はい、ウマキです。
皆さま、きのこの山と、たけのこの里はご存知でしょうか。1975年より、株式会社明治が発売しており、追って1979年にたけのこの里が発売されました。
この2種の菓子の戦乱はネットで非常に有名で、数々のたけのこの里の残虐が画像が挙げられています。
特に、2005年と2013年に行われた、『きのこ・たけのこ第1・2次大戦』は有名です。そんな戦乱の中、きのこ帝国を指揮していた『きのこ2世』は名君として非常に優秀で、よく物語に取り上げられます。
そこで今回、彼の波瀾万丈の歴史を振り返ってみたいと思い、以下に纏めました。
では、いってみましょう!
目次
きのこ2世の波瀾万丈の生涯について
幼少期
1977年に生まれた『きのこ1世』の第一子として、この世に生を受けた彼。ご両親の愛に恵まれ、すくすくと成長し、幸せな時を過ごしました。
温かい家庭、国民の笑顔、幸せな国。そう彼は生まれた時から全てを持っていたのです。彼の手の平には笑顔と温かい気持ちで、常に溢れていました。
しかし、それらは時が経つに連れ、脆くも彼の手の平から零れ落ちていきます。彼の人生はそれを喰い止める為、チョコレートまみれの中を突き進む事になるのです。
1979年、その襲来は突然訪れました。
たけのこの里、発売。
卑猥なデザインと、きのこよりチョコが少ないという貧相な形態で、初めは誰も相手にしていませんでした。
しかし、ステマを繰り返し、横暴とも言える手法で若年層を取り組み、着々と勢力を増やしていきます。元々きのこ帝国民は争いを好まない性格だったので、衝突を避け、混乱を回避している内に、取り返しのつかない状況まで事態は深刻化します。
2005年、第一次きのこ・たけのこ大戦勃発。
満を持して、たけのこ軍がきのこ帝国を侵略します。勝敗は火を見るより明らかで、丘には無数のきのこの死骸が転がり、きのこ1世は無惨にも処刑されてしまいました。
たけのこ『ひゃっはーーー!』
2世『ちちうえー!!!!!』
青年期
第一次きのこ・たけのこ大戦で、きのこ帝国の王『きのこ1世』は死に、彼はその跡継ぎとして、わずか10歳ながらも王位に就く事になりました。
チョコレート臭い戦乱は続き、ネット上でも頻繁にきのこ・たけのこ論争が発生していました。
彼は死に物狂いでした。
国民を守る為、応援してくれるユーザーの期待に応える為、一日中ネットに張り付き、ステマを行い、また20種類以上の限定商品で、起死回生を試みます。
時には自ら先陣を切り、たけのこ軍の討伐に向かいました。
戦場に次ぐ、戦場。溢れ出るチョコレート。
そんな日々の中、彼は美しいきのこと出会い恋に落ちます。
そして、一人の子どもを授かりました。戦乱の中、たけのこの暴虐に怯えながらも、そのほのかな光は、荒んだ彼の心を温かく包みこんでくれました。
2世『守りたい。この笑顔を。絶対に無くしてはいけない・・・!』
彼は胸に強く誓います。
しかし、そんな彼の気持ちを踏みにじる様に、続く戦乱、積み重なる、きのこの死骸。漂うチョコレートの腐臭。敗北の連続。
2chへ24時間365日、張りついてのステマも空しく、絶望の雰囲気が色濃く漂います。
和解も決裂し、きのこ帝国からの使者もたけのこに無惨に殺され、遂に再び戦争が勃発しました。
2013年、第2次きのこ・たけのこ大戦勃発!
たけのこ軍『おらおら!このスコア見たかよ!2倍以上の差が付いてんだよ!雑魚が!』
たけのこ軍『お前らが発売中止になっても、誰も困らねぇんだよ!!』
きのこ兵『王!!城門が破壊されました!!これ以上持ちません!!』
きのこ兵『もう、本陣まで攻撃が!!』
絶望・・・。絶望・・・。絶望・・・。
きのこ2世の長かった一生が、走馬灯のように去来しました。思えば、常にたけのこに怯え、戦いに明け暮れた、チョコレートまみれの人生でした。
きのこ兵『王!!危ない・・・!!流れ弾が・・・!!』
きのこ兵『王っーーーー!!!』
残酷なたけのこにより放たれたカカオの砲弾は、きのこ2世の頭を砕きました。
口からはチョコレートが溢れ、彼のきのこ人生は終わりを告げようとしていました。死神は彼のすぐ頭上に迫っていました。
2世『死ぬのか・・・私は・・・。』
2世『結局・・・、私は・・・何も守れやしなかった・・・。』
2世『狂った様に、チョコレートの中を駆け巡っても、結局誰も・・・、何も守れなかった・・・。絶望しかなかった・・・。』
2世『いや、違う・・・。』
そう、絶望・・・。でも、それだけではない。
確かに希望はあった。妻に我が子という希望が。国民の・・・、みなの笑顔という希望が。
そう、たけのこにはない、豊満なチョコレートで、数々の人を笑顔にした過去が・・・。こんな劣勢であるにも関わらず、希望を信じて待ってくれているユーザーが・・・。
許せない・・・。
それを奪う、たけのこは許せない。絶対に・・・!
