今回はリクルーターとして色々な人と面談や会話するに当たって、この人は少し内定は厳しいんじゃないかな・・・。と思う人の特徴を挙げます。
就活生で、中々内定出ない人は下記に当てはまっていないか確認してみると、今後の就活が上手く回るかもしれません。
【2019/01/23 項目追加】
では、順番にいってみましょう!
目次
内定が出ない人の共通点
1. 笑顔、声の大きさが足りない
これはまず第一に挙げられる要素です。少なくとも企業は声が小さく笑顔が少ない社員よりも、ハキハキした笑顔の良い社員を好みます。
面接という特殊な環境化で緊張してしまうのは分かりますが、どんな時でもきちんと笑顔を見せられているでしょうか。
笑顔は初対面の相手を和ませる、何にも代えがたい武器であり、コミュニケーションの基本となります。単純ですが、非常に重要なことです。
面接の序盤は笑顔が出来ていましたが、終盤からはその笑顔がなくなるといった人も少なくないです。
一度鏡の前で笑顔の練習をしてみましょう。
2. 情報収集が足りない
就職活動は、情報収集ゲームであると言っても過言ではないです。狙った企業に対して、どれだけ多くの情報を短期間で集められるかに依って、勝負は決まります。
希望している企業の、サービスや事業内容、今後の目指す形や他ライバル企業についてなど、集められるだけの情報はきちんと収集し、整理しましょう。
面接時に志望している業界や企業の突っ込んだ質問に対して、『良く分かりません。』という回答をしてしまうと、企業は「どうやら、ウチの事良く理解していないようだし、本命ではないのかな・・・。」と判断してしまいます。
3. 学生気分が抜けていない
学生時は大学に授業料を払っていたので、あなたは『お客様』の立場でしたが、就職活動では逆に自分を商品として企業に売り込む形になります。
その為、学生気分のまま『誰かがどうにかしてくれる』と受動的な人はまず就職活動に失敗します。誰かではなくあなた自身が能動的に動く必要があるのです。
疑問があったら、調べましょう。情報が欲しければ、詳しい人を探しましょう。面接の練習がしたければ、友達を使いましょう。OBへコンタクトもとりましょう。それら全てを能動的に行いましょう。
企業についても、受動的に動く人は必要としていません。
特に大企業は受動的に動く人員はもう溢れ返っています。だからこそ会社に新しい風を社内に吹き込む、能動的な新入社員を欲しています。
4. 練習不足・準備不足
自己PRや志望動機、趣味、学生時代に励んだことなど、基本的な質問は必ず暗記しておきましょう。
面接はゲームですので、何度も実施すると必ず慣れます。友達と何度も面接練習を実施し、改善点を指摘してもらいましょう。また、面接練習の為に数社企業を受験するのも有効な手段です。
5. 面接は騙し合いゲームだと理解してない
面接は、あなたが面接官の前で自分を演じるゲームです。
あなた自身の今までの経歴を嘘がない範囲で装飾したり、志望動機を見栄え良く整えたりして、面接用の新たなペルソナを持ち、挑む必要があります。
いうなれば、面接官の前できちんと自分を取り繕う必要があるのですが、これが出来ていない人が非常に多いです。
あなたは商品です。面接官に多種多様の商品の中から、あなたを選別してもらう為、あなたは綺麗で見栄え良く、なおかつ他の商品とは違ったオリジナリティーを持っている必要があります。
面接及びエントリーシート対策については、以下のエントリーを参照下さい。
6. 無駄な行動が多い
時間は限られています。特に就職活動終盤においては、様々な企業からの面接が入り乱れて、スケジュールが非常に逼迫した状態になります。
その為、個々人のスケジューリング能力を問われる場面が頻出します。自身の中で優先順位をしっかりと定め、取捨選択を主体的に行わなければなりません。また、どうしても日程が被さる事を避けれない場合は、企業へ連絡し、面接の日付を変更してもらうなどの交渉が必要になります。
上記調整についても、恐れず行いましょう。あなたが優秀な人材であると示せたならば、企業は容易に面接の日程変更に応じてくれます。
主体的に自身のスケジュールを組み立てる能力は、社会人になってかも必須なので、良い練習の機会だと捉え、チャレンジしてみましょう。
7. 自分を客観視出来ていない
