今回は、ハタラクティブの評判や口コミについて、実際に利用した体験談について、詳細に説明していきます。
ハタラクティブとはそもそも何なのか、どのように利用するのか、メリットやデメリットなど、気になるところを網羅的に記載しているので、ぜひ参考にして下さい!
【2019/02/18 追記・画像追加】
以下、目次となります。
目次
ハタラクティブとは
ハタラクティブとは、レバレジーズ株式会社が運営するキャリアサポートサービスであり、20代を中心とした、既卒やフリーター、第二新卒を主なターゲットとし、就活や、転職活動を応援しています。
また、2014年度から2016年度まで、「若者キャリア応援制度」受託事業者として厚生労働省から認定されており、質の高い転職サービスを提供し続けています。
さらに、非公開求人も多く保有しており、「未経験歓迎」の求人を含め、常時1000件以上の案件を用意しています!
より詳細な情報については、以下のハタラクティブの公式サイトを参考にしてみて下さい!
ハタラクティブ利用の流れ
本項では、実際にハタラクティブを利用するにあたり、その流れを詳細に説明していきます。
①:ハタラクティブ公式サイトより会員登録
下記のハタラクティブの公式サイトより会員登録を実施します。
メールアドレス、携帯電話番号、氏名など、必要事項を記入した後、カウンセリング予約を実施します。
東京・神奈川・千葉などの関東近郊では、以下の支店にて面談予約をすることが可能です。自身のアクセスが良い支店を選択しましょう!
支店名 | アクセス情報 |
---|---|
渋谷支店 | 「渋谷駅」東急南口、または15番出口から徒歩4分。 |
立川支店 | 「立川駅」より徒歩5分。 |
池袋支店 | 「池袋駅」東口より徒歩5分。 |
秋葉原支店 | 「秋葉原駅」昭和通り口より徒歩1分。 |
大阪支店 | 「阪急梅田駅」茶屋町口改札口より徒歩6分。 |
船橋支店 | 「京成船橋駅」より徒歩4分、「船橋駅」より徒歩7分。 |
横浜支店 | 「横浜駅」より徒歩5分。 |
大宮支店 | 「JR大宮駅」より徒歩2分。 |
支店の場所を選択した後は、カウンセリングの日時の決定を行います。基本的に面談は、土日には開かれていないので、その点は注意しましょう。
また、キャンセルが2回連続した場合、その後の予約を断られる可能性があるので、確実に出席できる日時を選択するようにして下さい。
面談の所要時間は1時間ほどで、最終枠は17:15からとなります。
②:予約完了メール受領・確認の電話受領
登録完了後、ハタラクティブから日程確認の電話が届きます。私の場合、登録してから5分以内に入電がありました。電話にて、オペレーターの方と予約日時について再度確認した後、予約完了となります。
また、カウンセリング予約完了については、メールでも連絡があるため、そちらも確認しましょう。
履歴書及び職務経歴書については、当日手持ちにて持参でも問題ないですし、予約完了メールに返信する形で送っても良いです。また、履歴書等を忙しく用意する時間が無い場合は、それらを持参せず面談を受けることも可能です。
証明写真については、ハタラクティブが企業へ転職者を推薦する際に必要な為、後で郵送する手間を省くためにも持参することをおすすめします。
こちらの準備が間に合わなかった場合も、スーツ着用であれば、その場で無料撮影を行っているため、それを活用しても良いでしょう。
③:事前ヒアリングシートの記載
時間がある方は、面談がスムーズに進むように、事前にヒアリングシートに回答することをおすすめします。
予約完了メールに事前ヒアリングシートへのリンクが張ってある為、そちらから回答してみて下さい!
確認内容については、自身の最寄り駅や他の転職サイトに利用状況、また志望する職種などで、大凡5分もあれば完了します。
記載が面倒な方については、未記入でも当日カウンセリング時間内にて回答できるため、気軽に訪問してみましょう!
