はい、ウマキです!
今回はPS Vitaの名作おすすめソフトを紹介します!
ソニーより2011年に発売されたゲーム機となり、その携帯機とは思えないほどの美麗なグラフィックが売りの機体です。
【2018/10/26 大幅修正・1作品追加】
現状では、携帯機と据え置き機の両面の性能を兼ね備えた、ニンテンドースイッチが登場した為、やや影が薄くなってしまいましたが、それでもまだまだ現役と言える機能を保持しています。
PS4よりはやり込み本数は少ないですが、私が今までプレイしたPS Vitaをコメントを付け紹介するので、もし面白いソフトを探している方は、是非参考にしてみて下さい!
長文エントリーなので、以下のジャンル別のリンクからページ途中にスキップする事が出来ます。
目次
PSVitaでおすすめのアクションアドベンチャー3選!
①:SOUL SACRIFICE DELTA ソウル・サクリファイス デルタ
発売日 | 発売元 | ジャンル | CERO |
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2014年3月6日 | SCE | アクションアドベンチャー | D |
PS Vitaの一押し作品です。狩りゲーを彷彿させますが、メインストーリーも練り込まれており、純度の高い、非常に洗練されたダークファンタジーを体験出来ます。
やり込み要素も多く、操作も快適な為、プレイしていて純粋に楽しいです。細かい部分の作り込みも素晴らしく、設定の深さに、製作者の愛と狂気を感じる程でした。
残酷で、凄惨で、そして救済の無い世界、しかしそれだからこそ、儚く絢爛と輝く深遠な物語があなたを待っています。間違いなく、PS Vitaの作品群の中でも圧倒的な完成度を誇る作品です。
PS Vitaを所持していて未プレイの方は、他のどのソフトより優先して購入する事を、強く推奨します!
『ここからは、オマエの物語だ。』
SOUL SACRIFICE DELTA ソウル・サクリファイス デルタ
②:ウォーキング・デッド シーズン 2
発売日 | 発売元 | ジャンル | CERO |
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2016年6月30日 | スクウェア・エニックス | アドベンチャー | Z |
生と死の狭間に喘ぐ、極限状態の人間の心理を巧みに表現した、傑作ホラーアドベンチャーです。
1作目に当たる『ウォーキング・デッド』はプレイ済みです。前作で登場した、11歳の少女クレメンタインの視点で物語は進みます。
前作同様、ストーリーが素晴らしく、極限状態で様々な選択肢が登場し、プレイヤーの真意を問われる場面が頻出します。葛藤し、悩みながらゲームを続けて行くと、他ゲームでは味わえない様な、深い没入感を得る事が出来ました。
Z指定である為、胸を押し潰される様な残酷な描写や、ゴア表現が随所に出てきますので、耐性の無い方は、購入を控えた方がよいでしょう。しかし、それらが問題無い場合は、本作品の醍醐味である、極上のサバイバルホラーを脳が蕩けるほど楽しむ事が出来ます。
ストーリーを楽しむ為には、前作『ウォーキング・デッド』のプレイがほぼ必須になるので、本シリーズ未プレイの方は、まずは前作からチャレンジしましょう。
③:ダンガンロンパ1・2 Reload
発売日 | 発売元 | ジャンル | CERO |
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2013年10月10日 | スパイク・チュンソフト | ハイスピード推理アクション | D |
PSPソフト「ダンガンロンパ」と「スーパーダンガンロンパ2 」がひとつになってPS Vitaに登場!予測不能なストーリーと、強烈な個性のキャラクターで多くのユーザーを虜にしたハイスピート推理アクションゲーム!
PSPで発売済のリメイク版です。私は前作未プレイで、本作品が初のシリーズプレイとなります。
登場するキャラクターが非常に濃く、人によっては嫌悪感を示してしまうかも知れませんが、私は十分許容範囲内でした。大量に張り巡らされた伏線を含むストーリーは、プレイヤーを強くゲームへ引き込み離しません。
また、声優陣の演技も熱が入っており、それもゲームへの没入感を深める事に繋がりました。
よく逆転裁判と比較される本作品ですが、推理にはアクション要素もあり、差別化は出来ていると思いました。かなり独特のゲームシステムなので、一度気になる方は動画等で確認してから購入してみましょう。
PSVitaでおすすめのアクションゲーム5選!