自分を商品として客観的に見る様にしましょう。その為に他者から分析を何度も受け、自分の立ち位置とアピールポイントを正確に把握しましょう。
内定が取れない多くの方は、自身の評価と他者からの評価に大きな乖離があります。その乖離を埋めなければ、いつまでたっても正確に自分の事が把握できず、無駄な労力を費やすことになります。
あなたも自社の製品を良く理解していない営業から、高いお金を払って、商品を買おうとは決して思わないはずです。
8. リクルーターを上手に活用できていない
理系の学生の就活生で、リクルーターがつかないと嘆いていた方がいましたが、本当に大きな勘違いをしています。
リクルーターは母校の生徒を幅広く見るために、企業から赴きます。その為、学生に対して向ける目は、基本的には平等であり、一部の学生を贔屓するような事はありません。
単純に、リクルーターがつかないと考えている方は、積極性が足りないだけです。リクルーターも通常業務があり忙しいので、迷惑になる事は控えた方が良いですが、学生から主体的に行動し、質問しましょう。
リクルーターは対応する学生が多い為、受け身で待っていても、何も起こりません。
内定が出ない方の大きな特徴の一つは、このように主体的かつ積極的に行動出来ていない点が挙げられます。
リクルーター制度の詳細な内容については、以下のエントリーにまとめている為、参考にして頂ければ幸いです。
9. OB・OGを上手に活用できていない
OB・OGを通して、企業の情報をしっかりと収集しているでしょうか。OB・OGは採用企業で実際に働いている貴重な情報源です。
就活を有利に進めるためにも、積極的に活用する必要があります。大学の就職課に問い合わせて、OB・OGの就職先及び連絡先をヒアリングし、コンタクトをとってみても良いですし、以下のようなOB・OGのマッチングサービスもあります。
Facebookを使って簡単に登録でき、自身の母校のOB・OGがどの企業に属しているのか見ることが出来ます。サイト上でコンタクトを取り、電話や、対面であって質問を行う事も可能です。
私もOBとして登録している為、是非活用してみましょう。
内定がでない人がすべきこと!
では、内定が出ない人はどんなことをしたら良いのでしょうか。
以下に詳しく解説していきます!どれも重要な項目なので、必ずチェックしましょう!
①:面接練習をしっかりと行う
基本的な事ですが、面接練習を何度も行いましょう。自己PRや志望動機などはスラスラと言える様にして、また面接官からの基本的な質問事項については、あらかじめ回答を用意しておくのがベターです。
可能であれば、第三者を交えて練習を行い、練習後はフィードバックをもらうようにして下さい。
また、どうしても面接中に緊張してしまう方は、以下のエントリーに面接で緊張しない方法をまとめているため、そちらも合わせて参考にして頂ければ幸いです!
②:本命の前に何社か練習のため面接を受ける
本命の会社の前に、何社か滑り止めを兼ねて面接を受けに行きましょう。
面接は事前の練習も、もちろん重要ですが、やはり本番で場慣れをする必要があります。
何度か他会社を受ければ、面接における独特の雰囲気にも慣れ、受け答えがスムーズにできるようになるはずです。
また、他に内定をもらっている会社があれば、例えそれが本命で無くても、気持ちに余裕ができるため、安心した気持ちで本命の面接に臨めるようになります!
まとめ
上記の件を踏まえて 、逆に内定を獲得出来る人は
- 常に笑顔でハキハキ受け答え出来ている
- 企業、業界研究がしっかりと完了している
- 能動的に動くことが出来ている
- 面接練習をきちんとしている
- 面接時、面接用の自分を演じれている
となります。あなたはいくつ当てはまるでしょうか。今回紹介した事項は非常に基本的なことなので、一つでも当てはまらない項目があった人は要注意です。
就活はただのゲームであり、儀式です。
学生にとって、このような儀式は初めてで違和感や嫌悪感を覚える人も少なくないですが、社会人になれば、このような事は日常茶飯事です。
社会人になる為の第一歩として、投げ出さずしっかり取り組んでみましょう。
もし、質問等ありましたら、コメント頂けると幸いです!
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