電車に揺られていると、ホームの駅名標にとんでもない読み方の駅が現れることがあります。「これ、どう読むの?」と思わずスマホで検索したくなる駅、いわゆる難読駅名です。アイヌ語が語源だったり、古い日本語が化石のように残っていたり、土地の歴史がそのまま読み方に刻まれていたりと、難読駅名は日本語と地理の面白さがぎゅっと詰まった宝箱のような存在です。
この記事では、北海道から九州まで全国の難読駅名を52駅、地域別に読み方・路線・由来つきで一挙に紹介します。鉄道ファンの間で「最難関」とされる駅から、地元の人でも他県民の正答率の低さに驚く駅まで、クイズ感覚で挑戦してみてください。

目次
そもそも難読駅名はなぜ生まれる?読めない駅名の3つの理由
本題に入る前に、難読駅名が生まれる背景を簡単に押さえておきましょう。理由を知っておくと、初見の駅名でも読み方を推測しやすくなります。
第一に、アイヌ語など先住の言葉に漢字を当てたケースです。北海道や東北北部に集中していて、音に無理やり漢字をはめ込んでいるため、漢字の読みからは正解にたどり着けません。第二に、古い日本語や地形を表す言葉が残ったケース。何百年も前の呼び名がそのまま駅名になっているパターンです。第三に、複数の地名が合体したり、当て字が定着したりしたケースで、近畿地方に多く見られます。
つまり難読駅名は、その土地が歩んできた歴史の生き証人なのです。それでは地域別に見ていきましょう。
北海道の難読駅名9選(アイヌ語由来の宝庫)

難読駅名と聞いて多くの人がまず思い浮かべるのが北海道です。地名の多くがアイヌ語に漢字を当てたもので、漢字の意味と読みがまったく対応しないため、難読度は全国でも群を抜いています。
1. 長万部(おしゃまんべ)―JR函館本線・室蘭本線
北海道の難読駅の代表格です。アイヌ語の「オシャマンベ(カレイのいる川、または横たわる川)」が語源とされています。函館本線と室蘭本線が分岐する交通の要衝で、名物の「かにめし」でも知られています。
2. 音威子府(おといねっぷ)―JR宗谷本線
「おといねっぷ」と読みます。アイヌ語の「オトイネプ(河口が土で濁る川)」が由来です。北海道で最も人口の少ない村として知られ、駅そばの黒いそば「音威子府そば」は鉄道ファンの聖地でした。
3. 倶知安(くっちゃん)―JR函館本線
「くっちゃん」と読みます。アイヌ語の「クッシャニ(くだのような川)」が語源とされています。ニセコのリゾート地として近年は海外からの観光客にも有名で、北海道新幹線の新駅も予定されています。
4. 占冠(しむかっぷ)―JR石勝線
「しむかっぷ」と読みます。アイヌ語の「シモカプ(とても静かで平和な上流の場所)」に由来するとされ、その名の通り山あいの静かな村にあります。
5. 妹背牛(もせうし)―JR函館本線
「いもせうし」ではなく「もせうし」です。アイヌ語の「モセウシ(イラクサを刈る所)」に漢字を当てたもので、「妹背」という縁起のよい漢字は後から当てられました。米どころとして知られる町です。
6. 大楽毛(おたのしけ)―JR根室本線
「だいらくもう」ではなく「おたのしけ」と読みます。アイヌ語の「オタノシケ(砂浜の中央)」が語源です。釧路市にあり、かつては馬の市で栄えました。
7. 女満別(めまんべつ)―JR石北本線
「めまんべつ」と読みます。アイヌ語の「メマンペッ(泉から湧き出る川)」が由来とされています。女満別空港の最寄りでもあり、網走湖や大空の玄関口になっています。
8. 厚床(あっとこ)―JR根室本線
「あつとこ」ではなく「あっとこ」と読みます。アイヌ語の「アットコ(オヒョウの樹皮を採る所)」が語源とされ、かつては別の路線も分岐するターミナルでした。
9. 銭函(ぜにばこ)―JR函館本線
こちらはアイヌ語ではなく、読みは素直に「ぜにばこ」です。かつてニシン漁で栄え、どの家にも銭箱があふれていたという言い伝えから名づけられました。お金が貯まりそうな縁起のよい駅名として人気があります。