④:ハタラクティブ支店にて面談実施・求人紹介
予約したハタラクティブの支店に赴き、実際に初回のヒアリング面談を受けます。
私の場合は渋谷支店にて面談を受けましたが、受付完了後、個室に通され、以下の書類の記載を行いました。
- インタビューシート(簡単な履歴書のようなもの)
- 直近1ヶ月のスケジュール確認表
- 事前ヒアリングシート
面談では、転職活動で望むことや、興味ある業界、また今後の流れについても丁寧な説明を受け、具体的な求人についても提示されました。
⑤:応募・コンサルタントとのやりとり・書類作成・添削
面談終了後、コンサルタントにラインで連絡ができるようになるため、質問事項等あれば好きなタイミングで気軽に問い合わせることができます。
また、提示された求人の中に興味を持てるものが無かった場合は、それをコンサルタントに伝える事で他の求人を紹介してもらうことも可能です。
また、希望者はハタラクティブ独自の面接対策会に参加することができ、面接の練習を重点的に行うことができます。
履歴書などの書類についてもコンサルタントが添削してくれ、一人で作成するよりも質の高い書類を作ることができます。
ハタラクティブ利用のメリット
ハタラクティブを利用する際に、実際にユーザーはどのようなメリットを受けることができるのでしょうか。本項では、多くの利点の内、ぜひ知ってもらいたいものをピックアップして説明していきます。
①:若年層の転職に大きな強みがある
ハタラクティブは第二新卒や既卒、20代でフリーターの若年層の転職に対して、豊富なノウハウと実績を有しています。
所有している求人もそれらに特化しているため、該当する年代の方にとっては、他の転職エージェントよりもきめ細かいサービスを受けることができます。
特に就職すること自体が初めての20代の方にとっては、書類選考や面接対策などは何をして良いのか分からないことも多いですが、それらを含めて手厚いフォローを受けることができる点が魅力です。
②:面接対策のための専任の担当者がいる
ハタラクティブ利用のメリットとして、面接対策がしっかりしている点も挙げられます。
平日10時から18時の間で一時間枠で対策を行っており、名刺のもらい方などの基礎的なマナーから、模擬面接の実施など、包括的に面接の練習を行うことができます。
また模擬面接終了後は、専任のアドバイザーからフィードバックを受けることができるため、自身の面接の弱点を客観的に見直すことも可能です。
③:ラインでのやりとりも可能
ハタラクティブを利用するにあたって、担当コンサルタントとコンタクトを取る際に、ラインを利用することが可能です。
初回面談が終わった後、担当者とラインにて連絡を取ることが出来るようになるので、メールを確認する習慣がない方にとっては、スムーズに連絡をとることができ、スピーディーに転職活動を進めることができます。
もちろんメールにてやりとりすることも可能なので、自身が連絡を取り易い方を選択してみましょう!
④:パソコンの貸出サービスもあり
支店にもよりますが、選考時、スマホでは受けられないWebテストがある場合、パソコン環境が無い方へ、PCの貸出サービスを行っています。
昨今、大抵の方は自宅に自身のPCを持っているため、不要なサービスかと思いますが、スマホしかない人にとっては、かなり助かるサービスとなり、他転職エージェントではあまり実施していないため、本項に記載しました。
⑤: レバテックなど他転職サイトともスムーズに連携
ハタラクティブについては、様々な職種の求人を幅広く扱っていますが、エンジニア関連の求人については、やや弱く、数が少ないです。
そのため、転職活動を進めるにあたり、方向性が確定し、エンジニア関連の職種を目指そうと決めた方は、同じレバレジーズ株式会社が運営するレバテックに引き継いでもらうことも可能です。
レバテックはIT・Web業界に特化した求人サービスのため、それらの求人が多く用意されています。より詳細については、以下のエントリーを参考にして下さい!
このように、転職希望者の手を煩わせる事無く、スムーズに引継ぎが出来る体勢が整っている点もハタラクティブ利用の大きなメリットと言えるでしょう!
ハタラクティブ利用のデメリット
メリットの裏には必ずデメリットがあります。本項では、実際にハタラクティブを利用してみてデメリットに感じた事項について説明していきます。
①:大手転職サイトと比較して求人数が少ない
多くの求人をざっと見て、その中からどんどん企業の面接に行きたいと思っている方にとって、ハタラクティブの求人数はやや物足りないものに感じるかも知れません。
そのため、エージェントは基本的に転職活動の簡単な手助けのみで、あとは自力でどんどん求人を見つけ、主体的に転職を進めたいと考えている方は、リクルートなどの大手求人サイトを活用した方が良いです。
②:エンジニアの求人は弱い
前職の経験を生かして、エンジニア関連の職種に転職を希望している方にとっては、ハタラクティブのサービスはややミスマッチであると言えます。
基本的にハタラクティブは文系、理系両方に対応でき、かつ未経験でも取り組み易い職種を扱っているため、もしエンジニアに特化して働きたいのであれば、同じレバレジーズ株式会社が扱っているレバテックキャリアの利用してみましょう!
以下、レバテックの公式サイトなので、合わせて参考にしてみて下さい!
