戦に持ち込んだ方が早い為、スニーキングミッションの為の選択肢が一つ減ってしまっている点はマイナスでした。
ストーリーは硬派なものですが、安定した面白さがあり、少女の秘密も中々練ってあり良かったです。 また、グラフィックも緻密に書き込まれており美しいです。
かくれんぼゲームを探している人であれば、大体の要素は及第点以上の水準なので、満足出来る作品に仕上がっていると思います。
48位 パペッティア
2Dアクションの隠れた名作です。『カリバス』という不思議なハサミを使って『舞台を完成させる』ことを目的としたアクションゲームです。
私は人形劇を見ているような美麗なグラフィックに、目を奪われました。また、スポットライトを使った表現が、より一層それを輝かせます。BGMやナレーションもよく柔和しており、プレイヤーを劇中に強く誘います。
プレイしていて、ここまで童心に戻れる作品は中々無い点も評価しました。2人プレイも楽しい作品なので、是非友人や家族とプレイしてみて下さい。
まるで絵本から愛が溢れ出ているかのような、そんな優しい気持ちになれるゲームです。大人から子どもまで安心して楽しめる本ゲーム。きっとあなたの心に残る作品になるはずです。
47位 KILLZONE 3
2009年にPS3で発売されたKILLZONE2の続編。 宇宙共和国「ヴェクタ」と、 独裁国家「ヘルガーン」との惑星間の戦いを描く。
色彩を豊富に使った美しい描画が、ゲームを彩ります。画面分割の2人プレイも可能な為、私は友人と一緒にプレイし意外に盛り上がりました。
あまり期待していなったキャンペーンモードはまるで映画のような演出と脚本であり、引き込まれました。
マルチプレイがかなり面白かった作品ですが、現在オンラインの状態について、日本サーバーは既にかなり過疎が進んでいる様なので、そちらを期待して本作品を購入する事はおすすめしません。
正直本作品はマルチ要素が無いと片手落ちですが、私は発売当初はかなり楽しめましたので、思い出の意味を込めてこの順位としました。
46位 スターオーシャン4 インターナショナル
SFファンタジーRPGの人気シリーズの第4作目です。 私はPS版の『スターオーシャン セカンドストーリー』とPS2版の『スターオーシャン3 Till the End of Time』をプレイ済です。
ストーリーは王道なので、安定感はありますが驚きはなく、ラストがやや唐突でした。展開に飽きることは無いけれど、強く惹かれることもなく、及第点の出来と感じました。
戦闘については、旧作同様アクション性の高いもので、テイルズシリーズなどを好きな方は、おそらく本作品の戦闘も気に入ると思います。
グラフィック自体は綺麗なのですが、正直モデリングが微妙で、私はキャラクターの顔に、プレイし始めは違和感を感じていました。
また、本シリーズの特色である、プライベートアクションが基本的に宇宙船の中でしか発生しない事が、少々悲しかったです。もう少し、色々なキャラの掛け合いを見れていたら、更に物語に感情移入出来たかもしれません。
メインストーリークリア後の隠しダンジョンやクエストなどもしっかりと用意されている為、長く遊びたい人には向いた作品です。
45位 魔人と失われた王国
ひとりはふたりのため、ふたりは世界のため。絆が紡ぐ、新しき叙情詩。
不思議な生き物『魔人』と一緒に、失われた王国の謎を紐解く旅にでよう!パズルギミックが満載の新規ファンタジーアクションが登場!
パッケージに惹かれて購入した作品です。
ストーリー自体はプレイヤーに考えさせる為、意外な程さらっと終ってしまいます。もう少し長い物語の方が良かったかもと思いましたが、私は全体的な世界観や非常に丁寧に作り込まれたゲーム性に惹かれた為、許容できました。
プレイを進める内に段々と魔人に愛着が湧いて、魔人と協力してギミックを解く事がどんどん楽しくなります。謎解きは基本的にはそれほど難易度は高くない為、子どもでも大人でも楽しめるゲームと言えるでしょう。
『ICO』が好きな方であれば、おそらく本作品も気に入ると思います。アクションゲームやFPSをプレイして、疲れてしまった時に偶にプレイすると楽しいですよ!
44位 ストリートファイターIV
格闘ゲームの一大ムーブメントを巻き起こした傑作シリーズのナンバリングタイトルです。
正直本作品について、順位を非常に悩みました。私は格闘ゲームを殆どプレイしない為、中々客観的に面白さを評価出来ませんでした。
本作品はウメハラのプレイ動画を見て、衝動的に購入してしまったものです。幼いころスト2で遊んだ事を思い出しながらプレイしました。待ちガイルをして友達とリアルの乱闘になったのはいい思い出です。
水墨画を意識したグラフィックスは非常に美しく、キャラも滑らかに動きます。オンラインの対戦は非常に面白く、格ゲー好きであれば、家にいて熱いアーケード気分が味わえる、まさしく垂涎の作品になっていると言えるでしょう。
私はたまにオンラインでプレイしていましたが、どうしてもコマンド入力が苦手で、どちらかと言うと、会社の同期が遊びに来た時に、このゲームを引っ張り出し、ゆるゆると遊ぶ事が多かったです。
やはり、格闘ゲームはやり込んでこそ、その良さが体感出来るゲームだと思います。なので、格闘ゲームが好きな人ならば、おそらく本作はもっと上位にあるべき作品のはずです。
43位 トラスティベル ショパンの夢 ルプリーズ
2007年にXbox 360で発売された『トラスティベル~ショパンの夢~』がついにPS3に登場!音楽家ショパンが短い生涯を閉じる3時間前に見た夢の世界を舞台に、重厚かつ壮大な物語が描かれる。
Xbox版は未プレイです。本作品はパッケージに惹かれ購入しました。
ショパンの曲が流れるBGMは素晴らしく、PS3の作品の中でも随一の仕上がりになっています。
また戦闘システムも凝っており、限られた時間の中で、技を繰り出しコンボが決まると爽快でした。防御については、ジャストタイミングでボタンを押すとダメージが減少するシステムを採用しており、タイミングがかなりシビアで、緊張感がありました。
グラフィックスは色彩豊かで、まるで絵本から飛び出してきたような世界を、PS3の描画力をフルに使って描いています。
Xbox版ではシナリオについて説明が少ない部分があったそうですが、本作ではそれも改善されています。 プレイヤーが考える余地を残した物語に私は十分に満足できました。