東北の難読駅名6選(修験道・古語が残る難読駅)
東北地方の難読駅名は、修験道の荒行や平安時代の出来事など、歴史にちなんだものが目立ちます。読めると一気に物知りに見える駅ばかりです。
10. 及位(のぞき)―JR奥羽本線
山形県にある、東北屈指の難読駅です。修験道の行者が断崖の穴を「覗き込む」荒行をしたことに由来するといわれます。あるウェブ調査では正答率20.4%と、回答者の約8割が読めなかった超難関の駅名です。
11. 左沢(あてらざわ)―JR左沢線
「ひだりさわ」ではなく「あてらざわ」と読みます。最上川の対岸(あちら側)の沢を指して「あてら」と呼んだ説などがあります。路線名そのものが「左沢線(あてらざわせん)」で、終着駅になっています。
12. 撫牛子(ないじょうし)―JR奥羽本線
「なでうしこ」と読みたくなりますが、正解は「ないじょうし」です。青森県弘前市にあり、由来には諸説あって定まっていません。漢字の印象と読みのギャップが大きい一駅です。
13. 笑内(おかしない)―秋田内陸縦貫鉄道
「わらいない」ではなく「おかしない」と読みます。アイヌ語の「オカシナイ(川尻に小屋のある沢)」が語源とされ、東北にもアイヌ語由来の地名が残っていることを示す好例です。秘境駅としても人気があります。
14. 後三年(ごさんねん)―JR奥羽本線
秋田県にある駅で、平安時代の戦い「後三年の役(ごさんねんのえき)」の古戦場に近いことから名づけられました。歴史の教科書がそのまま駅名になった珍しい例です。
15. 安子ヶ島(あこがしま)―JR磐越西線
「やすこがしま」ではなく「あこがしま」と読みます。福島県郡山市にあり、かつてこの地にあった城の名にちなむとされています。
関東の難読駅名5選
大都市圏の関東にも、地元の人以外はまず読めない難読駅名が潜んでいます。通勤で通っている人でも由来までは知らないことが多い駅ばかりです。
16. 飯給(いたぶ)―小湊鐵道
千葉県市原市にある、関東屈指の難読駅です。日本武尊(やまとたける)が東国遠征の折にこの地で飯を献上された、という伝承が由来とされています。あるウェブ調査では正答率18.7%で、東日本の難読駅ランキングで堂々の第1位に輝きました。
17. 安食(あじき)―JR成田線
「あんしょく」ではなく「あじき」と読みます。千葉県栄町にあり、湿地を表す古語などに由来する説があります。利根川沿いの落ち着いた町の駅です。
18. 国府津(こうづ)―JR東海道本線
神奈川県小田原市にある駅で「こくふづ」ではなく「こうづ」です。古代に国府(国の役所)が置かれた港(津)であったことを示す、由緒ある地名です。御殿場線との分岐駅でもあります。
19. 雀宮(すずめのみや)―JR宇都宮線
栃木県宇都宮市の駅で「じゃくぐう」ではなく「すずめのみや」と読みます。地元に伝わる雀宮神社の伝説に由来するとされ、響きの愛らしさで人気があります。
20. 我孫子(あびこ)―JR常磐線
「がそんし」と読んでしまいそうですが「あびこ」が正解です。古代の有力者を指す言葉に由来するともいわれます。同じ漢字の地名は大阪市にもあり、こちらも「あびこ」と読みます。
中部の難読駅名5選(読み方が三者三様の各務ヶ原も)
中部地方には、同じ漢字なのに鉄道会社ごとに読み方が違うという、難読駅名ファン垂涎の珍駅が存在します。
21. 打保(うつぼ)―JR高山本線
岐阜県飛騨市にある駅で「だぼ」ではなく「うつぼ」と読みます。あるウェブ調査では正答率19.8%を記録し、東日本の難読駅ランキング第2位となりました。山深い飛騨の秘境にある静かな駅です。
22. 各務ヶ原(かがみがはら)―JR高山本線
岐阜県を代表する難読駅にして、日本一ややこしい地名としても有名です。JR高山本線の駅は「かがみがはら」、すぐ近くを走る名鉄各務原線の駅は「かかみはら」、そして市の名前は「かかみがはら」と、なんと読み方が三者三様なのです。同じ漢字でこれだけ読みが割れる例は全国でも珍しく、地元の人でも油断できません。
23. 上枝(ほずえ)―JR高山本線
「うわえだ」ではなく「ほずえ」と読みます。岐阜県高山市にある駅で、木の上の方の枝を表す古い言葉「上枝(ほつえ)」に由来するとされています。
24. 上挙母(うわごろも)―名鉄三河線
愛知県豊田市にある駅です。豊田市はかつて「挙母(ころも)市」という名前で、その「挙母」に「上」をつけて「うわごろも」と読みます。トヨタ自動車の城下町の歴史を伝える駅名です。
25. 越中八尾(えっちゅうやつお)―JR高山本線
富山県にある駅で「えっちゅうはちお」ではなく「えっちゅうやつお」と読みます。哀愁ただよう踊り「おわら風の盆」が開かれる町の玄関口として知られています。

