はい、ウマキです!
今回は、JCOMをクーリングオフを利用して、速攻で解約したので、その体験談や、実際の解約方法について詳細に説明していきます。
営業の甘い誘惑につられて、つい契約してしまったけれど、やはり納得いかずにすぐに解約したいと考えている方のためになれば幸いです!
以下、目次となります。
目次
JCOMの解約方法について!解約までの流れを説明!
まず、JCOMの解約の方法について、語っていきます。ネットでの解約申請は非常に難しいため、基本的にはカスタマーセンターに連絡した方がスムーズでしょう。
JCOMカスタマーセンター(0120-914-000)に連絡する
実際に私が行った方法です。0120-914-000に電話をかけ、オペレーターに解約をしたい旨を伝えます。(※0120-999-000でも問題ありません)
カスタマーセンターの対応時間は、年中無休で午前9時から午後6時までですが、回線が細く、着電するまでに非常に待たされました。
私の場合は20分以上待った後、ようやく繋がり、その後解約処理に入りました。 オペレーターに自身の住所と氏名を伝え、クーリングオフによる解約であることを認識してもらいます。
その後、解約金について説明を受け、機器撤去日を確定するため、一度電話を切り、改めて工事担当の企業から電話を受けました。
その方とお話して、撤去日を確定して、当日作業員の方が自宅に来て、ルーターや、変換機の撤去を実施しました。
JCOMサポートページより申請する
ネットからでも解約の申請が出来ますが、個人的にあまりおすすめ出来ない方法です。
なぜなら、解約ページまでの導線が分かり辛く、JCOM NETと他サービスでは、解約の方法が異なるなど、非常に複雑な作りになっています。
また、JCOM IDやそのパスワードが必要であり、ハードルも高いです。
以下のページに詳細が記載されているので、電話での解約に抵抗がある方は、利用してみましょう。
JCOMの解約の時にかかる費用は?
さて、JCOMの解約の際にかかる費用はどの程度なのでしょうか。加入年数などにより請求される費用は異なりますが、以下に説明していきます。
①:契約解除料金(違約金)
クーリングオフでない場合は、契約解除料金が発生します。基本的に加入時に2年縛りにて契約をしている方は、更新月とその翌月(24・25ヶ月目)以外では、解約金を請求されます。
一例として、以下の表にまとめます。
プラン | 解約タイミング | 契約解除料 |
---|---|---|
3サービスセット | 24・25ヶ月目 | 0円 |
上記以外 | 20,000円 | |
2サービスセット | 24・25ヶ月目 | 0円 |
上記以外 | 20,000円 |
しかし、プランが複雑すぎるため、しっかりとした金額について確認したい方は、以下、JCOMのお客様ページにて確認して下さい。
また、WEBで確認するのが面倒な方は、上記したカスタマーセンターに連絡し、オペレーターからヒアリングしても問題ありません。
②:解約撤去費
配線の撤去や、ルーターやモデムの回収のために、解約の際に、以下の料金がかかります。
解約方式 | 部分解約(1台のみ解約など) | 全解約 |
---|---|---|
戸建住宅 | 2,000円(税抜) | 6,000円(税抜) |
集合住宅 | 2,000円(税抜) | 2,000円(税抜)※引込線撤去ありの場合は6,000円 |
(引用:工事費・手数料 | ケーブルテレビ(CATV)のJ:COMより抜粋)
基本的に、集合住宅であれば2,000円、戸建住宅であれば、2,000円~6,000円の金額が請求されます。
私の場合、早期に解約したこともあり、以下で説明した様に、本費用については、減免してもらいました。
③:その他の解約費用
撤去費用以外に手数料として、以下の解約費用を請求されます。
サービス名 | 金額 | 備考 |
---|---|---|
契約事務手数料 | 3,000円(税抜) | ※J:COMサービスの新規加入・サービス追加時に発生する料金 |
番号ポータビリティサービス | 2,200円(税抜) | ※設定変更手数料 |
(引用:工事費・手数料 | ケーブルテレビ(CATV)のJ:COMより抜粋)
特に、事務手数料については、減免されることがほとんどなく、何かしら契約変更の際には必ず必要な費用となるため、注意してください。
JCOMの解約を0円にするために私が行った方法は?
実際に私は、上記で記載した撤去費用を0円にて行ってもらい、支払ったのは事務手数料の3,000円のみでした。
撤去費用が0円になった理由として、営業からしっかりとした説明を受けていなかったこと、また、それをきちんとJCOM側に伝えたことが挙げられます。
私と同様に、撤去費用などの解約費用について、営業からきちんと説明を受けなかった方は、たとえ重要説明事項に記載があるからと言って、必ずしもそれを払わなければいけない訳ではありません。
しっかりとJCOM側に対して、電話にて、十分な説明がなかったこと、また営業方法があまりに杜撰であったことを伝えましょう。
もちろん、必ずしも免除されるわけではないですが、私の様にきちんと伝えれば、受領してくれる場合もあります。
JCOM解約時の注意点は?
JCOMの解約時に、注意してもらいたいことがいくつかあります。実際に私の体験談も交えて説明するので、ぜひ参考にして下さい!