製作者の類いまれなるセンスを感じる事が出来る良作です。RPG好きは是非プレイする事をおすすめします。
42位 DEAD ISLAND
楽園は、生を屠る島へと一変した。原因不明のゾンビ・アウトブレイクが発生。完全な混乱へと陥いる人々。プレイヤーが生きるために残された道は、ゾンビと戦い、この島を脱出することのみだった。
PS3の傑作FPSゾンビサバイバルゲームです。
ストーリーはおまけ程度の出来で、よくある感染系のプロットなのですが、本作品の魅力は物語ではなくゲーム性にあります。
操作感はかなり良く、戦闘は非常に爽快です。部位破壊や血液も表現されるので、斬ったり殴っている感触が強く実感できました。
ホラー要素からくる恐怖というよりは、吃驚する驚きの方が多い作品で、私は初見プレイの時に奇声を上げ駆けつけてくるゾンビに声を上げてしまいました。
難易度はかなり高めですが、きっと歯ごたえあるその難度に、あなたも痺れるはずです。またアクションが苦手な方についても、本作はRPGの要素があり、キャラクター育成出来るので、行き詰ってしまうことはないはずでしょう。
ゾンビゲームファンで購入してまず間違いのない作品です。ただ、本作品はバグが多く、私も一度武器が消えてしまった事があるので、その点はマイナスとしました。
41位 STEINS;GATE 0
2010年11月 β世界線。主人公・岡部倫太郎が数々の苦難、悲哀を乗り越えた果てに「彼女」を救うことをあきらめてしまった世界線。救われなかった「彼女」はどうなったのか?新たなキャラクターを迎えて描かれる「ゼロ」の物語。
アニメを見て、好きになったシリーズです。前作は未プレイにて、たまたま中古屋で安く売っているのを見かけたので、衝動買いしました。PS4版と悩みましたが、本作品は映像を堪能するものでもないと思い、安い方を買いました。
少なくとも本作品は『STEINS;GATE』の内容を、アニメでもゲームでも良いので知っている方で無いと、プレイは難しいと思います。
タイムループを軸にした物語なのですが、様々な登場人物が絡み合う群像劇として、シナリオはかなりよく出来ており、大量に張られた伏線と先の読めない展開に、プレイヤーはゲームの止め時を失います。
アニメ版のノリと違い、シビアでシリアスなシーンが多めですが、私はそのおかげで後悔と贖罪に苛まれる岡部倫太郎に、強く感情移入してしまいました。
惜しい点としては、ラストがやや短めだった事ですが、総じてよく練られた名作ゲームです。もし本シリーズを未プレイの方は是非前作『STEINS;GATE』をプレイするか、アニメを見てみましょう!
PS3のおすすめソフト【40位~31位】
40位 LOLLIPOP CHAINSAW PREMIUM EDITION
PS3のバカゲーの秀作です。私はこういうB級テイストの雰囲気がかなり好きなので、少々高めの順位に評価してしまったかも知れません。
無駄なエロさと、グロさが絶妙に融合しあい、まさしくバカゲーといえる仕上がりになっています。ゾンビだらけの世界であるのに、殺伐とせず、どこかユーモアを感じるのは、このゲームならではでしょう。
キャラクターの台詞や言い回しにセンスがあり、お馬鹿な掛け合いを見ているだけでも十分楽しいです。アクションはエフェクトやヒットストップの描写が上手く、斬っている手ごたえをかなり感じることが出来ます。
ゾンビが大量に出現する中、一気に一掃するのは非常に爽快です!単純明快で、とにかく女子高生がゾンビを殺しまくるゲームです。この馬鹿っぽさを受け入れられる人や、B級映画好きな人であれば、購入して損はないでしょう。
39位 テイルズ オブ ヴェスペリア
テイルズシリーズの名作です。私は本作品はシリーズのTop3に入るほど好きになりました。
シナリオ、サブイベント、ミニゲーム、そして戦闘の面白さと非常にボリュームのある内容で、どれも高い水準で完成していました。
キャラクターはテイルズシリーズらしく、個性的で、活き活きしており、キャラ同士の会話が聞けるスキットを私はほぼ全て聞いてしまうほど感情移入できました。
テイルズシリーズ初の成年主人公なので、本シリーズの子供っぽい主人公に敬遠していた方も是非プレイしてみて下さい。
38位 シヴィライゼーション レボリューション
文明の発見と発展がテーマのターンベースストラテジー『シヴィライゼーション レボリューション』が、家庭用ゲーム機に登場。
PCゲームの超有名なシミュレーションシリーズの、PlayStation3版の作品です。PS3で純粋なシミュレーションゲームは少ないので、その点からも貴重な1本と言えるでしょう。
私はPCゲームはフリーゲーム以外ほとんどプレイしない為、本作品がシリーズ初体験となりました。初プレイの為、始めは覚える事が多く戸惑いましたが、プレイしていく中で様々な事を学習し、プレイヤー自身のレベルが上がる事が実感出来たので楽しかったです。
マップが狭く、1回のプレイ時間は短めですが、逆にメリハリを持ってプレイできる為、私はその点は気に入りました。
私の大学時代の友人はこのゲームのマルチ要素にはまり、学校に来なくなりました。恐らく、本作品にはまった人は眠れなくなります。睡眠時間が短くなるのではなく、文字通り、寝れなくなるほど熱中してしまうはずです。ご利用は計画的に。
本ゲームはフリーズが多く、私も実際にプレイ中に何度か遭遇した為、その点は大きく減点しました。こまめなセーブを推奨します。
37位 デッドライジング 2
あのゾンビパラダイスが再び蘇る。あの悪夢のウィラメッテ事件から約5年。ゾンビアウトブレイクはアメリカ各地で継続的に発生を続けていた・・・。
ブラックユーモア溢れるゾンビ大量殺戮ゲームです。
前作は未プレイでしたが、プレイ動画をよく見ていたので、興味を持って本作品を購入しました。
ゲーム内に存在する物ならば何でも武器になります。笑ってしまうような物体も用意されていますが、それはご愛嬌。車に乗ることも出来、大量のゾンビを轢き殺すのは爽快感抜群です!
ゴア表現の規制も少なめで、ゾンビを縦に真っ二つにしたり、首を蹴ったりも可能でした。血も大量に出る為、耐性が無い人は本ゲームのプレイをおすすめしません。
ロードがやや長い点が気になりましたが、プレイに支障をきたすレベルではありません。まだゾンビゲーが好きでまだ未プレイの方は是非一度お試し下さい!