近畿の難読駅名17選(日本一の難読駅密集地帯)

近畿地方は、難読駅名の密度では全国一といっても過言ではありません。古い都が置かれた歴史の長い土地だけに、当て字や合成地名、古語由来の駅名がひしめいています。一気に17駅紹介します。
26. 喜連瓜破(きれうりわり)―Osaka Metro谷町線
近畿の難読駅といえば真っ先に名前が挙がる横綱級の存在です。「喜連(きれ)」地区と「瓜破(うりわり)」地区という、どちらも歴史の古い2つの地名をそのまま合体させたために、この長くて読みにくい駅名が生まれました。
27. 放出(はなてん)―JRおおさか東線・片町線
「ほうしゅつ」ではなく「はなてん」と読みます。かつての河内湖から水が放出(流出)した場所であることに由来するといわれます。関西では中古車店のCMでおなじみの読み方です。
28. 畝傍(うねび)―JR桜井線
奈良県橿原市にある駅で「うねび」と読みます。近くにそびえる畝傍山(うねびやま)にちなみ、田畑の畝(うね)のように連なる地形を表しています。
29. 帷子ノ辻(かたびらのつじ)―嵐電(京福電鉄)
京都の嵐電が交わる駅で「かたびらのつじ」と読みます。「帷子」は薄い着物のこと。亡くなった皇后の帷子がこの辻に落ちたという伝説が残り、夏には怪談電車の舞台としても知られます。
30. 雲雀丘花屋敷(ひばりがおかはなやしき)―阪急宝塚線
「雲雀丘(ひばりがおか)」駅と「花屋敷(はなやしき)」駅という隣り合う2駅が統合され、両方の名前をくっつけたために生まれた長い駅名です。読めても書くのが大変な一駅です。
31. 河堀口(こぼれぐち)―近鉄南大阪線
大阪市にある駅で「かわほりぐち」ではなく「こぼれぐち」と読みます。かつて河を掘ってつくった堀の入口にあたることに由来するとされますが、読み方の経緯ははっきりしていません。
32. 私市(きさいち)―京阪交野線
「しいち」や「わたしいち」ではなく「きさいち」と読みます。古代に皇后に仕えた人々が住んだ「私部(きさいべ)」に由来するとされる、格式ある地名です。
33. 膳所(ぜぜ)―JR東海道本線・京阪
滋賀県大津市にある駅で「ぜんしょ」ではなく「ぜぜ」と読みます。天皇の食事を用意する「陪膳(おもの)の所」が置かれたことに由来する、由緒正しい地名です。
34. 京終(きょうばて)―JR桜井線
奈良市にある駅で「きょうしゅう」ではなく「きょうばて」と読みます。その名の通り、かつての都・平城京の南の端(終わるところ)にあたることを示しています。
35. 柴島(くにじま)―阪急千里線
「しばじま」ではなく「くにじま」と読みます。平安時代には「国島」と書かれていたものが、後に「柴島」の字に変わったとされ、読みだけが昔のまま残った例です。
36. 太秦(うずまさ)―JR嵯峨野線・嵐電
京都の映画村でおなじみの「うずまさ」です。渡来人の秦(はた)氏が朝廷に絹をうず高く積んで献上したことから「太秦」の字が当てられた、という説が知られています。
37. 椥辻(なぎつじ)―京都市営地下鉄東西線
「椥」という珍しい漢字を使う駅で「なぎつじ」と読みます。かつてこの地に梛(なぎ)の大木があり、辻の目印になっていたことに由来するとされています。
38. 中百舌鳥(なかもず)―南海・Osaka Metro御堂筋線
「なかもず」と読みます。「百舌鳥(もず)」は、世界遺産の仁徳天皇陵がある一帯の古い地名で、鳴き真似が上手な鳥「モズ」にちなむとされています。
39. 学文路(かむろ)―南海高野線
和歌山県にある駅で「がくもんじ」ではなく「かむろ」と読みます。もとは「禿(かむろ)」の字でしたが、「学文路」という縁起のよい当て字に変わり、今では受験生の合格祈願スポットとして人気です。
40. 西院(さい・さいいん)―嵐電・阪急京都線
同じ場所にありながら、嵐電の駅は「さい」、阪急の駅は「さいいん」と読みが分かれる珍しい駅です。淳和天皇の離宮「淳和院(別名・西院)」に由来するとされ、古い読みと新しい読みが共存しています。
41. 御幣島(みてじま)―JR東西線
大阪市にある駅で「ごへいじま」ではなく「みてじま」と読みます。神功皇后が住吉の神に御幣(神への捧げもの)を奉ったという伝説に由来するとされています。
42. 土師ノ里(はじのさと)―近鉄南大阪線
「どしのさと」ではなく「はじのさと」と読みます。古墳づくりや葬送を担った古代の豪族「土師(はじ)氏」がこの地に住んでいたことに由来する、歴史の深い駅名です。