①:ロゼと黄昏の古城
発売日 | 発売元 | ジャンル | CERO |
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2016年4月26日 | 日本一ソフトウェア | 探索アクション | C |
暗く、陰鬱で、しかし独特な美しい世界観を持つ謎解きアクションゲームです。『時間(いろ)』の無い古城を、少女と巨人が協力して脱出します。
基本的にナレーションやセリフは存在しておらず、キャラクターはジェスチャーのみを行います。本や手紙などから断片的に語られる要素から、プレイヤーが様々な事を想像出来る仕組みになっており、世界を考察出来る点が楽しかったです。
ボリュームがやや少ない点が気になりましたが、新品価格も安価な為、値段相応と言ったところでしょう。
ゲーム画像が気になった方は、是非チェックしてみて下さい。キュートでダークなファンタジーの世界があなたを待っています。
②:Sly Cooper: Thieves in Time
発売日 | 発売元 | ジャンル | ESRB |
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2013年2月5日 | SCEA | 怪盗アクション | E10+ |
オープンワールドアクションゲームの傑作です。
アメコミタッチのクールな描画と個性豊かなキャラクター達がゲームを盛り上げてくれます。
マスク収集やお宝収集などのやり込み要素も多く、何より、キャラクターを動かし街を歩き回るだけでも楽しいです。ステージの至る所にギミックがあり、作り込みの深さに製作者の深い愛情を感じました。
難点は、北米版のみ販売の為、英語表記なところです。私は仕事で英語を使っている為、ある程度読解出来ますが、英語が苦手な方であれば、ストーリーはあまり理解出来ないかも知れません。
しかし、それを差し置いても、システム、アクション、グラフィックスなど、全ての面でPS vitaのアクションゲームの中でも、トップクラスの面白さです!素晴らしい、怪盗アクションをあなたに!
③:Dokuro
発売日 | 発売元 | ジャンル | CERO |
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2012年7月5日 | ガンホー | アクションパズル | A |
魔王にさらわれて、魔王城に閉じ込められてしまった姫。魔界の下っ端「ドクロ」は、姫の監視係を命じられたが、泣きじゃくる姫を見ているうちに、彼女を助けてあげたいと思うように・・・。
スマホゲームの巨人、ガンホーが送るアクションゲームです。あまり有名ではない作品ですが、隠れた名作と言うに相応しい出来になっています。
パズル型の横アクションゲームですが、ギミックがどれも凝っており、謎解きの難易度も良いバランスでした。
何より、絵本のような世界観に惹かれ、プレイを進めるほど王女とドクロに愛着が湧きます。
140を超えるステージが用意されており、やり応えも十分です。通常のソフトより安価で発売されているので、気になった方は是非チェックしてみて下さい。
優しく、ダークで、でもどこか温かい世界が、きっとあなたを待っています。
④:UPPERS アッパーズ
発売日 | 発売元 | ジャンル | CERO |
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2016年7月14日 | マーベラス | フルボッコ系モテモテアクション | D |
ルールはシンプル、強い奴が全てを手に入れる。 暴力至上主義の楽園を舞台に、 12人の男達の拳と意地がぶつかりあうフルボッコ系モテモテアクション。
中古屋で見つけ、安価だった為、なんとなく購入した本作品。隠れた良作と言えるアクションゲームに仕上がっていました。
派手なエフェクトで、一撃に重みがあり、爽快な喧嘩アクションを楽しむ事が出来ます。ストレス発散には持ってこいのゲームです。
ミッションクリア型のゲームなので、空いた時間に適度に楽しめる点も、携帯機の気軽さと相成り、プラスに評価しました。
おバカなノリに嫌悪感を示す人には絶対に向いていないゲームですが、バカゲーが嫌いでない方なら、是非チェックして貰いたい作品です。私は今でもたまにプレイするほど、気に入っている大事な1作です。
⑤:忍道2 散華
発売日 | 発売元 | ジャンル | CERO |
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2011年12月17日 | スパイク | 忍者ステルスアクション | D |
ステルスアクションの佳作です。
箱庭形式のステージで、ミッション形式で物語は進行します。 華麗なステルスのみではなく、敵を殲滅させることも出来る為、幅広いプレイスタイルに対応しています。 私は敵にばれない様に近づき、暗殺するスタイルが、プレイしていて非常に楽しかったです。
鎖を投げる、ぶら下がるなどアクションの種類が多い為、操作に関してはやや難しい部類に入りますが、慣れれば、自由にキャラクターを動かせるようになります。 もし何かPS Vitaでステルスアクションをプレイしたい方は、購入して損の無い作品と言えるでしょう。
また世界観についても、本ジャンルで和風のものは極端に少ない為、その点からもおすすめ出来ます。 個人的にはプレイしていて、製作者の遊び心を感じられる点が良かったです。作品に注がれている愛の深さを感じる事が出来ました。
PSVitaでおすすめのRPG11選!