36位 FolksSoul -失われた伝承-
ダークファンタジーの隠れた名作です。ファンタジックで色使いの美しい描写で陰鬱で寂しい世界観を描き出します。
音楽も非常にゲームにあっており、耳障りの良い仕上がりになっています。
本作品はエレンと、キーツという2人の主人公の視点から物語が進んでいきます。まるで、サスペンス映画のように進行するストーリーであり、伏線が綺麗に引かれ、徐々に謎が解け、真相に近づく展開に、私は強く吸引されました。
きっと、小説が好きな方は、本作品も間違いなく気に入ると思います。エンディングも納得の出来で、もし、途中までプレイして断念してしまっている人は、是非最後までプレイしてみて下さい。きっと大きな感動があなたを待っているはずです。
35位 Dragon Age:Origins
ストーリーが非常に秀逸で、プレイヤーの選択により未来が変わります。簡単な勧善懲悪の物語ではなく、人間の思考の根底にある狂気や裏切りといった、醜く汚い部分も余すところなく描かれています。まさしく、大人の為のダークファンタジーと言える作品でしょう。
また、驚異的とも言えるほどテキストが大量に存在している為、飽きることなくこのゲームの世界を満喫する事が出来ます。
戦闘は名作ACTゲームの様な爽快感はありませんが、PTメンバーの行動を設定する事が出来、作戦を練る行為が単純に面白かったです。
不快な点としては、メニュー画面を開く時に動作が遅くなる事が多々あった点です。本ゲームはそのシステム性からメニューを開く事が多かったので、かなり気になりました。また、翻訳についても、正直な話もう少し努力して欲しかったと強く思いました。
細かな点で確かに粗は目立つ作品ですが、総じて名作と呼べる出来になっていると思います。
34位 ARMORED CORE VERDICT DAY
フロムソフトウェアが贈る傑作ロボットACTゲームです。私は全シリーズを追っている訳ではないので、評判が良くなかった前作『ARMORED CORE V』の購入は控えていました。
正直、恐れながら購入した本作品ですが、フルプライスでも十分に満足出来る仕上がりになっていました。
重量感のある無骨な機体や動作は、堪らなく浪漫を感じさせてくれました。操作もかなり難しい部類に入り、一度に多くのボタンを押す事を要求されることが多く、私は何度も死にました。しかし、それに慣れると自然に操作出来るようになり、面白さが倍増します!
また、頭を悩ませながら、アセンブル構築をする作業が単純に楽しかったです。おそらく本ゲームはその点をめんどくさいと感じるか、面白いと感じるかで評価が別れると思います。
現在オンラインは過疎が進んでいるので、そちらを期待して購入する事はおすすめしません。しかしオフラインでも、サブのミッションが50以上あったり、高難易度のモードが用意されていたりと、十分楽しむ事が出来る内容です。
33位 アリス マッドネス リターンズ
前作「アリス イン ナイトメア」のエンディングから10年後の物語。恐ろしい大火事で家族全員を失った精神的ショックから立ち直れずに苦しむアリスの姿から物語は始まります。
高すぎる順位だとは十分承知の上です。しかし、私はこのゲームの世界観が好き過ぎて、どうしてもこれ以下にランクインさせる事が出来ませんでした。
知る人ぞ知る名作PCゲーム 『アリス・イン・ナイトメア』の続編にあたる作品です。
狂気と不条理の世界をアリスが突き進む冒険譚であり、世界観は本当によく作り込まれている素晴らしい作品です。
しかし、それ以外の要素は、単純なジャンプアクションと、単調な戦闘で成り立っており、システムやゲーム性に関してはあまり推奨出来る作品ではありませんでした。また、敵と戦う事により、レベルなどが上がったりの育成要素が無い為、戦闘へのモチベーションを保つ事が難しい点がマイナスでした。
上記の点からクソゲーと判断される方もいますが、それでも私はそれら不利点を補って余りあるほど、このゲームの世界観は素晴らしいと断言できます。
ゴシックホラー的な不気味で幻想的な雰囲気が好きな人であれば、大切な一本になること間違いなしの作品です!是非ご賞味下さい!
32位 メタルギア ソリッド 4 ガンズ・オブ・ザ・パトリオット
名作ステルスアクションゲームである、MGSシリーズの4作目の作品です。発売当初はムービーゲーと揶揄され、かなり炎上したので、記憶に残っている人もいるのではないでしょうか。
正直、本ゲームはかなり順位に悩みました。
メタルギアシリーズを追っている私からすれば、本ゲームのストーリーは非常にドラマチックで、エンディングはMGSシリーズの伏線が一気に収束し深い感銘を受けました。
しかし、本作品から初プレイの方は、間違いなくその長いムービーに辟易してしまう事でしょう。
ですが、もし少しでも本シリーズに興味を持った方は、是非、過去作品をプレイし本作品に挑んでもらいたいです。かなり面倒だと思いますが、きっと全てプレイした後に本ゲームをプレイすれば、何故ここまで熱狂的なファンが世界中にいるのか理解出来るはずです。
メタルギアらしい小ネタも随所に設置してあり、プレイしていて、くすっと笑える場面がある事も嬉しかったです。
31位 ファークライ3
ようこそ絶望と狂気の島へ。真っ青な太平洋に浮かぶ「ルークアイランド」は、豊かなジャングルに覆われた南海のリゾート。 しかしスカイダイビングで降り立ったその島は、まさに地獄だった・・・。
オープンワールドFPSの名作です。
非常に自由度が高く、ステルスプレイを楽しむのも良し、車で突っ込んで破壊の限りを尽くすのも良しと、プレイヤー次第で自由にプレイスタイルが選べます。
また、成長要素も用意されており、スキルを習得する事で、キャラクターを強化する事が出来ます。狩猟やクラフティングの要素もあり、必要なアイテムがあるならば自力で収集しないといけないというサバイバル感も大いに楽しめました。
壮大な、何でもありのアドベンチャーの世界を心行くまで楽しむ事が出来る珠玉の作品です。
PS3のおすすめソフト【30位~21位】
30位 ボーダーランズ2
2012年発売から500万本以上売れた大ヒットゲームです。FPSとRPGの要素を絶妙に融合させており、その高いゲーム性からあらゆる批評家に大絶賛されました。
独特の描画のタッチは好き嫌いが別れるかもしれませんが、私はアメコミを彷彿させる画面を非常に気に入りました。
ドロップアイテムの楽しみや、どの武器を選択するかの思考は、ディアブロのそれに似ているかもしれません。戦闘自体の難易度も中々高めに設定してあり、歯ごたえのあるプレイが楽しめます。
オフラインでも十分楽しめるように、サブミッションもかなり充実しているので、長く遊ぶ事が出来るゲームです!