中国・四国の難読駅名4選(最難関クラスの特牛)
中国・四国地方には、全国の難読駅名ランキングで常に上位に食い込む超難関駅があります。
43. 特牛(こっとい)―JR山陰本線
山口県下関市にある、日本一読みにくい駅名の一つとして名高い駅です。「とくぎゅう」でも「とくうし」でもなく「こっとい」と読みます。子牛を連れた牝牛や大きな牡牛を指す古語に由来し、かつてこの地で牛の取引が盛んだったことを物語っています。
44. 半家(はげ)―JR予土線
高知県四万十市にある駅で「はんけ」ではなく「はげ」と読みます。壇ノ浦の戦いに敗れた平家の落人が、「平」の字の一画を下げて「半」にし、追っ手から逃れたという言い伝えが残っています。
45. 宍道(しんじ)―JR山陰本線・木次線
島根県にある駅で「ししみち」ではなく「しんじ」と読みます。「宍」は肉やイノシシを表す古い漢字です。シジミで有名な宍道湖(しんじこ)の名でも知られています。
46. 田儀(たぎ)―JR山陰本線
島根県出雲市にある駅で「たぎ」と読みます。「儀」の字を使う駅名は全国でも珍しく、初見ではまず読めない一駅です。
九州の難読駅名6選(肥薩線の秘境駅3兄弟)