③:ミドル層・マネジメント層の求人に弱い
ハタラクティブは若年層をターゲットにしている転職エージェントのため、30代中盤以降のミドル層や、既に現職でマネジメントをしている管理職の方の転職紹介については弱いです。
そのため、もし本記事を読んでいる方で、30代中盤以降の方であれば、JACリクルートメントなど、他の転職エージェントを活用することをおすすめします。
④:年収交渉能力はやや弱い
内定が決まった後、コンサルタントから企業に対して年収交渉を行いますが、その能力は個人的にはやや低いと感じました。
実際に私の場合も、コンサルタントから年収について、積極的に交渉するような話はなく、あくまでも求人票の額面通りの年収が支給されるとのことでした。
ハタラクティブ自体、「内定までをお手伝いする」という要素が強く、そのため、転職に伴い大きく年収アップを狙っている方にとっては、ややミスマッチなエージェントだと言えます。
規定通りの年収が得られれば十分だと考えている求職者にとっては大きなデメリットにはなりませんが、エージェントにごりごりと年収交渉してもらいたいと考えている方は他の転職サイトを利用した方が良いでしょう。
ハタラクティブのコンサルタントの質
さて、では気になるハタラクティブのコンサルタントの質はどのなのでしょうか。
実際には多くのコンサルタントが在籍しているため、担当者によりその対応は変わってきますが、一つの参考として読んで頂ければ幸いです。
①:丁寧で粘り強い対応
私が利用したハタラクティブのコンサルタントは、対応が非常に丁寧であり、どのような質問に対しても素早く的確に回答してくれました。
特にラインでの問い合わせについてはレスポンスが早く、困ったことがあった場合も適宜コンサルタントからアドバイスをもらうことが出来ました。
他の転職エージェントと比較しても、十分に満足できるほど真摯な対応であったと言えます。
②:転職希望者の軸を大事にしてくれる
これは、私がハタラクティブのコンサルタントと関わって一番強く感じたことの一つです。
無理に早期の転職を促すのではなく、転職活動において「軸」となる「次の職場でやりたいこと」や「自身が強く希望していること」などをしっかりと転職希望者と話し合い、それに沿ったアドバイスをしてくれます。
事務的に転職活動を進めたいと考えている方は少ないと思うので、このようにきちんと相手の志望を鑑みてくれるコンサルタントの特性は素直に嬉しかったです。
③:転職希望者の立場に立ってアドバイスをくれる
私が転職エージェントを利用する際に重視しているポイントの一つとして、「転職しないこと」も選択肢に挙げられるかどうかという点があります。
転職エージェントは求職者が企業への転職を成功させた時、初めてその企業から報奨金を貰うことができます。
そのため、転職を成功させなければ、エージェントはタダ働きになってしまうのですが、それも顧みず、転職希望者の立場に立って「転職しない」という選択肢を提示することは、真にユーザー目線に立ったアドバイスが出来るエージェントだと言えます。
私が実際に利用した際も、ハタラクティブのエージェントはきちんと「転職しない」という選択も考慮にいれるよう推奨してくれました。
ハタラクティブを利用するべき人は?
実際にどのような方がハタラクティブを利用すべきなのでしょうか。本項では、それらについて具体的に説明していきます。
該当する方は、ぜひ一度ハタラクティブの利用を考えてみて下さい!
①:マッチングを重視して転職活動を進めたい方
エージェントと二人三脚で、マッチングを重視した転職活動を進めたい方にとって、ハタラクティブはマッチしたエージェントと言えます。
エージェントが求職者をしっかりと判断し、その希望を上手く抽出して、それにマッチした職場を紹介してくれるため、就職後の定着率も良い点も魅力の一つでしょう。
逆にとにかく多くの求人を見て、どんどん応募していくスタイルの転職活動をしたいかたは、リクルートやDUDAなどの転職エージェントを活用すると良いでしょう!
②:20代のフリーターや既卒、第二新卒の方
ハタラクティブのメインターゲットとなっているのが、20代のフリーターや既卒、第二新卒の方となります。
そのため、それらに該当する方のノウハウや実績はハタラクティブ内でも多く保持されており、転職活動において強いバックアップを得ることができます。
特に未経験職種にチャレンジしたいと思っている若年層や、まだ一度も働いたことがないという方には非常におすすめできるエージェントと言えます。
③:面接が苦手で対策をしたい方
ハタラクティブでは上記したように、非常に質の高い面接対策サービスを提供しているため、面接に不安がある方はぜひ利用を検討してみましょう!
面接は何度も練習するほど上達しますが、第三者が客観的に指摘した方がそのスピードは速まります。
志望者が希望すれば何度でも面接対策を受けることが可能なので、ぜひ上手に活用して、面接通過率アップを目指しましょう!