①:不思議のダンジョン 風来のシレン5 plus フォーチュンタワーと運命のダイス
発売日 | 発売元 | ジャンル | CERO |
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2015年6月4日 | スパイク・チュンソフト | ダンジョン探索型RPG | B |
ニンテンドーDSにて発売された、「不思議のダンジョン 風来のシレン5 フォーチュンタワーと運命のダイス」のPS Vita移植版になります!
ローグライクゲームの草分け的な存在として有名なシリーズですが、本作品はその中でも昼と夜の概念を取り入れるなど、シレン4に引き続き、新しい試みをしています。
一瞬のミスが命取りになる難易度は健在で、他のゲームと比較しても、非常にスリリングなプレイを楽しめる点が大きな魅力です!
ローグライクゲームを未プレイの方にとっては、ややハードルが高く感じてしまうかも知れませんが、グラフィックではなく、ゲームデザインに惚れてプレイするゲーマーの方にぜひ触れてほしい一品になります。
不思議のダンジョン 風来のシレン5 plus フォーチュンタワーと運命のダイス – PSVita
②:ペルソナ4 ザ・ゴールデン
発売日 | 発売元 | ジャンル | CERO |
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2012年6月14日 | アトラス | RPG | C |
両親の海外出張で日本に残された主人公は、1年間だけ母方の叔父の家に居候することになった。彼が転入した高校では、「マヨナカテレビ」というの怪談の噂が流れていた・・・。
PS2版の完全版リメイク作品です。新キャラクター、新コミュニティや新イベントなど様々な要素が追加され、PS2版プレイ済の方でも、十分楽しめる内容になっています。
魅力的なキャラクターが多く登場し、掘り下げも深く、プレイを進めるほど、より愛着が湧いていきます。
ストーリー、音楽、世界観などゲームを構成する要素全てが高い水準で構築されており、ロードやセーブも非常に素早く、操作周りもかなり快適になっています。
PS Vita発売のRPGの中でも、一番売れているという謳い文句が納得出来る仕上がりです。 ポップな現代風の雰囲気が気に入らず、本シリーズを敬遠している人は、是非一度プレイしてみて下さい。きっと、考えが変わるはずです!
③:Caligula カリギュラ
発売日 | 発売元 | ジャンル | CERO |
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2016年6月23日 | フリュー | RPG | C |
私の好きなペルソナシリーズの里見氏がシナリオ担当という点に惹かれ、購入しました。
シナリオに関しては、やや陰鬱で毒があり、ペルソナシリーズよりも、かなり灰汁が強い作品に仕上がっています。その為、人に依っては受け付けられない方もいるとは思いますが、ソーシャルネットワークに依存する人々の描写が、現代に生きる私達に、強く鋭いメッセージを投げつけていると感じました。
強敵と強制戦闘に入り、不当にゲームオーバーになるなど、やや理不尽さを感じる点もあり、粗の多い作品です。しかし、戦闘システムは面白く、作中に登場する500人に及ぶNPCキャラクターとのクエストなど、やり込み要素は十分でした。
新規IPとしては、様々な要素を取り入れた意欲作であり、多少の改良点はあるものの、総じてRPG好きであれば、外せない1作だと思います。
JRPGの新しい可能性を垣間見たい方は、是非プレイしてみて下さい!