九州、とりわけ熊本・宮崎・鹿児島をつなぐ肥薩線(ひさつせん)には、難読かつ風情たっぷりの秘境駅が連なっています。読み方とあわせて、その魅力もお伝えします。
47. 大畑(おこば)―JR肥薩線
熊本県人吉市にある駅で「おおはた」ではなく「おこば」と読みます。日本で唯一、ループ線とスイッチバックが組み合わさった珍しい構造の駅として、鉄道ファンの聖地になっています。
48. 真幸(まさき)―JR肥薩線
宮崎県えびの市にある駅で「しんこう」ではなく「まさき」と読みます。「幸せが真に訪れる駅」として、ホームの「幸せの鐘」を鳴らす旅人が後を絶ちません。スイッチバックの秘境駅でもあります。
49. 嘉例川(かれいがわ)―JR肥薩線
鹿児島県霧島市にある駅で「かれいがわ」と読みます。1903年(明治36年)築の木造駅舎が今も現役で、国の登録有形文化財に指定されています。レトロな駅舎を目当てに訪れる観光客も多い名駅です。
50. 雑餉隈(ざっしょのくま)―西鉄天神大牟田線
福岡市にある駅で「ざっしょのくま」と読みます。大宰府に仕えた役人「雑掌(ざっしょう)」が住んだ地、あるいは旅人をもてなす店が並んだ地に由来するなど、諸説あります。
51. 一貴山(いきさん)―JR筑肥線
福岡県糸島市にある駅で「いっきさん」ではなく「いきさん」と読みます。この地の古い郡名や山の名に由来するとされ、響きの良さでも知られています。
52. 大入(だいにゅう)―JR筑肥線
福岡県糸島市にある駅で「おおいり」ではなく「だいにゅう」と読みます。「大入り」に通じる縁起のよい読みから、満員御礼を願う人にも親しまれている駅です。

読めたらすごい!難読駅名の正答率データ
「難読駅名」と一口にいっても、どれくらい読めないものなのでしょうか。あるウェブメディアが全国1万人規模で実施した読み方調査では、上位の駅は約8割の人が読めないという結果が出ています。
2位 打保(うつぼ/岐阜・JR高山本線)…正答率 19.8%
3位 及位(のぞき/山形・JR奥羽本線)…正答率 20.4%
いずれも正答率が約2割。つまり5人に1人しか正しく読めない計算です。逆に言えば、この3駅をすらすら読めたら、かなりの難読駅名通だといえるでしょう。
難読駅名にまつわる豆知識・トリビア

最後に、難読駅名をもっと楽しむための豆知識を紹介します。雑談のネタにも使えるはずです。
同じ漢字でも会社が違えば読みも違う
本文で紹介した各務ヶ原のように、同じ漢字の駅でも鉄道会社によって読み方が変わることがあります。JRは「かがみがはら」、名鉄は「かかみはら」。西院も嵐電は「さい」、阪急は「さいいん」です。乗り換えるたびに読み方が変わるなんて、まさに難読駅名の醍醐味です。
「○○ない」「○○べつ」はだいたい川
北海道や東北北部の難読駅名で「内(ない)」「別(べつ)」がつくものは、アイヌ語で川を意味する「ナイ」「ペッ」に漢字を当てたものがほとんどです。笑内(おかしない)や女満別(めまんべつ)がその好例。この法則を知っておくと、初見の駅でも当たりをつけやすくなります。
縁起のよい難読駅は合格祈願や記念きっぷの定番
学文路(かむろ)は「学問の路」と読める縁起の良さから受験生に人気で、合格祈願のきっぷが売られています。銭函(ぜにばこ)や大入(だいにゅう)も同様に、縁起をかついで切符を買い求める人が絶えません。難読駅名は、読みにくさが逆に名物になっているのです。
地名そのものの面白さに興味がわいた方は、駅名から少し範囲を広げた以下の記事もあわせてどうぞ。
まとめ:難読駅名は日本語と歴史の宝庫
全国の難読駅名を52駅、地域別に紹介してきました。北海道や東北にはアイヌ語由来の駅が、近畿には古い都の歴史を映した当て字や合成地名の駅が多く、地域ごとに難読のクセが違うのが面白いところです。
読めない駅名は、その土地がたどってきた歴史や自然がそのまま化石のように残った、いわば生きた郷土資料です。次の旅行や通勤で見慣れない駅名に出会ったら、ぜひその由来を調べてみてください。きっと小さな発見があるはずです。