④:自分がやりたいことを整理したい方
今の職場の仕事に漠然と不安があったり、既卒でアルバイトをしながら、ただ漫然と過ごしている方は、ぜひ一度ハタラクティブの利用を検討してみて下さい。
上記したように、ハタラクティブのエージェントは、希望者が何をやりたいのか、どのような事を欲しているのかを丁寧に分析して、それを軸に転職活動を支えてくれます。
そのため、やりたいことが見つからずに困っている若年層の方ほど、積極的に相談し、コンサルタントとのやりとりを通じて、自身のやりがいを見つけてみましょう!
まずはキャリアの棚卸をするくらいの軽い気持ちでも良いので、初回のヒアリング面談を受けてみましょう!
なぜ、ハタラクティブに悪評が多いのか
ネット上でハタラクティブについて、あまり良い評判をしていない方が散見されましたが、実際に私が利用した際には、コンサルタントの対応は非常に丁寧で十分に満足できるものでした。
本項では、なぜ、そのような悪い評判が多いのかについて説明していきます。
①:学歴や職歴が無い方なども利用するため
ハタラクティブは20代の方をターゲットにした転職エージェントのため、高卒など学歴が乏しい方や、ずっとフリーターで働いており、正社員経験がない方も多く利用しています。
そのような自身に強みが無い方は、やはりどうしても転職市場においては弱く、必然的に応募できる求人が限られてしまいます。
その中でもハタラクティブは多くのノウハウを生かし、その方に合った求人を真摯に見極めてくれますが、それでも学歴や職歴から中々本人にマッチングする企業を紹介することが難しい場合があります。
そのため、「上手く紹介してもらえなかった」と不満のレビューをネット上に書き込む方が一定数あらわれます。
しかし、それは、ハタラクティブのマッチング能力に問題があるわけではなく、そもそも転職希望者が望む企業が、自身の能力に見合ってなかったり、経験やスキルが伴っていない場合がほとんどです。
転職エージェントは、あなたの転職の望みを全て叶えてくれる存在ではありません。
あなたの能力や知識、職歴に沿ってそれに見合う企業を真剣に探し、紹介してくれる専門家です。その前提を大きく履き違えている人が、単純に悪評を垂れ流しているだけです。
②:人は不満を持った時にレビューを書きやすいから
これは他の評判でも言える事ですが、上手く転職が成功した際には、それで安心して、わざわざ高評価のレビューを書き込むことは少ないです。
しかし、不満を持った際には、その鬱憤を晴らすため、悪い評判を書き込むことが多々あります。そのため、基本的に評判は悪い方が大きくネット上に出やすいという特徴を持っています。
ハタラクティブ利用の際に気を付けるべき事は?
ハタラクティブを利用する際に、私が疑問に思ったポイントについて簡単にまとめます。気を付ける箇所を事前に把握したい方は参考にして下さい!
①:面談の際の服装は?
面談の際の服装はハタラクティブ公式ホームページにも記載がありますが、基本的に普段着で問題ないです。
私も初回面談の際には普段着で訪問しましたが、特に支障なくヒアリング面談を進めることが出来ました。
②:面談の際に履歴書は必要となるのか?
初回ヒアリング面談の際は、履歴書や職務経歴書は必須ではないです。たとえ持参しなくても面談の場でエージェントがヒアリングを行ってくれます。
しかし、事前に用意しておけばよりスムーズに面談が進むため、可能であれば用意しておいたほうが良いでしょう。
③:面談時間は1時間ほど
初回面談時間はおおよそ1時間ほどになりますが、これは目安であり、真剣にエージェントと相談したい方であれば、エージェントのその後の予定が埋まっていない場合、継続してお話することが可能です。
しかし、長々と世間話をするのは、両者とも時間の無駄になってしまうため、ある程度何を話すか整理して臨んだほうが、有意義な時間を過ごすことができます。
そのため、漠然とでも良いので、自身の現在の不満点や、転職先の希望などをノートにまとめておくと、話がスムーズに進むでしょう。
まとめ
ここまで読んで頂きありがとうございました。
ハタラクティブについて、様々な点から実際に利用した経験談を踏まえて詳細に記載していきました。
ネット上の悪評から、ややためらいがありましたが、実際に利用してみるとそれは杞憂に過ぎず、とても親切で丁寧な転職エージェントであることが分かりました。
本記事が、転職活動で迷っている方の一助になれば、これ以上嬉しいことはありません。
他、就活関連エントリーはこちら!