④:デモンゲイズ2
発売日 | 発売元 | ジャンル | CERO |
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2016年09月29日 | 角川ゲームス | ダンジョンRPG | C |
ダンジョンRPGの佳作です。
前作『デモンゲイズ』を未プレイですが、本作からでも十分楽しむ事が出来ました。
システム、UI共に理解しやすく、ダンジョンRPG初心者の方でも敷居の低い作品だと感じました。しかし、難易度選択も可能な為、往年のダンジョンRPGプレイヤーで、無慈悲で絶望的な難易度を味わいたい方にも対応しています。
他、PS Vitaで発売されているダンジョンRPGは『新釈・剣の街の異邦人 ~黒の宮殿~』があります。
萌え系の可愛らしいグラフィックスが好きな方は本作品を、ダンジョンRPGらしい、絢爛なゴシック調の雰囲気が好きな方は『新釈・剣の街の異邦人 ~黒の宮殿~』をプレイする事を推奨します。
⑤:サガ スカーレット グレイス
発売日 | 発売元 | ジャンル | CERO |
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2016年12月15日 | スクウェア・エニックス | RPG | B |
スクウェア・エニックスが贈る名作RPGシリーズです。
私は子どもの頃『ロマンシング サ・ガ3』を狂ったようにプレイしていました。他シリーズ作品も全てでは無いですが、プレイ済みです。
サガシリーズは実験的な作品も多く、始めは購入を躊躇していましたが、発売後の評判を聞き、購入に踏み切りました。
本シリーズ独自のフリーシナリオは健在で、イベント量は過去最高とも言えるほど膨大に用意されています。選択によりシナリオ分岐が発生する点も健在で、私はプレイしていて、この自由度こそ、初期のサガ製作スタッフが思い描いた、ある種の到達点ではないかと感じました。
イベントの演出面はかなり簡素で、ワールドマップしか存在しない点は、旅をしている実感をやや得づらく、マイナスに感じました。しかし、それを補って余りあるほど、戦闘システムはよく出来ており、過去最高レベルと言っても過言ではありませんでした。
RPG本来の面白さである、プレイヤー自身が物語の中に入り込み、想像や空想を巡らせ、より物語と強く繋がる事に重きを置いたゲームとなっています。
プレイヤーに想像に委ねる部分も多い為、受動的なプレイヤーの方はプレイ中、疑問符が浮かんでしまう事が多々あると思いますので、その点は注意して下さい。
重厚で美しく、自由なファンタジーの世界があなたを待っています。
⑥:英雄伝説 零の軌跡 evolution
発売日 | 発売元 | ジャンル | CERO |
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2012年10月18日 | 角川ゲームス(開発元:日本ファルコム) | RPG | B |
日本ファルコムが贈る、王道RPGシリーズになります。
PSPで発売された『英雄伝説 零の軌跡』のリメイク作品となり、私は本シリーズは『英雄伝説 空の軌跡』をプレイ済です。
発売後、ブリーズやバグなどで問題になったソフトですが、パッチ導入により改善されたとの報告を聞き、購入に至りました。
軌跡シリーズらしく、丁寧に進行するストーリーで、サブクエスト等のやり込み要素もかなり豊富です。他にも料理や猫の世話などのミニゲーム的要素もあり、ボリュームがかなり多めになっています。
戦闘がやや冗長にも関わらず、早送りやスキップ機能が無い点が、ややマイナスでしたが、それ以外にシステム面に関して特に不満点はありませんでした。
シリーズ未プレイ者でも、十分に楽しむ事が出来る作品です。ストーリー重視の王道RPGがプレイしたい方は、是非チェックしてみましょう!