FPS好きな人、『ディアブロ III』が好きな人は、間違いなくPS3の中でも上位にランクインするポテンシャルを持ったゲームだと思います。
唯一欠点を上げるならば、フリーズがかなり多い点です。私も数度遭遇した為、その点は大きくマイナスとしました。
ボーダーランズ2 ゲーム・オブ・ザ・イヤー・エディション – PS3
29位 BAYONETTA (ベヨネッタ)
超爽快アクションゲームの名作です。シリーズ化している人気作品なので、一度は耳にした事があるのではないでしょうか。
敵の攻撃を直前で避けると『ウィッチタイム』が発動し、時間の流れが遅くなります。その中で敵を叩きのめすのは、操作していて、非常にカタルシスを感じました。
また雰囲気はシリアスであるのに、急に変なポーズをしたり、無駄にエロを意識した態勢を取るなど、バカゲーとしても良く出来ています。私はプレイ中に何度も笑ってしまいました。
パロディやオマージュも多く、ディレクターの神谷 英樹氏が関わった作品がゲーム中に多く出てくるため、知っている人であれば、くすっと笑えるはずです。
上記のようなネタが好きな人であれば、スタイリッシュで軽快なアクションも相成り、本作品は傑作とも呼べるゲームに仕上がっていると思います。逆にネタ要素を全く受け付けられない人は、本ゲームの購入はおすすめしません。
28位 HEAVY RAIN(ヘビーレイン) 心の軋むとき
人間の本能、本質に問いかける、大人のためのサイコ・サスペンスがPS3に登場。舞台はアメリカ東海岸のとある都市。雨の季節に限って発生する、奇怪な連続誘拐殺人事件が、街に暗い影を落としていた。
対象を拉致後、溺死させ、その手に折り紙を残す奇妙な『折り紙殺人鬼』。その事件の真相を4人のキャラクターを操作し、解明していきます。
仄暗く、暗欝な空気が纏わりつく世界観を、非常に美しいグラフィックスで表現出来ていました。何より、究極の選択を迫られるシーンが何度もあり、私は汗が滴るのを感じながら画面に齧りついてプレイしていました。
キャラクターへ非常に感情移入しやすいゲームになっており、プレイ中の没入感が他のゲームの比ではありません。まるで、サスペンス映画の中に自分自身が迷い込み、その現場を体感している様な気分に浸れることが、本ゲーム最大の魅力です。
既存のゲームとは全く違ったゲーム体験が出来る、素晴らしい作品なので、興味ある方は是非プレイしてみて下さい!
27位 コール オブ デューティ4 モダン・ウォーフェア
FPSの超名作です。大ヒットしているシリーズなので、FPSが好きでない方も一度は聞いた事があると思います。
キャンペーンモードは短いですが非常に良くできていて、私はチェルノブイリの場面はまだ記憶に残っています。ストーリーも素晴らしいです。
グラフィックスはPS3の中でも最高レベルであり、物理演算で描かれた映像は、非常に臨場感があり没入感を高めます。また、本作品の売りである激しい銃撃戦は、実際に戦場を体感しているような気分に浸れるほどリアルです。
26位 rain
雨でなければ、出会えなかった。「心」を揺り動かすアクションアドベンチャー。静かに心を動かずアクションアドベンチャーが、ブルーレイディスクで登場。
雨の中に浮かび上がる、透明な少年と少女。この物語は、非力な少年が少女を助けるお話です。
BGMの月の光の調べは儚く、プレイヤーの心にすっと沁みてきます。ゆっくりと自身の感覚が、この雨の世界に溶け込んでいく様は、他のゲームでは体感する事の出来ない素晴らしい体験でした。
アクションが苦手な人でも簡単にプレイできる作品なので、『ICO』や『風の旅ビト』が好きな方は、是非プレイしてみて下さい。
25位 龍が如く4 伝説を継ぐもの
私は本シリーズのファンです。正直な話、『龍が如く3』か『龍が如く5 』か本作品、どれをランクインさせるか非常に悩みました。私はPS3で発売されているナンバリングタイトルはどれも非常に好きです。
本作品を選んだ理由の内のひとつは、4人の主人公により進行するオムニバス形式の物語に大きな魅力を感じた為です。どのキャラクターも想像以上に濃く立っており、シナリオの引きも秀逸です。
戦闘は旧作とほぼ同様なので、シリーズプレイ済の方はすぐ慣れると思いますが、目新しさが足りなかった点を減点しました。
回想で今までのダイジェストムービーが見られる為、本作品がシリーズ初見でも、ストーリーに取り残されることはありませんが、可能であるならば、是非旧作をクリアしてから本作品をプレイする事をおすすめします!最高の極道物語があなたを待っています!
24位 セインツロウ ザ・サード:フルパッケージ
セインツロウ史上究極の完全版が登場!18種類の追加コンテンツを従え、セインツロウ ザ・サードが完全版になって戻ってきた。全ての武器、車両、コスチュームが手に入り、全てのミッションがプレイ可能。摩天楼が犇めく「スティールポート」の街に、その名を響かせろ!
傑作バカゲーです。オープンワールドゲームの名作、『グランド・セフト・オートIV』とはまた違った魅力があります。
オープンワールドらしく、基本的に何でもOKのゲーム性なので、思いつく限り、思い切りバカな事を全て試せます。疲れた時にだらだら遊んで、信じられない程ストレス発散出来るゲームです。
他のどのゲームより、プレイヤーを楽しませる事に特化した、エンターテインメント性に富んだ名作だと感じました。
バカゲー好きでも、そうでない方も毛嫌いせずに是非プレイしてみて下さい!きっとカオス過ぎてプレイ中大爆笑間違いなしです!友人とのCoopプレイもかなり盛り上がりますよ!