①:解約阻止の対応は受け流す
JCOMを解約するにあたって、オペレーターと会話する際に、解約阻止のために、様々な提案をされます。
例えば、「通信料金が高い」ことに不満を持って解約申請した場合、JCOMの他サービスをプッシュされて、それらをまとめるとより割安になるなど、解約の意欲を削ぐ発言をされます。
②:解約費用についての話はきちんとする
上記したように、JCOM解約の際には、高額の諸経費がかかってきます。そのため、解約を躊躇してしまう方もいるかも知れませんが、きちんと意思を持って解約したい旨を伝えましょう。
また、JCOM解約に伴い、他社のサービスに乗り換える場合は、初期解約費用については、キャンペーンを利用する事により、キャッシュバックを受けられることもあるため、ぜひそれらの利用を検討してみて下さい。
③:撤去工事日については強く希望する
信じられない話かも知れませんが、機器の撤去工事日について、担当者が初めに提示した日付は、1ヶ月以上先の日でした。
工事の日程が埋まっており、日付が確保できないとのことでしたが、流石にあまりに遠い日にちのため、それは受領出来ないと押し返したところ、次に提示された日は、なんと翌日でした。
非常に杜撰な対応と言わざる得ず、ユーザー側が強く解約の意思を示し、工事日についても主体的に言わなければ、対応してくれないようです。
JCOMでクーリングオフする時の注意点は?
正確に言うと、JCOM電力の場合は、クーリングオフの対象*1になっていますが、JCOM NETや、JCOM TVなどは、クーリングオフではなく、初期契約解除の対象となります。
クーリングオフの場合は、費用を負担することなく解約できますが、初期契約解除の場合は手数料などでユーザーに負担がある点が異なります。
①:クーリングオフであるとしっかりと伝える
カスタマーセンターに連絡した際に、単純に解約である旨を伝えると、上記のように解約阻止の対応を取られる場合が多いです。
しかし、初めからクーリングオフである旨を伝えておけば、その対応フローとなるため、無駄なサービスの案内を受ける手間も省けます。
②:書面ではなくカスタマーセンターの電話でも対応してくれる
クーリングオフについては、書面での対応だけではなく、電話により受領してもらうこともできます。
私の場合もカスタマーセンターに連絡しましたが、その場でクーリングオフを受け付けてもらえました。
注意点としては、電話で処理してくれる分、書式の準備がいらないため、手間が省けますが、解約を申請したエビデンスが残らないことです。
そのため、きちんと証跡を残したい方は、書式による解約をおすすめします。
③:契約書面が到着してから8日以内で対応する
クーリングオフや初期契約解除を利用する際に、最も注意すべき事項になります。
JCOMから契約書面が到着してから、必ず8日以内で申請するようにしましょう。その期間を過ぎてしまうと、初期契約解除が不可能となり、解約の際に、高額な解約違約金を請求されてしまいます。
書面を用意するのが面倒な方は、上記したようにカスタマーサポートへの連絡でも問題ないため、とにかく早急に解約したい意思をJCOM側に伝える必要があります。
なぜ、JCOMを速攻で解約したのか?
私はクーリングオフ期間内にJCOMの解約を実施しましたが、なぜ速攻で解約したのかについて、理由を以下に説明していきます。
①:営業担当の説明が不十分であった
実際に私は個別訪問を受けた後、契約をしましたが、その際、営業担当からは、現状の通信料金よりも安くなるという説明を受けました。
しかし、1年経過し、初期の月額割引が終了した場合は、現在の通信料金より明らかに割高になるという説明は一切受けませんでした。
偽りのお得感を演出し、こちらの考える暇をなくすほど性急に話を進めたことは、大きく不満を抱いた点の一つです。
また、私の場合、現状では通信費用は月額3,200円ほどだったのですが、営業担当がこちらのヒアリングもなしに、現在の通信費を6,000円と仮定し、仮想の割安感を醸し出したことも信頼できない点の一つでした。
②: ケーブルTVそのものを利用しない
元々私は日常生活でほとんどTVを利用しておらず、TV端末はほとんど映画視聴のために利用していました。
そのため、ケーブルTVへの魅力は全く感じておらず、上記したように、通信料金が安くなるという営業の騙りにより、登録を実施しただけです。
元より、映画などを見たいのであれば、JCOMを利用するのではなく、Netflix (ネットフリックス)やAmazonプライムビデオを利用した方が、遥かに価格が安く、またコンテンツの拡充度も段違いです。
③:コースが複雑で、2年縛りなど不適切な要素もある
ユーザービリティを考慮していない、分かり辛い加入コース設定も不満でした。
昨今の流れで、利用料金の不透明化や、2年縛りなどユーザーを不適切に縛る行為に対して、行政が警鐘を鳴らしている中、それに相反する行為をまだ続けている点も信頼できないポイントでした。
そもそも、解約の際の違約金について、わざわざ自身の個別ページを閲覧しなければ、正確な金額が分からないというのは、あまりにお粗末で、ユーザーへの配慮に欠けるとしか言いようがありません。
まとめ
ここまで読んで頂き、本当にありがとうございました。
JCOMを速攻で解約する方法について、実際の体験談を交えて、詳細に説明していきました。
無理な訪問販売で、営業の口車に乗せられて、不本意な契約をしてしまった方が、本エントリーを読んで、少しでも早く契約を解除できたら、これ以上嬉しいことはありません!
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*1:J:COMサービスご加入に関する重要説明事項の「J:COM 電力 家庭用コースに関する特定商取引法に基づく表示」の「クーリング・オフについて」参照