⑦:ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団
発売日 | 発売元 | ジャンル | CERO |
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2016年6月23日 | 日本一ソフトウェア | RPG | C |
日本一ソフトウェアが提供する、ダンジョンRPGの快作です。
戦闘システムが独特で、『カヴン』と呼ばれる小隊を組み実行します。プレイヤーは統率者として、その小隊を管理、使役し戦闘を楽しむスタイルです。
最大40人編成が可能な為、カスタマイズ性が非常に高く、戦略を練る事を、心行くまで楽しむ事が出来ます。
ゲームパッケージからは想像出来ないほど、ストーリーは残酷で胸が痛くなる描写が多々あります。耐性の無い方は注意が必要ですが、深くメッセージ性の強い物語に私は大きく感動しました。
万人におすすめ出来るゲームではありませんが、刺さる人には、胸を貫くほど深く、琴線を鳴らすゲームです。
⑧:ケイオスリングスIII プリクエル・トリロジー
発売日 | 発売元 | ジャンル | CERO |
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2015年5月7日 | スクウェア・エニックス | RPG | C |
全世界で120万本を売り上げた「スマホ最強RPG」が満を持してPS VITAに登場。シリーズ最新作『ケイオスリングスⅢ』に加え、前日譚となる三部作が同梱されたPS VITAだけの完全版。
『ケイオスリング1』と『ケイオスリングΩ』は話が繋がっていますが、他タイトルはそれぞれ独立している為、基本的にプレイヤー好きなナンバーからゲームを始める事が出来ます。
私は本作品については『ケイオスリング3』のみをクリア済ですが、その1作だけでも十分プレイ価値がありました。物語は王道ですが、古き良き時代を彷彿とさせるストーリーであり、特に中盤以降は熱い展開が続きます。
戦闘システムについては、オーソドックスなターン性で、往年のプレイヤーであればすぐに慣れると思います。悪く言えば新鮮味はありませんでしたが、エフェクトの見栄えが良く、戦闘自体に飽きることはありませんでした。
王道ターン制RPGが好きな方であれば、まず満足出来る作品です。中古価格もかなり下がっているので、気になる方はチェックしてみましょう!
⑨:新釈・剣の街の異邦人 黒の宮殿
発売日 | 発売元 | ジャンル | CERO |
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2016年07月21日 | エクスペリエンス | ダンジョンRPG | C |
旅客機を襲った消失事件により、光る蝶の舞う極夜の街エスカリオへと転生させられる。異世界で生き残る為、未知なる力を秘めた「神の代行者」たちとの出会いを通じ、選ばれし者としての戦いが今始まる。
無印版である『剣の街の異邦人 黒の宮殿』は未プレイですが、硬派なゲーム性と古き良き時代のダンジョンRPGという謳い文句に惹かれてプレイしました。
往年の傑作ダンジョンRPGを彷彿させる仕上がりになっており、歯ごたえのある難易度も相成り、私は大変楽しんでプレイする事が出来ました。
少しずつ味方を強化し、ダンジョンを慎重に踏破していく感覚は、正しくダンジョンRPGの醍醐味とも言える点です。ダークな世界観とも重なり、骨太なRPGに仕上がっていました。
現在主流のライトなゲームに慣れている方にとっては、やや敷居が高いかもしれませんが、その壁さえ乗り越えれば、きっとあなたもダンジョンRPGの虜になること間違いなしです!
クリア後には大量に高難易度の追加ダンジョンも用意されているので、やり込み要素が気になる方も、間違いなく満足できる仕上がりになっています。
⑩:勇者死す。
発売日 | 発売元 | ジャンル | CERO |
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2016年2月25日 | 日本一ソフトウェア | RPG | C |
プレイヤーは魔王を倒した勇者として、自分の救った世界を見て周る。本当に世界に平和は訪れたのか?その一つの答えを提示する。
私が敬愛するゲームデザイナー桝田省治氏が送る、終わりから始まるRPGです。本作品は元々携帯アプリのゲームですが、PS Vita版にリメイクされ、発売されました。
彼の作品らしく、異彩を放つゲームシステムですが、どちらかというと、本作品はRPGというよりは、フラグを立てていく、アドベンチャーゲームに近い感覚でした。
5日間という限られた時間の中、イベントの把握と、効率よく回る為のスケジューリングを求められますが、プレイに慣れ2、3周クリアすると、ほぼ全てのイベントを達成しても時間が余るようになります。
システムが斬新な分、そのゲームバランスはやや惜しいと思いましたが、本作品は何よりストーリーが秀逸です。周回を重ねる毎に、徐々に明らかになるキャラクターの背景は、プレイヤーをゲームへ惹きつけます。
真エンドは、熱い展開があり、何か胸にくるものがありました。全ての人におすすめ出来る作品ではありませんが、一風変わったゲームをプレイしたい方は、是非一度お試し下さい!