23位 スリーピングドッグス 香港秘密警察
オープンワールドゲームの傑作です。個人的に本作品はオープンワールドの雄、GTAにも比肩するほど良く作りこまれた作品だと思いました。
拳銃やライフルなどの銃撃戦ではなく、喧嘩が中心のアクションですが、かなりの爽快感がある格闘が出来、まるでカンフー映画さながらでした。私はチンピラに喧嘩を売りに行くのにはまるぐらい、面白かったです。
何より、香港の町が細部まで表現してあり、歩くだけで楽しかったです。これこそ、オープンワールドの醍醐味といえるでしょう。
細かい不満点はありましたが、全体的に非常に高い水準で作られている作品です。製作者の熱意を感じられずにはいられません。もし、オープンワールド系が好きで本作品をまだ未プレイの方は、是非触ってみて下さい。
22位 グランド・セフト・オートIV
シリーズの舞台として何度か登場しているリバティーシティが、かつてのものとは違う街へと完全に生まれ変わる。開発陣が注力したのは、規模の拡大ではなく密度の「深化」。
オープンワールドゲームの名作です。
開発陣が謳っている様に、巷に転がる似非オープンワールドゲームにとは比較にならない程、街並みの作り込みが半端ないです。基本的に目に見える部分であれば、ビルの屋上から路地裏まで全て行く事が出来、そのどれもが細部まで緻密に描かれていました。
ミッションはややマンネリ化しているのですが、この広大な箱庭を巡れる為、私は全く飽きずにプレイする事が出来ました。
殺人、暴力、窃盗、何でもありのゲームで、残虐描写もかなり激しいので、苦手な方はおそらく数時間持たずにプレイを止めてしまうと思うので、その点は注意しましょう。
21位 バイオショック インフィニット コンプリートエディション
凄惨な過去と借金を背負い荒れ果てていた男、ブッカー・デュイット。ある男から「少女を連れ戻せば借金を帳消しにする」という依頼を受けた彼は、遥か大空に浮かぶ天空独立都市・コロンビアを訪れる。
DLCが全て同梱された完全版です。名作FPSアクションRPGのバイオショックシリーズ3作目となります。
人種差別、贖罪という非常に重いテーマを丁寧に描いており、シナリオだけでもプレイヤーを強力に惹きつけます。時代背景も繊細な描写がされ、作り手の熱意が伝わってきました。
声優もかなりの熱演で、素晴らしい演技でゲームを盛り上げます。エンディングで『ああ、この傑作ゲームをプレイし終えてしまった。』と深い喪失感を感じたのは久しぶりでした。
FPS好きでなくても深く考えさせられる傑作です。特にエピソード2のラストは1作目に収束する形になっているので、もし、本ゲームを骨の髄まで味わいたい方は、先に『バイオショック』をプレイする事をおすすめします。
バイオショック インフィニット コンプリートエディション – PS3
PS3のおすすめソフト【20位~11位】
20位 アサシン クリード4 ブラック フラッグ
今度の主役は若き海賊! 「アサシン クリード」シリーズのナンバリングタイトル第4弾の舞台は、カリブ海で海賊たちが暴れまわっていた”海賊黄金時代”の末期と言われる1715年からの10年間。
海戦要素を新たに導入した、人気ステルスゲームです。
正直購入前は、本シリーズの海戦要素がどのようなものか想像がつかず、やや躊躇っていましたが、プレイ後はすぐにその悩みが吹き飛ばされました。
また、旧作と比べて非常にやり込み要素も高く、島の探索や、暗殺の他にも海底でのトレジャーハントや海戦など、いくらプレイしてもやりきれない程のコンテンツボリュームです。ただ、本作品は海戦がメインで、アサシン要素が若干足りないと感じた部分はマイナスとしました。
まさしく、オープンワールドで、大航海時代の気分を味わう事が出来る傑作です。是非ご賞味ください!
私は発売当初に購入したのでPS3版ですが、本作品は計6機種によるマルチプラットフォームなので、PS4をお持ちの方はそちらをプレイしてみましょう。
19位 ロスト プラネット 2
全世界で280万本以上のセールスを記録したアクションシューティング『ロスト プラネット』シリーズに、待望の『ロスト プラネット 2』が登場!
前作『ロストプラネット』から10数年後の世界が舞台になっています。
グラフィックは非常に美麗で、戦場の演出も凝っておりゲームを盛り上げます。キャンペーンモードでマルチのCoopプレイが可能な為、ゆるい共闘感や連携性が味わえ、私は気に入りました。また、巨大なボスとの戦闘は迫力満点で、それだけでもプレイ価値があると思えるほどでした。
オフライン2人プレイが可能な為、友達と一緒にプレイすると、楽しさが何倍にも増える作品です。私は大学の友人とよくプレイしていました。オンラインについては発売からかなり経過しているので、日本サーバーでは過疎が進んでいます。人が全くいないという訳ではないですが、大人数の戦闘を期待している方は注意して下さい。
SF好きで、パワードスーツやビームガンに浪漫を感じる人は、是非一度プレイしてみて下さい!
18位 リトルビッグプラネット
傑作横スクロールアクションゲームです。
物理演算を用いたランダム性のあるアクションで、その点が非常に新鮮に感じました。他のプレイヤーが作成し、コミュニティーにアップロードしたステージをプレイできる為、中々飽きがこないです。
マップについては玉石混合ですが、製作者が作成したかと見間違うほど出来の良いステージもあるので、長く楽しめる点も評価しました。愛くるしいリアクション、キャッチーな音楽などで、私は妹と仲良く楽しんでプレイしていました。
家族やカップルなど、複数人でプレイすると本ゲームは更に盛り上がること間違い無しです!