私はどうなってもいい。だが、あの笑顔だけは守らせてくれ。どうか私に力を・・・。勇敢に戦い散って行ったもの達よ・・・。どうか・・・。
その時、彼は全てを包み込むような眩い光を放ちました。
彼の真摯で、切なる願いは、神の琴線に触れたのです。
きのこを案じ、そのユーザーを愛し、自信のチョコレートを捧げ、死に物狂いで戦い抜いた、彼の人生に心を打たれた神は、彼に一つの奇跡を与えました。
きらり
ごごごごごご・・・・
たけのこ『ん・・・?なんだ・・・?』
たけのこ『地震・・、いや・・。』
たけのこ『きのこの死骸が集まっていく・・・!!』
たけのこ『うわあああああああああ!!!!』
大地は轟き、まるで、きのこ2世の願いに呼応するように、幾人のきのこ兵士たちの死体が群がりました。きのこ2世に呼応するように、全てを守る為に・・・。
どどどどどどどどどど!!!!
たけのこ『な・・・。』
たけのこ『き・・、きのこの壁・・・。』
まとめ
こうして、きのことたけのこを区切る壁が創出されました。きのこ2世の願いは天空に届き、両者との間には壁が作られ、戦争は終結しました。
きのこは既存のユーザーをより大事にすること、ファンを手放さないことに重点を置いて、たけのことの決別を果たしたのです。
現状、上記のリンクに記載がある様に、明治の公式声明で、たけのこの方がきのこより、2倍近く売り上げを挙げていると明かされています。
でも、きのこ派は永遠に不滅です。私達のような、きのこを愛するユーザーがいる限り、きっと壁は守られ続け、きのこは私達に笑顔を与えてくれるでしょう。
きのこ2世に乾杯・・・。
後日談
きのこ2世の願いにより、壁が建設され、しばらくの月日が流れました。きのことたけのこの争いは無くなり、壁の中で平和な時が流れました。
穏やかな時が流れ、ほとんどのきのこは壁の外の世界など気にしなくなりました。
広場では、少年きのこ2人と、少女きのこ1人が外の世界について、たわいない会話をしていました。
きのこA『それで、きのこはいずれ外の世界に行くべきだと言ったら、殴られた、異端だって・・・。』
きのこA『王政府の方針として、外の世界に興味を持つ事自体をタブーにしたんだ。』
きのこE『つまり、王様ビビり過ぎっつーだけの話だ!』
ドォ!!
きのこE『な・・何だ!?地震ってやつか!?』
きのこA『・・・。』
きのこE『オ・・オイ・・、何が見えるって言うんだよ!?』
きのこA『そんな・・。』
きのこA『あの壁は50cm・・・だぞ・・・。』
ドクンッ!
きのこE『あ・・・、ヤツだ・・・・。』
きのこE『たけのこだ・・・。』
その日、きのこは思い出した。
たけのこに支配されていた恐怖を・・・。
鳥籠の中に、囚われていた屈辱を・・・。
第3次きのこ・たけのこ大戦開戦・・・!!!
最後に
ウマキ『よし、書き終わりっと・・・。』
ウマキ『いやー、良かった、無事に書き終われた・・・。』
ウマキ『あれ・・・?彼女様・・・。』
彼女様『ぽりぽりぽりぽりぽりぽりぽりぽりぽりぽり』
ウマキ『あ、大丈夫だよ、そんな必死にたけのこ食べなくても。この後、会社の同期のたけのこ好き(クズ)が遊びに来て、食べてくれるから。』
ウマキ『たけのことか、チョコが薄くてまずいでしょ?』
彼女様『え?』
彼女様『私、たけのこの方が好きなんだけど。』
ウマキ『・・・。』
彼女様『・・・。』
第1次リアル・きのこ・たけのこ大戦勃発・・!!
追記
もともと、このエントリーはかなり前から書いていました。しかし、きのこを接着する良い手段が思い浮かばず、長い間お蔵入りになっていました。
今回、彼女様からチョコペンなるアイテムを教えて貰い、チョコでくっ付けられる事を知り、ようやく撮影に至りました。
※こんな感じでくっ付けました。
撮影に使ったきのこやたけのこ達は全てバラして、作業の合間にちょっとずつ食べています。
食べきれなかった物は、ラップに包んで冷蔵庫へ。
このエントリーを書きながら、片手でぽりぽりしてる感じです。ああ、やはりきのこは旨い・・・。
ちなみに甘いものが大好きな彼女様は、既にたけのこ完食済です。
他、面白記事はこちら!
ちなみに、今回の物語はウマキの創作です!
ウマキ