⑪:俺の屍を越えてゆけ2
発売日 | 発売元 | ジャンル | CERO |
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2014年7月17日 | SCE | RPG | C |
上記作品同様、桝田省治氏監修のRPGです。前作『俺の屍を越えてゆけ』は今尚根強いファンが多数存在するほど、愛されている作品です。私も前作については、PSでプレイし、その独自のゲーム性に魅了されました。
本作品は、正直今回選出するかどうかについて、一番悩んだ作品です。本シリーズの売りは、自分だけの一族を作る事にあります。その為、本作品で夜鳥子というキャラクターが前面に出るストーリーやゲーム性に、往年のファンほど嫌悪感を示しやすく、実際に発売後は炎上し、様々な議論がネット上で繰り広げられました。
しかし、過剰反応し過ぎな点が否めません。冷静に本ゲームだけ見れば、浮世絵の様なグラフィックは美しく、俺屍の世界観とも絶妙にマッチしています。またシステム面もストレスのない様配慮された丁寧な作りになっています。
新規のプレイヤーの方こそ、レビュー評価に惑わされず、あなた自身の目でこのゲームの評価を確かめて貰いたいです。
PSVitaでおすすめのアクションRPG4選!
①:ソルト・アンド・サンクチュアリ
発売日 | 発売元 | ジャンル | CERO |
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2017年4月13日 | SCE(開発:Ska Studios) | アクションRPG | D |
PS4でプレイ済みの作品です。Steamにて発売されていたインディーズゲームですが、その完成度は信じられないほど高いです。
フロムソフトウェアが送る、傑作アクションRPG『ダークソウル』の世界をそのまま2DアクションRPGに落とし込んだ様な作品ですが、単なるオマージュではなく、一つの作品として、傑作と呼べる仕上がりになっています。
暗欝たる世界観の中、断片的にしか語られない物語は、プレイヤーの想像力を掻き立て、何よりアクションは非常に歯ごたえのある仕上がりになっていました。
ゴア表現も多く、死にゲー要素も強いため、それらが苦手な方にとっては、ハードルが高いですが、PS Vitaを持っている方であれば価格も安い為、是非触れてほしい作品です。
PS4版を持っている方であれば、PS Vita版は100円で買えるため、携帯機でも楽しみたい方は、是非以下をチェックしてみましょう!
②:イースVIII -Lacrimosa of DANA-
発売日 | 発売元 | ジャンル | CERO |
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2016年7月21日 | 日本ファルコム | オープンワールド型アクションRPG | B |
老舗ゲーム企業、日本ファルコムが贈る名作シリーズです。
私は本シリーズについて、携帯やPSPで少し触ったりと、シリーズ全作品を追っている訳ではありませんが、少なくとも私がプレイしたシリーズ作品の中では随一の出来に仕上がっていました。
イースシリーズと言えば、私はコンパクトで短時間でプレイ出来る印象が強い作品でしたが、本作品はシナリオのボリュームがかなり膨大にあります。
本シリーズの売りの一つでもある音楽も素晴らしいです。また、個性的なキャラクター、探索や謎解きの面白さ、爽快感溢れるアクションなど、ゲームを司る全ての要素が高水準で纏められています。
優しく包み込むような幻想世界に、心まで浸る事が出来る稀有な作品です。
アクションRPGが好きな方であれば、間違いなく満足出来る仕上がりになっていますので、本シリーズ未プレイの方も是非一度試してみて下さい!
③:王と魔王と7人の姫君たち 新・王様物語
発売日 | 発売元 | ジャンル | CERO |
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2012年3月29日 | コナミ | 王国ワラワラRPG | B |
Wii用に発売された『王様物語』に様々な要素を追加した、リメイク作品になります。
どのジャンルに分類するか、迷った作品です。内容的には、シミュレーション要素に若干の恋愛ゲーム要素とRPG要素を加えた作品になっています。国民を集め、魔物と戦わせて、アイテムや資金を収集します。『ピクミン』のゲーム性にやや似ていると言えば、分かりやすいでしょうか。
キャラクターが可愛らしく、優しい世界観にプレイを進めると愛着が湧きます。少しずつ国が開拓される様を見る事は楽しく、ぼんやりとゲームプレイしたい方には、特におすすめです。
不満点を上げるならば、国民の数が増えると、処理落ちが著しく酷くなる点です。大人数でワイワイ戦闘を実施する事が売りのシステムなので、この点は大きくマイナスしました。
④:朧村正
発売日 | 発売元 | ジャンル | CERO |
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2013年3月28日 | マーベラスAQL(開発:ヴァニラウェア) | アクションRPG | B |
2Dゲームの老舗、ヴァニラウェア開発のソフトです。
まるで絵巻物のような美麗な世界は、単純に眺めているだけでも、溜息が出るほど、美しいです。キャラクターの掘り下げも深く、幻想的な世界観と重なり、ゲームに深く没頭できました。ストーリーも秀逸で、終盤は涙腺が緩みそうになる事が多々ありました。
アクションは非常に直感的で、コンボや居合、奥義といった技が簡単に繰り出せます。単純にキャラクターを動かしていて、楽しく爽快に感じる点は往年の名作アクションゲームを思い出させました。
他、ヴァニラウェア開発ソフトの『オーディンスフィア レイヴスラシル』が面白いと感じた方は、是非本作品もプレイしてみて下さい。
PSVitaでおすすめのアドベンチャー2選!