もし、本作品が気に入った方は続編である『リトルビッグプラネット2』、『リトルビッグプラネット3』も合わせてプレイしてみましょう!少し順位が高すぎる気もしますが、誰にでも安心しておすすめできる点を評価しました。
17位 アローン・イン・ザ・ダーク
知名度はかなり低いですが、老舗ホラーアクションアドベンチャーシリーズです。
ややアクションの難易度は高く、敵は銃弾のみでは死なず、火炎で焼き殺す必要があります。また、時限式の火炎瓶を作ったり、スプレーと組み合わせ噴出式の火炎放射器を作れたりと、プレイヤーの創意工夫が試されるシステムになっています。
謎解きの難易度もかなりシビアで、失敗すれば基本的には即死ですが、そのプレイヤーに媚びない製作者の姿勢に私は痺れました。
ゲーム内には常に陰鬱で凄惨な雰囲気が充満しています。物語はプレイヤー考察を委ねる為、説明を深く行わない様式を取っています。
ですが、それゆえに様々な考えを巡らすことが出来、私は更にこのゲームの世界に没入することが出来ました。エンドはかなり欝で、クリア後私はしばらく引きずるほどでしたので、プレイする時は覚悟しましょう。
荒削りな部分も多く、少々この順位は高いと思いますが、私の好きなゲームのうちの一つなので、もっと多くのホラーゲームファンに遊んでもらいたいという希望を込め、この順位としました。
16位 BEYOND : Two Souls
不思議な能力を持った「ジョディ・ホームズ」の人生を描いた、成長の物語。プレイヤーは彼女と、彼女だけがコンタクト出来る霊体「エイデン」の数奇な運命を辿り、その鮮烈な人生を体感することになる。
前作『HEAVY RAIN』と同様に、まるでムービーの中に没入したかの様な体験を味わえるゲームです。どんな選択をしようと物語は先へと進んでいくため、常に緊張感を持ってプレイする事が出来ます。
圧倒的なリアリティあるグラフィックスは前作以上の出来で、特に肌の質感の表現力には脱帽しました。
断片的な時系列で進むシナリオに対して、頭の中に疑問符が浮く方もいるかも知れませんが、私は少しずつ解明していくエイデンの人生に非常に惹かれました。
前作が気に入った方も、本作から初見プレイの方もどちらも楽しめる内容になっています。
15位 サイレントヒル HD エディション
高すぎる順位なのは十分承知の上ですが、一人でも多くの人に本ゲームを遊んでもらいたいと願いを込め、この順位としました。
本作品は名作ホラーゲームである『SILENT HILL 2 最後の詩』と『SILENT HILL 3』を収録した作品です。HD化による鮮明なグラフィックで2作品を楽しむ事が出来ます。
何よりおすすめなのは、『SILENT HILL 2 最後の詩』です。私は本作品で初めてホラーゲームで大粒の涙を流しました。重苦しく、暗欝たる雰囲気が常に立ち込めるゲーム内ですが、そのどこかに悲愴が漂っており、プレイ中は時折ひどく切なくなります。
何より、裏設定や構成が非常に作り込まれており、何故クリーチャーはあのような形をしているのか、サイレントヒルとは一体何なのか、など様々な考察をプレイヤーに与える余地を残している稀有な作品です。
2作目、3作目、どちらも名作ですので、ホラーゲームファンで本作品をプレイしていない人は絶対に購入をおすすめします。きっとあなたも最後の通路の慟哭に、涙してしまうはずです。
14位 End of Eternity (エンド オブ エタニティ)
シミュレーションとアクションを融合した様な戦闘システムが非常に独特で、システムを理解しないと雑魚的にすら苦戦します。しかし戦略を練り、準備を整えれば、遥か格上の的にも勝利する事が出来ます。その自由度の高い戦略性に私は強く魅了されました。JRPGでここまで戦闘が面白いと思えた作品は珍しいです。
また各キャラクターには非常に味があり、下ネタ等も含んだポップな会話は見ていて非常に楽しめました。しかし、ストーリー自体はやや釈然としない点があったので、そこはマイナスとしました。
取っ付き難い印象のゲームですが、しばらく我慢して慣れさえすれば、きっとあなたのお気に入りの一作になること間違いない作品です。
※PS Storeからのダウンロードは、PS4のHD Editionのみ対応しています。
13位 The Elder ScrollsIV:オブリビオン
オープンワールドアクションRPGの超有名シリーズ4作目となる作品です。
広大で美しい大地、惨憺たる大量の洞窟や、製作者の狂気すら感じる膨大なクエストとテキストの数は、やはり他オープンワールドゲームと比較しても抜きん出ています。
プレイヤーを縛るものは何もありません。冒険者として思うように生きる自由がこのゲームには保障されていて、それが一番の魅力と言えるでしょう。このゲーム性が好きな人がプレイしたら、しばらく現実の世界に戻って来れないほど、熱中してしまうと思います。
オープンワールドゲームにバグは付き物ですが、私もプレイ中何度か経験した為、その点は減点しました。オープンワールド初見の方は、自身の耐性を見る為にも、是非プレイしてみる事をおすすめします!
12位 ワンダと巨像
既にPS2でプレイ済の作品ですが、PS3にてもう一度あの世界を体感したかった為購入しました。HDリマスターは非常に丁寧に行われており、グラフィックはより鮮明になっており、シリーズ独特の光と影の表現も健在で、満足出来る仕上がりでした。
本作品の訴求点は徹底された世界観と、巨像の迫力にあると思います。特に巨像の大きさは初プレイ時は絶望すら感じたほどです。
魂を失った少女の為に、信じられないほど巨大な巨像に、ボロボロになりながらも、ただひたすら立ち向かう少年に、私は強く心を打たれました。そして何度プレイしても『最後の一撃は、切ない』です。
また画面上には必要最低限のステータスしか表示されない為、ゲームへの没入感が高まります。
素晴らしい映画や小説と同じように、この作品は私にとって人生の宝物と言えます。きっとプレイしたら、あなたの宝物にもなるはずです。
11位 ラチェット&クランク1・2・3 銀河★最強ゴージャスパック
名作アクションゲーム、ラチェット&クランクの3作品を纏めたコレクションゲームです。
私は本シリーズは大体プレイしているのですが、やはり何度遊んでも面白い作品です。アクションや操作性も高い水準で纏まっており、何より、濃いキャラクターが生み出すストーリー展開も見ていて楽しいです。
少々高い順位にし過ぎてしまったかも知れませんが、『誰でも楽しめる、幅の広い受け口』、『3作品含まれているお得感』を考慮してこの順位としました。
シリーズ未プレイの方は是非プレイしてみましょう!アクションが苦手な人でもきっと楽しみながらプレイ出来るはずです!
PS3のおすすめソフト【10位~1位】
10位 アンチャーテッド 黄金刀と消えた船団
超人気アクションアドベンチャーシリーズの2作目です。
本当に安定した面白さがあり、どの年齢層の人にでも間違いなくおすすめ出来るほど、エンターテインメント性に溢れた仕上がりになっています。
映画のように進む展開は本作でも健在で、プレイヤーはハラハラ、ドキドキしながら続きが気になり、ゲームの止め時を掴めません。
背後から敵を襲ったり、遠くから銃撃したりなど、戦闘は中々幅広くプレイできるように設計されており、色々なプレイスタイルを楽しむ事が出来ます。
インディージョーンズやハムナプトラが好きな人であれば、間違いなく本作品はハマるはずです。未プレイの方は是非一度触ってみて下さい!
9位 ゴッド・オブ・ウォー III
シリーズ全世界出荷実績800万本以上を誇る最高峰のACT『ゴッド・オブ・ウォー』。3部作の完結編にあたる本作では、伝説のスパルタ兵士・クレイトスが己を裏切った神々に復讐を果たすべく最後の戦いに挑む。
旧作2作品をプレイ済で本作品を購入しました。私は、予約してゲームを購入する事は本当に少ないのですが、本作品は発売前から非常に期待しており、わざわざ予約して買いました。
グラフィックはPS3最高峰とも呼べるほど美しく、緻密に描かれています。ムービーがそのままプレイ画面になっているかのような美麗さに私は息を飲みました。
本シリーズの売りである爽快なアクションにも更に磨きがかかり、血液表現などの残虐な描写も規制があまり入っておらず、思う存分楽しめます。
神話をモチーフにした物語なので、信じられない程巨大な敵との戦闘などがあり、敵の身体に張りつきながらの戦いには手に汗握りました。
あらゆる点で製作スタッフの妥協を許さない姿勢が感じられ、ゲーム中に拍手を送りたくなるほどの傑作ACTでした。きっとあなたも桁外れの興奮と感動が味わえるはずです!
本来ならもっと高めの順位でもよかったのですが、ストーリーが前作からの続編になっているので、新規プレイヤーにはハードルがやや高めな点をマイナスとしました。シナリオを完全に理解したい方は『GOWコレクション』のプレイしてから本作品に取り組みましょう。
8位 Fallout 3
圧倒的自由度を誇る、新感覚RPG。メインストーリーは用意されているものの、クエストに正しいルートはなく、プレイヤーは善人としても悪人としても、ゲームの世界で自分の人生を描いていくことができる。
PS3を持っている方で、もし本作を未プレイの方は是非プレイして貰いたいと強く願う作品です。
核戦争後の世界で、荒れ果てた暗然たる荒野の中、希望を持ち続け生活を続ける人、心が荒み切ってしまった人など、様々な人物が登場します。その描写は非常にリアリティがあり、世界観や登場キャラクターは本当に丁寧に作り込まれていると感心しました。
どこまでも緻密に生成されたフィールドに一歩足を踏み入れれば、きっとあなたは現実の世界に戻る事が難しいほど、この世界に頭まで浸かる事になると思います。
ゲームに馴染むまでにやや苦労しますが、自身の根城を持った後は飛躍的に楽しくなります!
7位 DARK SOULS
フロムソフトウェアが手がける、ソウルシリーズの2作目の作品です。
前作より複雑化したマップは覚える事が大変でしたが、探索する喜びが増加しました。難易度は非常に高く、慣れない内は幾度となく死んでしまうと思いますが、理不尽と感じることは少なかったです。
多くを語らない世界観やシナリオは相変わらずですが、ゲーム内には多くの断片が残っており、NPCとの会話や、アイテムの説明などからプレイヤーがそれを補完できます。この作業を面白いと思えるかどうかで、本作品のシナリオの評価は180度変わってくるでしょう。
6位 キャサリン
ストーリーは非常に魅力的で、男女の駆け引きはそれをリアルに感じるほど、見ているだけで飽きないものでした。
先の気になる展開に、私はゲームを止めることが出来ず、ほぼ不眠不休で挑みました。パズルゲームの難易度はかなり高めなのですが、私は歯ごたえのある謎解きが好きなので、非常に楽しめました。
頭で考えるゲームが苦手という方には本作品はかなりストレスの溜まるものになっていますが、イージーの難易度も用意されているので、そちらでプレイしてみましょう。(正直、イージーでも中々難しいですが・・・。)
流石、ペルソナチームが製作したと思える作品です。ホラーが好きな方、パズルゲーが好きな方、どちらも絶対に楽しめると太鼓判を押せる作品に仕上がっています。
5位 大神 絶景版
独特の色使いが素晴らしい、アクションRPGの大作です。
和風なグラフィックスが美しく、日本画的な美麗さや華やかさがあります。キャラクターは情に溢れており、ストーリーは笑って泣ける、万人が間違いなく面白いと思える物語となっています。本作品のシナリオライターに畏敬の念を払わずにはいられません。
日本神話や昔話をベースにした物語は、まさしく日本人の為のゲームと言えるでしょう。私はラストは感動し、涙が毀れ、ゲームをプレイするどころではありませんでした。
きっとプレイ後はあなたも天照が大好きになっているはずです。食わず嫌いしている方も一度プレイすれば、世界が広がるはずです。是非お試しあれ。
4位 ニーア レプリカント
ストーリーと、世界観がたまらなく素晴らしいダークファンタジーアクションRPGの名作です。
得る代償として、何を失うのか、そんな究極とも言える選択を迫られます。終盤は言葉にならないような、切なく、哀しい物語に強く心を惹きつけられました。ハッピーエンドではないからこそ、プレイヤーの心を強く傷つけその傷跡に物語を深く塗り込むような演出は圧巻でした。
音楽も世界観に合っており素晴らしく、私はサントラを購入するほど気に入りました。プレイヤーに考察を委ねる物語でもあるので、展開が唐突に感じてしまう方は、是非ネット上にある考察を熟読することをおすすめします。
クリア後も、1週目には語られなかった話が追加され、非常に満足のいくシナリオになっていました。アクション自体は及第点の出来なので、それは次作品に期待といったところでしょうか。続編『ニーア オートマタ』もPS4で発売されている為、興味のある方は是非見てみてください。
3位 428 封鎖された渋谷で
前作『街』をプレイしたのは何年前になるでしょうか。プレイ後『ああ、これ以上、面白いサウンドノベルをプレイ出来る事はもう無いんだろうな。』と大きな喪失感を感じたことを今でも覚えています。
8人の個性豊かな主人公が絶妙かつ複雑に絡み合う様に、全てのことを投げ打って、寝る事さえ忘れてプレイしました。PSゲームの中でも一番と言っても過言ではないほど好きな作品です。
そんな中続編として出された本作。正直初めは『街』の思い出を壊されてしまうのではないかと不安でしたが、プレイ後はそんな事を思っていた自分を恥じました。
バラバラな物語が絡み合う前作に比べ、本作品は5人の主人公毎の視点で一つの誘拐事件を追っていきます。その為、ラストに伏線が収束する様は凄まじいです。
ゲームはプレイヤーが参加するものなので、他メディアより圧倒的に一体感が得やすく、私は傑作と言われるサスペンス小説以上のカタルシスが得られました。脳汁と感動が止め処なく溢れ出して、止まらない錯覚を覚えたほどです。
PS3の名作ゲームを探していて、まだ本ゲームを未プレイの方は人生を損していると言っても過言ではないほど良く出来た傑作です。
実写サウンドノベルで敬遠してしまっている人も、プレイをすれば間違いなくそんな事は気にならなくなります!物語は独立していますので、『街』をプレイしていなくても十分に楽しめるはずです!是非ご賞味あれ!