①:この世の果てで恋を唄う少女 YU-NO
発売日 | 発売元 | ジャンル | CERO |
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2017年3月16日 | 5pb. | SFアドベンチャー | D |
1996年にPC版、1997年にセガサターン版、2000年にWindows版が発売された『SFアドベンチャーゲーム』。無数に存在すると言われる並列世界を渡り歩き、隠された謎を解き明かす。
傑作と言われ、発売後20年以上経過した今でも根強いファンがいる名作SFアドベンチャーのリメイク作品になります。
私は旧作については未プレイですが、分岐した並列世界を歩き回るというシステムに惹かれ購入しました。
まさしく、シナリオ自体がこのゲームシステムの為にあると言っても過言ではないほど、お互いが非常によく溶け合っており、ループを繰り返すたびに、物語に引き込まれました。
昨今、タイムリープを扱ったADVや映画は多数発表されていますが、その中でも抜きん出たシナリオの完成度だと思います。量子力学におけるパラレルワールドの解釈が登場する為、少し難しく感じてしまう方もいるかもしれませんが、練られた設定は非常に興味深いものでした。
開始当初のプロローグはやや退屈に感じましたが、その終盤辺りから徐々に物語に引き込まれていきました。PS Vitaでアドベンチャー作品を探している方は是非!
②:死印
発売日 | 発売元 | ジャンル | CERO |
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2017年6月1日 | エクスペリエンス | 心霊ホラーアドベンチャー | D |
2Dのテキスト形式のホラーアドベンチャーゲームです。
『シルシ』と呼ばれる痣を負い、記憶喪失の主人公が、生き残るべく怪異が潜む心霊スポットに挑みます。
世界観やストーリーは中々良く練られており、テキストアドベンチャーとしては及第点以上の出来でした。ボリュームが少なめな点がやや難点ではありますが、PS Vitaでお手軽にホラーを楽しみたいのであれば、十分な内容だと思います。
やり込み要素などは少ない為、ライトユーザーよりのゲームですが、ややゴア表現が多い為、耐性の無い方は、注意が必要です。
洋ゲーのホラーに疲れ、和風ホラーを携帯機で堪能したいという方は、是非チェックしてみて下さい。
PS Vita並みの美麗グラフィックアプリの紹介
本項では、合わせて、私が今プレイしている、PS Vitaと同レベルの美麗グラフィックのスマホアプリを紹介します!
ゲームのグラフィックに拘っている方は、是非チェックしてみて下さい!
Hit(ヒット)
超美麗グラフィックのアクションRPGです。
バーチャルパッドを使って操作しますが、タイミングよくボタンを押すことで、カウンターやコンボアクションなどが可能となり、爽快な操作を楽しむことが出来ます。
PvPについては課金していないとかなり辛いですが、私はソロプレイでも十分楽しむことが出来ています。空いた時間にコツコツ育成を楽しんだり、美しい描画から描き出されるアクションを堪能してみましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。プレイした作品を思い返しながら、愛を込めて本エントリーは書きました。少しでも気になる作品が見つかったら、これ以上嬉しい事はありません。
もし、購入に迷っている様であれば、是非『SOUL SACRIFICE DELTA ソウル・サクリファイス デルタ』だけは、プレイしてみて下さい! きっと気に入るはずです!
本エントリーは随時更新予定なので、また良い作品と出会えたら追記します。
他関連エントリーはこちら!
また、記事作成にあたっては、以下のサイトも参考にさせていただきました!
皆さまの、素晴らしいゲームライフを祈って。
ウマキ