もしPS3を持っていないという方も本作品はアプリとしてリリースされているので、是非遊んでみて下さい!
また、PS Storeでは、PS4のダウンロード版のみ販売されていますが、体験版も合わせてプレイできるため、興味がある方は、まずはそちらで試してみて下さい!
2位 ICO
唯一無二の素晴らしい世界観を持った、傑作アクションアドベンチャーです。
PS2で発売済のHDリマスター版の作品なので、正直順位には迷いましたが、この感動を一人でも多くの人に知ってもらいたいという願望を込めこの順位にしました。
謎解きについても、絶妙な難易度で構成されており、私は終始楽しみながらプレイすることが出来ました。少女と共に城から脱出するという極めてシンプルなプロットですが、深遠で、優しく包み込むように静謐な世界観が本当に素晴らしいです。
また私はゲームを進めるほどに、キャラクターの所作の一つ一つが愛おしくなっていきました。ヨルダは本当に美しく、優しく、そしてか弱いです。だからこそ、ゲームが進行するほどに、必ず守り抜くという気持ちが不思議と強くなります。
本ゲームはこのように感情移入しやすい人ほど、より没入感を得ることが出来る作品だと思います。ゲームに達成感や爽快感のみを求めている人は、おそらく本ゲームは受け付けないと思いますが、そうでない方は是非一度プレイしてみて下さい!
きっとラストは私と同様に涙腺が崩壊してしまうはずです。
1位 デモンズソウル
第1位は本当に悩みました。結論が出ずに、ずっと空白のままにしていましたが、やはり自分の気持ちに素直になった方が良いだろうと思い、この作品を選出しました。
フロムソフトウェア作の超人気シリーズの記念すべき第1作になります。
思うに私は名作ゲームというのは、プレイヤーの心を深く打ち、いつまでもその思い出が胸の奥に残るゲームだと考えています。
懐古厨と言われようが、私の心の奥深くには、この『デモンズソウル』がしっかりと残っています。
ボスを倒して、ようやくソウル体から戻ったにも関わらず、すぐに侵入され虐殺されたことも、『白くべたつくなにか』を大量に回りに書かれたNPCを見て笑った事も、幻影を真似て飛び降り自殺をしてみたことも、フリューテッドシリーズの防具の美しさに感動したことも、他プレイヤーとゆるく繋がりながら織り成す物語は、全て本当に素晴らしい思い出でした。
陰鬱な世界観や、多くは語られない考察の余地を残した物語も、私にとっては、その全てが愛おしく、そして製作者の深い愛情を感じる事が出来ました。
ゲームの根源的楽しさである、探索や発見や戦闘を、最高の濃度に抽出し結晶化したものが本作品なのです。もしまだ未プレイの方は、是非ご賞味あれ。
PS3と同レベルなほど美麗グラフィックのおすすめアプリ
リネージュ2 レボリューション
ネットマーブルが提供する、MMORPGの有名タイトルのスマホ作品になります。PS3顔負けの美しいグラフィックで、大規模なオンラインRPGをスマホで手軽に楽しめる点が、大きな魅力です。
広大なアデン大陸を舞台として、様々な種族が交わる物語が展開されます。何より100人以上のキャラクターで争う対人戦は圧巻で、他のアプリには無い要素です。
現在、非常に盛り上がっており、MMORPGで最も重要な要素の一つであるプレイ人数も多い為、興味のある方は、是非以下からダウンロードしてみましょう!
HIT
アンリアルエンジンにて描き出される、綿密で非常に美麗なグラフィックが特徴のスタイリッシュアクションRPGです。
攻撃は単純なタップのみではなく、タイミングよくボタンを押すことで発動するカウンターや、コンボなど、操作感の良い派手なアクションを楽しむことが出来ます。
育成要素も多く用意されているため、私は隙間時間にソロプレイを楽しんでいます。PvPも搭載されていますが、しっかり勝つためにはある程度課金が必要なので、その点は注意しましょう。
しかし、ソロプレイでも十分に満足できるほど作りこまれている、ハイクオリティなRPGです。PS3にも負けないそのグラフィックをぜひ一度体感してみて下さい。
まとめ
ここまで読んで頂き本当にありがとうございました。
ゲームのレビューを書くのが、ここまではまるとは知らず、最近はずっとこの事ばかり考えていました。
それぞれの作品にコメントを書くのは、まるでそのゲームを再体験しているような気分に浸れて、大変苦労しましたが、同時に非常に面白い作業でした。こういうゲームの楽しみ方もあるんだな、とちょっと世界が広がった気がします。
ただ、私が大学生の時に延々とPS3をやり込んだ青春も同時にちょっと蘇ってきて、なんだか少しほろ苦くなりました。
私は基本的によほどはまったゲーム以外は、やりこみしません。大体メインストーリーをクリアしたら殆どのソフトは中古屋に売ってしまいます。
よって、今回のゲームランキングは少し偏ったものになっているかも知れませんが、少なくとも上位にランクインしている作品は、そんな私でも太鼓判を押しておすすめ出来るものばかりです。
私は全ハードを通して、今までで一番感動したゲームは『クロノトリガー』です。私が初めてクリアした長編RPGでもあります。
まさしく夢の様なスタッフによって作られた最高の傑作は、いつも幼い私にワクワク感と冒険している気分をくれました。
思えば、私はあの時の感動をもう一度得たくて、大人になってもまるで病気のようにゲームをプレイし続けているのかも知れません。
上位にランクインしている作品は、ベクトルは全く異なりますが、大きさはクロノトリガーのそれと同じ、『何か大切なもの』を私にくれた素晴らしい作品ばかりです。クロノトリガーは希望や勇気を、デモンズソウルはそれと同じ大きさの絶望や達成感を私に与えてくれました。
この記事でちょっとでも興味を持った作品があったならば、これ以上嬉しい事はないです!
おすすめ記事は流石に書き飽きたので、次回の更新は、またネタ記事更新になると思います!
ニンテンドースイッチの記事も書きたい気がしますが・・・!
あなたの素晴らしいゲームライフを祈って。
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ウマキ